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『亜空間通信』472号(2003/01/02)
【「アフガン民衆法廷」企画の軌道修正の参考にユーゴ戦争と米情報操作謀略を概説】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
私は、2003年の元旦に、年越し宵越し、いささか長文の以下の情報を発信した。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku471.html
『亜空間通信』471号(2003/01/01)
【年越「法匪」米帝謀略典型ユーゴ・リンチがアフガン平和運動に及ぶ迷妄を喝破】
以下、この補足として、ユーゴ戦争と米謀略の総合的な説明を工夫した。
最初に紹介するのは、私自身が「コソボ」戦争当時に発した情報の転載による普及状況である。日付は、以下のごとく、3年半以上前の「1999年07月15日」である。
以下の「アジア国際通信」は、今も電網に存在する。「セルビア、アメリカ、ユーゴ、レイプ」などの電網検索の際、「関連情報」で簡単に出てきた。私がカンプチアPKO出兵当時に知り合った中堅の市民運動情報発信者、神保隆見さんと、現在、PHP研究所発行の『仕組まれた9.11』などで売り出し中、「田中宇の国際ニュース解説」と題する無料電子手紙雑誌発行中の若手、元共同通信記者、田中宇(さかい)さんが、当時、連名で出していた電子手紙雑誌の電網宝庫収録記事である。私は、当時、下記のごとく、彼らと交換で、わが「週刊『憎まれ愚痴』」を無料配布していた。
[以下、引用]
http://jimbo.tanakanews.com/207.htmlアジア国際通信
1999年07月15日号 (No.207)* SCRIBBLE
◆コソボ『虐殺』報道操作のウォーカーの正体
[中略]
NO.207 (99/7/15)> コソボ『虐殺』報道操作のウォーカーの正体
==== SCRIBBLE (NO.207,99/7/15) ===================================◆コソボ『虐殺』報道操作のウォーカーの正体
コソボのラチャク村『虐殺』報道操作のキーパーソン、ウィリアム・ウォーカー全欧安保協力機構(OSCE)コソボ検証団団長にまつわる、「ラチャク『虐殺』発表者ウォーカーの正体」というメールが、
「(http://www.jca.apc.org/~altmedka/)管理人」の木村愛二さんから送られてきた。ニューズ・ウィークなどの戦地特派記者として、「東南アジア(特にベトナム)、中東、中米に派遣された経歴をもち、1967年のテト攻勢の報道で海外記者クラブ賞を受賞するなどの活躍で知られる」ドン・ノース記者の記事が引用されていた。
それによるとウォーカーは、1980年代のレーガン政権当時、「中米3カ国、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドルで米国の支援のもとに行われた軍事作戦で重要な役割を果たした人物の一人」であった。米国は直接・間接に非武装の民間人や敵側捕虜に対する蛮行に深くかかわった。十分な資料で裏づけらた報道は枚挙に暇がない。
一貫して残虐な謀略戦争畑のプロとして歩いてきたウォーカーが、コソボでは一転、「人権」、「人道」の守護者を演じていたのだ。彼のコソボでの役割は明らかで、外交的解決の道を探るのではなく、問答無用の「空爆」に踏み切る道筋をつくることであった。
アメリカにはこの手の人材がうようよいる。[後略]
[引用終わり]
私の文章の全文は今も、以下に入っている。
[以下、引用]
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yugo.html
緊急:ユーゴ問題『憎まれ愚痴』記事一括リンク
(2002.12.30.現在のヒット数は5,318)
[後略]
[引用終わり]
上記の最後の「アジア国際通信」の最後の「アメリカにはこの手の人材がうようよいる」という部分には、少し追加する必要がある。「人材」だけではなく、「組織」もあり、「民間企業」、「広告代理店」までが不気味に「うようよ」なのである。
