Subject: [Africa on Line 00000020] 第20号!

Mon, 11 Oct 1999 22:00:00 +0900


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  ■■■■
 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  第20号 1999年10月11日発行
   ■■■   
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□今回のもくじ
■アフリカからの話題
 ●マラリアよもやま話
■アフリカの紹介
 ●アフリカ関連WEBサイト 『AFRICA INFORMATION CENTER』
■アフリカ関連イベント
 ●全国ツアー
 ●北海道
 ●関東・甲信越
 ●中部・東海
 ●関西
 ●九州
 ●海外
■人材募集
■ボランティア募集
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●マラリアよもやま話

 9月19日、タンザニアにいる白鳥さんの書き込みから始まったアフリカ開
発メーリング(P-Africa)でのマラリアに関する問答は、現在も続いていて、
書き込みの数は30近くになっています。その内容も、マラリア発生地区への
渡航者の献血問題、予防薬のこと、現在のアフリカにとってのマラリア問題、
などなどと広い分野におよんでいます。
 このマラリアに関する問答を整理してマラリア読本を作ろうという呼びか
けも、メーリングで出されています。それに先だって、メーリングに参加し
ていない人にもこれまでのやり取りを読んでもらえるように、「AFRIC
A ON LINE」への転載を書き込みをされた方々にお願いしたところ、
みなさんから承諾が得られましたので、転載します。まとめると長いものな
ので、分割して掲載します。
 前述しましたように、現在もP-Africaでは問答が続いています。興味のあ
る方、聞いてみたいことのある方は、P-Africaへ登録して下さい。登録方法
は下記の通りです。

○登録方法
※jambo-adm@y7.com (管理人)へ、自己紹介のメールを送ることで登録が
行われます。自己紹介の際には下記のフォームを利用してください。

なお、この自己紹介はメーリングリストに流されますのでご了承下さい。

===============参加申し込みフォーム================
【名    前(ふりがな)】:
【住んでいる所】:(詳しい番地等は必要なし)
【登録したいE-Mailアドレス】:
【別のE-Mailアドレスがあれば】:
【アフリカとのかかわり、関心を持っていること】:
================================================

以下、転載にあたっては、明らかな文字の誤りの訂正、改行位置の調整、お
よび直接マラリアに関する問答とは関係ない部分の省略を編集部の責任で行
いました。ご了承下さい。

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○9/19 白鳥@モシさん
さて、アフリカの医療に関係する人たちの投稿が続きましたが、アフリカと
いえばマラリアです。聞くところによれば、熱帯アフリカで年間200万人も
の人がマラリアで命を落とすとか。私もケニアの田舎でマラリアに罹り、何
も食べられず、高熱にうかされながら、誰にも知られず(正確には住んでい
た村の住民以外は)に死んでいくのかと真剣に考えていた1週間が今でも思
いだされます。

このところ、幾つかの気になることが新聞やTVで報道されたので・・・。

●DDTの使用が禁止されて久しいですが、安価で効き目の高いこの薬剤をマ
ラリア対策に使いたいという声が関係者の中にあります。特にアフリカのよ
うに保健医療に多額の資金を投入できない国々では、環境や薬害よりは目の
前の死んでいく人たちを救うほうが先決だろうというお話し。

●マラリアの研究に使われているお金は世界中で、年間たったの8千万ドルだ
そうです。これって本当?と思うような数字です。マラリアでは医療業界、
特に製薬業界は食ってはいけないような仕組みになっているらしいです。

●最近ニューヨークで蚊が媒介する病気がはやり、空と陸からの一掃作戦が大
々的に実施されたという話を新聞で読み、結局投下できる資金力と、それに
よって生まれる経済効果の問題であるわけだなと、改めて感じたしだい。

●WHOは、目標をマラリア撲滅からマラリア感染率の低下にしたそうですが、
本当にマラリアの撲滅は難しいのでしょうか。これまで本当に真剣に取り組
まれてきたのかどうかなど、ぜひ関係者の意見を聞きたいですね。

