『寄せ場』No.11(1998.5.)
フォトグラフ「破壊、修復…[ベイルート]」豊田直巳
「寄せ場」概念の普遍化に向けて
「二〇世紀世界の中で寄せ場を考える」藤田進
「寄せ場のポジティブ性とは何か――藤田報告をめぐって」田巻松雄
「「山岡思想」をめぐって[一]――山村組闘争獄中書簡を中心に」浜村篤
(→濱村篤HP)
[秋季シンポ]中国人強制連行の背景と実相
「「中国人強制連行東京秋季シンポジウム」を終えて」事務局
「撫順炭坑の把頭制度」蘇崇民
「撫順鉱務局館蔵の日本の中国侵略時期の档案資料の研究」傳波
「『特殊工人』と『万人坑』
――日本への『中国人強制連行の原型』として」老田裕美
「親方制度と把頭制――中国人強制連行の背景」松沢哲成
「[コメント]日中にまたがる労務支配」伊藤一彦
「新宿ダンボール村の闘い――焼失から自主退去を決断した根拠」本田庄次
「失業者・野宿者の生存権を問う
――林訴訟控訴審判決とわれわれの課題」藤井克彦
「一九九七年〜九八年・釜ヶ崎越冬対策をめぐって」松繁逸夫
「寄せ場と飯場の一〇年――山谷を中心に」中村光男
「外国人労働者問題の現段階」駒井洋
ヨセバ・クリティーク
「“弱者いじめ“の連鎖を断つ試み
――北村年子『「ホームレス」襲撃事件』を読む」藤井克彦
「『寄せ場の解放』を自らに問う――平井正治『無縁声声』を読む」本田次男
「もはや「書評」などを拒否するモニュメント
――『新宿ダンボール村−闘いの記録』を読む」丹羽弘一
「「ホームレス」は自由で気ままか?
――中村智志『ダンボールハウスで見る夢』を読む」長井公彦
「三池一〇八年の中で呻吟する坑夫たち
――奈賀悟『閉山〜三井三池1889-1997』を読む」中西昭雄
「広い視野で建設労働を分析
――木村保茂『現代日本の建設労働問題』を読む」岡本祥浩
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