Subject: [Africa on Line 00000144] 第144号!
======================================================== ■■■■ ■■■■■■■ AFRICA ON LINE ■■■■■■ アフリカ情報インターネットマガジン ■■■■ 第144号 2002年3月25日発行 ■■■ (1917部発行) ======================================================== 今回の目次 ■2002アフリカンコンサート「ジャナグル」東京開催に向けて 実行委員会立ち上げと賛同者募集のお知らせ ■アフリカの紹介 雑貨販売サイト ■アフリカ関連イベント情報 ●全国● ○寺崎卓也のクラス(3/31) ○アフリカの智慧 〜 ジンベの真髄とアフリカンダンスの魂にふれる6週間 (4/27〜6/9) ●北海道● ○冬のアフリカンダンス・クラス(4/13) ●関東・甲信越● New♪ ○写真展 MAD SOMALIA〜鎖につながれた戦争体験者たち ○DJEMBEのワークショップ(3/26) ○アフリカ平和再建委員会(ARC)ソマリアワーキンググループ主催 (3/29〜4/20) ○テオドールバー・ギニアアフリカンダンスワークショップ (3/31)----キャンセル?? Revised ○アフロアシェー ワークショップ( 4/7、4/20) ○第1回公開勉強会『食料増産援助(2KR)の在り方を問う』(3/28) ○まるかじり!! 西アフリカ(4/7) ●関西● New♪ ○京都大学アフリカ地域研究資料センター第111回アフリカ地域研究会 ○第7回アフリカカルチャー講座(3/29) ○第8回アフリカカルチャー講座(3/31) ○DJEMBE WORKSHOPのお知らせ ○4月開講スワヒリ語初級講座(4/6〜) ●九州● ○アリュンのジャンベクラス ●海外● ○マサイの戦士に会いに行こうツアー ●募集● New♪ ○「アフリカンフェスタ2002」でのジェンベ奏者の募集 ●「探 しています!」● ○ソマリアワーキンググループ参加者募集 ■今日のひとこと ------------------------------------------------------------------ ■2002アフリカンコンサート「ジャナグル」東京開催に向けて 実行委員会立ち上げと賛同者募集のお知らせ 10月に一度ミーティングを開きました。まだ報告はできませんが、少しずつ開 催に向けて進みつつあります。引き続き賛同者を募集中です。 詳しくは120号をご覧下さい。 このコンサート企画を中心になって進めている北海道アフリカネットワークより 次のニュースが届いています。 【最新ニュース】 「国際交流基金」(東京)が市民団体「北海道アフリカネットワーク」(池田誠 代表、事務局・函館)へ助成を行うことが十八日、明らかになった。同基金筋が本 紙記者に対して明らかにしたもので、関係者は「これで何とか今年のジャナグルは 開催できる」と安堵の表情を浮かべている。 興味のある方は、編集部 奥田(afol@egroups.co.jp)まで、ご連絡下さい。 ■■african-items.com からのおしらせ■■■■■■■■■■■■■■ ガーナ、セネガル、モロッコからの雑貨販売サイト「african-items.com」 です。 3月29〜31日にかけて横浜駅東口JETROインポートスクエアにて行われる「インポート まつり」に出展いたします。 夏に向けたアフリカンプリントの巻きスカートや、バ スケット等多彩に取り揃えております。 ぜひご来場ください。 会場の地図は http://www.jetro.go.jp/ove/yok/jetrotop/jmap.html でご覧になれます。 ■Event Guide アフリカ関連イベント ------------------------------------------------------------------ ●●【全国 ●● ■■寺崎卓也のクラス■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ *寺崎卓也による西アフリカの太鼓「Djembe(ジンベ)」と ジンベと共に叩かれるベースドラム「Doundoun(ドゥンドゥン)」との アンサンブルのクラス *ニャマ・カンテのダンスクラス ギニア出身の女性ダンサー ギニアやコートジブォワールで活躍してきた、プロダンサーです 現在は日本に在住しています。 ●江東区文化センターのジャンベ&ダンスのクラス 3月31日(日)・・13:00〜14:45 31日は13:00からです、お間違いの無いよう 江東区文化センター...リハーサル室 受講料¥2500 ジンベレンタル¥500 東京都江東区 東陽4-11-3 tel 03-3644-8111 問い合わせは 寺崎卓也 moumba@alles.or.jp 03-5683-1427 (Keitai 090-6527-4810)まで 総合問い合わせ 寺崎卓也 E-mail moumba@alles.or.jp TEL:03-5683-1427 HandyPhone:090-6527-4810 HandyPhoneE-mail:taku-tera@jp-t.ne.jp URL http://www.alles.or.jp/~moumba/ Djembeの普及が森林破壊を招く? http://www.alles.or.jp/~moumba/wood.htm ■■アフリカの智慧 〜 ジンベの真髄とアフリカンダンスの魂にふれる6週間■■ アフリカンダンスとジンベのワークショップが、2002年4月27日(土)〜6月9日(日) の間、東京・長野・大阪で開かれます。 Djembeの源流と言われる、バンバラ族のリズムを楽しんでください。 アフリカの智慧プロジェクト2002 http://www.harappa-net.com/africa_no_chie/ HPから抜粋。 ************************************************************************ <アフリカの智慧 〜 ジンベの真髄とアフリカンダンスの魂にふれる6週間 > 世界屈指のマスタードラマー アブドゥライ・ジャハテ氏とセネガル国立舞踊団 のプリマタコ・シソコ氏 によるアフリカンダンスとジンベのワークショップ 2002年4月27日(土)〜6月9日(日) 東京・長野(木曽福島)・大阪 参加申込み受付中! 日程,参加費,申込書など詳細は,http://www.harappa-net.com/africa_no_chie/ をご覧ください。 セネガル国立舞踊団で18年間首席ドラマーとして演奏活動を行い、その後も世界 的に演奏活動を続けてこられたマスタードラマーのアブドゥライ・ジャハテ氏。 そして、1974年に入団以来、現在もセネガル国立舞踊団のプリマとして活躍して おられるタコ・シソコ氏。 現代最高とも言えるこのお二人を日本に招き、約6週間に及ぶジンベとダンスの ワークショップを行います。 さらに最終日の6月9日(日)には、両講師と参加者によるダンス公演も企画してい ます(参加規定および別途公演参加費用あり)。 主催:アフリカの智慧プロジェクト実行委員会 共催:(有)ウォークトーク HomeGrownMusic 制作協力:カンバセーション アフリカンブラザーズユナイテッド ■ アフリカの智慧プロジェクトとは? ■ アフリカの智慧プロジェクトは、舞踊民族学者でアフリカンダンスのインストラ クターである柳田知子と、柳田が主宰するウォークトークを中心に、札幌・仙台 ・東京・名古屋・大阪など各地のジンベ奏者やダンス愛好家達が集まって企画し ています。 アフリカの智慧プロジェクト実行委員会は、このプロジェクトを運営するために 発足しましたが、今後はアフリカの様々なジャンルのアーティストを招聘し、そ れぞれの地域に密着した形のライブやワークショップを主宰する事を目標に活動 を続けて行く予定です。 ■ お問い合せ ■ アフリカの智慧プロジェクト実行委員会事務局 〒156-005 東京都世田谷区船橋1-52-7 B棟 TEL/FAX:03-3484-5019(TEL受付 9:00-17:00 土日祝休) E-MAIL:africa_no_chie@harappa-net.com ■お申込みに関するお問い合せ TEL/FAX:043-234-2078 スタジオハラッパ E-MAIL:africa_no_chie@harappa-net.com ●●【北海道 】●● ■■「冬のアフリカンダンス・クラス」■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 北海道初の西アフリカのダンス講座。 アフリカの大地が生んだリズムとビートに合わせて身体も心も元気になるダン スです。 初心者歓迎です。身体を動かす機会が少ないこの時期、アフリカンダンスで 気持ちのよい汗を流しませんか? 