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京都日記とは、2000年1月4日から12月31日まで、京都ものづくり塾のメンバが日替わりで京都のできごと、発見したお店の情報、日常の風景について描いた日記です。
地元に住む京都の生の情報が満載です。

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4月30日(日) 京都駅の第一印象は?

春ですね。うららかな陽気に誘われ、旅行に出たくなるシーズンです。京都駅も、 全国からの大勢のお客様で賑わっています。
その京都駅で気になる光景がひとつ。トイレに入った方が一様に、「トイレットペーパーがない」 と驚かれるのです。駅の公衆トイレには、ペーパーがなくて当然と思っていましたが、これは関西地区だけなのでし ょうか?
掃除用具入すらないために、モップが剥き出しで置いてあり、お世辞にも綺麗とはいえません。夜行 バスで来られた方には、まさに第一印象となるこのトイレ、一体どんな風に映っているのでしょうか。(かつら)
4月29日(土) 京都のイメージ

今日からゴールデン・ウィーク。観光都市・京都にとっては、 観光客がどのくらい来るのか、気になるところです。
東京に住む友人によると、京都は人気があるそうです。が、 京都のイメージは「火曜サスペンス」らしい。 あんなに事件ばかり起きていては、なんて物騒な街だろうと 思ってしまいますが、テレビで見て京都に来たくなる方も、たくさんいるのでしょうね。
さて、このGWはホテルの予約もいっぱいだそうです。京都の人は どこへ行くのか?京都観光してみたい気もします。(まき)
4月28日(金) ♪緑が街を やさしく包む 頃には

桜が散ってしまうのは残念だなぁと思っていたら、次は若葉の季節ですね。
わたしのさくらでもある千本今出川の桜は明るい緑の葉をつけ始めたし、 白川通りの並木はもうすでに鮮やかな緑色です。
白川通りの西側の疎水では、沿道につつじの花がちらほら。 京都会館の横では、咲き遅れたのか、誇らしげに桜が一本だけ花をつけています。
みやこめっせの前では修学旅行の高校生たちがたむろし、 京大のそばでは新入学の学生諸君らしき群れが歩いています。
京都の街は巡り来る季節を美しく感じさせてくれます。(やっち)
4月27日(木) 北向不動明王

京都駅から竹田街道を下ったところに「北向不動明王」と書かれたお堂があります。 このお不動さん、「北向」と断言しているだけあって、北を向いています。 名前にわざわざ「北向」とつけるとは、北を向いているのは珍しいことなのでしょうか? お寺の門は南向きだとか、東の比叡山を向いてるとか聞いたことあるのですが、 北を向いてるお不動さんには、どんな意味が隠されているのか? とっても気になります。(まき)
4月26日(水) にじょらん

そして、運動部の人は、二条城の周りをランニングコースにしてまわります。 体育の持久走も二条城の周りを回ります。1週2キロくらいだったでしょうか? それを、僕らは「にじょらん」と呼びます。「二条城ランニング」なので、 「にじょらん」です。
これが、観光シーズンなんかは大変で、修学旅行生のひとたちがいっぱいいて 走りにくかったりもします。 きっと、観光に来ている人たちからしたら、こんなのがランニングコースっていうのが 信じられないかもしれませんが...(やっち)
4月25日(火) お堀と授業

私の出身高校は二条城の裏にあって、教室の窓から外を見たら、正面にお堀が見えます。 そんな話をお城マニア(?!)の雅楽之助に話したら、すごく羨ましがっていました。 書道の授業なんかでは、墨をすっている間、お堀を眺めつつ心を落ち着かせることができるとか。 12時頃になると、いつもお琴の音が聞こえてきて、昼休みがもうすぐやで〜と教えてくれます。 なんとも、罪なお琴の音。 これって、すごく贅沢な環境ですよね。(やっち)
4月24日(月) 大手筋の新名物?!シュークリーム

