【経過1997年9月〜】
2学期(1997年度)
9月5日○県教委から回答がある。
PTAと管理職、管理指導班の3者協議会が発足する。
9月6日○常任理事会及び理事会が開催される。
9月11日○この日の職員会議で、「生徒主催の新しい形の卒業を祝う会を行う」と
いう卒業準備委員会の原案を受け、卒業式を行わないことを採択する。
9月13日○所高祭(9/13・9/14)において、生徒会がビラを配布する。
所高祭ビラ(1/2)「所高の歴史 1969〜1997」
所高祭ビラ(2/2)「『日の丸』『君が代』をちょっと考えてみよう!」
○常任理事会だより第9号を発行する。
9月 日○卒業準備委員会が会報「ガッツで卒業No4」を発行し、
「アンケート結果報告!」を掲載する。
9月19日○1回目の3者協議会(PTA、管理職、管理指導班)を開催するも、
話し合いのルール決めに終始し、実質的な話し合いは出来ず。
常任理事会だより第10号に、この
協議について掲載される。
9月25日○「所高生の自由と教育を考える委員会」主催で、林量俶教授(埼玉
大学教育学部)を講師に招き、「親の教育権とPTAの役割」につ
いて学習会を開催する。
10月9日○この日の職員会議で、生徒主催の「卒業を祝う会」(仮)が承認され、
あわせて総務の構成と仕事内容が承認される。
10月18日○「所高生の自由と教育を考える委員会」主催で、荒牧重人教授(山梨
学院大学法学部)を講師に招き、「子どもの権利条約」について
学習会を開催する。
10月23日○この日の職員会議で、「(1)入学式を行わないこと、(2)生徒主催で教員が
参画した『入学を祝う会』(仮)を行うこと」が決定される。
10月31日○常任理事会だより第11号を発行する。
11月1日○PTA資料「学校教育における親の役割と私たちの取り組み」を
発行する。
○3年保護者会で「卒業記念祭」の説明会、
3年保護者より校長宛てに「要望書」を提出する。
11月6日○四者会議が会報「四者だよりNo.1」を発行し、「どうして今までの
卒業式ではだめなの?」というタイトルで経過を報告する。
11月7日○PTA理事会が開催される。
11月11日○生徒総会において「卒業記念祭」「入学を祝う会」を可決する。
この「卒業記念祭」「入学を祝う会」を職員会議は承認する。
○4者会議(卒準委・門出委・HR委・生徒会本部)のプログラム
案検討が始まる。
11月13日○「PTA要請文に対する県教委の回答」に関して、PTAが県教委に
質問及び提案をする。
○常任理事会だより第12号を発行する。
11月15日○1年、2年保護者会で「卒業記念祭」の説明会を開催する。
3年保護者会の「要望書」について、1年、2年保護者会が支持を
確認する。
11月17日○3者協議会(PTA、管理職、管理指導班)を開催する。
○「PTA要請文に対する県教委の回答」に関して、PTAが県教委に
意見表明をする。
11月18日○第3回四者会議を開催する。
11月19日○この日の職員会議で、11日の生徒総会での決定事項について報告・承認が
なされようとしたところ、校長は「(生徒総会決定事項を職員会議として
承認したが)校長としては保留したい」と発言する。
11月25日○2学年正副部長ほか3名が校長に要望書を提出する。
11月28日○PTAが県教委に、再度11月17日と同一の意見表明をする。
11月29日○PTA主催で、「所沢高校100周年記念・プレイベント」を
開催する。参加者約370名。
パネラー:海老原夕美(日弁連、子どもの権利委員会前副委員長)、
金子美登(自然と共生の有機農法先駆者)、杉浦光子(教育医療福祉
フリーライター)、山住正己(東京都立大学総長、教育学者)
12月1日○HRで「卒業記念祭のプログラム」について話し合う。
12月 ○職員会議は、総務より提案された4者会議の「卒業記念祭」プロ
グラム案を可決する。
12月5日○常任理事会だより第13号を発行する。
12月19日○職員会議より「卒業記念祭についてのお知らせ」を発行する。
12月24日○校長が終業式の挨拶で突然「卒業式を1部、卒業記念祭を2部として
行う。卒業式では卒業証書授与、国旗・国歌を行いたい」と発言する。
12月25日○校長が「卒業式実施の案内」ハガキ(25日付)を3年全家庭に発送
する。内容は「法令等に則り卒業式を行うよう指導している」
「卒業式が1部、記念祭は2部」。
12月28日○常任理事会を開催する。
12月30日○校長が発送した葉書(卒業式実施の案内)に対して、生徒、教職員、そして
PTAがどのように取り組んでいるかの説明・資料を、PTAが三年保護
者へ発送する。
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