日 時:4月13日(土) 時間いずれも 14:00〜15:45 場 所:コトニ1・4ホール TEL 011-642-2936 (札幌市西区琴似1条4丁目1-29北光ビル 琴似コピント2F) 地下鉄琴似駅を出て琴似本通り(ダイエー、フードセンター 等のある道)をJR琴似駅方面に歩き、ホテルヤマチの手前 の道を右折後1分、右手に1・4ホール。 地下鉄駅より徒歩約5分。JR駅より徒歩約10分。 駐車場有り、10台程駐車できますが、入り口に張ってある指 示に従ってきちんと駐車するようお願いします。 受講料:1回:会員4000円 ビジター5000円 ※生ドラムクラスも同じ料金となります 入会費5000円 ※初回のみ入会費なしの会員料金で受講できます「見学」はできません ※小学生未満無料、小中校生はそれぞれ割引になりますのでお問い合わせ ください ※各定員30名、申し込みはお早めにー (内容、ダンスの説明、及び、講師の柳田知子さん の紹介に関しては第131号を参照下さい) 問い合わせ・申し込み...ジンベクラブTEL 011-684-7553(いいだ) ●●【関東・甲信越 】●● ■■■アフリカ平和再建委員会(ARC)ソマリアワーキンググループ主催 谷本美加 写真展 MAD SOMALIA〜鎖につながれた戦争体験者たち〜■■■ 写真展「MAD SOMALIA」は、ソマリアの戦争のトラウマをテーマ にしています。戦争によって、自制力・記憶力・言語能力の喪失といった、心 の後遺症を抱えながら生きる人々の苦悩を、知っていただければと思います。 おりしもアメリカによる対テロ戦争の標的として名指しされたソマリアです が、そこにいる人々の一面を知っていただきたいと思います。 当日は募金も受け付けております。戦争トラウマの療養所への支援に使わせ ていただきます。 《日時》3月29日(金)〜4月3日(水) 平日 午前9時30分〜午後9時 日・祝日 午前9時30分〜午後5時 *入場無料 《会場》フォーラム横浜 [フォーラム横浜市民展示] 横浜市西区みなとみらい2-2-1-1 横浜ランドマークタワー13階 Tel:045-224-2005 《講演会》3月31日(日)15:00〜 資料代500円(ARC会員は無料) 講師:谷本美加 他 《お問合せ》ARC事務局 電話:045-439-4003 FAX:045-439-4004 ■■DJEMBEのワークショップのお知らせです。■■■■■■■■■■■■■■ 日時 : 3月26日 19:45〜21:15 場所 : 大田区民プラザ 第二音楽室 (東急多摩川線下丸子駅前) お問い合わせ・お申し込み : 070-5733-3130 太鼓のレンタルをご希望の方は、楽器の数に限りがありますのでお早めにお申し込 みください。 ■■アフリカ平和再建委員会(ARC)ソマリアワーキンググループ主催■■ 谷本美加 写真展 MAD SOMALIA〜鎖につながれた戦争体験者たち〜 写真展「MAD SOMALIA」は、ソマリアの戦争のトラウマをテーマにし ています。戦争によって、自制力・記憶力・言語能力の喪失といった、 心の後遺症を抱えながら生きる人々の苦悩を、知っていただければと 思います。 くわしくはHPで http://www2.gol.com/users/intrband/arc/new.htm ◆横浜・ランドマークタワー展 日程:3月29日(金)〜4月3日(水) 会場:フォーラム横浜 [フォーラム横浜市民展示] 横浜市西区みなとみらい2-2-1-1 横浜ランドマークタワー13階 Tel:045-224-2005 講演:3月31日(日)15:00〜 資料代500円(ARC会員は無料) ■■テオドールバー・ギニアアフリカンダンスワークショップ■■■■■■■■■ テオドール バーのプロフィールは第131号参照。 *代官山アドレス内代官山スポーツプラザ *日曜日* 31日13:00−14:30 (キャンセルになったそうです。確認下さい。) *恵比寿スタジオボデギータ 毎週水曜日19:30−21:00 渋谷東急プラザ・東急セミナーBE/詳しくは、電話でお問い合わせください。 *料金 年会費\5000 会員\3000 ビジター\3500 *ショップ・ブルンムラでは、ジェンベの、皮張り替えも、行ってます。 全てのお問い合わせは、090-6137-3914 ユミコ バー www.ne.jp/asahi/fatoumata/home/index.htm fwjc7814@mb.infoweb.ne.jp ■■アフロアシェー パーカッションワークショップ■■■■■■■■■■■■ ダンス ワークショップ 好評のアフロアシェーダンス&パーカッションワークショップが4月も続きます。 