Subject: [Africa on Line 00000001] 創刊号!


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 ■■■■■■■ AFRICA ON LINE
 ■■■■■■  アフリカ情報インターネットマガジン
   ■■■■  創刊号【第1号】(1999年5月13日発行)
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========================================================□今号のもくじ
■アフリカからの話題
 ●最後の酋長
■アフリカと出会えるところ
 ●アフリカグッズが手に入るお店 「The Fair Trade Company」
■アフリカ関連イベント
 ●関東・甲信越
 ●中部
 ●関西
 ●海外
■今日のひとこと
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■Realtime Africa アフリカからの話題
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●最後の酋長     by白鳥清志(在タンザニア)
あることがきっかけで、チャガ王国最後の酋長、チーフ・マリアレと知りあい、以
来、彼の家を訪ね、昔の話を聞くのが楽しみである。チーフは、かつてはチャガ族1
7人の酋長をまとめる、酋長の中の酋長で、植民地時代にはロンドンとケンブリッジ
両大学で教育を受けたインテリである。タンガニイカ(当時)独立の話し合いが行われ
ていた 1957年、国連の信託統治理事会で、後の大統領ニェレレとともにタンガニイ
カ人 の立場を説明するスピーチもしている。独立には時間をかけ、英国の経費で人
材の育成やインフラの整備を経てからにすべきだ、との彼の意見は結局受け入れられ
ず、1961年にタンガニイカは独立した。以来、独立を急いだニェレレ氏には、酋長の
タイトルを奪った張本人ということもあり、常に批判的だ。「段階的な独立」という
オプションには、酋長制度の段階的廃止という彼の願いもあったのかもしれない。こ
こ2年に連続して起きたキリマンジャロ山の山火事がいつまでも鎮火されないこと
に、「昔なら酋長のもと住民総動員ですぐに消し止めたのに、今は政府は動かず住民
の関心も低くなってしまった」と怒る。最近、ニェレレは酋長制度の復活を提案して
いたが、チーフは「いまさら何を」とつぶやいただけ。その実現性がまったくない、
という常識を持ち合わせているのである。

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■Meet with Africa アフリカと出会えるところ
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● アフリカグッズが手に入るお店  「The Fair Trade Company」
ここは、民間非営利団体『グローバル・ヴィレッジ』が運営するアフリカ・アジア・
南米の第3世界のクラフトを扱っているお店。とにかくセンスがいい! これなら、
アフリカに全然興味のない彼氏・彼女をお散歩がてら一緒に連れてきてもうけること
間違いなし。編集長いちおしのお店です。
アフリカ関係では、タンザニア紅茶・蜂蜜、ケニアのハーブティー・マンゴージャ
ム、ジンバブエのハーブ&スパイスなど食品類、タンザニアの木製雑貨、ケニアのサ
イザル麻バッグ、ジンバブエのとってもポップなシルクスクリーン・プリントのカー
ドとTシャツ、アロマグッズ、かわいいビーズアクセサリー、などがあります。遠く
て、お店には行けないという方のために通販もやっています。

○住所:〒152-0035東京都目黒区自由が丘3-7-2
東急東横線・大井町線自由が丘駅正面改札口を出て、富士銀行の通りをまっすく進
み、JAKE HOUSEを右に曲がると左手に緑の地に黄色の文字でThe Fair Trade Company
と見えます。
○TEL:03-5701-3361
○営業時間:11:00〜20:00(水曜日定休)
○カタログ:1冊350円(年間購読料1000円)

