目次
編集長の毒針:緊急課題! 杉花粉症は“行政=産業”公害だ!
杉花粉被害放置政策に猛然反撃の独立反乱!
“杉林焼き払い放火作戦”開始宣言!
●(その1) “杉林焼き払い放火作戦”開始宣言!
だからもう、結論を先に言う。「花粉」発生源を縄張りとする林野庁にも何等の実効ある策がなく、警察も、「安全保障」を口実に膨大な予算を食い潰す「自衛隊」こと日本軍も、「不祥事隠し」に明け暮れ、腐敗の極にある現在、自らの命を守るためには、平和的な正当防衛権の行使以外に手段はない! ⇒全文を読む
●(その2) ML話題沸騰で杉林の事態への疑惑が深まる
アメリカがスハルトを見限った途端、アメリカのメディアは、スハルトは権力を握った後、部下を掌握する目的で、山林地帯を部下の将軍連中に分け与えたが、その森林の木を切ったり、現地に製材所を作ったりしたのが日本の商社だと言い出したのです。いかにもアメリカらしく、スハルト切り捨てと同時に、あの軍事政権の維持にに関して、日本の商社、財閥に、責任を転嫁することにしたわけです。このニュース解説の裏は取っていませんが、事実臭い話です。
そうだとすると、インドネシアの森林から切り出す材木は、植えつけなしの天然ですから、育成費はなし、現地の製材所の労働力の市場価格、賃金は、当時、円で一日百円程度ですから、まるでタダ同然です。日本の杉山が荒れるのは当然となります。
スハルトのクーデターを支援したのはアメリカなのですから、そうなると、私の花粉症の原因を作ったのは、かのアメリカ帝国主義でもあるわけで、これは大変に象徴的な問題となるのです。
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●(その3) 有病率倍増の未曾有の危機に数年置き調査で十分?
「1987年:10.1%」の「スギ花粉症推定有病率」が、9年後には、「1996年:19.4%」と倍増し、東京都の西部の山林地帯の昔は西多摩郡だった「あきる野市」では、「25.7%」、昔は田園地帯の北多摩郡だった「調布市」では「21.1%」と、明らかに杉山に近い方が、東京都の平均を上回っている。だから、だから、東京都の衛生局の環境保健課に何度目かの電話を掛けて、林野庁の筑波の森林研究所の云々と言った途端に、嬉しそうに「それはウチが調べたデータです」ときた。そんなに自慢なら、早く言えってんだ!
しかし、その次が、今回の最初に紹介した台詞、「その後は調査していません」「なぜ?」「数年置きで十分の意見あり」だったのである。⇒全文を読む
●(その4) 間伐・枝打ち「保育」を嘲笑う「外材」圧力
「貿易自由化」「アメリカ帝国主義」「海賊帝国」の黒い影!
さて、ではなぜ、日本の林業が破壊されたか。これも、単に世間常識の「輸入材木が安いから」で済ますと、迫力がなくなるので、具体的に数字を求めた。
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しかも、上記の日本の林業団体、全国木材組合連合会によると、これまた当然のことながら、やっぱり、「日米貿易摩擦」の関係で、中央段階では、「国産品愛護」は「差別」であるとして拒否されるので、「地元自治体」への「地元生産物利用」などの便法の工夫を、お願いしているのだそうである。⇒全文を読む
緊急集中連載:武蔵野版『不祥事隠し』独自捜査シリーズ
●(その7) 検察への告発1.警察と癒着の起訴の疑惑
わが読者から提供された武蔵野市の情報公開資料によれば、武蔵野市の市長、土屋正忠の彦は、再三再四、警察幹部を接待している。いわゆる「官・官」接待である。「前警視総監」らを接待した目的不明の会合の記録もある。⇒全文を読む
●(その8) 検察への告発2.泥棒が自分を裁く手際の疑惑
繰り返す。「厳重に処分」を求められ、責任者として追及されるべき市長、つまりは、少なくとも、「監督不行き届き」の政治犯罪を犯した本人、土屋正忠の彦が、「自分で自分を処分する」、つまりは、分かりやすく言えば、泥棒が泥棒を掴まえて自分で裁判を行い、判決を出すような、とんでもない「一人芝居」を演じているのである。⇒全文を読む
