三年保護者の皆様へ
1997年12月30日(月)
三年保護者の皆様へ
1997年12月30日
埼玉県立所沢高等学校PTA会長 沼尾 孝平
12月27日、内田校長個人より三年保護者宅へ突然の葉書(資料1)が届けられ
ました。28日に緊急会議を開き、今後の対応について話しあいました。
私たちPTAは、入学以来、入学式と同じ過ちを繰り返さないよう校長先生にお願
いし「生徒との十分な話し合いと教育的な対応」をしてくださいとお願いしてきまし
た。しかし、今回校長先生ご自身が生徒との見解の相違を埋めず、合意点を見出せな
いまま父母に協力要請をしていることを見ますと、この間の私たちPTAの願いを無
視するものと言わざるを得ません。
また、葉書の具体的な問題点について以下のように説明させていただきます。
・ 卒業認定については、卒業の条件を満たしているかどうかを規則に則って職員会
議で認定するものです。学校長独自に行われるものではありません。
・ 卒業証書については、卒業記念祭予行の日の3月7日に校長がクラス代表に手渡
すことになっています。そして9日記念祭の後、クラス担任より卒業生全員に渡す
こととなっています。(資料3)
・ 生徒たちは、夏休み前後から検討を重ねて、入学式の混乱を再び起こさないため
に卒業式に代わるものとして卒業記念祭の形態をとり計画を進めてきました。(資
料2)先生たちも、生徒の取り組みを後方から支えてくださっていることは、12
月19日付けの文書より明らかです。(資料3)生徒たちは一部、二部という形態
は考えていません。
この間の生徒、教職員、そしてPTA(資料4)の取り組みのわかる資料を同封さ
せていただきます。今後ともPTAの姿勢・活動に、ご理解、ご協力をお願いいたし
ます。
この件についてのお問い合わせは、○○(0429-xx-xxxx)、○○(0429-xx-xxxx)
までお願いいたします。
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初冬の候、保護者の皆様にはご健勝のことと存じます。
さて、本年も残すところ僅かとなり、三年生にとりましては高校生活に別れを告げ
る日も近づいてまいりました。
現在学校では、「卒業記念祭」の計画が進められておりますが、これは、校長から
の卒業認定や卒業証書の授与がなく、単なる「生徒会活動」の一つと考えられます。
そこで、校長といたしましては、三年生の卒業を心から祝福するため、第一部とし
て厳粛で清心な卒業式を法令等に則って実施し、第二部として、「卒業紀念祭」を実
施するよう指導しております。保護者の皆様には、なにとぞ事情ご理解のうえ、学校
生活の意義ある節目としての卒業式が円滑に実施できますようご協力お願い申し上げ
ます。
平成九年十二月二十五日
埼玉県立所択高等学校長 内田達雄
(Web管理者記)--------------------------------------------------------
本文中の(資料1)は、“〜”線以下の文です。
(資料2)(資料3)(資料4)については入手資料にはありませんでした。
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