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例会
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例会は、ユニセフクラブのこれからの企画や運営について話し合う場です。一昨年から始めた例会後企画も定着しました。毎週金曜日です。 |
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日時 |
例会後企画 |
4月2日 |
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4月9日 |
ミニ学習会「海外養子縁組〜The Gray Market in Third
World Children〜」
「南」の国々から「北」の国々へ幼児が売られてゆくという形での海外養子縁組が存在します。なぜこのようなことが起こるのか、理由はさまざまです。途上国の貧困、アメリカやヨーロッパでの正規養子縁組にともなう煩雑な手続き、それを橋渡しするブローカーの存在・・中には産院で子どもが盗まれるといった暴力的な事態まであると知って驚きました。さて、このような事態を私たちはどう受け止めていったらよいのでしょうか?そもそも養子縁組というのは子どもにとって幸せなのでしょうか?それが国境を越えた場合はどうなのでしょうか? |
4月16日 |
ミニ学習会・ディスカッション「ODA」
学習会はまずODAって何だ?一体今どうなっているんだ?というあたりを知ることから始めよう、ということで「ODA基礎論」からスタート。「基礎論」という名前通り、授業っぽくておもしろかったです。そのあと「政府側」と「ODA批判者側」の2グループに分かれてディスカッション。"ODAへの疑問"と題した質問をネタにして議論をしました。内容は「ODAは国益追求の手段であってもいいのか?」「なぜ日本のODAは依然としてLLDC(後発開発途上国)よりもアジアの中所得国に偏って配分されているのか?」などです。活発な議論が繰り広げられました。 |
4月23日 |
ワークショップ「パパラギ」
パパラギ・何のことでしょう?知りたい方は本文報告をご参照ください、ではなくて・・・。あるサモアの酋長が80年以上も前に白人の文明について語った演説を収録した本、それが『パパラギ』です。これを題材にしてのワークショップを行いました。「白人は時間を切り刻んでいる?」「職業なんてない方が幸せ?」日頃の価値観がすっかり揺らいでしまう心地よい(?)ひとときだったように思います。 |
5月7日 |
From the Press「ニッポンをほめよう」
自分の国、日本を滑稽に描いた風刺画からも分かるように何となく自らを卑下することの多い日本人。最近「ニッポンをほめよう」という新聞広告がでっかく載っていたが、そういえばニッポンをほめることってあまりないような気が・・ということでニッポンをほめてみようということになったのがこの日の例会後企画。が、肝心の「ニッポンのいいところ」はなかなか挙がってこずに「ナショナリズムってなんだろう?」「一般的に日本人はどんなイメージでとらえられているのか」などという少しそれた話題に終始してしまったようです。そう聞くとやっぱりほめてあげたくなってしまいますね。 |
5月14日 |
From the Press「たばこは文化か健康問題か?」
「たばこは一種の文化なので規制はある種の暴力性をはらんでいる。」「いや、人体に及ぼす危険が分かっていながら放置することは行政の怠慢だ。個室以外は全面禁止にすべき。」たばこの規制をめぐるこのような話題を紹介した新聞記事を題材に議論を展開。
まずたばこに対する法的規制の是非から話し合いました。規制ばかりの世の中では息苦しくなるという規制反対派がいる一方で、たばこを吸う人が多数派のところや相手が年長者の場合などでは嫌煙権があると分かっていても言えないことが多いので規制が必要という賛成派もいました。また、「公共の場」ならOKというときの「公共の場」の定義とは何かということも話題に上りました。3号BOXは?J地下通路は? |
5月21日 |
プレ新歓コンパ
石川(雄)さんアイルランド行きのお見送り会をかねて行われたプレ新歓コンパ。1回生8名の参加があり、新鮮な気分の飲み会でした。1回生の皆さんようこそ!石川さん、お元気で!ユニカフェには帰ってきてね。 |
5月28日 |
NGO訪問のためのNGO紹介
