『寄せ場』No.14(2001.5.)
特集●グローバリゼーション/ジェンダー/エスニシティ
「巻頭言」松沢哲成
グローバリゼーションへの抵抗
「エコノミーからエコ・ノモスへ」雑賀恵子
「レトロスペクティブ――懐かしさの根底にあるもの」濱村篤(→濱村篤HP)
「十九世紀におけるアジア・太平洋の「世界化」と労働」加藤晴康
「越境する社会運動――ケベックにおける都市底辺層の社会運動」稲葉奈々子
ジェンダー/エスニシティからの視点
「外国人問題の今日的状況」田中宏
「外国人の子どもの教育と人権」岩本和則
「野宿者急増を「男性問題」として考える」水野阿修羅
「ジェンダーの視点から見た移住労働者――フィリピンのケースから」
大下富佐江
座談会「『怨念のユートピア――宮内康のいる場所』をめぐって
――現代から見る宮内康の思想と行動」
ヨセバ・クリティーク
「『中流ホームレス』という錯覚
――最近のホームレス・ルポを読む」トム・ギル
「寄せ場におけるオルターナティブな価値観とは
――Tom Gill, Men of Uncertaintyを読む」中野真紀子
「資本・国家・行政の思惑を超えられるのか
――青木秀男『現代日本の都市下層』を読む」なすび
「群れることの嫌いな人たち
――大山史朗『山谷崖っぷち日記』を読む」水野阿修羅
「何のための「ニーズ」把握なのか
――大規模「大阪調査」「東京調査」を読む」山口恵子
「兵隊作家の戦中・戦後を多面的に分析
――池田浩士『火野葦平論』を読む」中西昭雄
学会日録 2000.4〜2001.5
編集後記
Summary (English)
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