ところで、熱帯地方へ旅行する人にマラリアに関する良い本があります。旅
立つ前に一読を。

「旅行者のためのマラリア・ハンドブック」
マルティーヌ・モーレル著、松永秀典訳、凱風社

’マラリア発作に襲われて生死をさまようわが子を前に無力感を切実に味わ
った母親’が一念発起して作った本です。

○9/20 中島@清瀬さん
●最近見た外務省(?)だったかが作成したマラリアに関する小冊子(出版
年を覚えていません。古い物だったかもしれません)に、マラリアの防除に
家の壁にDDTを噴霧しなさい、というような記述がありました。
ベトナムを訪問した際に枯葉剤など化学薬品の影響が長く健康被害や奇形出
産などを引き起こしている現実を見ているので、僕はDDTの使用による影
響の方が大きな問題を抱えることになると思います。

某環境NGOに勤めている時に、人体にやさしい殺虫剤の商品開発のプロジ
ェクトに関わったことがあります。そのときに蚊のことを少し調査しました。
そのとき集めた情報を少しご紹介します。

●蚊の撃退
大きく2つの方法があるかと思います。1つは蚊が自分を嫌うようにする。
2つめは近づいてくる蚊を薬物などにより撃退する方法。
前者は虫除け、後者は蚊取り線香などが代表選手でしょう。

蚊取り線香は、除虫菊に含まれる天然成分のピレスリンにより蚊の撃退を行
っています。かつて世界一の除虫菊の生産を誇っていたのが日本でした。昭
和20年代後半に化学合成のアレスリンができるようになって、蚊取り線香に
替わって合成の物質を使用するようになり、それと同時に急激に日本国内に
おける除虫菊の生産は減少していきました。蚊取り線香やマット類、殺虫剤
などは医薬部外品にあたるので認可が必要です。現在、天然の除虫菊抽出成
分を利用しているのは日本国内では和歌山県に1社あるのみです。

●東アフリカの除虫菊生産
現在、日本国内では統計上はほとんど除虫菊の生産はありません。ここ数年
はケニアなどから年間10〜20トン程を輸入しているにすぎません。タン
ザニアでもイリンガ州の高地で栽培されていると聞いて、2年前に除虫菊を
求めてタンザニアを訪問しました。
数年前まではキリマンジャロ州の西麓にも精製工場があったようですが、閉
鎖されてしまいこの地域での除虫菊の生産はなくなっていってしまったよう
です。タンザニア唯一の精製工場がイリンガ州にありますが、これも経営不
振のため一昨年南アフリカの企業に買収されてしまいました。現在、どのよ
うに経営されているか僕は確認できていません。

農家はというと、除虫菊は多年草なので買い取られない除虫菊は放置された
ままになっています。

●ドライフラワーだけでも効果あり?
広島県因島市は、かつて日本の除虫菊の大きな産地でした。今は、80歳以上
の老人が観光用に細々と栽培する程度です。ただ、その老人が言うには「除
虫菊はドライフラワーを袋につめておいておくだけで、虫除けになる」「そ
れをそのまま炊いても蚊取り線香のような効果がある」「お風呂にの中にい
れると肌がすべすべとなり、虫除けになる」のだそうです。真偽のほどはわ
かりませんが、除虫菊の効能の発見も窓辺に置いておいた鉢植えの除虫菊の
まわりに蚊などが落ちて死んでいるのを見てだと文献には書いてあります。

●除虫菊関連へODAがまわるといいなぁ
ドライフラワーをそのまま使って効果があるならば、設備投資なしで活用で
きるし、除虫菊をタンザニアの人々がマラリア対策として活用できるといい
いなぁ。そうすれば、除虫菊の生産もまた再開され農家経営にも貢献できる
し、システムがまわると思うんですがね。このようなシステムをまわすため
にODAがつかわれるといいなぁと思うのですが…。

●僕の虫除け対策
僕は虫除けには、「天然ハッカ油」を利用しています。これは、合成した虫
除けよりもよく利きます。爽快感があります。水で薄めて飲めます。靴の中
や体臭などの匂い消しとして香水の役目も果してくれます。というように魔
法の油です。

