JCA-NETセミナー11月の予告(情報漏洩問題、パレスチナとデジタル支配)

JCA-NETセミナー11月の予告(情報漏洩問題、パレスチナとデジタル支配)eminar

Table of Contents

1. セミナー1:11月23日(月)19時から:情報漏洩問題をどう考え、どう行動するか

開催方法:オンライン
参加費:無料
(申し込み方法は最後をごらんください)

ここ数ヶ月、いわゆる「不正アクセス」に伴う個人情報の大量流出問題が連日報じられており、個人情報保護委員会は先頃、4月1日から10月16日までの間に、延べ約2億6000万人分の個人情報の漏洩があったと報告しています。こうした事態のなかで、ネットをめぐるセキュリティやプライバシーにこれまでにない不安を多くの人たちが実感しているのではないかと思います。他方で、不正アクセスや情報漏洩の被害企業ではシステムの脆弱性が放置されていたことも発覚しています。更には企業側が「能動的サイバー防御」の発動を政府に要請し、政府・総務省も漏洩個人情報を公開しているサイトへのアクセス遮断措置をとることを通信事業者に要請するなど、官民ともにこれまでにない動きをみせはじめています。個人情報を違法に窃取する行為は許されませんが、政府や通信事業者がこうした事態への対策において、私たちの通信の秘密を侵害したり、一歩間違えば戦争や紛争を招きかねないような対処をとるとすれば、わたしたちのコミュニケーションの権利への更なる侵害に繋る危険性もあります。今回のセミナーでは、こうした事態をどう捉えるか、コミュニケーションの権利運動や反監視運動は、こうした事態にどのようなオルタナティブを提起できるかについて、参加された皆さんと議論します。

参考資料
JCA-NET声明:(声明)総務省によるネット遮断要請は容認できない。直ちに撤回し、通信事業者は違法なネット遮断に応じるべきではない
https://jca.apc.org/2026/10/statement_soumusho_shutdown/

JCA-NET:個人情報の漏洩に対する対応策について
https://jca.apc.org/2026/10/defend_personal_data/

個人情報保護委員会:最近の不正アクセスによる個人データの漏えい等の傾向
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/261028_sankoushiryou-2.pdf

2. セミナー2:11月27日(金)19時から:7amleh「デジタル支配 パレスチナから世界に拡がるAI、監視、デジタル権力」を読む

開催方法:オンライン
参加費:無料
(申し込み方法は最後をごらんください)

今回のセミナイーでは、7amleh(ソーシャルメディア推進のためのアラブセンター)が今年の春に刊行した『デジタル支配:パレスチナから世界に拡がるAI 、監視、デジタル権力』を紹介します。本書はパレスチナに出自をもつ若い研究者によるガザをめぐる監視社会研究として、従来にはなかった視点による出色の成果といえるものです。現在進行中のジェノサイドやアパルトヘイトに対する分析として、わたしたちが気付かなかった様々な課題についての分析と提言は重要な内容を含んでいます。是非読んでいただきたいと考え、セミナーで取り上げることにしました。

以下、本書の目次を紹介します。
マリアム・アブ・ダッカを偲んで
はじめに
第一章 軍事化された産業政策とイスラエルの監視企業
第二章 入植者植民地主義と遠隔操作による占領――ジェノサイドの時代における技術革新、新自由主義的シオニズム、そしてデジタル・スムード
第三章「閉じ込められた声:パレスチナにおけるアルゴリズムによる音声監視」
第四章 支払われたナラティブ:Google 広告を通じた偽情報と国家の影響
第五章 ガザの人道支援システムにおける人工知能:統制とアクセスに関する脱植民地主義 的フェミニストからの考察

本書全文(日本語仮訳)PDFファイル
https://drive.proton.me/urls/JCQD37V68C#DbEA1y7pKJoz

3. セミナー3:11月30日(月)19時から フォローアップ

開催方法:オンライン
参加費:無料
(申し込み方法は最後をごらんください)

