『寄せ場』No.10(1997.5.)
【寄せ場】の変容と寄せ場学会の10年
「座談会 変容する現実をどうとらえるか」
加藤晴康・小柳伸顕・中西昭雄・中山幸雄・西澤晃彦
浜村篤・藤井克彦・藤田進・松沢哲成・水野阿修羅
「共同体の再生をめざして――体験的釜ヶ崎論」小柳伸顕
「釜ヶ崎の路上死――高齢者清掃事業の課題」野口道彦
「野宿労働者に関する生活保護行政の実態と補足性の原則」藤井克彦
「外国人労働者とカラバオの一〇年」花田勝爾
「体育館と川崎球場との断絶――第三次川崎越冬闘争の報告」水島陽
「被災地神戸における野宿者」野々村耀
「証言・釜ヶ崎生活の今と昔――ある労働者の生活史聞き書きから」寺田奈津実
「ウィーンのヤミ労働者――ホーファ『労働線』を読んで」金子マーティン
「アジアのインフォーマル居住地への政策対応」穂坂光彦
「『居住への権利』と私たちの現場」池住義憲
ヨセバ・クリティーク
「差別問題の社会学理論は可能か
――八木正編『被差別世界と社会学』を読む」中根光敏
「【考える日雇い】のまなざしから
――水野阿修羅『その日ぐらしはパラダイス』を読む」平川茂
「植民地侵略と建築――切開されない癒着構造
――西沢泰彦『海を渡った日本人建築家』を読む」松沢哲成
「『夢のげてもの』――劇的なものをめぐって」浜村篤(→濱村篤HP)
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