●献血とマラリア
免許更新や街頭での日赤の献血の呼びかけを見ると、献血をしたいと思うの
ですが、その度に「マラリア汚染地域旅行経験者ご遠慮していただきます」
とやられます。それも献血の場所によって禁止期間が1年だったり、3年だっ
たり、5年だったりとまちまちです。変だと思い保健所で健康診断を受けた
ときに聞いたら、「そんなの聞いたことが無い。エイズと間違えたのでしょ
う?エイズ検査は木曜日だから」と紙を渡されました????ますます、変
な気分になってしまいました。実際の所どうなっているのでしょうか?もし、
ホントにマラリア汚染地域を訪れたことのある人に献血禁止期間があるなら
ば、今の申告制だと相当数のチェックもれがおこっていると思われます。採
血する現場の人も献血する人もほとんど理解できていません。ホントのとこ
ろはどのようになっているのでしょうか?どなたか教えてください。まった
く問題ないのであれば、今すぐにでも健康チェックのために献血をしたいで
す。

○9/21 君島@カバ・マラウィ・エイズさん
DDTは、蚤やシラミを撲滅するためという名目で、子供の頃に学校で頭か
らかけられたことを思い出します。1回だけだったと思いますが。

この間行ったトルコの田舎町では、夏場蚊の退治のために毎晩車にタンクを
積んだ車が空に向かって殺虫剤を振りまきながら道路を走っていくのに出会
いました。

化学合成物質は、確かに長期間にわたり環境への影響を調査しなければなら
ないのでしょうが、要は使い方の問題のような気がします。天然に存在する
化学物質は大丈夫という保証はどこにもありませんしね。

さて、天然の化学物質の話です。マラリアだけというわけではありませんが、
蚊を含め害虫から人間を守るための方法の一つとして、ニームの木が利用で
きると言う話があります。

ご存知の方も多いと思いますが、ニームはインド原産で、どちらかと言えば
乾燥地を好み、成長も早い熱帯樹です。インドでは古くから薬として各部位
を利用してきました。

東アフリカ各国にも普通に見られますが、これらはインド人と共に入ってき
たと思われます。タンザニアでは現地語で40という意味のアルバイニと言
う名が付けられていますが、これはたくさんの病気に効果があることを示す
ものだと、地元の人から聞きました。

さて、ニームの種子にはアザデラクチンという化学物質があり、昆虫の精力
や食欲を減退させる、ホルモン的作用を持っています。また、忌避作用もあ
り、種子を潰し、水に溶いて壁などに塗ると蚊が寄ってこないという話も聞
いています。アザデラクチンという物質は、その化学構造が複雑であるため、
1970年代になるまで構造式が確定されず、現在も化学的な合成には成功して
いないそうですが、物質そのものはアメリカで。生物農薬として登録されて
いるようです。

乾期がある熱帯地域では、ニームは普通に見られる樹木ですので、使い方次
第では、効果があると思われます。

マラウィでは、地元にあるマメ科植物の葉にテフロシンという殺虫成分が含
まれていることがわかっており、協力隊の方々を始め、各国の農業や林業協
力プロジェクトでその普及に努めていました。

地元で入手可能な有用植物の利用は、もっと取り上げられるべきかと思いま
した。

雑談的になってしまいました。

○9/21 山尾@神戸大さん

> ●献血とマラリア
> 免許更新や街頭での日赤の献血の呼びかけを見ると、献血をしたいと思う
> のですが、その度に「マラリア汚染地域旅行経験者ご遠慮していただきま
> す」とやられます。それも献血の場所によって禁止期間が1年だったり、
> 3年だったり、5年だったりとまちまちです。変だと思い保健所で健康診
> 断を受けたときに聞いたら、「そんなの聞いたことが無い。エイズと間違
> えたのでしょう?エイズ検査は木曜日だから」と紙を渡されました???
> ますます、変な気分になってしまいました。実際の所どうなっているので
> しょうか?もし、ホントにマラリア汚染地域を訪れたことのある人に献血
> 禁止期間があるならば、今の申告制だと相当数のチェックもれがおこって
> いると思われます。採血する現場の人も献血する人もほとんど理解できて
> いません。ホントのところはどのようになっているのでしょうか?どなた
> か教えてください。まったく問題ないのであれば、今すぐにでも健康
> チェックのために献血をしたいです。

私の妹も、3,4年前、献血をしようとして、「過去にした病気」欄に「マ
ラリア」と書いたら、「これは血の病気だから献血はお断りです。」と係員
の方に厳しく言い渡されたそうです。
(私も妹も父の転勤に伴い15年ほど前にダルエスサラームに滞在していま
した。)
確かにマラリア原虫が血液中に入って病気を引き起こす(ので良かったでし
たっけ?)から「血の病気」なのかもしれませんが、帰国後10年以上経っ
た今もやはり警戒すべきなのでしょうか?
献血もできないのでしょうか?
今のところ私も妹の話を聞いて、献血はしないよう仁しています。

