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トップ -> 西陣分校 -> 伝統文様と色彩のワークショップ 2004-2005


染織の色彩に多く用いられている植物について学び、実際に染めを体験することで、日本人が培ってきた感性を味わいます。
毎回、ひとつの色と素材に焦点をあて、その色彩に関するレクチャーを受け、実際に草木染めを行います。

時間帯:各回 13:00〜17:00頃 参加費:各回 4,000円(材料費込み)
日程・場所 内容
2005/04/24(日)
手染メ屋
<終了>
染め
日本の春を代表する「桜」の染色です。桜の皮でショールを染めます。
この時期、桜色の美しさに見とれてしまう方も多いのでは?その桜を実際にあなた自身の手で染めてみませんか?
2005/02/20(日)
手染メ屋

<終了>

紅花紅花染め
1500年以上前に中国からその染法とともに伝わった紅花。その染め方といい、由来といい、そして色といい、その全てが他の天然染料と一線を画する独特の材料です。飛鳥時代から変わらないその染法を当日は手軽にアレンジしてシルクショールを染めます。

2004/12/05(日)
手染メ屋

<終了>

紫根染め
紫根を使った紫染めをお手軽にアレンジして体験しました。

2004/11/07(日)
大原工房

<終了>

秋の落ち葉染め
大原工房さんの裏庭で思い思いに枝を刈ったり落ち葉を拾ったりして、それらを使って、5つの染めを楽しみました。

2004/10/02(土)
手染メ屋

<終了>

ドングリと矢車附子の橡(つるばみ)染め
中京区の手染メ屋さんで、ドングリと矢車附子を使って、秋の染色を楽しみました。ブレイクタイムには、古代染色のお話もきかせていただくことができました。

2004/09/04(土)
大原工房

<終了>

藍の生葉染め
左京区大原の自然の中で、草木染めの基本から教えていただき、藍の生葉を使った染めを体験しました。

協力:大原工房(左京区大原草生町)、手染メ屋<http://www.tezomeya.com/> (中京区麩屋町夷川上がる)

なぜ、「伝統文様と色彩」か

私たちが日頃から目にしている染織に使われている色彩の多くには、日本特有の植物にちなんだ「和名」を持っているものがあります。「杜若(かきつばた)色」や「萌葱(もえぎ)色」などといった四季折々の植物の色彩と語感は、季節の風情や奥ゆかしさを感じさせ、私たち日本人が古来から授かった感性を呼び覚まさせてくれます。

しかしながら、残念なことに私たちは伝統文様や色彩に関する体系的な教育を受けてきませんでしたし、なんとなく雰囲気で和を理解している場合が多いように感じられます。

「リアルな感触」を求めて

このワークショップでは、伝統文様や色彩を実際に見て、触れて、知識を得ることで、私たち日本人が養ってきた精神性を受け継ぐ場を提供します。

四季の風土に根付いた「リアルな感触」を得るために、2004年は4回(毎月1回)にわたり、季節の素材を使った「草木染め」を行います。毎回、ひとつの色と素材に焦点をあて、色が生み出される工程と背景などに関するレクチャーを受け、実際に草木染めを行います。


これからの「ものづくり」に必要なもの

いい「ものづくり」をするためには、私たち自身が得た「リアルな感触」こそが付加価値となります。そしてそれが、「その人にしかできない」仕事に結びつくのは、伝統産業に限られた話ではありません。いま一度、私たち日本人の根底に流れる和のこころを探り、私たち日本人にこそできる「ものづくり」に生かしたいと思います。

本ワークショップには、様々な分野で「ものづくり」をされてる方はもちろん、「もの」を販売されてる方、和文化や着物の好きな方にも、ご参加いただけると有意義と思います。

2005年には、伝統文様に関するワークショップも開始します。
随時、スケジュールが決定し次第、掲載します。

本サイト作成にあたり、(社)日本図案家協会様のサイトより、金原保明氏の素材を使用させていただきました。

日本の伝統文様と色彩に関する勉強をするなら、「まなざしの工房 <http://www.studio-mana.com/>」さんがおすすめです!

日図意匠デザイナー検定が実施されます!詳細は(社)日本図案家協会様のサイトをご覧下さい。
日本の伝統文様と色彩、構成美などの神髄を学ぶことのできる講習会も実施されます。おすすめです!!

参加申込、お問い合わせ
メール:MONODUKURI@jca.apc.org
集合場所などについては、お申し込みいただいたときに詳細にご案内差し上げます。

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