うっとりアフロブラジリアンダンスと元気一杯、笑って盛り上がるコンゴのルンバ、 リンガラダンス。宴会必勝のラテンな楽器、アゴゴ。 いよいよ正念場を迎えたお花見、花粉の季節に有酸素な一日をアフロアシェーと 一緒に過ごしませんか。参加対象はいつものように楽しくダンスしたい方なら「誰でも」OK。 全く初めての人も、おなじみのひとも 全員集合ッ。 日時 2002年4月7日(日曜日) 18:10-19:40 アフロ ブラジリアン ダンス (インストラクター 林 夏木) 19:40-21:00 コンゴ リンガラ ダンス (インストラクター Francis & Anderson) 場所 目黒区三田分室 一階 レクリエーションルーム 交通 目黒駅吉野家側出口から右方向(恵比寿方面)に山手線と並行して歩いて5分 (日の丸自動車学校向かい) レッスン料 1レッスン 2000円 2レッスン 3000円 次回は 5月25日(土曜日)となります。 服装 ジャージ、スパッツ、Tシャツなど動きやすい服をお持ちください。かなり汗を かきます。 アゴゴワークショップ 日時 4月20日土曜日 1:30-3:00 場所 上目黒住区センター レクリエーションルーム (祐天寺駅より徒歩5分) 参加費 楽器レンタル料金含めて一人1000円 (楽器レンタル必要な方は事前に予約ください) ドラマー募集 6月のアフリカンパーティー、8月の浅草サンバカーニバルとその他もろもろのイ ベントに向けて、ジェンベ、ジュンジュンなどのドラマーも募集しています。 基本的にはクク、ジョレ、マクルーなどのリズムをベースにダンスのための演奏 を目指します。 興味のある方は afroaxe@hotmail.comあるいは ないとう070-5468-1204まで ご連絡ください。 次回練習日 3/30土 午後1時より 4/13(土)午後 4/20土午後 問合せ先 afroaxe@hotmail.com ダンス うめつまどか 070-5008-7730 ビングル圭子 070-5590-1089 パーカッション ないとう 070-5468-1204 いいじまゆかり 070-5012-6175 ■■第1回公開勉強会『食料増産援助(2KR)の在り方を問う』■■■■■■■■ 私たち食糧増産援助を問うネットワークは、各国における日本の食糧増産援助 の実態調査、政府・外務省に対して抜本的な見直しの働きかけなどを通じて、 市民の立場からより良い農業協力のあり方を考え、提言していくための市民・ NGOネットワークです。 食糧増産援助とは、日本の政府開発援助(ODA)のうち、無償資金協力と呼ば れるものの一つで、途上国に農業資機材(農薬、化学肥料、農機具など)を供与 するものです。特にアフリカ供与分では3割から5割を農薬が占めています。 97年度にモザンビークへ供与された農薬の一部は、配布されないまま3年以上 も港の倉庫に放置され異臭を放っており、その処分が現地で問題となっていま す(共同通信、2002年2月24日配信記事)。同様の問題はエチオピアでも確認 されており、国連食料農業機関(FAO)の報告書は、期限切れ(オブソリー ト)農薬問題の要因の一つに、日本の食糧増産援助も関係していることを示唆 しています(Baseline Study on the Problem of Obsolete PesticideStocks. FAO 2001)。 農薬に限らず大量の資機材を供与するこの援助は、特に流通システムのあまり 整備されていない途上国においては、途上国の食糧増産を支援する目的に使わ れるどころか、時には非支援国地域に深刻な被害さえもたらしかねません。 今回は第1回目ということで、食糧増産援助が構造的に抱えていると思われる 問題の概観について、モザンビークの事例を紹介しながら話し合います。 日時:2002年3月28日(木)午後2時-4時まで 場所:参議院議員会館1階第5会議室「2KR学習会」 東京・千代田区永田町2‐1‐1 営団地下鉄永田町駅・国会議事堂前駅下車) 報告者:田坂興亜 国際基督教大学教授 (農薬分析専門、当ネットワーク共同代表) 今井高樹 (当ネットワーク共同代表) 会費:500円(資料代) 主催:食糧増産援助を問うネットワーク(略称2KRネット) http://www.paw.hi-ho.ne.jp/kr2-net/ 賛同団体(五十音順): アフリカと神戸俊平友の会、ODA改革ネットワーク、 関西・南部アフリカネットワーク、 途上国の債務と貧困を考えるジュビリー九州、 日本国際ボランティアセンター、日本消費者連盟、 反農薬東京グループ、PHD協会、メコン・ウォッチ、 モザンビーク洪水被害者支援ネットワーク・アドボカシー班 * 要事前予約。