春ですね。今日は大手筋商店街で密かに流行っている、「シュークリーム」をご紹介しましょう。
私のお勧めは、「パーラーナカザキヤ」の店頭販売です。1つ100円というお手頃価格ながら、クリームたっぷり!洋酒の利いた 、しっかり甘くてコクのあるクリームがおいしいのです。売りはカスタードクリームと生クリームのブレンドをそれ ぞれ変えた3種のシュークリームです。ブランデーと卵の風味一杯のカスタード90%もよし、生クリーム90%のマイ ルドさも捨てがたい!他にもチョコレートクリームやプチシューがあります。
また直交する納屋町商店街の入り口には、行列のできるシュークリーム屋さんがあり、こちらは甘さ控えめのアット ホームな風味と、焼きたてのシュー皮が売りモノ。
この他にも至る所でシュークリームを売っておりますので、一度覗いてみてください。お気に入 りのシューを片手に、酒蔵巡りなどいかがですか?! (かつら)
4月23日(日) 天才アラーキの京都

京都駅の中にある美術館「えき」で開催中の 『荒木経惟写真展』に行って来ました。
天才アラーキは愛と性や生と死など先進的な作品を、数多く 発表されています。彼のスタイルは、日常の何気ない風景や 人の表情をスナップ写真のように撮っていますが、そこに 人間臭さみたいなところがあり、彼の写真には興味がありました。
さて、我が街“京都”をどう撮ったかです。たっくんには見慣れた風景 の連続です。「八坂さん」・「高台寺」・「祇園」・「四条界隈」・「京都駅」・・・・・ と続きます。でも、いつも見慣れた風景でも京都以外の人「いちげんさん」に とっては、新鮮に見えるのでしょう。アラーキも「東京は現代だけの街、 京都は過去と現代がある街・・・」といってます。
そうか!「京都は過去から現代までつながっているんだ!」と、 あたりまえのことを、きづかしてくれます。 京都で生活できる事を、誇りに思います。 写真を観ながら、ひょっとして知っている人が写っていないだろうか?と 捜したりしていました。
展覧会は4月25日(火)まで開催しています。(たっくん)
4月22日(土) 「ぎょくえん」のかき氷

今日の京都は少し汗ばむ陽気でした。木屋町三条下るにある 甘味処「玉渕堂(ぎょくえんどう)」では、今日からかき氷が始まりました。「少し暑い ね」と感じる、その日に始まるなんて、すごいタイミングです。
常連の人が「ここのかき氷は日本一」と絶賛する程。注文すると、奥で氷を削る音が聞こ え、1つずつ運ばれてきます。 出てきた氷は白くて、きめ細かくて、まるで綿菓子のよう。 口の中でのとろけ具合は感動もの。溶けた分まで残すのはもったいない程、おいしいかき 氷でした。
お薦めは「黒みつミルク」です。金時、白玉もオプションできます。(まき)
4月21日(金) あたりまえのこと

先日、今年の大晦日に大文字の送り火がおこなわれるというニュースが京都新聞の一面を飾りました。いつもは8月16日の恒例行事なので、極寒のなかでやるのって、ちょっと違和感ありますね。実は、過去にも2回ほどそれ以外の日に送り火がおこなわれたとのこと。
この行事、ただの観光行事の一環としてとらえられがちですが、そうではない。保存会の方がも「ただの観光行事なら引き受けなかった。」とおっしゃってます。21世紀の幕開けに、世界に向けて、平和への祈りを大文字に託しておこなうことにした、と。
私は生まれたときから自分の部屋から大文字が見えるので、あたりまえにいつも眺めているのですが、これって、実は世界に胸を張って言える大事な文化。ずっと、京都にいて当たり前になっていると忘れてしまいがちなことですが、やっぱすごいものなんですよね。
もっと、京都のひとに大事にして欲しい気持ちと思います。(やっち)
4月20日(木) 京都市民生活交通政策研究所

今日、烏丸御池の景観まちづくりセンター(旧龍池小)にて開かれた 「京都市民生活交通政策研究所」の京都の交通問題に関する市民の疑問、質問出しのワークショップに行ってきました。 ここは、京都の交通問題を市民側からの視点から提言していこうという、新しいまちづくりグループです。
今回は、出席者それぞれが京都の交通について日ごろ感じている疑問や意見、不満な どをポストイットにどんどん書いていき、その内容が、一体どこに向けられているも のかに分類していくというゲームです。
その結果何と言っても一番多かったのは京都市交通局に向けてのもので、特にバスに ついての質問事項が飛びぬけて多かったのです。
日ごろ遅い、時間通りに来ない、運転手の態度が悪いなど、とかく評判の悪い市バス ですが、裏を返すとそれだけ市民の足としては関心ごとになっているとも見ることが できるのではないでしょうか。(誠信堂)
4月19日(水) 京都版おばあちゃんの原宿