でも、当時日本語補習校で私たちを教えていらっしゃった先生は、帰国後も
定期的に献血をしていて、8年ほど前にお会いしたときには献血手帳を見せ
ていただきました。
その先生もマラリアに罹ったことがあったと思います。
とすればこれはチェック漏れなのでしょうか?
マラリアに罹ったことのある人が本当に献血をしてはいけないのだとすれば、
このようなチェック漏れはかなり危ないのではないでしょうか?

詳しくご存知の方がいらっしゃったら、私も教えていただきたいです。
                        (次号につづく)
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■Africa a la carte アフリカの紹介
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●アフリカ関連WEBサイト
『AFRICA INFORMATION CENTER』
http://www.hmnet.com/africa/1africa.html

これもアフリカ各国の情報を集めたサイトです。ただし前に紹介した『Africa
Guide』とは比べるまでもなく貧弱、と言わざるをえません。ただアフリカ5
1ヶ国についての基本統計が出ており、簡単に見ることができます。それ以外
はあまり見る所はないような気が…。サイトのタイトルは誇大広告ですね。こ
の51ヶ国の中には西サハラも含まれていますが、やはりカーボベルデやサン
トメプリンシペなどは含まれていません。セイシェルは入っているのに…。
(の)
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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●全国ツアー
○今、アフリカで最も刺激的なバンド、アビブ・コワテ&バマダの
 初来日決定!
■アビブ・コワテ&バマダ
 アフリカ大陸の中でも特に音楽豊かな音楽大国マリ出身のギタリスト、
そして歌手のアビブ・コワテ。伝統音楽を厳しく継承するグリオの家系に
生まれながらも、独自のポップ性、メッセージ性にこだわる異端の
ミュージシャンです。

■京都公演   予定日・会場
10月12日(火) 京都府立芸術文化会館 (西アフリカの風)
開場/  18:30     開演/  19:00
   チケット  前売り :¥3,000       当日 :¥3,500    
   チケット問い合わせ:飛魚インターナショナル

10月13日(水) クラブMETRO(AFRICAN JAM)         
   開場/  19:00      開演/  20:00
チケット 前売り :¥3,000(ドリンク代別)  当日:¥3,500
(ドリンク代別)
   チケット問い合わせ:飛魚インターナショナル

□チケット取扱先:飛魚インターナショナル、法然院、
関西アフリカの会、アフリカの会
詳しくは第15号参照(http://www.jca.apc.org/~ryosaito/aol0015.html)

■京都公演主催等 
共催:アビブ・コワテ&バマダ京都公演実行委員会
   飛魚インターナショナル
後援:ミュージック・マガジン
協力:関西アフリカの会、アフリカの会、メトロ、AD BRAIN INC.


■会場情報
□府立芸術文化会館(12日)                 
・住所:京都市上京区河原町通広小路下る
    TEL:(075)222-0847・1046   FAX:(075)211-2013

・交通:市バス(府立医大病院前下車・三条京阪より15分・四条河原町より
15分・京都駅より30分)・京阪丸太町駅より徒歩10分
  座席数:426席
・担当者:総務・井上、音響・嶋村

□CLUB METRO(13日)
・住所:〒606-8393 京都市左京区川端通丸太町下ル
             下堤町82恵比須ビルBF
     TEL:(075)752-4765
・交通:京阪丸太町の南東出口手前
  収容人数:約300人程度
・担当者:林 薫

■京都公演問い合わせ 
    飛魚インターナショナル  
    住所:〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町43-7
    Tel:075-762-1105    Fax :075-762-1106    
     e-mail: tobiuo@mbox.kyoto-inet.or.jp
(第15号・第16号での紹介の際、上記電話・FAX番号が間違っていました。)

