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京都千景
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塾全体の活動の活動日誌


2002年

8月3日 (土) 京の伝統産業連続セミナー 第1回 京焼・清水焼

京都伝統産業振興館(四条京町家)にて、京の伝統産業連続セミナーの第1回、京焼・清水焼が、清水焼の絵付け職人で“半世紀”のキャリアを持つ岩國起久雄さん、女性の清水焼職人としては“草分け的存在”の入江裕子さん(共に裕起陶芸)を招いて行われました。
出席者は23人、涼しげな町家の夏のしつらえの中、会場内は参加者の熱気であふれました。
お二人からは、清水焼の世界に入った頃のこと、当時と今の職人事情の変遷、現在の清水焼の問題、メッセージなど楽しいお話を聞かせていただきました。中でも「伝統は守るだけでなく、つくっていかなければならない」というお話がありましたが、これからの伝統産業すべてに突きつけられている問題で、現場の第一線の人の意見だけに説得力がありました。
また、会場からも積極的に質問が寄せられ、大変盛り上がった会となりました。
なお、当日の詳しい内容については、近日中にアップいたします。(塾長)

4月22日 (土) 第3回ものづくり塾総会

今年も毎年恒例の総会を迎えることとなりました。
今年は、また場所を変えて、ハートピア京都の会議室で、形式的にもしっかりした形で開催しました。
普段から活動している塾生だけでなく、なかなか普段は会えない塾生や、初めて覗きに来てくださった方、ご連絡を取っていながらまだお会いしたことなかった方など20余名があつまり、昨年度のものづくり塾の活動成果について報告し、今年度の活動方針について確認しました。
報告のあとは、和やかな雰囲気で初めての方も交えてお話をし、懇親会へとなだれ込んでいくのでした。

2001年

12月9日 (日) きものでクリスマスパーティ3

12月9日、今年で3回目となる「きものでクリスマスパーティ」が開催されました。

参加者は16人と前回、前々回に比べて少なめでしたが、はるか東京から来られた方もいて、フレンチのランチを楽しみながら、きもの姿で和やかに午後のひとときを過ごしました。

京都の食材や和のテイストを取り入れたフレンチを楽しんだあとは、恒例のプレゼント交換会でした。参加者の皆さん、何が当ったでしょうか?

「きものを着る場づくり」「きものを通じたコミュニケーション」としての役割を担いたく、「きものでクリスマスパーティ」を毎年開いていますが、参加者の方もそうでない方もご関心があれば、今後の参考にしたいと思いますので、ご意見やご要望などお寄せいただければ幸いです。(塾長)
 

11月4日 (日) 秋のものづくり成果発表会

発表会の様子4月の定例総会のときにも話に出ていた、塾の活動発表会が11月4日に町家ショップ「繭」で、今年最後となるC's festaと平行して行われました。
 今回は特に外向けの広報をしなかったので塾メンバーだけ11名のこじんまりとした発表会となりましたが、普段あまりできないワーキンググループを超えた交流と意見交換ができました。
以下が、各ワーキンググループの活動発表の要約です。

四春屋
4月から原則毎月第一日曜日C's festaを町家ショップ「繭」を会場として今日までやってきました。最初のころはミーティングで活発な意見が出され、メンバーのモチベーションも高かったのですが、次第に理念と活動とのすり合わせがうまくいかず、だんだん盛り上がりに欠けるものになってしまいました。そこで、ひとまずC's festaは終了し、千葉店長は辞任ということになりました。
来年もC's festaを続けるかどうかはまだ白紙ですが、滋野新店長にバトンタッチして、「ものづくりをしたい人の発表の場」として再スタートの予定です。

和楽考の発表の様子和楽考
今や「思想」にもなった「和楽」ですが、これまで地道に続けてきた勉強会を通じてその特徴や、ライフスタイル、社会のあり方などの問題点が見えてきたといいます。
今後、「和楽」活動をさらに具現化するためにひとまずものづくり塾を「卒業」し、新たに「和楽社中」という新団体で「和楽な生活」を実現するための活動を行っていきます。
とはいうものの、ものづくり塾と完全に縁が切れるわけではなく、足りないところは補いあい、交流は続けていきますので、よろしくご支援ください。

職人列伝
これまで「西陣プロジェクト」の一環としての西陣織の各工程の職人さんを訪ね、ヒアリングをすることによって人と人とのつながりが生まれたことがなんといっても最大の収穫です。昨年までは職人さんの所を訪問して、ヒアリングを行ってもその後のアフターフォローができないことが最大の問題点でした。それが、訪問先を担当責任制にすることによって「アポイント→告知→取材→アフター」という一貫の体制ができたことが大きいです。
また、本などでは図表でしか知ることのできない西陣織の工程の流れが見えてきたということも収穫と言えましょう。模造紙を使ってその流れをわかりやすく紹介してくれました。

円卓会議
今年10月で12回を数えるまでになったものづくり円卓会議ですが、およそ2ヶ月に1回開かれるということが定着した感があります。その中で参加者同士がビジネスパートナーとして協働するようになったり、生産者、消費者といった垣根を越えた意見交換ができるようになったりといったことが成果です。
また、議事録は膨大な蓄積となり、記録としても価値が高いものなので近日中に何らかの形で公開したいと思います。この日は議事録の一部(といっても相当な枚数!!)を配布しました。

また、途中では各ワーキンググループに対する質問や提案などが飛び出し、短い時間ながらも有意義な時間が持てました。今後、多くの方にも発表の場を持ちたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(塾長)


4月22日 (日) 第2回ものづくり塾総会

総会後の記念写真第2回目となったものづくり塾の総会を開催しました。普段は別々に活動している各ワーキンググループのメンバが一同に会し、それぞれの活動の現状と、今後の方針について語り合いました。
当日の資料や、詳しい模様については、詳細レポートをご覧ください。(やっち)

3月4日 (日) W/Gリーダミーティング

昨年12月に続いて、W/Gリーダミーティングを開催しました。
4月中旬に予定している定例総会に向けて、塾全体の方向性とそれまでにまとめておくことの確認をしました。
各W/Gは活発に活動しているのですが、W/G間の連携がまだ十分とれていないことから、全体での情報共有が必要ということもあり、9件の議題について話し合いました。
  • 各W/Gの活動報告
  • 塾全体の活動発表会
  • ものづくり塾の規約
  • 「京都ものづくり塾」という団体の名称
などなど...議論は尽きることなく、予定の時間を大幅にオーバーしてしまいましたが、実りある話ができたのではないかと思います。
この成果はまた、4月の定例総会でお話しできると思います。(やっち)




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