パキスタンの核実験に抗議、イスラエルの核保有は? 1998.5.29
イスラエルの核兵器保有については、アメリカ国籍のユダヤ人、セイモア・M・ハーシュ著『サムソン・オプション』(文芸春秋、92)などで知る人ぞ知る状態。イスラエル支持の立場の『ユダヤ人に対する秘密の戦争/西側スパイはどのようにユダヤ人を裏切ったか』(94,日本語訳なし。拙著『アウシュヴィッツの争点』で簡単に紹介)でも認めている。これを無視するのは、シオニスト・ロビーにマインド・コントロールされた痴呆報道でしかない。インド、パキスタンはもとより、アラブ諸国でも笑い者である。⇒全文を読む
2018.5.18追記:(Wikipedia)モルデハイ・ヴァヌヌ(Mordechai Vanunu) 1986年にイスラエルの核兵器開発の実態を内部告発した技術者。イスラエル諜報特務庁要員にローマで拉致されイスラエルに連行・18年間獄中。釈放の後も出国を制限されている。
引用転載:2005.8.25イスラエル核開発を告発するモルデハイ・ヴァヌヌ氏へのインタビュー(阿修羅 http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/1002.html)
パキスタンの「核」資金の出所 ➡ソロスの背後の大物・アイゼンバーグ(三浦英明)
1970年代、米CIAとイスラエル・モサドが所有し、麻薬のマネーロンダリングを行うアメリカン・バンク・アンド・トラスト(ABT)から導入した資金でアイゼンバーグは、パキスタンに原子力発電所を建設する秘密プロジェクトを実施した。
(中略)
ところが、このへんが面白いところだが、アメリカとイスラエルは、パキスタンが原爆を開発しつつあると、攻撃のキャンペーンを張った。そのわけは、イスラム世界の原爆開発に手を貸しては駄目というメッセージを世界に送るため、一種の策略としてパキスタンに原発を売った。アラブやイスラムが原子力に手を出せば、西側にとって脅威となるとの風潮を生み出したかったわけである。1999.2.19
アメリカの二枚舌 1998.6.3
イスラエルを見逃してパキスタン核実験だけ抗議の暗愚
日経は別項で指摘したように、パキスタン核実験の翌朝、1面トップで「世界で7番目の核兵器保有国」と記した。従来の連合国(国連の正しい訳)安保理常任・拒否権独占5大国の「米国、ロシア、英国、フランス、中国」に、実験したばかりのインドで6、パキスタンで7の勘定である。
ところが、3面では、「他の疑惑国」の筆頭にイスラエルを挙げ、こう記していた。
「核兵器保有が最も強く疑われているのはイスラエル。ハイテク国家の同国は、既に百~2百発程度に核弾頭を持つと推定され、核弾頭を搭載可能な中距離弾道ミサイル「エリコ2」を80年代後半に開発済みという」⇒全文を読む
「イスラエルの核保有問題」インターネット情報の現況 1998.6.3
イギリスの軍事情報専門誌ジェーンズ・インテリジェンス・レビューは昨年の夏に「イスラエルが保有している核弾頭は 400発以上」と書き、イスラエルのエルサレム・ポストさえも今年の3月に「実戦配備可能な核弾頭は100発」と報じていることを引用。⇒全文を読む
イスラエルは「核使用国」だ! 1998.6.3
「核威嚇使用」で現在の侵略ラインを維持した第4次中東戦争
もう一つの問題は、イスラエルがすでに「核兵器」を「使った」という事実を、ほとんど誰も知らないという「痴呆」報道状況である。
私は、イスラエルの核を「疑惑」とか「潜在」とか記すこと自体が、報道操作であると断ずる。まずは、世界中の軍事・政治関係者が、イスラエルが確実に保有しているという前提で行動している。⇒全文を読む
極秘扱い米軍艦リバティ攻撃 1998.6.3
13年間も極秘扱いされたイスラエル空軍のアメリカ軍艦攻撃
1967年6月8日、イスラエルの空軍と海軍は、精巧な電波探知機を備えたアメリカの軍艦、“リバティ”を攻撃した。その目的は、ゴラン高原への侵略計画を察知させないためだった。
38人の乗組員が死に、 171人が負傷した。イスラエルの飛行機は、“リバティ”の上空を六時間に渡って飛び、爆撃は70分も続いた。イスラエル政府は、これを“間違い”だったと謝罪し、事件は一定期間の極秘扱いとなった。⇒全文を読む
シオニスト・ロビーのメディア支配 1998.6.3
[偽イスラエルの]神話は、なぜ、何百万人もの善意の人々の心の奥底に、抜き差しがたい信念として、深く根を張ることができたのだろうか?
それは、政治家の活動に影響を与え、世論を操作することが可能な、最強力の“ロビー”を作り上げたからである。
トルーマン大統領自身が1946年、ある外交官たちの集まりで、つぎのように告白している。
《皆さんには申し訳ないが、私は、シオニストの成功を願っている何十万人もの人々の期待に応えなければならない。私の選挙民の中には、アラブ人は千人もいない》⇒全文を読む