入館証を15分前より会館ロビーにて配布します。 身分証明書をお持ちください。 * お問合せ・お申込みは共同代表 今井 (TEL: 090-1119-0233 / e-mail: kr2-net@paw.hi-ho.ne.jp)まで。 ■■まるかじり!! 西アフリカ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 4月7日(日) パルシティ江東 (TEL: 03-5683-0341) 江東区扇橋3−22−2 (都営新宿線 住吉駅) スライド&トークライブ 14:00〜16:00 講師 金森 立 「人間力先進国アフリカから教わるエネルギー」 ジェンベワークショップ 16:30〜18:00 講師 千房 輝 ジェンベレンタル\1000円 (要予約) ダンスワークショップ 18:15〜19:45 講師 土屋 萬佐子 参加費1日券 \4000円 (トークライブ、ジェンベ、ダンスの3つに参加する場合) 2回券 \3500円 (トークライブ、ジェンベ、ダンスの内どれか2つに参加) 1回券 \2000円 (トークライブ、ジェンベ、ダンスの内どれか1つに参加) お問い合わせ FAN3(ファンサバ) Tel :03-3374-2124 e-mail: iniche@mua.biglobe.ne.jp http://www5d.biglobe.ne.jp/~fan3/ ●●【関西】●● ■■京都大学アフリカ地域研究資料センター 第111回アフリカ地域研究会のご案内■■■■■■■■■■■■ 日 時:2002年4月18日(木)15:00〜17:00 場 所:京都大学アフリカ地域研究資料センター 新館3階共同講義室(京都市左京区吉田下阿達町46) 演 題:「狩猟採集民的思考様式の持続性:コイサン社会と クロポトキンの相互扶助論」 (Mutual aid and the continuity of the foraging mode of thought: A Kropotkinist interpretation of Khoisan society) 講 師:アラン・バーナード教授(エジンバラ大学社会人類学科) Alan Barnard (Professor of Social Anthropology, University of Edinburgh) 要 約:ブッシュマン、バサルワ、サン、コイ等の名で知られる人々の社会は、生態 人類学者と歴史の見直し論者(revisionists)の間で長いこと議論されてきた。前者は、 主としてマルクス経済学の「生産様式」の概念にもとづいて彼らの社会を論じており、 後者の方はマルクスの議論に依拠しつつも、「ブッシュマン」を民族集団としてではなく、 農耕・牧畜民によって隷属させられてきた下層階級と見做すのがよいと主張している。 本発表では、狩猟採集民と牧畜民の間の政治的・経済的関係を理解するためにこれら とは別の枠組みを提案する。人類学者はよく、人類学的視点をまるで政治哲学者のよう な顔をして用いるが、私はここではその逆の立場をとりたい。すなわち、無政府主義者 のピーター・クロポトキンの著作(特に彼の『相互扶助論(1902)』)が、狩猟採集民 「ブッシュマン」や牧畜民コイコイ(Khoekhoe)、 さらには彼らの社会開発を 援助しているNGOなどの「国家なき社会」の成り立ちを理解する助けとなるのでは ないかということである。本発表では、コイサン社会の地域間比較に関する以前の 研究と、「狩猟採集民的思考様式」と私が名付けた最近の研究に基づいて、 ブッシュマン、コイコイ、NGOがいずれも、相互扶助は社会的相互作用を生み 出す力だという認識を共有していることを指摘したい。 ************************************************************* この研究会は日本アフリカ学会関西支部との共催です。 アフリカ地域研究会の案内を、ファックスおよびe-mail でお送りしています。 ご希望の方は下記宛に、お知らせ下さい。 連絡先:京都大学アフリカ地域研究資料センター、立川みお Tel. 075-753-7821 Fax.075-753-7810 e-mail: tachikawa@jambo.africa.kyoto-u.ac.jp ■■第7回アフリカカルチャー講座■■■■■■■■■■■■■■■■■ マダガスカル その過去と現在 ―スライド画像を通しておちこちを読み解く ― アフリカに一番近いアジアの国、マダガスカル。