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■設立の背景
■「京都ものづくり塾」という名称
■塾の目的
■活動方針
■活動内容


■設立の背景

「ものづくりのまち」京都が今...
西陣織、京友禅、清水焼、京菓子など今なお職人技術が生きる伝統産業の中心であり、長い歴史を育んできた「ものづくりのまち」、それが京都です。しかし昨今、私たちのライフスタイルが劇的に変化した結果、京都の伝統産業は厳しい現状を迎えています。
何かできることはないだろうか
そこで私たちは、長い年月をかけて育んできた伝統産業の技術やものづくりの文化を守りながら、作り手と使い手の両者がお互い反映された「顔の見える関係」を再構築していきたいと考え、京都市まちづくり塾支援事業「夢・ロマン・京都シティ」の支援を受け、「京都ものづくり塾」を設立しました。


■「京都ものづくり塾」という名称

伝統産業を中心として「ものづくり」を考えていきたい、同時に「ものづくり」を通して今のライフスタイルを捉え直したいという意味を込め、私たちの活動拠点である「京都」、そして京都市まちづくり塾支援事業「夢・ロマン・京都シティ」から出発したという経緯を込めた「塾」をあわせ、「京都ものづくり塾」という名称にしました。


■塾の目的
・伝統産業の活性化とライフスタイルの提案
「伝統産業の活性化」と「ライフスタイルの提案」を京都ものづくり塾の目的としています。
生活者サイドからの提案による活動は、単なる産業支援にとどまらず、「新たなものづくり文化の創造」と「京都のまちづくり」へと派生し、生かしていくことであると考えます。
また私たちのとらえる「伝統産業」とは、地場産業も含めた意味での伝統産業のことです。


■活動方針
  • 伝統産業におけるつくり手と使い手の橋渡し
  • 京都の伝統産業を取り巻く情報収集と発信
  • 伝統工芸品、民芸品の新しい使い方の提案
上記の3点を活動方針としています。同時にメンバ各自の積極的な活動と老若男女を越えたメンバ同士の活動の交流、そして新しいメインバもすぐに主体となれる組織としての柔軟性が京都ものづくり塾の特徴でもあります。

■活動内容

ワーキンググループ(W/G)活動
よりより具体的で実践的な活動をおこなっていくため、メンバの有志が4つのワーキンググループにわかれ、それぞれ活動しています。
・プロジェクト活動
さらにこういった活動をより大きな流れとしていくため、他の組織との交流的な活動として、年間プロジェクト活動を設けて活動の輪を広げています。
・情報の発信
イベントや塾の活動報告や今後の活動予定などを塾の情報誌(『もの蔵』毎月発行)、ホームページ(『京都ものづくり塾 Web サイト』)などを通して、広く作り手と使い手のひとに向けて発信しています。
・交流イベントの開催
使い手の人が伝統産業のもの、つくり現場を体験できるよう、タウンウォッチングや体験見学会、活動発表会などをおこなっています。

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