京都の北部に大徳寺という大きな禅寺があります。そのちょっと南に信長が奉 ってある船岡山という山があります。そこから千本通りという道に沿って南に歩 いて10分くらいでしょうか。石像寺という小さな浄土宗の寺があります。別 名、釘抜きさんといいます。そこはおばあちゃんやおじいいちゃんたちのたまり 場になっています。東京にはおばあちゃんたちの原宿として、とげ抜き地蔵とい うのがありますが、ちょうどそんな感じです。
ふらっと境内に入ったら、やっぱりおばあちゃんたちがひなたぼっこをしてい ました。おばちゃんたちのあの速度。いいですね。一人おばあちゃんがよってき ました。「こっちにもう一段ありがたい弘法さんがいるから、ついておいで」っ と言われたので、言われるがままについていくと、墓地の奥に井戸があって、ち っちゃな石像がありました。僕にはよくわかりませんでしたが、おばあちゃんた ちにはアイドルなんでしょう。みんなお参りしています。
僕がお遍路さんをしたことを話すと、一人がふたり、二人が三人となって、話 し込んでしまいました。すっかり僕がおばあちゃんたちのアイドルになってしま いました。
ちなみに藤原定家という昔の歌人のお墓もあります。是非一度訪れてくださ い。(雅楽之助)
4月18日(火) 名水 桃の井

ものづくり塾の設立総会で利用した「キンシ正宗堀野記念館」。 ここには、京の名水「桃の井」があり、おいしい水が湧き出しています。
名前の由来は、井戸のそばにある桃の木。ピンクのかわいい花が咲いていると、 お水もいっそうおいしく感じられます。早朝、軽トラックで水を汲みにくる 喫茶店のマスターもいるそう。名水を使った、こだわりコーヒーの味は格別でしょうね。(まき)
4月17日(月) 京宸フ心を伝へて居る物

さればでござる。それがし、所用在りて寺町京極界隈に参り申した。 春の陽射し心地よき日和なりせば、通行せる人、波涛の如し。 言はずもがな寺町京極界隈は京宸ノおける商業繁華の中心地。 なかんずく若人と観光客の数、あまたなり。 この通りのいらかを争う店々は、客の目を引かんと様々なる趣向 を凝らしておもしろし。
されどここの土産物屋に並ぶ文物に真の京宸フ心を伝へて居る物は さほどに多からず、と感じたり。 新撰組の羽織、金閣寺のタぺストリー、京尠シ所の絵葉書、京宸 主題とする饅頭、などなど・・・。
これらの品々には確かに「此処でしか買えぬ」と言ふ付加価値はあれど、 観光客が期待する「京寳lの心」たるものを垣間見るのは難儀なり。 土産物屋は数々あれど、京宸フ風土と伝統に基づいた土産物を求めんと 思はばなかなかに困難なるらん。
全国の百貨店の「八階催物会場、京寶の技展」の方が却って興味深き物 多くあるらん。 これらの現象は悪き事ばかりとは思はねど、なにか旅の楽しさを奪われて居る 気がして、少々寂しく思ふなり。(伏見奉行、伏見安芸守京町)
4月16日(日) キンシ正宗堀野記念館と、休日の風景

今日はものづくり塾の設立総会の為、キンシ正宗堀野記念館(堺町二条上ル)を訪れました。 ここは日本酒のキンシ正宗が経営する、町屋を改修したとても雰囲気のある居酒屋です。日本酒にまつわる道具や読み物 を展示したコーナーもあります。
ここに来たら絶対試してほしいのが、特製地ビール。その名の通り、軽く香ばしい香りの楽しめる「かるおす」と、 コクと甘味と酸味のある「まったり」の2種類です。日本酒のメーカーが頑張って作ったフレッシュなビールは、 どちらも口当たりよく、とってもおいしかったですよ。ビールの元となる麦芽や麦汁を試食させてもらえたのも、 面白かったです。
さて総会の後、京都市役所の前を通りかかったら、沢山の子供達が市役所前広場で遊んでいる光景を目にしました。 平日はオフィス街として賑わう所ですが、まだまだこうして地域の人々の生活が息づく町なのですね。和やかな光景に、 京都の良さを再認識した次第です。ああ、いいなぁって・・・。(かつら)
4月15日(土) 祇園祭鉾曳きボランティア実行委員会