米食でインドネシア系 住民の文化的形質的な要素がアラブ、ヨーロッパの進出によって 種々雑多な変容を遂げ、新たな文化を作り上げて来た国、自らマラ リアにかかりつつも尚ご自分のご研究を続けるその国、マダガスカル の過去と現在をひとしきり語って頂きます。 (略歴)1981年よりマダガスカルでのフィールドワークを行なう。 主な著書『マダガスカルの農業−現状と開発の課題』(共著・国際農 林業協力協会・1987年)『オセアニア2 伝統に生きる』(共著・東京大 学出版会・1993年)『土地所有の政治史−人類 学的視点−』(共著 ・風響社・1999年)『アフリカを知る−15人が語るその魅力と多様性 −』(共著・スリーネットワーク・2000年)『文化解体の想像カーシュル レアリスムと人類学的思考の近代−』(共著・人文書・2000年)他。 講師: 深澤 秀夫(ふかざわ ひでお) 氏 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 助教授 期日 :3月29日(金)14:00〜16:00 会場: ハービス PLAZA 3階 セミナールーム 定員: 40人 会費: 500円 (事前申し込みをされた"たびっと会員"は無料。当日会員証をご用意下さい。 但し事前申し込みをせず当日ご参加の方は、会費を徴収させて頂きます。) 申込み: 3月27日までにお電話等にてお申し込み下さい。 注)会場が分からない方は申し込み時にその旨をお伝えください。 追って場所をご案内致します。 (株)道祖神 電話:06-6343-7225 FAX :06-6343-6328 E−MAIL:osa@dososhin.com ■■第8回アフリカカルチャー講座■■■■■■■■■■■■■■■■ マダガスカル その希少なる地球の財産・原猿を育てて -首都アンタナナリボの動物園で保護と飼育にあたったユニークな 文化人類学者の苦労と成功話- アフリカに一番近いアジアの国、マダガスカル。 オーストラリアよりも遥かに 不可思議で魅力溢れる独特な動物達の棲む島。日本の1.6倍もの国土を誇 り、東西南北様々な気候帯の中で育まれて来た自然とその野生生物達。 今回はなかでもその非常に珍しい原猿のアイアイについて、JICA専門家 として首都アンタナナリボにあるツィムバザザ動・植物園を拠点にしてご活 躍され、その顕著なる功績がマダガスカル政府から高く評価され、シュバリ エ勲章をも受領されました島 泰三氏にお話を伺います。昨年にはその珍し いアイアイも無事東京都恩賜物上野動物園に来日、順調に成育されている ようです。 (略歴)1946年生誕。東京大学理学部人類学教室を経て京都大学理学 博士。 主な著書『日本サルの分布』 『ヤクシマザルの社会生態学的研究』 『天然記念物(臥牛山のサル生息地) 『どくとるアイアイと謎の島マダガス カル』 他。 講師: 島 泰三(しま たいぞう) 氏 京都大学 理学博士 期日: 3月31日(日)17:30〜19:30 会場: ハービス PLAZA 3階 セミナールーム 定員: 40人 会費: 500円 (事前申し込みをされた"たびっと会員"は無料。当日会員証をご用意下さい 但し事前申し込みをせず当日ご参加の方は、会費を徴収させて頂きます。) 申込み: 3月29日までにお電話等にてお申し込み下さい。 注)会場が分からない方は申し込み時にその旨をお伝え下さい。 追って場所をご案内致します。 (株)道祖神 電話:06-6343-7225 FAX:06-6343-6328 E−MAIL:osa@dososhin.com ■■DJEMBE WORKSHOP■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 見学自由・初回無料・入会随時 日時:毎週土曜14:00〜15:45(予定) 場所:京都市・京都北青年の家(西陣青年の家) 参加費用:1回¥1000 学生¥500 参加資格:ジャンベをお持ちの方 (15歳〜30歳の方対象) *レンタルジャンベあります(要予約) 講師:BAOBABU-TSUYOSHI 企画・運営 Percussion Team OiOi お問い合わせ:オイオイ tel 090-1958-0271(Okuno) email: baobabu_11@e6.ezweb.ne.jp ■■スワヒリ語初級講座■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ● スワヒリ語ってどこの言葉? 東アフリカで話されている共通語。 ● 難しい?発音は?英語みたい? 