次は、その商売の最も無惨な実例の暴露で、やはり当時、わが電網宝庫でも転載紹介していた『週刊プレイボーイ』連載記事の一部である。これも、「アメリカ、ユーゴ、セルビア、レイプ」の電網検索で簡単に出てくる。
[以下、引用]
http://homepage2.nifty.com/bet-aramaye/wtc/marco.html
セルビアの demonisation
(↑2018.02現在不通→『ユーゴ戦争:報道批判特集 週刊プレイボーイ連載5』参照)「ユーゴ空爆」時に行われた情報操作の実体です。同時多発テロ事件と直接の関係はありません。しかしその報道を相対化するために有益な実例を提供してくれます。どのような操作によりセルビアが「悪魔化 demonisation 」され、空爆への大衆の心理的抵抗が除去されたのか、その具体的方法をご覧下さい。
『週刊プレイボーイ』
「アメリカが行ってきた悪魔の情報操作」より
取材・文/河合洋一郎 氏
1999 年 10 月 5 日ある日突然、セルビア人は“悪魔”にされた
[中略]集団レイプ事件のあいまいな根拠
ここから話題は、セルビア人のイメージに決定的なダメージを与えたシステマティック・レイプや死の収容所などの実態に移った。ガシックは両方とも情報操作によって作られた虚構に過ぎないと断言する。
システマティック・レイプとは、民族浄化の手段として多数のボスニアのムスリム女性を強姦してセルビア人の子供を生ませようとした事件である。
「システマティック・レイプは、ECその他の国際機関が調査して実際にそれが行なわれたことが証明されたことになっている。が、彼らの調査方法を見れば、まったくのデタラメだったことがわかる。
例えばECの調査委員会の委員長は現地に赴き犠牲者から聞き取り調査を行なったが、その数といえば、たったの4人だ。しかし委員会は『犠牲者2万人』という数字を出してきた。その情報源は敵側であるクロアチアだった」
この調査委員会は、セルビア人によるレイプを調査する権限しか与えられていなかったという。それ以外のレイプを調査する場合、EC諸国すべてから許可を得ねばならなかったというから、彼らが何を意図していたかは明らかだろう。
ガシックは友人とともにECの事務局に電話を入れ、本当にレイプが行なわれた確固たる証拠があるのか訊いてみた。すると、証拠を持っているのはドイツ政府だという答えが戻ってきた。そこでドイツ外務省に電話を入れると、結局、彼らもボスニアとクロアチア政府から入手した情報しか持っていなかったという。セルビアと血みどろの殺し合いをしていた相手から得たものしかレイプを証明する情報は存在しなかった、というわけだ。
ガシックは続ける。
「もちろん、私はセルビア人兵によるレイプがなかったなどと言うつもりはない。戦争では必ずレイプの犠牲者が出るものだ。が、マスコミによって報道されたような計画的なレイプなどなかったのだ。
国連もボスニアのレイプについて調査しているが、彼らがはじき出した犠牲者数は約3千人。それもセルビア人、クロアチア人、ムスリム人全部含めてだ。この数字だけ見てもシステマティック・レイプの虚構がわかるはずだ。
それに子供を生ませるために大量のレイプを行なったというのなら、生まれた子供たちは今どこにいるのか知りたいものだ。誰も私にそういう子供を見せてくれたことがない。
こういう話がある。あるムスリム女性はセルビア人に強姦されたと主張したが、子供が生まれたのは戦争が始まった半年後だった。もちろん未熟児などではない。スイスで出産した女性のケースでは、生まれてきた子供はなんと黒人だった。白人のセルビア人に強姦されたはずなのに、だ。そういう例なら山ほどある」[後略]
[引用終わり]
次は、「あの」怪しげな体制べったり今様「大本営発表」を繰り返す「国営放送」NHKの天下り機関、「NHK出版」発行の単行本に関する「論評」である。
こちらは、当然と言えば当然すぎるほどのことで、「バランス」感覚とかが異常に発達した「サラリーマン」の仕事なのだから、驚くに当たらず、かなりの「薄味」だが、それでも一応、アメリカにはこの手の「広告代理店」が「うようよ」の状況を裏付ける情報としての価値ぐらいは、評価してあげる必要がある。