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■Event Guide アフリカ関連イベント
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●関東・甲信越
○1999年PARK自由学校講座開講!
テーマ:変わるアフリカ 変わらないアフリカ
日程:5月〜7月の毎週土曜日 全15回  定員:25人
費用:37,000円  会場: 太平洋資料センター
5/15  和崎春日  アフリカ、人々の生業と文化創造
5/22  稲泉博巳  イモとアフリカ人:コメだけが食糧ではない。
5/29  ムケンゲシャイ マタタ  アフリカ人のアフリカ観
6/ 5  永原陽子  過去といかに向かい合うか
6/12  吉田昌夫  アフリカの債務と構造調整がもたらしたもの 
6/19  矢澤達宏  もうひとつの環太平洋史 アフリカとラテンアメリ
6/26  松田素二  都市の歴史と日常生活の変遷
7/ 3  勝俣 誠  人々はなぜ争うのか:戦争と平和のアフリカ
7/10  荒木美奈子  開発 介入と人々の営み
7/17  児玉谷史朗 アフリカの村人と経済自由化、民主化
7/24  神野 明  南部アフリカの解放と音楽
問い合わせ:PARC自由学校  Tel 03−5281−0399
PARC自由学校 http://www.jca.apc.org/parc/

○南部アフリカの教育を支える会 年次報告会
日時:5月15日(土)14:00〜16:00
場所:赤坂区民センター 第2会議室
    赤坂コミュニティ プラザ内 TEL:03-5413-2711
内容:ジンバブエ援助の成果と今後
   98/99年報告
   新生後5年経った、南アフリカの現状
  (ビデオ・スライド上映有り)
参加費:500円
問合せ先 Tel 0493-62-1849(折原方)

○AJFの「WG 交流の場づくり」定例会合   5月度 のご案内
今回の目的:南部スーダンに関する勉強会
講師:フリージャーナリスト 大津 司郎さん
  朝日TVの「ニュースステーション」などでも、アフリカ報告を  
  している。あの大津さんです。
日時:5月16日(日曜日) 15:00〜17:00まで
場所:渋谷のアフリカ料理屋 「クスクスパート2」
           JR渋谷駅 南口から徒歩4分
      TEL 03-3462−6588
             東京都渋谷区桜ケ丘 28−3 恒和ビル 1階
参加費:飲み物、資料代として
    会員 500円 非会員 700円
(主な内容)
・ビデオ上映 10分
・アフリカの地域紛争から見る日本
(南部スーダンの難民問題を例にとりながら、先進国の援助のあり方を考える)
参加ご希望の方は、前日までに申込書をAJF事務局までFAX(03-3834-6903)して
ください。

○AFRICAN WORKSHOP 1999
アフリカン パーカッション
講師:B.B.モフラン
日時:5月19日(水) から水曜日前6回(5月から7月)
19:00 〜 20:45
場所:杉並区内の文化施設
参加費:18,000円

○サヘルの会現地活動報告会
日時:5月16日(日)13:30〜15:00
場所:代々木八幡区民会館会議室
内容:植林ブームのトンブクトゥから(高津佳史)
   砂漠の子育て(高津紅実)
資料代:500円   マリ料理の試食もあります
問合せ:サヘルの会事務局 Tel、Fax03−3460−3912

○前田春人写真展 「CACADU 南アフリカの村」へのお誘い
日時:5月12日〜18日、10:00〜18:00 
(最終日は15:00まで) 日曜休館
場所:コダック・サロン 東京都中央区銀座6−11−4
          ニックス銀座ビル2F〔三原通りとみゆき通りの角〕
会場のTel 03−3572−4411
テーマ:かつてアパルトヘイトによって作られた、南アフリカの小さな村の生活
をとらえた写真展です。ヨハネスブルグから車で10時間かかる村を5回にわたっ
て訪れ、山賊の恐怖、言葉や食事など様ような問題を切り抜けながら撮影した
作品です。
 出品点数モノクロ40点

●中部・東海
○名古屋アフリカ勉強会
テーマ:ガーナの木材伐採と環境問題
     (発表者:オンウォナ・アジマン、岐阜大学教授)
日時:5月18日(火)19:00〜21:00
場所:JR中央線、鶴舞駅(名大病院口)前、徒歩1分
     中部大学名古屋キャンパス8階セミナー室
主催者:名古屋アフリカ勉強会

