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世界のスラムにコンピュータ教室を!
2001年9月9日、ブラジル、アマゾン河口の町、ベレンに向けて日本の中古コンピュータを送りました! 積み込み作業の様子(9/8)
デジタル・アパルトヘイトのない世界をつくるため、スラムコミュニティに「情報技術と市民権のための学校」(EIC, Escola de Informatica e Cidadania)というコンピュータ教室を開設しているブラジルのNGO、CDI(情報技術民主化委員会, Comite para Democratizacao da Informatica)の運動に触発され、私たちは活動を開始しました。CDI創設者、ロドリーゴ・バッジオ(Rodrigo Baggio)氏の来日講演(1999年4月)の準備を通して、CDIの運動に共鳴した複数のNGOや個人が集り、共同プロジェクト「Passoプロジェクト」として立ち上げたのが始まりです。
CDIの活動理念や方法論に学び、それをアジア地域や日本国内にも発展させていくことを目的に、Passoプロジェクトではさまざまな活動に取り組みました。その後、この共同プロジェクトという形態を発展的に解消する形で組織づくりに着手し始め、 独立したNGO、Passo/CDI-Japan(パッソ シーディーアイ ジャパン)として正式に発足します。
なお、Passo/CDI-JapanはCDIの下部組織ではありません。理念や方法論を共有する「CDIネットワーク」の一員として、CDIと相互的な協力関係を築いています。
"passo"はブラジルの言語、ポルトガル語で「歩み」を意味します。新たな一歩を踏み出した私たちPasso/CDI-Japanの活動に、今後ともぜひご参加、ご注目ください。
Passoは活動停止中です
Passo プロジェクトは財団法人東京国際交流財団の助成(1999.10.1〜2000.3.31)を受けています
サンパウロのモンチアズール・GIV の学校建設支援では国際コミュニケーション基金の支援を受けています。