なお、この単行本、『戦争広告代理店』の直接の情報源、「NHKスペシャル『民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~』の放送日は、以下のごとく、「2000年10月」である。
[以下、引用]
http://www.antaios.net/reading2002.htm
2002年
或る活字中毒症患者の記録このページでは、おもしろかろうが、くだらなかろうが、わたしの読んだ本を順次、批判や独自の偏見的考察付きでご紹介します。
年間50~70冊程度は読みますので、読書好きの方の参考にでもなれば・・・と。
[中略]
10/13 『戦争広告代理店』 高木徹 歴史 ★★★
[中略]副題を『-情報戦争とボスニア紛争-』とする本書は、2000年10月に放送されたNHKスペシャル『民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕~』のディレクターである筆者の書き下ろし。ドキュメンタリーを書き下ろした形の同様の書籍はこれまでにも何冊か出ているが大半はフィルム構成をなぞっただけと思われるものであり、改めて興味を惹くものではないが、本書は50分の放送では描ききれなかった部分を補うという趣旨を感じて手にとってみた。
旧ユーゴ=ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争において一介の米国民間企業であるPR企業が果たしたその役割と影響力、そしてその後に続く≪セルビア悪役論≫を導いた顛末を通して、情報操作の内幕を描き出したもの。内容の方だが、独立宣言をしたばかりの、政治機構の未だ存在しない名ばかりの新興国家ボスニア・ヘルツェゴヴィナの外相シライジッチは激しくなる内戦を尻目に国際社会の支援を求めて92年4月NYに到着する。
だが国連も米国も一向に、そんな新興小国の憂慮には取り合ってもくれない。人道活動家の協力を経て国務長官との面接を果たすもそこで得たものは一抹の同情ぽっちでしかなかった。だがそこでひとつの示唆を受ける。
それは『アメリカ政府を動かしたければ、米国世論を動かせ。世論を味方につけたければ、メディアを動かせ。』。。。だが世界中を回って窮状を訴えても米国はおろか、国際社会は見向きもしなかった。
再びNYへ、そこで彼はPR企業という民間会社を紹介される。国際的機関でもなく、メディアでもない、戦略PR担当企業。。。だがそこからボスニア支援の輪は確実に広がり、≪エスニック・クレンジング=民族浄化≫という言葉と伴に世界中がボスニアの惨劇に耳目を傾け、やがてセルビア人を一方的な悪役に仕立て挙げることになるメディア競争がスタートする。その戦略過程はすさまじい。。。
我々の耳目が如何に簡単にコントロールされ易く、なにが漂泊する世論を動かすのかを教えてくれる。そしてこのように民間の一企業によってメディアが操作され得るという事実を前に、我々は自らの耳目をメディアの垂れ流す情報に晒しつつも、実際に何が起きているのか、真実は何処にあるのかを見極めなければならないのだということを、改めて肝に銘じ続けなければならない。
これは一般市民に対する教訓であるだけではなく、メディアに携わる者に対しての教訓でもあろう。まさしく今この瞬間我々が直面している国際情勢のすべてがそれを要求していることに気付くべきだ。著者の筆致力量はともかくも、より多くの人々に読んで貰えれば。。。[後略]
[引用終わり]
このようなアメリカ「うようよ」状況は、もちろん、古今東西の情報合戦の伝統を継ぐものであるが、最近の爆発的な契機としては、アメリカ「帝国」史上初の「完全な敗戦」、「完敗」、ヴェトナム戦争がある。「負けて悔しい花一文め」とかいう文句の古遊びの歌が日本にあるが、アメリカ帝国は、「負けて悔しい居直り強盗」のような破落戸国家なのである。
以下は、その典型的かつ核心的な情報にかんするわが電網宝庫連載記事である。
[以下、引用]
http://www.jca.apc.org/~altmedka/kujira-04.html
鯨が増え過ぎて生態系を破壊する「反捕鯨」の大嘘
環境保護運動の育成は「新道徳武装」CIA謀略だった!