○John Sofa Kolley (Guitar, Vocal, Talking Drums) from Niger ライブ
Mr. John Sofa Kolleyはニジェールから昨年の11月に来日した国際協力事業
団初めての音楽研修員。シンガーソングライターの白井貴子さんのご主人で
ギターリストの本田清己さんから指導を受けている。マリのサリフ・ケイタ
に師事し、ニジェールの音楽祭では作詞作曲し演奏した歌が2度もグランプ
リに輝くなど同国を代表するミュージシャン。日本では、ギター教授法、ア
レンジ法等を研修、最後には日本人ミュージシャンとCDを録音する予定。研
修の傍ら、ニジェールの元協力隊員で音楽を指導していた辻一高さん(プロ
ギターリスト)と一緒にJohn & Kazzというデュオを結成、学校、NGO、ライ
ブハウス等にて演奏している。11月7日帰国予定。

●10月23日(土)14:00ごろ John & Kazz
          at 町田発国際ボランティア祭'99夢広場
  場所:町田東急前広場(町田駅前)
  入場無料

●10月30日(土)17:00 John & Kazz アフリカン・ライブ 
  場所:山梨県国際交流センター
  主催:山梨県国際交流協会
  入場無料
  問い合わせ:山梨県国際交流協会 tel. 055-228-5419
  アフリカ料理や飲み物も楽しめます(有料です)。

●11月2日(火)20:00 John & Friends コンサート
  場所:原宿クロコダイル
  チャージ:2,500円(当日のみ)
  メンバー:ジョン・ソファ・コレイ(Vo, G, Karangu)
       辻 一高(G, Djambe)
       山崎 淳(G)
       田中 徹(Dr)
       ウッディ渡辺(B)
       柴草 玲(Key)
       山本 一(Sax)
  問い合わせ:原宿クロコダイル tel. 03-3499-5205
研修の総まとめとして、ジョンさんにギターを指導してくれた山崎さんのバ
ンドをバックに、初めてのバンド編成のライブとなります。ジョンさんの曲
だけでなく、ロックの名曲のカバーも演奏します。これが日本での最後のラ
イブとなるでしょう。
(境 勝一郎さんの紹介)

○アフリカの音楽『魂の鼓動』
タンザニアのイリンバ奏者・ザウォセおよびチビテグループ日本公演!
■東京
日時:10月30日(土)開演18:30
会場:安田生命ホール(新宿駅西口すぐ)
料金:前売り:3,000円当日:3,500円
主催者・問合せ:(株)笑う猫:0422-56-2329

*上記東京公演に限り、中島経由で20名以上申し込めば主催者より1割バッ
クの約束を取り付けました。
バックしてもらうお金は、僕が参加しているタンザニア・ポレポレクラブのキ
リマンジャロ村落植林の苗木代金への寄付ということにさせていただこうと思
っています。尚、10名以上のグループを扱っていただける方には、そのグルー
プへの還元についても相談させていただくことも可です。

【チケット受け渡し方法】
基本的には当日会場にて代金と引き換えです。グループでとりまとめていただ
ける場合のみ、事前に発送することも可です。
【申し込み期日】10月22日(金)
【問い合わせ・申し込み先】
中島明夫:JBG03644@nifty.ne.jp

■滋賀
日時:10月17日(日)15:00〜
会場:滋賀県八日市市文化芸術会館ホール 
料金:大人前売2,000円/当日2,500円
    子人前売1,000円/当日1,200円
主催:(財)滋賀県文化振興事業団  協力:アフリカン・アフリカン
申込・問合せ:滋賀県八日市市文化芸術会館、:0748-23-6882
文京女子大学・文京女子短期大学 生涯学習センター

■奈良
日時:11月7日(日)14:00〜
会場:王寺町やわらぎ会館
料金:1,000円
主催者・問合せ:王寺町やわらぎ会館 TEL:0745-31-5555

■岡山
日時:11月13日(土)18:30〜
会場:岡山県立美術館ホール
料金:前売り:4,000円  当日:4,500
主催者・問合わ:アフリカンライブラリーTEL:086-254-7162
販売:ディスクトランス  :086-232-0510
   グリーンハウス倉敷店:086-421-3108

■熊本
日時:11月19日(金)19:00〜
会場:益城町文化会館
料金:大人前売1,000円/当日1,300円
    高校生以下前売700円/当日1,000円
主催者・問合せ:益城町文化会館:096-286-1511

■沖縄
日時:11月23日(祝)未定(近日中に決定)
会場:具志川市民芸術劇場
料金:未定(近日中に決定)
主催者・問合せ:具志川市民芸術劇場:098-973-4400
    