○ナイジェリア生まれのノーベル文学賞作家、
ウォレ・ショインカによる特別講演
日時:5月30日(日)13:00〜
会場:グランシップ11階会議ホール
    (JR東海道線、東静岡駅南口駅前)
参加料:1000円
演題:「 From Ghetto to Garrison - Orisunitis in the Act 」
問合せ:第2回シアターオリンピックス実行委員会
     Tel054-221-3506 054-202-2813

●関西
○ママドゥ・ドゥンビアのコラ:アフリカの大地の調べ
日時:5月22日〔土〕18:00開演
会場:えにし庵〔大阪府市四条畷南野2−6−3〕
料金:前売り3,000円 当日4,000円
主催:アフリカの会
問い合わせ:Tel0720−52−7399、〔午後7時以降〕

○西アフリカ伝統音楽舞踏団 WARA−BAリーダー
YOUL、久々の大阪ライブ!!
日時:5月28日〔金〕
会場:伽奈泥庵(カナディアン)
開演:8:00pm
料金:前売り2,000円 当日3,000円     
問い合わせ:伽奈泥庵Tel06−6764−6483

○「アフリカ村おこし運動」10周年記念
共に歩もう 21世紀の希望・アフリカと!
日時:6月5日(土)13:30〜16:50
会場:名古屋国際センター別棟ホール
参加費:会員2500円、一般3000円(飲物、軽食、生演奏付)
内容:自然環境はもちろん、人間の持つ文化を含めた環境を壊さず、
あくまでも村人が主人公の支援をポイントにザイールの農村部で活動
を続けてきた「アフリカ村おこし運動」の10周年を記念して行われる
イベントです。
【基調講演】PM1:30〜
アフリカ村おこし運動の代表であるサンガ・ンゴイ・カザティ三重大
学教授による基調講演。
【アフリカンパーティー】PM2:45〜
アフリカのミュージシャンによる生演奏を聞きながら、運動の協力者
の体験発表を交え、アフリカについての理解と交流を
深めます。
申込・問合せ:アフリカ村おこし運動事務局(本部・三重県津市)
 Tel.059-228-1699 Fax.059-227-1967
主催:「アフリカ村おこし運動」10周年記念実行委員会

●海外
○ウガンダ・ワークキャンプ
里親会の活動を行うブンタブ地区で小学校建設などを手伝います。
又エチオピアのプロジェクト地も訪問する予定です。
日程:7月26日〜8月11日
費用:43万円  定員:10名
主催:日本国際飢餓機構  大阪府八尾北本町2−4−10
問い合わせ:FH大阪海外人材協力部 Tel 0729−95−0123

○ケニヤ、タンザニア難民キャンプでの研修プログラム
ケニヤ、カクマ地区、タンザニア、キボンド地区の難民キャンプでキャンプ活動
の研修に参加します。
日時:7月〜9月 (2ヵ月以上) 締め切り:6月8日
費用:29万円  募集人数:3〜4人
主催:わかちあいプロジェクト  東京都墨田区江東橋5−3−1
Tel:03−3634−7809

