イラク爆撃報道批判 空爆現地体験 UNSCOMスパイ疑惑 他
今回のアメリカ・イギリスの攻撃の全経過報告
イラクから 緊急報告 1998
1998.12 米英両軍による空爆現地体験報告
1998.12.16~12.22 (Sheraton Hotel 912号室)
アラブの子どもとなかよくする会・代表
伊藤政子(東京都三鷹市)
空爆現地体験 緊急報告:分割掲載目次
Web編集者:木村愛二による紹介
伊藤政子と知り合ってから早くも8年になります。旧友といってもいいでしょう。武蔵野市に住む私は、湾岸戦争への戦費支出を違憲とする平和訴訟やカンプチアPKO反対運動の中で、すぐ隣の三鷹市の彼女を知りました。ある集会で彼女は、イラクへの救援運動の経験を報告しながら、泣き出してしまって涙が止まりませんでした。彼女はバグダッドの病院で、ミルクも薬もないままに痩せ細った瀕死の子供たちを、何人も見てきたのです。彼女が写してきたカラー写真は、正視するのが辛いものでした。
彼女には娘と息子がいます。母親であると同時に元保母でもある彼女は、湾岸戦争のテレヴィ放送を見た時から、泣けて泣けて仕方なかったのです。最後には、イラクへの救援活動に参加して、生き残った子供たちを助けようと決意しました。その後、ミルクや医薬品をカンパで求めて運ぶこと、すでに15回になります。これは半端な数ではありません。そこで今回は、昨年末の空爆を経験したのです。
彼女は拙著『湾岸報道に偽りあり』や、ヴィデオ『誰が水鳥を殺したのか』を広めてくれました。お陰で全国に共通の友人ができました。今度の彼女の報告を英訳するに際して最大の翻訳料カンパに応じてくれた新潟の小池一彦さんも、その一人です。
私は今、この伊藤政子報告を英語で世界中に広めて、アメリカとイギリスだけによる国際法違反の空爆によって、いかに多くのイラクの民間人が殺傷されたかについてのイラク側の発表を裏づける第3者の証言にしたいと願っています。また新たに、あの無慈悲な「砂漠の狐」作戦に対抗して、全世界規模の平和で暖かい「ミルク・カンパ台風」作戦を提案します。
英訳は、下記のホームページに入れてありますが、そこから取り出すのが難しい方は、E-mailで申し込まれれば、こちらからE-mailで送ります。全世界に広めるルートは、すでにいくつか決定していますが、たとえ重複しても、多くの仲間の協力が得られることに意義があると考えています。
URL: http://www.jca.ax.apc.org/~altmedka/news-2.html
E-mail: altmedka@jca.ax.apc.org
(2018.5.9訂正:英語版はこちら An Urgent Report by Masako ITO)
なお、この平和の勝利に向けての大作戦の主旨に賛同して下さる方は、伊藤政子報告を読んだ上で、下記のカンパに応じて下さい。小額でも結構です。数多い貧者の一灯の方が有り難いと思います。
カンパ振り込み先:
「イラクの子供となかよくする会」代表:伊藤政子の郵便振り替え口座:
口座番号:00170-1-613360
加入者名:伊藤政子
上記の振り替え口座には、外国からも振り込めます。 その場合は、
Japan
kouzabangou: 00170-1-613360
kanyuushamei: Masako ITO
以上、郵便局に電話して確かめましたので間違いありません。
英語による伊藤政子の紹介:
Representative of Friendship Society of children between Japan and Arab.