■愛知
日時:12月17日(日)18:30〜
会場:味岡市民センター
料金:大人2,500円 中学生以下500円
主催者・問合せ:小牧市教育委員会

*招聘元は(株)笑う猫:0422-56-2329
公演に関しては直接それぞれの公演主催者にお問い合わせください。
*ザウォセとは?イリンバとは?については下記のURLをご参照ください。
http://member.nifty.ne.jp/ANAKAJIMA/zawo1.htm
(中島明夫さんの紹介)

○フェア・トレード・シンポジウム Fair Trade on the Road
〜新しいミレニアムに、もっとフェアな世界をつくるために〜
世界中で広がる貧困や環境破壊に心を痛めているあなた。
自分に何かできることはないか、探しているあなた。
グローバル・ヴィレッジは、途上国との公正な貿易「フェア・トレード」に
よって、買い物を通じて誰もが、人と環境にやさしい社会作りに参加できる
よう、提案しています。今の自由貿易体制では、先進国の巨大企業ばかりが
有利になり、途上国の立場の弱い生産者の人々はどんどん追いつめられてい
ます。新しい千年紀を迎えようとしている今、もっと環境や人権を重視する
新しい貿易のあり方を探ろうと、世界中でNGOや活動家の人々、そして一般の
市民が動き始めています。今年の11月末に WTO(世界貿易機関)の閣僚会
議が開かれ、貿易のさらなる「自由」化が話し合われますが、今世界に必要
なのは、「自由」貿易ではなく「公正」貿易(=フェア・トレード)ではな
いでしょうか。
シンポジウム「Fair Trade on the Road」では、アジア、アフリカのフェア
・トレードの現場で活躍中の4名のゲストを迎え、その成果と持続性、グリー
ン・ビジネスの事例などを話し合います。

パネリスト
●ムーン・シャルマ(インド)
デリーのフェア・トレード組織「タラ・プ
ロジェクト」で、不法児童就労反対運動、児童就労者のための学校運営、生
産者グループの健康管理、識字プログラムなどを担当。
●サフィア・ミニー(日本)
グローバル・ヴィレッジ(GV)代表。環境ポリシーに基づいた公正な貿易を行
う、新しい「商社」を目指す。
●モティア・パルヴィン(バングラデシュ)
貧しい人々の生活向上と地域開発を行う、バングラデシュ最大の NGO「BRAC」
のフェア・トレード部門である「アーロング」で、生産者窓口、品質管理を
担当。
●ジョセフ・サンナ(ケニヤ)
フェア・トレード組織「 KGT」でデザイナーを務める。ストリート・チルド
レンの社会復帰を支援する市民団体で、子どもたちに手工芸品作りを指導し
た経験あり。
●ガブリエル・カムドゥ(モーリシャス)
障害者の雇用促進を支援する「クラフト・エイド」の創立メンバーのひとり。
リサイクル素材や手作業の技術を大切にし、事業の継続性を目指す。

■仙台
日時:10月26日(火)18:30〜20:30
会場:仙台国際センター
   仙台市青葉区青葉山
   TEL:022-265-2211
   仙台市営バス青葉台行き、宮教大行き、成田山行き
   「博物館・国際センター前」下車
■大阪
日時:10月29日(金)18:30〜20:30
会場:弁天町市営学習センター
    大阪市港区弁天1-2-2-700
    TEL:06-6577-1430
    JR環状線弁天町駅北口、地下鉄中央線弁天町駅西口
■東京
日時:10月30日(土)18:30〜20:30
会場:青山東京ウィメンズプラザ
    渋谷区神宮前5-53-7
         TEL:03-5467-1711
    渋谷駅、表参道駅

主催:グローバル・ヴィレッジ
参加費用:1,000円(当日、会場にて支払い)*※要予約
*仙台および大阪では、小売店様向け商品展示会も合わせて開催(11:00〜
17:00)します。お店で仕入れをお考えのお客様はお気軽にお越しください。

申込先: グローバル・ヴィレッジ  胤森(タネモリ)
〒158-0092 東京都世田谷区野毛1-13-16
TEL:03-3705-0233 FAX:03-3705-0255

●北海道
○さっぽろ自由学校「遊」  アフリカ講座のご案内  (転載歓迎)
アフリカを知る、アフリカを感じる
・1999年10月14日開講 隔週木曜夜7時〜9時 全5回
・会場 さっぽろ自由学校「遊」
・受講料6,000円(学生5,000円)*会員のみ単発参加可 
 アフリカ、…この響きを皆さんはどのように感じるでしょうか?
 この言葉を一面的にしか捉えていなくはないでしょうか。
この講座では、そんなアフリカについて、さまざまな角度から
掘り下げていきます。私たちのまだまだ知らないアフリカの
魅力と可能性について、一緒に探し考えていきませんか?

