1 緊急連載:ユーゴ人道介入の口実「虐殺」デッチ上げ (1999.7.16.連載開始)
要約して説明すると、NATO軍がユーゴ空爆開始の最大のきっかけとした「ラチャク村のアルバニア系住民45人の虐殺事件」の報道が、実は嘘で、欧米が後押しをする「コソボ解放軍」によるNATO軍呼び込みのための「演出」だったという疑問提出の記事である。
ただし、この記事は、日本でも世界でも最大発行部数を誇る『読売新聞』の独自取材の結果ではなくて、パリ支局発、現地の『ル・フィガロ』『ル・モンド』『リベラシオン』各紙の報道の短い要約紹介である。⇒「1) わが介入への逡巡と周辺~」
1) わが介入への逡巡と周辺徘徊の経過
2) 情報収集の基本:「ありとあらゆる手段を尽くす」
3) 野次馬ジャーナリズムがメディアの正統派
4) 情報収集と分析に当たっては「味方」をも疑え
5) 100年前の至言「嘘のニュースは世界を一周」
6) 髪の毛もよだつ偽情報を貪る商業メディア
7) 軍事の経済的土台:石油資本帝国に臆する報道
8) Annex-Bの主任務は自国民対象の「謀略」
9) アルバニアがコソボを合併:米21世紀予測地図
10) 東チモールでもアメリカの本音は石油確保
11)「米ロ覇権争い」カスピ海石油の報道状況
12) カスピ海石油争奪戦の経済誌記事
13) 森はおろか木も見ぬ風評報道の代表:朝日新聞
14) ラチャク村「虐殺」訂正を渋る「沽券」習性
15) 喧嘩両成敗に陥る不精な自称平和主義者
16) ユーゴ侵略vsチェチェン侵略&カスピ海石油パイプライン
17)「角が立つ」恐れて歪む平和論の矯正法
18) 悪魔化謀略を見抜けず反省せず惚け通す厚顔無知
日経:USA Today花形記者がセルビア人の大量虐殺捏造で辞職のNYT原文
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/945.html 2004.1.19
「ユーゴ戦争」(ユーゴ紛争・旧ユーゴスラビア解体):スロベニア紛争(1991.6.27~十日間戦争)/クロアチア紛争(1991~1995)/ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(ボスニア紛争)(1992~1995)/コソボ紛争(1996~1999)/マケドニア紛争(2001)
2 『週刊プレイボーイ』ユーゴ戦争連載
(1999.8.31~11.21/28)
『週刊プレイボーイ』連載《迷走のアメリカ》第4部『ユーゴ空爆』編(取材・文/河井洋一郎氏)
1. 嵌められたミロシェヴィッチ
2. 捏造された民族浄化事件[ラチャク村「虐殺」]
3.『正義のゲリラ』コソボ解放軍の驚くべき正体
4. [麻薬密輸]マフィアに汚されたコソボの大地
5. アメリカが行ってきた悪魔の情報操作
6. ユーゴ高官が告発する《NATO空爆》の大嘘
7. ユーゴ軍司令部高官/怒りのNATO批判
8. KLAと米政界の《闇》の同盟を暴け!
9. KLAから米政界に流れた『黒い金』
10. NATOが犯した『環境破壊』という大罪
11. NATOが撃ち込んだ劣化ウラン弾という悪魔
12. セルビア人ジャーナリストが目撃した『コソボの悪夢』
13. ヨーロッパが狙ったコソボの《眠れる天然資源》
総括編1. クリントンが作り上げた"空爆"の実態
総括編2. 最終回「空爆」は世界に何をもたらしたか
3 Racak(ラチャク)村「虐殺報道」検証(1999.5~9)
2017.5.22「ユーゴ戦争:報道批判特集」から分離
事実関係のポイントを押さえた記事は、実に困ったことに、私の訴訟提起予定の相手の月刊誌、池田大作独裁支配下の『潮』(1999.6)に載っていました。
各記事の内容案内 ➡ Racak(ラチャク)村「虐殺報道」検証
22号:Racak検証(1):ユ-ゴ「民族浄化」の定義と真相(1)
24号:Racak検証(2):農民虐殺デッチ上げでBBC他を戦犯告発
24号:Racak検証(3):何とまた『読売新聞』だけが「演出」疑惑報道
24号:Racak検証(4):朝日は遅れてローマ発米従属記事
25号:Racak検証(5):Racak共同全配信、裁判所規定入手
25号:Racak検証(6):Racak事件発生当初のセルビア内務省声明
25号:Racak検証(7):セルビア内務省声明訳文&訂正
25号:Racak検証(8):最も扇情的だった読売新聞
25号:Racak検証(9):共同通信「ラチャク」村事件の配信状況
26号:Racak検証(10):『ル・モンド』(1999.1.21)
26号:Racak検証(11):『リベラシオン』(1999.1.22)記事
26号:Racak検証(12):『ワシントン・ポスト』(1999.1.28)記事
27号:Racak検証(13):「真偽めぐり論争」KLA制服?