今年も始まりました。鉾曳きボランティア実行委員会。
私が参加するようになって今年で5年目です。
あの、7月17日の華やかな舞台をつくるためには、今からちゃくちゃくと準備をしていきます。曳き手のボランティアのひとを出してくださる各団体の方との連絡調整、鉾町との人数調整、ボランティア希望者への通知などなど、結構仕事があるのです。
今日は祇園祭当日までのスケジュールの確認と主な仕事の分担。私は事務局の仕事をすることになりました。
曳き手の一般募集用パンフレットが近々、京都市内の各所に置かれます。その「加盟団体」の欄には、「京都ものづくり塾」も名前を連ねます。:-)(やっち)
4月14日(金) コロコロ♪

今日の夕方、北野天満宮の付近から、四条烏丸まで雅楽之助とふたりで歩きました。
大きな道路はほとんど通らずに、細い道をくねくねとたどりながら、街の空気を感じながら、寄り道しながら歩きました。
気分としては、先日まで関西テレビで深夜放映されていた「バスでコロコロ」の越前屋俵太とひさうちみちお。地元の濃い〜風景を見ながら、目を引くもの、おもしろいものがあれば立ち止まり、気分次第で道を変え、50分でたどり着けるところを2時間以上かけて歩いてしまいました。
やっぱ、京都の街はおもしろい。通りによって表情が全然違うし、職人文化を感じさせるものもあり、落ち着いた料亭がこんなところにあるのか?という発見をしたりもするし、アヤシイところもあり...
でも、壊されていく京都の景観はどうにか止められないものか...と感じずにはいられないのでした。(やっち)
4月13日(木) 梅小路公園

たっくんの朝は、目覚めのランニングからはじまります。
ランニングコースはいつも同じだと飽きるので、何パターンかのコースが あります。今日はその中の一つで、梅小路公園に行ってきました。 今は、桜や桃や色々な花が咲き気持ちのいいものです。
  この公園には、隣接して『梅小路蒸気機関車館』があります。 子供の頃、梅小路蒸気機関車館の近くに住んでいたので、 両親に連れられて、よく来たものです。
幼いたっくんにとっては、真っ黒な蒸気機関車の傍に近寄るのは、 迫力に圧倒されて、怖かった想い出があります。 でも、その頃から、列車や乗り物が好きで、大人になった今も 自称“鉄ちゃん”になったのかも知れません。 この公園は、たっくんにとっての想い出深い場所です。(たっくん)
4月12日(水) 黒谷はいいなぁ

僕はBakumatistです。幕末が大好きです。全国の4500万人のBakumatistに とって京都はまさに聖地です。幕末というとずいぶんと昔のイメージを持たれる方 がまだ多いようですが、たった150年前のことです。おじいちゃんのおじいち ゃんくらいでしょうか。
僕はその中でも新撰組と会津藩が大好きです。滅びゆく美学です。その関係で、 よく黒谷へ足を運びます。黒谷は会津藩の本陣です。黒谷は、岡崎から比べると その立地が高台であることが一目瞭然です。一見城郭を思わせるその風貌は、ま さに徳川家康(我が故郷の誇る英雄です)が京都の戦略的な意味からつくらせ た、城郭なんです。それが260年後の幕末に実際必要とされるとは家康という 男はなんて奴でしょう。
ちなみにもうひとつ戦略的な意味で造られたお寺があります。それが東山にある 知恩院です。知恩院も黒谷と同様に高台にあり、あの立派な門をくぐると急な石 段が迫ってきます。その石段の両脇を見てください。重厚な石垣が積まれてい て、まさに城郭、お城です。
ということで強引に京都と結びつけました。(雅楽之助)
4月11日(火) 入学式