○アフリカ・ケニアへの旅:人々に触れる、心に触れる
 相手と理解しあえなきゃ、国際協力なんてできっこない。農村での学校建設
ワークへの参加、都市部での孤児院ステイなどを通して、多様なケニアの顔に
触れよう。アフリカの人たちはたくましくがんばっているぞ。そんな彼らと交
流し、理解の第一歩をしるそう!事前学習会も、豪華講師陣がケニア流の喜怒
哀楽を交えて担当します。
●訪問先:東アフリカ・ケニア共和国
      (インド・ムンバイ経由)
●ツアー日程:   1999年7月29日(木)〜8月15日(日) <18日間>
          短期コースあり: 7月29日(木)〜8月 8日(日) <11日間>
●現地の主なプログラム
 都市から農村まで、ケニア人から他のアフリカ諸国の移民まで、
 ケニアの多様な顔に触れよう。また、私たちのありかた、日本の
 ありかたについて、現地で活動に携わっている人々と考えます。
  ☆ケニア東部Mwingiの農村での生活を体験しながら、学校建設ワークを通し
    て、人々と交流。
 (4日間滞在) <協力団体:CanDo(アフリカ地域開発市民の会)>
  ☆ナイロビ郊外、Ongata Longai村にある孤児院に滞在し、都市部の子ども達
  を取り巻く環境について触れる。また、有機農園で農作業を体験。
 (4日間滞在)  <協力団体:Save the Children Centre>
 ☆近隣アフリカ諸国からの難民コミュニティーを訪問。
 ☆ナイロビダムにおけるストリートチルドレンの環境プログラムを見学。
 ☆日本のODAプロジェクト見学。
 ☆マサイ・マーケットにも行きますよ。
● 事前学習会  ( 毎週土曜日ないし月曜日・計6回を予定、
           6月7日(月)より開始。その他合宿1回を予定)
 予定している講師:
 ☆青木澄夫氏((財)日本国際協力センター研修監理部部長、
           元JICAケニヤ所長
           『アフリカに渡った日本人』著者)
 ☆松田素二氏(京都大学助教授、『都市を飼い慣らす』著者)
 ☆望月克哉氏(アジア経済研究所研究員)
 ☆在日アフリカ人の方(交渉中)
 ☆NGO関係者(CanDo(アフリカ地域開発市民の会)の方と交渉中)
 ☆また、アジア学院で、1泊2日の合宿も予定。在日アフリカ人研修生
  と共に農作業体験を予定しております。
●費 用:340,000円 (短期コース:325,000円)
     (遠方者は場合によっては交通費補助有り)
●定 員:11名 (最少催行人数 9名)
●説明会 日 時:5月22日(土)13:00〜15:00  
          場 所:国際協力プラザ <日比谷線広尾駅徒歩2分>
          東京都港区南麻布5_2_32 第32興和ビル1階
                (ツアーへ参加希望の方は必ずご出席ください)
  アフリカ日本協議会・ケニアスタディツアー実行委員会 (担当:三好)
          TEL:090-9804-6348, FAX:03-3821-8282
           E-Mail:Atalelech@aol.com
                     http://member.nifty.ne.jp/ajfkst/
      企画:アフリカ日本協議会(AJF)
      主催:(株)風の旅行社

○WFP(イタリア・ローマ)事務所で、日本人スタッフ募集
Subject:Recruitment of women at senior level World Food
 Programme(WFP)
P4/P5レベル
応募者は、履歴書を5月末までに下記住所まで送付のこと。
 Ms.Evelyne Togbe-Olory
 Srnior Recruitement Officer
 World Food Programme
 Via Cesare Giulio Viola
 00148 Rome-Ital
尚、詳細な募集要項がAJF事務局に届いていますので、お問い合わせください。
Tel 03−3834−6902 

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■今日のひとこと
皆様ご登録いただきましてありがとうございました。ただいま登録者は253人です。
これから末なが〜くお付き合いください。よろしくお願いします。(Mao)
-----[情報募集]--------------------------------------------
あなたの身近なアフリカイベント情報募集しています!
掲載に必要な項目は、
イベント名称、日時、場所(住所よければ電話・FAX最寄駅等も)、参加費、
主催、問合せ連絡先(Tel、Fax、あればe-mail)
(紹介される方へのお願い)
*イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方
のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。
*特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。
よろしくお願いします。
○投稿先:afol@egroups.co.jp(奥田)
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AFRICA ON LINEはAJF会員有志を中心に編集・発行していま
す。
◆感想・投稿はafol@egroups.co.jp(担当:奥田麻緒)まで
◆アフリカ日本協議会(AJF)
     http://www.ajf.gr.jp/
◆発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
     http://www.mag2.com/
◆マガジンID:0000013255
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