毎月最後の回は、特にテーマを設けずに、参加者の皆さんが持ち寄った様々な 疑問や質問、あるいは意見などをとりあげながら進めています。毎回のセミナー では十分に取り上げられなかった課題や消化不良になった話題について、補足 の説明などにあてる場合もあります。今月は、頻発している情報漏洩をめぐる問題と、パレスチナ・ガザにおける監視社会をめぐる新しい動向を取り上げました。また、これらの話題に限らず、日頃から疑問に感じていることや、わからないことなど自由に提起していただき、皆で解決方法を相談しあいます。

このセミナーではLinuxOSにも力を入れています。初心者の方でLinuxに関連す る質問などができる場所が限られていますので、ぜひ疑問や質問を持ち寄って ください。

そのほか技術的なテーマとして、これまでセミナーで取り上げてきたものの一 例。

  • 検索エンジンの仕組みと対処
  • ブラウザの設定見直し(よりプライバシーに配慮した設定)
  • Wi-Fiのセキュリティ
  • Signalの使い方
  • アプリ内ブラウザの問題点
  • Privacy BadgerやuBlock Originの使い方
  • XやFacebookに代替するMastodonの使い方
  • CryptPadの使い方
  • Bitwardenとパスワード管理
  • Zoomに代替するJitsiを使ったオンライン会議
  • 暗号化サービス
  • 機械翻訳の活用(DeepL)

など。

最近の社会・政治的なテーマでセミナーやメーリングリストなどで話題になっ た事柄の一例。

  • スパイ機関創設
  • 民衆のサイバーセキュリティ
  • 情報漏洩問題
  • 政府による暗号規制
  • サイバースパイ・サイバー攻撃法
  • ガザ戦争と監視社会
  • 生成AI
  • マイナンバーとデジタルID
  • ジェンダーとインターネット

など。

4. 参加方法

JCA-NETの会員以外の方、Digital-Rightsのメーリングリストに登録していない方は予約が必要です。

下記の申し込みフォームから申し込んでください。(アクセスに若干時間がかかるかもしれません)
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/apps/forms/s/4DxJ6JMNAdtNMb2L7fgn65AC

あるいはメールで申し込む場合は
jcanet-seminar@jca.apc.org
まで以下の各項目を記載して申し込んでください。

申し込み内容

  • おなまえ
  • メールアドレス
  • 参加希望のセミナー番号(複数可)
  • セミナーのメーリングリストに参加希望のばあいは「メーリングリスト希望」

とお書きください。

参加費 無料(カンパ大歓迎)

オンラインはJitsi-meetを使用します
オンライン会議室 Jitsi-meetのマニュアル
https://jca.apc.org/jca-net%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0jitsi-meet%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB/

JCA-NETの会員メーリングリスト、セミナーメーリングリストDigital Rightsに登 録されている方は、当日30分前に、メーリングリストからの会議室案内をみて アクセスしてください。

—–
余裕のある方は是非カンパを是非よろしくお願いします。
セミナーはJCA-NETの会員の会費で運営されています。
郵便振替口座
JCA-NET (シ゛ェイシーエイ-ネット )
記号番号:00190-3-417584
ゆうちょ銀行〇一九店 417584

5. セミナー参加者を中心としてdigital-rightsというメーリングリストが設置されています

セミナーで取り上げたトピックなどを中心に、幅広くインターネットにおける諸問題や、ネットのセキュリティやプライバシー、非営利のオープンソースのソフトウェアの導入、あるいは政府や企業の情報通信政策、国際情勢など技術的なノウハウから社会問題まで様々なトピックの情報交換が行なえます。参加を希望される方は、
toshi@jca.apc.org
まで、件名に「メーリングリスト参加希望」と書き、メール本文に
おなまえ
配信希望のメールアドレス
を記入して送信してください。登録作業をいたします。

問い合わせ先
としまる(JCA-NET理事)
toshi@jca.apc.org
070-5553-5495

Date: 2026/11/2

Author: JCA-NET

Created: 2026-11-03 火 17:25

Validate

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です