昨日、出勤途中に堀川高校の前を通ったら、入学式のようでした。
初々しい姿の学生諸君、そして、そのお母さんたちが学校の前にたくさん いはりました。桜の季節の感動的な行事ですよね。期待と不安を胸に、がんばっていってほしいと思います。そして、自分も。
そういえば、姪も高校入学。彼女はなにを思う春ぞ。
さて、みちがえるようになった堀川高校には、なにを勘違いしたのか、電光掲示板 までありました。あれはいったい...?
初の「わたしのさくら」との連動企画。:-)
こちらもご覧ください。
(やっち)
4月10日(月) きのうのお花見は・・・

休み明けの今日、会社に行くと「お花見をした」という人がいっぱいでした。 「京都は混むから滋賀に行ったけど、まだ咲いてなかった」とか、「子供を連 れて動物園に行った」などなど。
私はきのうの日記の通り、ものづくり塾のメンバーと岡崎の美術館でお花見してました。 すると「美術館を通ったよ」という人が!私がいた場所を説明すると「近くに外人の親子がいたか?」と 言うので、私は「その隣にいました」と言って大笑い。お互い気づかなかった ようです。その人はお酒好きな人なので、安芸守が持ってきた「七合とっくり」 と「盃」を見たら、喜んで仲間入りしはるところだったのに。(まき)
4月9日(日) さくらの都

この週末は晴天とポカポカ陽気に恵まれた、絶好のお花見日和でしたね。ものづくり塾でも、列伝グループミー ティングを兼ねて、蹴上から岡崎公園界隈に繰り出しました。お酒も入り、ミーティングが成立したかどうかは怪し いモノですが、お花見は十二分に満喫できたと謹んでご報告いたします。
さて今日の岡崎で、金の人力車に乗った新郎新婦を目にしました。平安神宮で婚式を挙げてきたのでしょうか。 二人の笑顔が青空と桜吹雪に映え、それは美しく微笑ましい光景でした。来春婚礼を考えているお二人、 こんなプランはいかがですか?(かつら)
4月8日(土) 賀茂川べりの桜

4月に入っても、つぼみの固かった桜が急に咲き出しました。 今日は北山から北大路の間の賀茂川べり、東側を歩いてみました。 こちら側はしだれ桜が多いのですが、まだ咲いてない木、満開の木 などいろいろです。雪柳はちょうど満開で、白くてとてもきれいでした。 テントが張られていて、何をしてるのかなと思ったら「お煎茶の野点」 「琴・尺八の演奏」をやっていて、着物姿の人も多くいました。 そこで売られていた桜もち、花見団子を買い、ベンチで休憩。 やっぱり「花より団子」かな。実は私、京都で生まれ育ちながら、 ここを歩いたのは初めてなのでした。京都では人気のスポットなのにね。(まき)
4月7日(金) 「たかばし」のラーメン

京都でラーメンと言えばいろいろありますが、昔から人気なのは京都駅近くの 「たかばし」にある第一旭と新福菜館でしょう。「たかばし」とは京都駅の東側。 塩小路高倉の交差点を南に下がったところ。JRの線路をまたぐ陸橋のことです。
お醤油ベースのお汁に、チャーシューと青ネギ。結構油っぽいのが京都 のラーメンです。地方に行くと「京風ラーメン」なるものを見かけますが あれはちがうと思います。あっさりした感じを「京風」と名付けるのは、 京都の人からすると変な感じです。(まき)
4月6日(木) ♪春風のせい?
今日の京都は朝から快晴で、ぽかぽか陽気のまさに春が来ました!と言わんばかりのお天気でしたね。出勤のときにちょっと寄り道をして長岡天神の八条ヶ池沿いを歩いてきました。
もう、「待ってました!」といわんばかりに、つぼみをぱんぽんにふくらませたさくらの木がいっぱいで、それらは「今からわたしらが今年の春を始めるよ!」とみんなに呼びかけているかのようです。そして、若干フライイング気味のさくらたちがちらほら。今週末の花見へのプロローグを告げていました。
ここ、みんなが咲くと、さくらのトンネルができます。池沿いにさくらのトンネルを通って出勤するなんて、とってもよいです。(やっち)
4月5日(水) シートベルト

伏見奉行のそれがし、市中見廻りは馬にてするべきところなれど、 昨今の浮世の情勢を鑑み、自動車免許を持って御座候。されば 先日、数年に一度の免許更新に行って参り申した。まこと免許更新は 煩労多く、厄介なり。
さればそこで、「京宸フシートベルトの着用率は日本全国六十六洲の 内でも最悪なるべし。」と交通安全協会の役人、申し居り候。 これも京寳lのプライドの高さと思へば、むべなるかな。(笑)

さりとて左様にシートベルトを忌み嫌うなら、馬に乗られい!!

