第2部 ODAの諸問題:ODAにおける環境アセスメント
環境影響アセスメント
- 環境への大きな影響を及ぼす恐れのある事業について、環境影響を事前に調査、予測するとともに結果を公表して住民の意見を聞き、環境保全対策を講じよう、というもの。(『知恵蔵1997』)
- 開発行為を行なう場合、自然環境にどのような影響を与えるかを調査、予測、評価すること。(『現代用語の基礎知識1997』)
- この法律において「環境影響評価」とは、事業の実施が環境に及ぼす影響について環境の構成要素に係る項目ごとに調査、予測及び評価を行なうとともに、これらを行なう過程においてその事業にかかる環境の保全のための措置を検討し、この措置が講じられた場合における環境影響を総合的に評価することをいう。(環境影響評価法 2条)
この文章中では「環境アセスメント」の定義を、上記の法律の定義にモニタリング(監視)・事後評価によるフォローアップを含めたサイクルとしました。(図参照)
この他の制度、手続きは「環境配慮」としました。(例:OECFの審査)
1.なぜ環境配慮について考えるのか 3.日本でガイドラインが作られるようになったきっかけ
第1部 ODAの基礎知識
.[1.ODAとは] [2.歴史] [3.現状] [4.批判] [5.改革に向けて]
第2部 ODAの諸問題
[医療分野のODA] [情報公開]
[ODAにおける環境アセスメント]