実は無意識に知ってるスワヒリ語があるんです。 野生動物ウォッチングの代名詞として使われているSAFARI(さふぁり)は なんとスワヒリ語!発音だって簡単!ローマ字読みするだけ。 だから日本人は上達が早い&うまいと・・・(現地人談) ● どんな先生が教えてくれるの? もちろん陽気で優しいタンザニア人講師。少人数制だから授業も楽しく盛 り上がる。2時間なんてあっという間に・・・。JAMBO!(コンニチハ)ASAN TE(アリガトウ) KWAHERI(サヨウナラ)・・・ 少しできるようになったら今度は本場へおでかけ! なんていうのはいかがでしょう?きっときっと素晴らしい体験が貴方を待っ ているはずです。 期日:4月6日〜6月29日(毎週土曜日・計12回) 4/6,4/13,4/20,4/27,5/11,5/18 11:30〜13:30 5/25 11:00〜13:00 6/1,6/8 11:30〜13:30 6/15,6/22,6/29 11:00〜13:00 講師:RENATA MATSUOKA(タンザニア人)講師 内容:日常生活のスワヒリ語を一緒に楽しみましょう 会場:ハービスPLAZA 3階 セミナールーム 代金:12回分先払い¥30,000− + テキストコピー代 ¥1,000− 申込み: 4月 4日までにお電話・FAX・EMAIL等にてお申し込み下さい。 お問い合わせは 担当 池田まで (株)道祖神 大阪営業所 〒530-0001 大阪市北区梅田2-5-25 ハービスPLAZA3F TEL : (06)6343-7225 FAX : (06)6343-6328 E-mail : dososhin@skyblue.ocn.ne.jp Web : http://www.dososhin.com/ ●●【九州】●● ■■アリュンのジェンベクラス■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 場所&スケジュール 日本音楽学院大ホール(福岡市早良区藤崎のサニー2F) 毎週火曜 18:30〜20:00...経験者クラス *初めての人、毎週は無理な人はビギナー、トライアルクラス! 毎週月曜 11:00〜 13:00〜 15:00〜 17:00〜 18:30〜 (希望時間を選んで予約を!)場所は日本音楽学院大ホール 会費:入会金1万円 月謝1万円 ○トライアルクラス 1回3,500円 ジェンベレンタル 1回500円 *ジェンベ、ドゥンドゥンなどドラム販売、修理も行っています。 お問い合わせは「ママアフリカ日本事務局」 電話092-804-4442 携帯090-9412-4309(デュフ) E-Mail diouf@mx41.tiki.ne.jp (編集部より : もう少し詳しいことは108〜112号のバックナンバー をご覧下さい。) ●●【海外】●● ■■■マサイの戦士に会いに行こう (日本から全工程乗員同行)■■■■ 日本から全行程添乗員同行の期間限定キャンペーンツアーです。 ケニアのマサイマラに3連泊。サファリをたっぷりどうぞ。 マサイの村を訪問し、マサイの戦士とご対面。槍投げを教わったり、ジャンプ 力を競い合ったり。水汲み・ビーズ作り・牛追い・ミルク絞り・ダンス・火おこし などの独自のライフスタイルも垣間見る事ができるでしょう。ご希望であれば、 牛糞での家屋修復作業もお手伝い頂けます。最終日にはローカルの人達に 混ざっての青空マーケットでのお買い物も楽しみ。値段交渉はあなたの腕次 第!? 出発日 1月〜3月31日の毎週日曜日 198,000円 詳細は137号から140号をご覧下さい。 (株)道祖神 電話:06-6343-7225 FAX :06-6343-6328 E−MAIL:osa@dososhin.com ●●【募集】●● ■◇◆「アフリカンフェスタ2002」でのジェンベ奏者の募集について◆◇■ 外務省は「アフリカンフェスタ2002」を、 5月18日(土)、19日(日)の両日、東京(都立日比谷公園) において開催する予定である(後援:東京都、駐日アフリカ各国大使館)。 その企画の1つとして、西アフリカの太鼓ジェンベの奏者を 広く一般より募集する。これは、同行事の当日、50人以上の ジェンベ奏者が集団演奏を行う参加型コンサートを行うことに 伴うものである。 西アフリカの太鼓ジェンベは、近年、アフリカ音楽への関心の高まりを 背景に、日本国内でも演奏人口が急増している。今回の企画では、 ジェンベ奏者として著名なラティール・シー氏率いる 「アフリカ・スヌ・ヘルコム」の協力を得て参加者の事前練習を実施し、 当日演奏指導にも当たってもらう。 