シートベルトは義務であり命綱である故、皆、その趣旨を重々理解し、 以って安全且つ快適なる運転を心掛けて頂き度く、切に願ふなり。
では、御免。(伏見奉行 安芸守京町)
4月4日(火) 近鉄PLATZに行ってきました!

リニューアルした近鉄百貨店京都店、その名も 近鉄PLATZに、行ってきました。
おすすめは7階の『京町家工房』です。本格的な象嵌細工から、女の子好みの手作りアクセサリーまで、 さまざまな和テイストのお店が軒を連ねます。 伝統工芸に作家の個性を取り入れた商品は、 10、20代でも欲しくなる、面白いものがいっぱい。 今までの百貨店の品揃えとは、ちょっと違います。気になる値段も、安い物なら数百円からと、お手頃。 京都の人にも他府県の方にも、自信をもってお勧めします!
それから、1階の無印良品の食料品売り場では、 様々なシリアル、パスタを量り売りで買うことが出来ます。 一食分からでも試す事ができるのは、嬉しい限り。早速シリアルを買ってみました。 私のイチオシは「ラズベリーミューズリー」。 ノンシュガーの香ばしいフレークと、爽やか酸味の ラスベリーの組み合わせが、いい! ヨーグルトと合わせても、美味しいです。 (かつら)
4月3日(月) 春日神社フリマ

昨日、西院の春日神社(春日通四条上がる)のフリマにホームページのトップの絵を掲載させていただいているすぎもりさんが出展されるとのことだったので、ちょっと見に行ってきました。
いっぱいにひろげられたやさしいタッチのポストカードたちはあたたかい春を感じさせてくれていました。
会場には小さなお子さんがたくさんいて、とっても賑やか。たこやきやお寿司やさん、となりは古布を使ったお店、西陣織のタペストリもありました。
ささやかなイベントですが、お子さんからお年寄りの方まで、いっぱいで地域のあたたかみを感じるほのぼのとした雰囲気でした。(やっち)
4月2日(日) 異国の風

京都文化博物館で4月9日まで開催の『異国の風-江戸時代 京都がみたヨーロッ パ』 展に行って来ました。
江戸時代は日本は鎖国政策をしていましたが、実際には文物が 諸外国からも入ってきており、京の都には人々の生活にかなり入り込んでいたようで す。 展示している品々は、日常使う衣装・小物類を展示していました。江戸時代は京都の 通りに 象が歩いていた“かわら版”も展示してあり、その時の様子を想像すると、人々の驚 き様が 浮かびます。
今回展示するにあたり色々なところから提供してもらっているのです が、 各博物館もありますが、個人蔵や各保存会蔵の品々が多く京の町衆の文化レベルの 高さを伺い知る事ができました。
現在でも祇園祭は当時の町衆の心意気や財力の高さ を 知る祭りです。江戸時代は今より身分や制度の厳しい時代だったと思うけど、現代の 生活 よりも経済性・機能性だけを追い求めず、もっと豊かな生活をしていたのではないで しょうか。 (たっくん)

4月1日(土) 自転車に乗って

今日の京都は少しあたたかい快晴の空模様でした。まさに4月が来た!っていう感じです。
街では、まだ春の装いをしたひととそうでないひとと、いろいろです。街中にいると、自転車に乗っているひとを多く見かけたのは気のせいでしょうか。
スプリングコードを身にまとった女性が軽やかに自転車で走って行きます。京都の街には自転車がよく似合う(?!)。
自分の力でペダルをこぎ、風を切って走るのはとても気持ちのいいものですよね。春風を感じるのには最適。
白川通りから少し西に入った南北の通りで、並木と小川のきれいな道があります。車も少なくておすすめですよ。(やっち)
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京都日記とは、2000年1月4日から12月31日まで、京都ものづくり塾のメンバが日替わりで京都のできごと、発見したお店の情報、日常の風景について描いた日記です。
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