●(その9)『武蔵野市民オンブズマン』・兼・検察への要望書
本日、2000.3.22.版下完成。明日の2000年3月23日付けで、以下の「検察への要望書」を冒頭に配し、本シリーズ(その1)から(その8)までを改訂増補したA5半40頁の冊子、『武蔵野市民オンブズマン』号外特集を、印刷、製本し、東京検察庁八王子支部の「武蔵野市元職員H(仮名)被告の税金横領事件」起訴状作成担当の「山上検事」宛てに発送する。⇒全文を読む
長編連載記事
●連載:シオニスト『ガス室』謀略周辺事態(その35) 法王はシオニストの嘘の恐喝に屈したか
以下、上記の「日程協議事項」が実践に移され、「テレヴィ連続ドラマ『ホロコースト』」(the TV series Holocaust) などが出現し、拙訳『偽イスラエル政治神話』(p.261)で「アメリカの議会で公式に認められているロビーの中で最も強力」と評価されている「アメリカ=イスラエル公事委員会」(American Israel Public Affairs Commitee. AIPAC)などが、継続的な活動を開始するのである。ノヴィックは、「ユダヤ人組織による“ホロコースト・プログラミング”」("Holocaust programming" by Jewish organizations)という表現までしている。「プログラミング」は、コンピュータ時代の電算技術、教育用語として多用されるようになった単語である。
実は、私でさえも、この部分を読みながら、背筋が寒くなった。これまでに新聞や雑誌の切抜きを整理しながら、感じ、疑っていたことが、見事に裏付けられたからである。私は、まさに間断なしに「ホロコースト」関連事件報道が流れていることを、感じ、背後の組織的な動きがあるのではないかと、疑っていたのである。
「法王」のパレスチナ訪問における「恐喝」は、このような「日程協議事項」による「プログラミング」の頂点だったのだ。⇒全文を読む
緊急連載:『週刊ポスト』Bashing反撃
●『偽イスラエル政治神話』Web無料公開
ナチス〈ホロコースト〉をめぐる真実とは? イスラエル建国・パレスチナ占領の根拠は?
(21) 同上:"六百万人"の神話/ホロコースト
●ヒトラーが東ヨーロッパ、とりわけポーランドを占領したことによって、“最終的解決”を達成する可能性が開けた。すべてのユダヤ人をヨーロッパから追い出し、外側の居留地に集団移住させる計画である。そこで彼らは、最悪の苦難を受けることになった。戦争中には普通の民間人も、爆撃を受けたり、食糧不足その他の不自由を強いられたが、ユダヤ人はそれ以上の苦労を味わった。移送のための強行軍は、身体の弱いものには致命的だった。住み慣れた我が家から追い出され、行く手には、ドイツの戦争遂行に協力する非人間的な条件の下での強制労働が待ち受けていた。たとえば、アウシュヴィッツ=ビルケナウには、化学産業、「I・G・ファルベン」の最も活発な中心工場があった。最後には、疫病、とりわけ発疹チフスの流行が、栄養不良で衰弱していた集中収容所の収容者に、恐るべき猛威を振るった。⇒全文を読む
(22) 同上(その2):[六百万マイナス三百万は六百万という奇妙な算術]
[六百万マイナス三百万は六百万という奇妙な算術]
原注1:アメリカ・ユダヤ人出版協会がフィラデルフィアで発行した『アメリカ・ユダヤ年鑑』の一九四二年版によると、ナチの支配圏が最大限度に広がり、ロシアまで達していた一九四一年現在、ドイツに残っていたユダヤ人をも含めて、ドイツの支配下にあったユダヤ人の総数は、三一一万と七二二人(!)だった。それなのに、どうやって、六〇〇万人の絶滅ができたというのだろうか? ⇒全文を読む
(23) 同4節:"民なき土地に土地なき民を"の神話(その1)
シオニストのイデオロギーは、非常に簡単な公理の上に成り立っている。それは、『創世記』(15章18~21節)に、つぎのように書かれている。《主はアブラハムと契約を結んで言われた。〈わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで〉》