アマチュア奏者も交えてアフリカの打楽器を演奏することで 日アフリカ文化交流を体現するプログラムと位置付けている。 なお、ジェンベ奏者募集概要は次の通り。 ◇本番日時:平成14年5月19日(日) 12:15-12:45 (当日リハーサルは午前中1時間程度) ◇会 場:都立日比谷公園小音楽堂 ◇参加条件:?事前練習と本番当日にジェンベを持参できる方 ?以下いずれかの事前練習に参加可能な方 ◇練習日時:4月21日(日) 14:00-17:00 練習会場:青年海外協力隊事務局 広尾訓練研修センター内 3階講堂 (渋谷区広尾4-2-24) ◇練習日時:4月29日(月) 14:00-17:00 練習会場:目黒MOD-STUDIO Aスタジオ (目黒区目黒1-5-19) ◇参加費:無料 「アフリカンフェスタ2002」は、平成10年10月に日本政府、国連等が 共催した「第2回アフリカ開発会議(TICAD?)」を受けて、 国民のアフリカに対する理解を深め、親近感を醸成し、 地域の国際交流活動を一層進めることを目的に行うものである。 ■◇◆◆◇■ 応募窓口・問い合わせ先 アフリカンフェスタ2002事務局 電話 03-3257-3834 E-MAIL:af2002@jtbcom.co.jp URL :http//:www.af2002.jtbcom.co.jp (↑上記URLは、2002.4.8よりオープンします。) ■◇◆◆◇■ ●「探しています!」●(詳しい内容は131〜135号を参照下さい。) このたび、アフリカ平和再建委員会(ARC)会員有志が ソマリアワーキンググループとして活動を開始することにしました。 *呼びかけ人:谷本美加、小峯茂嗣 興味ある方は、小峯までご連絡ください(shigetsugu@hotmail.com)。 当面の活動内容等の詳細について、お知らせします。その上で、メンバーと して参加するかどうかをうかがいたいと思います。 ---------------------------------------------------------------- ■ 今日のひとこと 以前にもお願いしましたが、掲載依頼される際、変更の場合はどうかどうか 「ど・こ・が・変・更」となったか、もしくは「差し替え」と明記下さい。こちらは同じもの をだぶって送ってきているのか、変更なのか読み比べなければならないので時間は かかるし、間違えてはいけないと気も使います。依頼者に変更箇所は分かっているはず。 そんなに手間ではないと思います。宜しくお願い致します。(ひろ) ----------[情報募集]-------------------------------------------- あなたの身近なアフリカイベント情報募集しています! 掲載に必要な項目は、 イベント名称、日時、場所(住所よければ電話・FAX最寄駅等も)、参加費、 主催、問合せ連絡先(Tel、Fax、あればe-mail) (紹介される方へのお願い) *イベント主催者への情報確認、あるいは問い合わせの際に、紹介された方お のお名前が必要です。お名前・連絡先をお忘れなく。 *特にお断りがなければ、イベント紹介者も紙面に載せます。 よろしくお願いします。 ○投稿先:afol@egroups.co.jp(奥田) ======================================================== AFRICA ON LINEはAJF会員有志を中心に編集・発行しています。 ◆感想・投稿はafol@egroups.co.jp(担当:奥田麻緒)まで ◆アフリカ日本協議会(AJF) http://www.ajf.gr.jp/ ◆発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ ◆マガジンID:0000013255 ◆当メール・マガジンの登録・解除は http://www.jca.apc.org/~ryosaito/aol-intro.htmlまで http://www.jca.apc.org/~ryosaito/ にてバックナンバー公開中! 【転載・引用される場合は連絡をください】 =========================================Africa on Line===== 130号 131号 132号 133号 134号 135号 136号 137号 138号 139号 140号 141号 142号 143号
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