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1998年度後期活動報告


 ユニセフクラブの活動報告です。普段はこんなことやっているので、興味があったら是非遊びにきてください。

(Last Updated:03/02/05)


 

例会

  例会は、ユニセフクラブのこれからの企画や運営について話し合う場です。一昨年から始めた例会後企画も定着しました。毎週金曜日です。
  日時 例会後企画
9月4日 ワークショップ「Gain As Much As Possible」
1チーム4人くらいに分かれて、「できるだけたくさん儲けよう」という目標の達成に向けて、さまざまな駆け引きが行われました。
9月11日 ミニ学習会「NPO法」
今年3月に「特定非営利活動促進法」が成立しました。この法律は何なのか、NPOにとってのメリットやデメリットは何かについてやりました。
9月18日 ミニ学習会「国際刑事裁判所」
強制移住、村村への意図的な放火・破壊、民族浄化、集団レイプ、大量虐殺、拷問…。近年増加してきた民族紛争や内戦というと、必ずこういうニュースが飛び込んできます。しかし、国内の司法制度が崩壊しているからといって、責任あるものを処罰しないでいいのでしょうか。再発防止のためにも、国家の枠を超えて裁く仕組みが必要です。今年7月に採択された、国際刑事裁判所条約について、解説しました。レジュメ
9月25日 ミニ学習会「環境ホルモン」
最近よく耳にするようになった「環境ホルモン」とはなんなのでしょうか。さまざまな研究報告をもとに、解説しました。レジュメ
10月2日 試飲会
ユニカフェで出すビールを選ぶため、世界各地のビール20種類を飲み比べました。単なる飲み会ではないかという噂も…(笑)
10月9日 ユニトピア100号第1回編集委員会
ユニセフクラブで出している月刊誌「ユニトピア」が1999年4月号で100号を迎えるのを祝い、記念号を作ります。
10月16日
10月23日 From the Press
出生前診断について、「日本産婦人科学会が、着床前診断の実施を認めた」という記事と、それに抗議する団体の意見書を読みました。それをもとに話し合いました。
10月30日 ワークショップ「100年後を想像する」
1901年にかかれた「20世紀末を想像する」という新聞記事を読み、21世紀末はどうなっているのか、話し合いました。国境やナショナリズムはどうなっているのでしょうか。よりよい方向に変えていくには、どうしたらいいのでしょうか。
11月7日 ミニ学習会「農産物貿易」
GATTやウルグアイ・ラウンド、WTOとはなんなのでしょうか。そして、農産物貿易の自由化が、私たちや発展途上国の人々に、どのような影響を与えるのでしょうか。このテーマを継続的に調べている人から、わかりやすく解説していただきました。
12月4日 ミニ学習会「社会規範と子ども」
12月11日 ミニ学習会「クレオール」
カリブ海に浮かぶ島々で、黒人と白人がコミュニケーションするために生まれたクレオール語を中心とするクレオール文化について学びました。中心や普遍を拒否する、その文化的な主張はちょっと難解でした(?)。レジュメ
12月18日 ワークショップ「Future Planning」
New membersも多いことだし・・ということで5つほどのテーマについてインタビューをしあうことから始まりました.BOXがわいわいがやがやと楽しい騒音(?)に包まれた和やかなひとときでした.ワークショップは「ユニセフクラブでやってみたいこと」を中心にグループで好き勝手な計画を立てて発表しました.おもしろいものが多数でて良かったのでは?と思います.

忘年会 at ちくわ
もちろん最後は忘年会。しかし、今年は酒の消費量が少なかったという説も・・・ BOXでの2次会の最中には、どさくさに紛れてワークショップでやる予定だった「いいとこ探し」まで行われたとか。