ここから出発して、神との契約の内容が何だったか、約束が誰に対してなされたのか、神の選択は無条件だったのか、などということは問題にしようともせず、シオニスト指導者たちは、不可知論者であろうと無神論者であろうと異口同音に、パレスチナは神からわれわれに与えられたのだと宣言するのである。⇒全文を読む
(24) 同上(その2):[イギリス委任統治時代の"緊急事態法"を活用
パレスチナ人の農業人口の存在については、その記憶さえも、抹殺の対象となった。“無人の土地”の神話を信じ込ませるために、アラブ人の町は、家も、塀も、墓地や墓石までも含めて、ことごとく破壊された。イスラエル・シャハク教授は、一九七五年に、地区ごとの綿密なリストを作成して、一九四八年に存在した四七五のアラブ人の町の内、三八五の町が、ブルドーザーで破壊されたことを明らかにした。
《パレスチナは“無人の土地”だったのだと、イスラエル人に信じ込ませるために、何百もの町が、家も、塀も、墓地や墓石までも含めて、ブルドーザーによって、ことごとく破壊された》(前出、イスラエル・シャハク『イスラエル国家の人種主義』)⇒全文を読む
第3章:神話の政治的利用
(25) 1節:アメリカのイスラエル=シオニスト・ロビー1.
《イスラエルの首相は、中東に関するアメリカの外交政策に対しては、自分の国に対してよりも、遥かに強い影響力を持っている》(ポール・フィンドレイ『彼らは遠慮せずに語る』)
さて、以上のような神話は、なぜ、何百万人もの善意の人々の心の奥底に、抜き差しがたい信念として、深く根を張ることができたのだろうか?
それは、政治家の活動に影響を与え、世論を操作することが可能な、最強力の“ロビー”を作り上げたからである。⇒全文を読む
(26) 同上2.[外部資金による"偉大なイスラエル"への野望]
論文の題名は、「一九八〇年代のためのイスラエルの戦略計画」であり、つぎのよう主張が述べられている。
《中央集権的機構として見た場合、エジプトは、特に、ますます深まるイスラム教徒とキリスト教徒の間の対立を勘定に入れると、すでに死体同然である。西欧の最前線におけるわれわれの一九九〇年代の政治的目標は、エジプトを明確に、その地理的条件にもとづく各州ごとに分割することでなければならない。
ひとたびエジプトが、このように分解して中央権力を失うならば、スーダンや、リビアや、その他の離れた国々も、同様の崩壊に至るであろう。上エジプトにコプト人の国家が形成されたり、その他、さして重要な力を持たない地方政権が生まれたりすることは、歴史的な発展への鍵であり、現在は平和協定の締結によって速度が緩まってはいるものの、長期的に見て避け難い必然的な結果である。
西部戦線の状況は見掛けとは違って、東部戦線と比べれば、はるかに問題が少ない。レバノンが五つの地方に分割されている状況は、アラブ世界全体が経験する将来の予告である。シリアとイラクの、民族的または宗教的な基準で決定される各地方への爆発的な分裂は、長期的に見ると、イスラエルに最も有利な到達目標であり、その最初の段階は、両国の軍事力の破壊である。
シリアは、民族的構成が複雑なために、分解の危険にさらされている。やがて、長い海岸線に沿ってシイア派の国、アレプ地方ともう一つはダマスカスにスンニ派の国、ドゥルーズがまとまれば、彼らには……とりあえず、われわれが支配するゴラン高原に、……いずれはフーラン地方とヨルダン北部を含む地域に、自分たち国を希望する権利がある。……このような国家の成立は、長期的に見て、この地域の平和と安全を保障するものである。これらは、すでにわれわれの射程距離内の目標である。
石油資源は豊富だが内部抗争に苦しむイラクは、イスラエルの照準線内にある。イラクの分裂は、われわれにとって、シリアのそれよりもさらに重要である。なぜなら、イラクこそが短期的に見て、イスラエルに対する最も危険な脅威を代表しているからである》(『キヴーニム』14号、82・2)⇒全文を読む
(27) 第2節:フランスのイスラエル=シオニスト・ロビー1.