NGO訪問の季節です。PHD協会、APT、国際子ども権利センター‥「名前も聞いたことがない!」という1回生のために、そして「よく耳にはするけどあらためて考えてみたら何をしているところなのかあまり知らない」という人のために、訪問しようとしているNGOを簡単に皆に紹介してもらいました。少しはイメージが湧いてきたでしょうか?さぁ、あとは直接話を聞きに行くだけです! |
6月4日 |
新歓コンパ
先のコンパからたった2週間後なのにも関わらず、またもやたくさんの人が集まってくれて楽しいコンパになりました。この季節に鍋?というつっこみもありましたが、いつもと気分が変わってよかったです。それにしても1回生と上回生の比率が1:1というのも誠にめずらしいのでは・・。2次会は蛍を見に哲学の道まで行ってきました。そろそろ夏ですね。 |
6月11日 |
ディスカッション「環境問題をめぐり想定される世代間・南北間の対立」
環境問題には世代間・南北間の不公平という側面があります。それをどのように考えていけばいいのかを5つのグループに分かれて話し合いました。大きすぎる問題ということもあり戸惑いも見られましたが、その分自由(好き勝手?)な話し合いの時間に。全体的に世代間格差については市民レベルからの意識改革が必要という意見が多数を占め、南北間格差については途上国にこのままの状態で環境への配慮だけを求めるのは傲慢であり何らかの援助が必要だといった意見が多数を占めました。 |
6月18日 |
ミニ学習会「児童労働」
主にインドでの児童労働をテーマにしたミニ学習会+ロールプレイのはずでしたが創立記念日で休校のため極端に参加者が少なく、
おまけに時間も足りなかったので簡略化バージョンの学習会となりました。本番は7/9ということで報告はそれまでお待ち下さい。 |
6月25日 |
ミニ学習会「在住外国人医療について」
外国人が医療を受けようとする時に直面する3つのカベって何でしょう?この日は多文化共生センターきょうと医療保健プロジェクト担当の松岡さん(京大医4)をお招きしてのミニ学習会でした。まずは「在住外国人って?」という基礎的なお話、次いで在住外国人医療の現状・問題点に関するお話がありました。外国人が医療を受けようとする際には、ことばのカベ、制度のカベ、そして習慣の違いなどからくるこころのカベと3つのかべがあるそうです。そして最後にそれらに対する多文化きょうとの取り組みをお話して下さいました。実際に問題に取り組んでおられる方のお話だったので新鮮な学習会になったのではないでしょうか?それにしても京都でこの問題に取り組んでいる団体が多文化きょうとだけというのには驚きました。 |
7月2日 |
ワークショップ「ランキング」
もしあなたがODAのプロジェクトを決定する立場にいたら・・という設定で9つ(援助しないという選択肢もあるので正確には8つ)のプロジェクトを提示され、プロジェクトを行う優先順位を決めていきました。エリートのための大学と識字率と高めるための小学校はどちらがより必要か、リゾート開発をすることは現地の住民にプラスの効果をもたらすのか、など途中いろいろな議論が見られました。しかし面白いことに、というべきかやはり、というべきか、2つのグループに分かれて作業をしたのにもかかわらず似たようなランキング結果となりました。大学生で、しかもユニセフクラブにやってくる人、となればある一定の傾向を示すのも無理はないかもしれません。しかし現実の世の中ではひとつの問題も様々な立場から見る人がいます。立場が違えば見えるものも違います。ランキング作業の後、「3」とも「m」とも「山」ともつかない一つの絵を皆で囲んで見たところ、皆様々違うものを連想していました。座る位置が違うだけでこんなに違うのです。「立場が違えば・・」ということを少なからず実感したひとときでした。 |
7月9日 |
学習会+ロールプレイ「児童労働」って何だろう?
「働く子ども」って聞いたことはあるけど・・.この日の学習会では「児童労働」についていろいろな角度から考えてみました.どんな仕事してるの?どのくらいの人数が働いているの?どうして子どもが働くことになるの?児童労働をなくすための取り組みは?そもそも児童労働は根絶すべきものなのだろうか?問題はそんなに単純ではありません.そのことは,最後に行ったロールプレイで更に実感として迫ってきました.「最悪な形態の児童労働」に関する条約をめぐってのロールプレイ.インドの子ども,雇用者,インド労働省の高官,先進国労働省高官,日本のNGOの会員.それぞれに“なったつもり”の参加者が上の条約について意見を戦わせました.案外強かったのがインド政府と雇用者で・・この問題に関して日本の私たちには一体何が言えるのでしょうか.どんな方法で関わることができるのでしょうか? |