10月14日(木)
ブラック・サバイバル
−ジンバブエ・この10年−
●高橋 朋子(たかはし ともこ)
 ハラレ市在住。ジャナグル・ミュージック・プロダクションの
共同ディレクター。テキスタイルデザイナー、編集者を経て1986年
からジンバブエに移住。ジンバブエを中心に南部アフリカの音楽、
工芸などの文化事情、現知事情を通信、ラジオ等で日本に伝えている。
1992年に設立したジャナグル・ミュージック・プロダクションはレ
コード、ビデオの製作、コンサートの企画を手がけている。著書に
『ZIMBABWE』(長征社)。

 小樽からジンバブエに移住し、音楽プロダクションのディレクター
を務めている高橋さんをお招きして、南部アフリカの文化や暮らし、
近況などをお話ししていただきながら、日本人のアフリカとの関わり方
を考えたいと思います。

10月28日(木)
サブサハラ地域における女子教育
●大津 和子(おおつ かずこ)
 北海道教育大学(札幌校)国際理解教育課程(国際協力)教授。
専門は開発教育、国際理解教育の教材開発およびカリキュラム研究。
近年はサブサハラ地域における女子教育やエイズの調査研究も行って
いる。著書に『社会科=一本のバナナから』(国土社)、
『国際理解教育−地球市民を育てる授業と構想』(国土社)など。

 サブサハラ地域における女子教育の進展を妨げている要因は貧困
だけではなく、文化的背景とも関連して国、地域、部族により実に
さまざまである。ザンビア、ケニア、南アフリカの現状と取り組みを
中心に考えたい。

11月11日(木)
アフリカの自然・文化・暮らし
●ピーター・オポンド Peter Opond
 1964年生まれ。ケニア・モンバサ出身。

 アフリカ大陸の自然やその民族と文化、そしてアフリカが抱える
問題点をケニア出身で札幌在住のピーターさんに紹介していただき
ます。参加者の皆さんとの対話を中心に講座を進めていく予定です。

11月25日(木)
アフリカの開発を巡る状況
●森川 純(もりかわ じゅん)
 1949年、石川県金沢市生まれ。明治大学卒業後、デンマ―ク、
ナイジェリアに学ぶ。1998年から酪農学園大学環境システム学部勤務。
専攻は国際政治学、アフリカ論、日本−第三世界関係論、日本外交論。
主要著作:JUN MORIKAWA, Japan and Africa - Big Business and
Diplomacy -. HURST, LONDON, 1997. 森川純『南アフリカと日本−
関係の歴史・構造・課題−』同文舘,1988.
森川純「日本のODA外交のイリュ−ジョン」太田一男編『国家を超える
視角』法律文化社,1998.

 アフリカやアフリカの開発を巡る知的状況を再検討する事は、アフリカに
対する主要な援助供与国であり、1993年と1998年にアフリカ開発支援の為の
大規模国際会議、アフリカ開発会議(TICAD)を開催し、さらにはNGOの役割
に
対する期待が高まっている日本(社会)にとって現実的な意味合いを持つの
ではないだろうか。

12月9日(木)
アフリカンドラム“ジンベ”がひらく世界
●いいだ ともき
 80年代末、西アフリカのタイコ“ジンベ”の生演奏によるアフリカン
ダンス・ワークショップに出会い、ダンス&ジンベを学び始める。95年
Uターン以来、道内各地でジンベの講座を開催し、音とリズムの魅力を
伝える。

 ジンベとの出会いから活動のこと、ジンベを通して知ったアフリカの
豊かな生活文化、ジンベを通して広がり深まった人とのつながり、世界的
に広まる時代背景や問題点等を話し、実際にジンベの演奏を体験してもらう。

問合せ:さっぽろ自由学校
メールアドレスmao-pole@bd5.so-net.ne.jp(奥田)
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