(その4)緊急の電網捜査による絶好の資料紹介-1.
2000.12.30.入力。一部を「はしがき」で紹介済み。
反捕鯨で「富と名誉」を得る人々
(インテリジェンス 1995年8月号)
掘 武昭
経済人類学者
[中略]
捕鯨禁止の起点はベトナム戦争
1970 年代初め、アメリカはベトナム戦争という泥沼に入り込み、抜きさしならぬ 状況に陥りつつあった。
枯れ葉剤の大量投下と環境への壊滅的影響、反戦運動の盛り上がりと麻薬禍の拡散、 脱走兵の続出等々、反米、反体制、反戦気運を何としても方向転換させる戦略を考え出す必要があった。
その結果、ホワイトハウスに特別戦略諮問機関が設置され、英知を絞った末の作戦として自然保護が全面に打ち出されることとなった。そして、その象徴として鯨に照準が定められたのである。
自然保護に関してカリスマ性に富む多くの理論家、運動家が動員され、それが1972 年のストックホルム国連人間環境会議の開催へとつながっていく。
この会議で、のちに環境保護運動の象徴となる捕鯨のモラトリアム提案が、何の根回しもないままに電撃的に可決される。 以来、日本は鯨を大量に殺戮・消費する悪魔の国として、徹底的に弾劾され魔女狩りの対象になっていく。[後略]
[引用終わり]
以上のような、ユーゴ戦争とアメリカ主導「情報操作」謀略の総合的知識を踏まえて、以下に抜粋紹介するような、わが2003年元旦発『亜空間通信』471号(2003/01/01)を、じっくりと御覧頂きたい。
[以下、引用]
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku471.html
『亜空間通信』471号(2003/01/01)
【年越「法匪」米帝謀略典型ユーゴ・リンチがアフガン平和運動に及ぶ迷妄を喝破】[中略]
さて、肝心要の問題は、以上簡略に紹介した私の「ユーゴ戦争」体験と、今回の通信の表題の内の「法匪」米帝謀略典型ユーゴ・リンチがアフガン平和運動に及ぶ「迷妄」との関係である。
ここでようやくにして、年越し宵越しの「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」開催(2003年12月13日~14日)の重要な問題点を呈示するに順序に漕ぎ着けた。
この「民衆法廷」の「呼びかけ」には、電網上でも、以下の字句が刻み込まれているのである。
[以下、引用]
http://afghan-tribunal.3005.net/yobikake.htm
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷を開こう!
[中略]
昨年9月11日を契機に、世界は大きく変貌しました。その前年、日本から発信した「女性国際戦犯法廷」は、国際社会の注目を集め、多くの国際人・文化人の協力を得て、「戦争と暴力」に終始した20世紀の総括という偉業にむすびつきました。[後略]
[引用終わり]
つまり、この呼び掛けには、冒頭から、「女性国際戦犯法廷」を「偉業」と称え、その継続発展として、「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷を開こう」という主旨が、刻み込まれているのである。
では、どのような意味で、女性国際戦犯法廷」が「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」につながると言うのであろうか。ここが、実に実にゆゆしい問題点の核心なのである。
私は、上記の「昨年9月11日」、すでに一昨年の事件となった911問題に没頭せざるを得なかったので、「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」実行委員会参加の呼び掛けが、昨年、2002年の6月ごろに転送されてきた時、しばらく静観しようと思い、詳しくは調べなかった。その内に、その準備会の「講師」に、旧知の「前田朗」が予定されているとの情報も転送されてきた。しかし、上記のような「女性国際戦犯法廷」との関係については、まったく情報がなかった。
