2000年
去る6月の第42回総選挙では、得票率で見ると野党支持が多数を占めましたが、議席の上では与党3党が「絶対安定多数」を占めました。 この「絶対安定多数」は、衆議院の小選挙区制を柱とする民意を反映しない選挙制度によりつくられた「虚構の多数」であることが指摘されています。
引き続いて来年には参議院選挙が予定されていますが、与党3党は比例代表選挙の定数を削減し、かつその当選者を、投票結果により決める「非拘束名簿式」に変更する法案を国会を通そうとしており、野党はこれに強く反対しています。
今回のシンポジウムは、これら日本の選挙制度の問題点を、外国の場合とも比較して科学的に解明し、民主的な選挙制度とはどういう制度かについて考えます。
併せて、民主主義国家における選挙運動のあり方についてもご一緒に考えたいと思います。
多数ご参加いただき、活発な討論を交わしましょう。主催:平和と民主主義のための研究団体連絡会議
高作正博(琉球大学) | 憲法第9条への「新しい光」と改憲論の「周辺」 |
岡田信弘(北海道大学) | 首相公選論−行政府までの民意の反映? |
田島泰彦(上智大学) | 「新しい人権」と憲法改正−知る権利・プライバシーを中心に |
えん罪は、決して他人事ではありません。
いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。
最近、満員電車で痴漢に間違われ裁判で無実を訴える事件も増えています。
――ところで”えん罪”を知っていますか?
無実の罪で犯人にされることです。
なぜ、”えん罪”の悲劇がくり返されるのか
あなたも一緒に考えてみませんか。1部 協力・劇団「阿修羅」、事件関係者の訴え
2部 対談/変えよう日本の刑事裁判
伊佐千尋(作家)、四宮啓(弁護士)
友情出演 野田淳子(フォークシンガー)
演出 松木 圓主催 えん罪を考える市民フォーラム実行委員会
日本国民救援会中央本部内
tel 03-3436-0005