27号:Racak検証(14):ペンは剣より酷い「発表報道」の典型
28号:Racak検証(15):市民を汚染する作為情報
30号:Racak検証(16):ラチャク「虐殺」発表者ウォーカーの正体(前)
30号:Racak検証(17):ラチャク「虐殺」発表者ウォーカーの正体(後)
30号:Racak検証(18):待望の『ル・フィガロ』記事(前)
32号:Racak検証(19):仏疑惑報道を国際行動センターも感知
34号:Racak検証(20):NHKユーゴ「虐殺」録画求む!
35号:Racak検証(21):NHK&東大教授が陥ったKLA売り込み映像の罠
36号:Racak検証(22):待望の紙ゲリラ反撃はワシントン取材
36号:Racak検証(23):NHK「現地ルポ」採用の危うさ
39号:Racak検証(24):先のユーゴ戦争mail&HPに注記
Racak検証(25):嵌められたミロソビッチ(playboy1)
⇒(『週刊プレイボーイ』ユーゴ戦争連載一括リンク)
4 ユーゴ空爆の背景(1999.3~10)
2017.7.25「ユーゴ戦争:報道批判特集」から分離
ユーゴの問題でも、ミロソヴィッチ大統領の「独裁」「民族浄化」などの用語が先行しているが、その実態は見え難い。ユーゴには、ソ連に逆らって「非同盟」の旗を振った歴史がある。国営放送のタンユグは、非同盟と第3世界をつなぐネットワークを提唱していた。それなりに言論の自由がある国だったのである。しかも、さる4.25.集会の岩田報告は、それ以上に驚くべきものだった。
岩田さんは、現地で入手してきた最近の雑誌を示しながら、その驚くべき実態を説明してくれた。反体制派の雑誌には、何と、日本の左翼なら大騒ぎするはずのアメリカの国際謀略放送、Voice of Amerikaの広告が載っていた。反体制派が出した政府批判の本には、ドイツの財団の資金提供にによる出版であることが明記されていた。反体制派は、市場経済を歓迎する都市部のエリートである。⇒「コソボ問題での自主メディアへの過信の危険」全文を読む
各記事の内容案内 ➡ ユーゴ空爆の背景
基本的提言:熟年・非武装・無抵抗・平和部隊
10号:「戦争報道」の政治的位置付け温故知新
16号:「モニカ戦争」コソボ空爆の歴史背景疑惑
17号:好戦報道を疑うための「3題話」
18号:コソボの止まらない非武装平和部隊の提言
18号:セルビアはファッショか否か論争に一言
19号:コソボ問題での自主メディアへの過信の危険
20号:アムネスティ報告に曲訳?!
20号:誤爆報道で消えた「民族浄化」?
21号:BBC-NHKユーゴ特集が立証する民族浄化の嘘
21号:誤爆再論・米軍事評論家も技術に疑念
21号:判定・アメリカ敗れたり!
21号:アルバニア系10万人の不明が殺害?
22号:ユーゴ空爆の基本的構造の考察
22号:コソボ難民支援で税金2億ドル(240億円)の行方?
22号:ユーゴ「戦争」の用語表現を巡る雑談
23号:一方的報道(『ボスニア戦記』)による悪魔化
23号:旧ユーゴ国際戦争犯罪法廷の規則(英文)
23号:国際戦争犯罪法廷に起訴されるべきはNATOだ!
23号:前例・ニュルンベルグ裁判所
23号:コソボ解放軍(KLA)麻薬謀略作戦
23号:米警察ユーゴ反戦デモ不許可・抗議を!
24号:コソボ撤退受諾:騙し討ちを許すな!
25号:勝利宣言うわずり鉄の女vs桶狭間ロシア軍
25号:旧ユーゴ国際裁判所規定
26号:Ramsey Clark国際戦争犯罪法廷の呼び掛け
26号:ユーゴ「虐殺」報道他の裏話
27号:劣化ウラン弾禁止国際キャンペーン発足
27号:ユーゴでも使われた劣化ウラン弾の科学論文
27号:NATOを裁く国際戦争犯罪法廷の調査項目
27号:(英文)NATOを裁く国際戦争犯罪法廷の点検項目
28号:ユーゴ連邦、1100万人「勝利!」の判定
28号:アメリカ議会でユーゴ問題外交極秘メモ暴露
29号:バルカン半島を破滅に導くアメリカの誤算
29号:ユーゴの次にロシア分解で狙うカスピ海底油田
33号:訪米報告(1):ユーゴ戦争で米ユダヤ人社会に亀裂
33号:訪米報告(2):KLA sag(ゴロツキ)か、NATO&G7sagか?
