所沢高校 Non-Official 資料71106a

四者だより
発行・四者会議発行日　1997年11月6日(水)
四者だより
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　No.1　11/6発行

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発行：四者会議
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どうして今までの卒業式ではだめなの？

きっかけ　　入学式の混乱に「卒業式はどうなるの？」と不安を感じた
　　　　　　卒業準備委員会が校長の所へ行った。

　　　　　┌─────┐
７／１６　│校長の発言│「卒業式では日の丸、君が代を行う。
　　　　　└─────┘　今まで通りの式(※１)は出来ない。」
　　　　　┌─────┐
　　┌──│生　徒　側│「今まで通り行いたい。」
　　│　　└─────┘
　　│　　　　　　　　　(※１)今までは卒業式、入学式で日の君は行って
　　│　　　　　　　　　　　　いなかった。形態としては、卒業証書授与
　　│　　　　　　　　　　　　式を行い、その後門出式を行っていた。
　　│　　┌───────────────────┐
　　└─→│この考え方の違いによって生じてくる問題│
　　　　　└───────────────────┘
　　　　┌(1) 話し合いの決着がつかぬまま管理職が式を強行してしまう。
┌───│　　＝つまり入学式の大混乱が再びくり返されるおそれ大
│そ　　└(2) たとえ、生徒ががんばって例年通りの式を行ったとしても、
│こ　　　　　来年（入学式を含め）以降うまくいくとはかぎらない。
│で　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（また１から話し合わなきゃ！）
↓
(1)(2)の対策として　①式という形をとらない。

　　　　　　　　　　　　　　　　┌─（だから名前を変える）
┌────┐　　　　　　　　　　↓
│なぜなら│☆学習指導要領に卒業式など、つまり儀式的行事では、日の君を
└────┘　行うよう指導する。とある。この文章を理由に、校長先生は
　　　　　　　「日の君」を行うとおっしゃっていたからです。だから、その式を
やらないのなら、「日の丸君が代」の事で校長先生ともめるという事もないでしょ
う。また、新しい形のこの卒業記念祭は儀式的行事にあてはまらないので、学習指
導要領に従う必要もないのです。　→　制限をうけない！
　　　　　　　　　　　　　　　　　（このままじゃ今までの式すらできないョ）

対策その②生徒主催にする。　←──（今までは学校が卒業生を送ってきましたが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回は生徒が送る立場になるのです。）
┌────┐
│なぜなら│管理職は先生を指導。つまり、生徒が行う事に対してあまり干渉
└────┘できない。　←　（校長の権力を行使できる相手は教師だから）

★結局、「卒業式を行わない。」ということになったきっかけは、
　　　　卒業式を混乱させたくない、３年生を温かく送りたい
　　　　という考えなのです。

┌　卒業記念祭まで残された時間はあとわずか。その短い時間の間に新しい形態を
│　完成させなくてはならない。
│　┌─────────────────┐
└→│だから、四者会議が生まれたのです。│
　　└─────────────────┘

仕事内容　卒業記念祭の内容の原案を作る。
　　　　〇プログラムの内容や呼名、卒業証書の授与のやり方など具体的内容を、
　　　　　卒準、門実、本部などでそれぞれ話し合った上で四者会議におろす。

　（原案について話し合う）
　　　│　　　　　（原案を作る）
　　　│　　　　　　　│　　　　（討議する）
　①　↓　　　　　②　↓　　　　③　↓　　　　④
┌─────┐　┌────┐　┌────┐　┌────┐
│本部・門実│→│四者会議│→│職員会議│→│各クラス│
│卒準(HR委)│　└────┘　│HR委員会│　└────┘
└─────┘　　　　　　　　└────┘

★ちなみに、職員側でも、この卒業記念祭に対する対策委員会＝総務会を作り、
　いっしょに四者会議で話し合いを行っています。

　話し合いの詳しい内容は、原案が固まりしだいクラスの方へおろすことに
　なっています。

　今回は時間の関係もあり、１、２年生の意見を取り入れる場がほとんど
　ありませんでした。この事は今後改善してゆかなければならない点だと
　思っています。

《最後に》
卒業式や入学式は学校行事の中のメインとも言えるくらい大切なものです。その思
い出は一生残ることだし、所高での入学と卒業は二度と体験できない事だからです。
そんな大切な行事を生徒で作ってゆくというのは、とても大変な事・・・。失敗は
許されません。今回、失敗をしてしまえば、「やっぱり生徒なんかにまかせられな
い。」という事になるだろうし、もちろん昨年までの形にもどるという事もないで
しょう。だから、この“卒業記念祭”はぜったいに成功させる必要があるのです。

そのためには、生徒全員でこの問題を考えてゆく必要があります。３年生の満足の
いくような“記念祭”にする為には、１、２年生の「３年生に喜んでもらいたい。」
と思う気持ちと、「成功させよう！」という意志が必要なのです。

───卒業記念祭は、生徒全員の協力なくして成功はしません。

今の時点で、卒業記念祭がどうなるのかというはっきりした形が不明確だから、自
分達がつくる…という気持ちが少ないかもしれないけれど、今後その内容が具体化
してくれば、１人１人が記念祭の制作にかかわってくるバズ！

四者の目標　→　温かくて手作りな感じの記念祭にする。
　　　　　　　　　│
　　　　　　　　　└──→３年生を温かく送り出そう！

四者会議について、ご意見・ご要望がありましたら、どんどん書いて
各クラスのＨＲ委に渡して下さい。
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