ところが、私が1999年以来、継続して付き合っている「ユーゴネット」の仲間が、この「アフガン民衆法廷」の実行委員会の集会に招かれ、その当日の夜遅く、わが家に電話を掛けてきたのである。電話の主の質問の主旨は、「前田朗」と、会場で参加者全員に配布された「統一の旗」というある党派の機関紙風の新聞につて、「何か知っているか」「何かおかしい」というのであった。
以下、要らざる誤解を避けるために、まずは、「統一の旗」についての私の電網検索結果と私のまとめを私の電子手紙から抜粋して再録する。出典は私自身発の手紙であり、日付も宛先も、それほど重要ではないから、特に示さず省略する。
[以下、引用]
「アフガン民衆法廷」運動の発火点は関西です。実行委員会の事務局の中心になっている団体、現在の名称は「民主主義的社会主義運動」とは、30年前の争議中から知り合っていましたし、カンプチアPKO出兵反対運動の時から各地の講演を頼まれましたが、関西が中心の運動で、関東では神奈川がほんの少し、東京の勢力は少ないのです。
[引用終わり]
問題の性質上、関係者にはすでに知られている細部も、ここで述べる。この現・「民主主義的社会主義運動」(DSM)の源流は、「統一の旗」で電網検索すれば、簡単に出てくる。そこには記されていないが、いわゆる全共闘時代、アメリカがヴェトナム戦争で惨敗した直後の1970年代に、世界中でも学生運動が盛んになり、日本でも全国一斉の「学園紛争」時代、京大の民青から割れた「民主学生同盟」、通称「民学同」である。同じ共産党系の分裂組でも、1960年安保党争当時に発生したいわゆるブント(共産主義者同盟)系とは違って、暴力主義ではない。だから私は、比較的に良い点を付けている。[中略]
「女性国際戦犯法廷」そのものの問題点を要約する。以下は、やはり、電網検索情報である。つまり、現在も公表され続けている情報であり、当事者たちによる「広報」である。[中略]
発端は何か。主催者の組織は、、VAWW-Net、またはVAWW-Net Internationalを名乗るが、これはThe International Violence Against Women in War Networkの略称である。[中略]
細部は省く。結成された日付は、1997年11月3日、場所は日本である。誰が「言い出しっぺ」かと言えば、The prime movers (prime moverを手元の安物英和辞典では「原動力、主導者」などと説明しているが、キリスト教では「創造者」、つまりは「三位一体」のわが主なるぞよ!)の筆頭は、「フランスのイスラム教のの法の下に生きる女性たち」のマリエーム・ヘリエ・ルーカスと発音するのかな、ともかく、当時はユーゴ侵略軍のフランスのイスラム関係組織の代表なり。
次が、日本(アジア)代表の「松井やより」で、その次が、ユーゴ代表のレパ・マジェドヴィッチと発音するのかな、これまた「イスラム系」である。
場所としても、その後の「従軍慰安婦」問題の経過からしても、中心に据えられた日本(アジア)代表の「松井やより」の前後には、イスラム教徒が並んでいたのである。
なぜか。これも事情を知る者には、最初から見え見えの謀略だった。当時、ユーゴ連邦共和国大統領ミロソヴィッチの出身元のセルビアの兵士が、イスラム女性を1万人とか10万人とかレイプしたという話が、世界中を駆け巡っていたのである。ところが、これは真っ赤な嘘だったのである。この件では、単行本もあり、電網検索すると膨大な情報が出てくるが、以下、私自身の文章を抜粋紹介する。いささか「ドギツイ」のだが、「改竄」などと吠えられると、もっと大変なことになるから、議論に必要のない部分以外は、そのまま再録する。
全言語のページからバウネット、アメリカ、ユーゴ、セルビア、レイプを検索しました。[中略]
「裁判官」の筆頭は、
ガブリエル・カーク・マクドナルド 旧ユーゴ国際戦犯法廷前所長(米国)であり、
「主席検事」の筆頭は、
パトリシア・ビサー・セラーズ 旧ユーゴ・ルワンダ国際戦犯法廷ジェンダー犯罪法律顧問(米国)であり、
「法律顧問 」筆頭は、
ロンダ・カプロン 米国・ニューヨーク市立大学大学院教授 だったのである。
何とも完全無欠な「ユーゴ侵略中」の「アメリカ」主導なのである。[後略]
[引用終わり]
以上。