ワークショップ「いいとこ探し」

1月8日 ミニ学習会「ヒトのクローンは許されるか」
クローン人間は許されるかを巡って議論しました。
1月22日 ミニ学習会「日本の家族」
日本における夫婦・家族のあり方の現状について、一通りの説明の後その中にあった「女性にとっての理想の男性像=ヤギ男」が話題に。
1月29日 From the Press「核抑止論について」
核抑止力は果たして存在するのかを巡って議論をするはず・・・でしたが、核抑止力の意味するところが単に「双方が核兵器を保有することでお互い核兵器が使えなくなってしまう」ぐらいのことなのか、「通常兵器を使った戦争をも防ぐ効果がある」ということなのかがはっきりせず、そこが一番の話題になりました。
2月5日 ミニ学習会「シンポジウム『どうなってるねん!少年法改正』に参加して」
シンポジウムに参加してきたメンバーが、何かと話題の少年法改正について、その内容・必要性・意義・問題点などを熱く語りました。
2月12日 ミニ学習会「エイズを巡る世界の状況」
大問題なのは分かるけど・・日本にいる私たちにとっては今ひとつ現実味のない問題なのではないでしょうか。今世界中で、特に途上国で一体どのくらいの人がどのような経路で感染していてその対策はどのようになされているのか、その状況がよく分かりました。と同時に、いろいろな要素を含んだ問題だなぁと改めて感じました。レジュメ
2月19日 追い出しコンパ at ちくわ
ちくわにて何と26名参加のもと盛大に行われました。今年追い出される人たちは、竹中孝二さん、山田暁子さん、下向智子さん、衣斐友美さん、渡辺啓太郎さん、そして島谷繭子さんですが、島谷さんはケニヤ滞在中のため残念ながら出席できず、4人を送り出す(追い出す)会となりました。久しぶりに顔を合わせる人同士、初めてあったもの同士、はたまたいつもの見慣れた顔同士・・・といろいろだったようですが、楽しく、そしてちょっぴり寂しい夜でした。
2月26日
3月26日 韓国と日本の教科書内容比較
「真実を述べていない」と批判されがちだった日本の歴史教科書ですが,最近になって従軍慰安婦問題,南京大虐殺などがはっきりと取り上げられるようになるなど日本の犯した罪を正しく認識しようとする動きが顕著です.しかしそれは果たして日本国民にとっていいことなのでしょうか?一方的に日本のマイナス面を強調することで日本人としての誇りを失わせる結果にはならないでしょうか?かなりの反日教科書である韓国の歴史教科書との比較を通して考えてみました.

 

 

国際保健読書会

  今回の読書会は、なんと英語の文献です。タイトルは、"Questioning the Solution: The Politics of Primary Health Care and Child Survival"、現在の途上国の開発における保健政策のあり方を批判している本です。途上国の子どもの生存と健康は、どのようにすれば達成されるのでしょうか。(追記:この本の邦訳が新評論社から出てしまいました。『いのち・開発・NGO』というタイトルです。)(前期から継続)
  日時 読んだ本
1998年7月6日〜
1999年2月6日
(全6回)
David Werner and David Sanders, Questioning the Solution: The Politics of Primary Health Care and Child Survival

 

 

開発読書会

  開発って何だろう、という素朴な問題を考えるための読書会です。とりあえずみんなで共通の本を読んでいます。
  日時 読んだ本
2月9日〜
2月24日
(全3回)
川田順造編『いま、なぜ「開発と文化」なのか』岩波書店

 

 

11月祭

  名実共に、1年間のメインイベントたるNF。今年は研究発表とUnicafeの2本立てで行いました。
  企画名 企画内容
NF前合宿 今年は、研究発表のメンバー間のシェアリングと景気づけをかねて、11月祭前に合宿を行いました。
Unicafe XII 今年も京都大学11月祭(NF)において、民族料理店ユニカフェを出店しました。なんと今年で11年目になります。おかげさまで大盛況でした。収益金は来年のユニセフクラブの活動費に充てられます。
研究発表 「こころの国境線〜ニューカマーと私」

「燃えるゴミ問題」

 

 

災害・募金報告

  世界各地で起きている災害に関する情報と、それへのユニセフクラブの対応をまとめました。ユニセフクラブは、重要と思われる災害について古本市の収益金から募金を行っています。
  発生日時 内容
6月から 中国大水害
7月17日 パプア・ニューギニアの地震津波

 

 

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