[イスラエル支持報道による事件の意味の逆転現象]
何よりの証拠は、メディアのほぼ全体に及ぶ横並び現象であり、イスラエルを支持する立場から、事件の意味が逆転して報道されている。典型例を挙げれば、メディアは、弱者の暴力を“テロリズム”と報道し、強者の暴力を“テロリズムに対抗する戦い”と報道するのである。
虚弱なユダヤ人が、PLOの背教者の手で“アキレ・ラウロ”号の船外に投げ出されると、これは確実にテロリズムであり、その報道には誰も異議を唱えられない。ところが、その報復として、イスラエルがチュニスを爆撃して五〇人を殺し、その中には何人かの子供までいても、これは“テロリズムに対抗する戦いであり、法と秩序の防衛である”と報道されるのである。⇒全文を読む
(28) 同上2.[悪辣な法律に潜むフランス人全体の奴隷化]
従来と同様に、シオニストは常に、反ユダヤ主義の妖怪を持ち出しては煽り立て、イスラエルに対する絶え間ない脅威が存在しているのだから、イスラエルには援助が必要なのだと、世間に信じ込ませ続けている。イスラエルの不当な請求に仮面を被せるためには、新しい挑発行為を重ねる努力も怠らない。手口は、いつも似たようなものである。[レバノン侵略で]サブラとシャティラの虐殺が起きた時、作家のタハル・ベン・ジェロームは ⇒全文を読む
(29) 第3節:"イスラエルの奇跡"の神話……外部からの資金援助……
《ユダヤ人のゲンコツの力は、それを覆うアメリカの鉄製の手袋と、その上張りのドルに頼っている》(『ユダヤ教とイスラエル』) ⇒全文を読む
(30) 原著者ロジェ・ガロディの「結論」1.
シオニストによる『トーラ』と“歴史的文書”、とりわけ『ヨシュア記』、『サムエル記』、『列王紀』に関する解釈への批判は、いかなる意味でも、聖書の価値、人類の人間化、神性化の叙事詩で聖書が啓示した価値を過少評価することにはならない。アブラハムの自己犠牲は、人間が、仮の道徳や脆弱な論理を、それらを相対化する無条件の価値によって乗り越える場合の永遠の模範である。同様に、出エジプトの物語は、すべての屈従からの離脱、解放を求める抑えようのない神への訴えの象徴として、不動の位置を占めている。
私が否定するのは、それらの聖句を、部族的、国家主義的なものに変形するシオニスト流の読み方である。⇒全文を読む
(31) 同上2.
政策に奉仕する神話で歴史を神聖化せずにいうと、批判的な歴史は、つぎのように要約できる。
ヒトラーは、その最初の政治的宣言以来、人種主義的な思想に基づいて、共産主義の次にユダヤ人を標的に選んだ。彼の主要な使命は共産主義の破壊にあった。彼は、長らく、共産主義を、実業家による再軍備の手段の引き渡しと、たとえばミュンヘンにおける事態[訳注1]のような、彼らの政策による国民の引き渡し以来の、“ヨーロッパの民主主義”の寛容と譲歩の産物だと評価していた。彼のユダヤ人との戦いにおける最初の口実は、矛盾に満ちていた。一方で彼は、ロシアの一〇月革命はユダヤ人の仕業であり、ユダヤ人の共謀によって、ヨーロッパにも共産主義政権が確立される恐れがあると言い張り、世界的な共産主義の化身の表現として、“ユダヤ=ボルシェヴィズム”という呼び名を広めた。ところが他方では同時に、ユダヤ人を、世界的な資本主義の化身として非難したのである。⇒全文を読む