35号:初端からユーゴ戦争は大手デマ宣伝横行
36号:NHKコソボ「お利口」特集のNATO提灯持ちに唖然
37号:ユーゴ発表:ユーゴ戦争の被害と告発
37号:ユーゴ挑発Annex-B国際ザル報道に憮然!
37号:コソボの人口、90%アルバニア系、か?
38号:NHKの嘘、嘘、大嘘、「大本営発表」!
41号:コソボ国際ザル報道の最新驚愕実例
5 1992年の公開情報でコソボの運命は予測できた(2000.1.7)
最新!21世紀アメリカの世界戦略を考える(その1)より
1992年と言えば湾岸戦争の翌年、掲載紙は『ロサンゼルス・タイムズ』(Los angeles Times.1992.8.25)。ヨーロッパの地図の下部、バルカン半島はユーゴスラヴィア連邦共和国の「コソボ州」の真ん中からアルバニアの真ん中まで、マジックペンによるらしい乱暴な手書きの太い矢印が書き加えられている。その右に並んだ手書きの線がさらに真下へ伸びて、そこに四角の白い紙片が貼られている。手書風の細文字で3段。
Kosovo
becomes part
of Albania
(コソボはアルバニアの一部になる)
『戦争報道 メディアの大罪』
ユーゴ内戦でジャーナリストは何をしなかったのか
ピーター・ブロック著、田辺希久子訳、柴宜弘解説(ダイヤモンド社)
【書評・武田徹(恵泉女学園大教授)】(前略)ユーゴ内戦報道に直接立ち会った当事者として報告の迫力が際立つ。あっけなくだまされ、真相が明らかになっても訂正しようとしない同業者への失望、大勢にあらがって事実を伝えると「ホロコースト否定論者」と非難され(後略)http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090510/bks0905100946002-n1.htm(現在不通)
ユーゴ関連:生活と意見 抜粋
2000.10.14
イスラエル軍本格攻撃と同時発生した米駆逐艦爆発に相似形の歴史などなど
ユーゴ関連:亜空間通信 抜粋
958号(2005/02/04)
【NHKに告ぐ:放映番組常時公開せよ!当面は話題沸騰の4回シリーズの3回目ユーゴ問題で提訴する
944号(2005/01/21)
【アメリカの侵略戦争提灯持ちを反戦と勘違いする無知蒙昧不勉強の朝日新聞読者に呆れ果て慨嘆!】
887号(2004/11/10)
【「香田さん遺体誤報処分」共同通信にさらに重大なユーゴ戦争ラチャク村民虐殺米御用報道の実績】
744号(2004/03/08)
【国連ハーグ戦争犯罪法廷の法廷助言者がミロソヴィッチ大統領告発取り下げ勧告】
717号(2003/12/30)
【アメリカ中心覇権横暴に反撃の狼煙か旧ユーゴ国際戦犯法廷ミロシェビッチ被告も議席確保の朗報】
527号(2003/03/20)
【イラク処理は南北油田地帯制圧後ユーゴ方式でドル・円注入「民主化」戦略予測】
473号(2003/01/07)
【米戦犯裁く自称アフガン民衆法廷「偽の友」前田朗教授2重3重の欺瞞の果て唖然】
472号(2003/01/02)
【「アフガン民衆法廷」企画の軌道修正の参考にユーゴ戦争と米情報操謀略を概説】
471号(2003/01/01)
【年越「法匪」米帝謀略典型ユーゴ・リンチがアフガン平和運動に及ぶ迷妄を喝破】
465号(2002/12/23)
【平和運動にも「偽の友」あり必ず朝日が顔出す法則が非暴力平和隊で露呈中警告】
08.07:329号
【ユーゴ大統領ミロソヴィッチ裁判が検察側証人偽証強要拷問買収告白で崩壊か】
ユーゴ関連:『電子手紙集』 より
2001.1.25.(木)
「国連情報誌SUN」がユーゴ戦争の劣化ウラン弾使用の被害で「重金属毒性」報道
2001.4.11.(水)
ユーゴの元大統領ミロソヴィッチ逮捕の絵解き序説に森鴎外著『阿部一族』と電網宝庫旧稿
2001.4.14.(土)
中国機と接触した米軍機に便乗しユーゴの中国大使館爆撃と拙訳『偽イスラエル政治神話』宣伝
2001.6.30.(土)
ユーゴ大使館がラムゼイ・クラークの入国査証発給拒否の国際行動センター電子手紙を全文訳出
2001.7.2.(月)
元ユーゴスラビア大統領ミロシェビッチ移送を非難する国際行動センター緊急記者会見資料