石川 雄久
今年のユニカフェのテーマは「客との交流」であった。この観点から今年のユニカフェの反省をしたい。
ユニカフェはユニセフクラブの年間活動のなかで数少ない(唯一?)の外部と接触できる機会である。つまり、ユニセフクラブの活動やメンバーの問題意識を広く伝える絶好の機会でもある。そして外部の人にそれを見てもらうことによって自分たちを再認識できるまたとない機会でもある。
このテーマを実現させるためには接客・料理に追われるだけのユニカフェにならないよう、ゆとりあるものを目指した。それが7/10の例会で提案した改良案であった。それは(1)メニューを減らす (2)日程を短縮させるなどであったが、どれも例会で否決され、挫折。もう一つ客との交流を容易にするために(3)カウンター席の設置は認められたが、これは私の準備不足のために実現することができなかった。そして客との会話を自発的に働きかけることができるよう(4)事前学習会を計画し、これはNF一週間前にNF前合宿を行い、研究テーマのシェアリングの機会をもつことができたが、どうも、研究発表のパンフレットの文章チェックに終始してしまい、本来の目的であったシェアリングにはほど遠かった感が否めない。
NF期間中のミーティングでも何度も指摘されたことであったが、ホールで接客する人に自分から客に話しかけるということを徹底させられなかったために、全く客との会話をもつことができなかった。少なくても、客にパンフレットを手渡すということくらいは徹底するべきであった。入り口にパンフッレットを平積みにしておくだけでは誰も読んでくれないということをもっと意識するべきであっただろう。また、例年置いておいた落書き帳(感想を書くノート)を設置しなかったために客からの反応が全く得られなかった。落書き帳に厳しい非難を書かれると(料理がまずいなど)、メンバーのやる気が失せるということもあるが、そのような反応も真摯に受け止め、客からの反応をちゃんと知っておくことが重要なのであろう。
今年のユニカフェはマスターであった私の無力のために、準備が全然進まなかったり、いまいち何のためにやっているのかが分からなかったり、一部の人ばかり働かせてしまい、負担をかけてしまったりして、申し訳ございませんでした。でも、大きな問題も起こさず、ユニカフェを終わらすことができて、皆さんに本当感謝しています。また、ユニカフェに来店いただいたOB・OGの方々や様々な方々にもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。