編集長の辛口時評 2006年8月 から分離

偽ユダヤ人カザール問題の解決法(3)

偽ユダヤ人カザール(Khazar・ハザール)問題

2006.8.12(2018.3.28分離)

http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/372.html
辛口時評060812 偽ユダヤ人カザール問題の解決法(3)

 イスラエルのレバノン侵略の苦戦、国際的な孤立、アメリカも手を引く現在の状況が、この「解決法」の実現にとっては、絶好の機会である。

 このシリーズの出発点は、以下の「辛口時評060730」である。

辛口時評060730
『偽ユダヤ人カザール問題の解決法』執筆を開始する宣言

 その前段には、以下のイスラエルのレバノン侵略問題の時評があった。


辛口時評
2006.07.27 レバノン戦争は卑怯なアメリカのイスラエル支持による歴史的な経過の災難
2006.07.26 レバノン侵略はイスラエルのホロコーストの嘘を暴く好機
2006.07.23 レバノン侵略の本質はシオニスト国家の存続を賭けた水争い


 改めて「解決法」を要約すると、いわゆる「ユダヤ人」、実は「ユダヤ教徒」の9割を占める元・カザール(ハザル)人に、カザール(ハザル)故地、クリミア半島からカスピ海周辺に、移住、建国を勧めて、イスラエル・パレスチナ紛争の一挙解決を図ることである。

 レバノン戦争は、以下のように、「停戦決議案、安保理が採択・国連暫定軍を増強」という事態になった。


http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060812AT2M1201112082006.html
レバノン停戦決議案、安保理が採択・国連暫定軍を増強

【ニューヨーク=中前博之】国連安全保障理事会は11日夜(日本時間12日午前)、レバノンで戦闘を続けるイスラエル軍とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに「敵対行為の全面停止」を求める停戦決議を全会一致で採択した。国連レバノン暫定軍(UNIFIL)を大幅に増強。レバノン国軍とUNIFILが同国南部に展開するのと並行してイスラエル軍が撤退するよう求めた。戦闘開始から1カ月を経て、レバノン情勢が停戦へ動き出す。

 UNIFILはレバノン南部からのイスラエル軍撤退を監視するため、同軍がレバノンに侵攻した1978年から駐留している。停戦決議により、UNIFILを現在の2000人から1万5000人に増員し、撤退監視に限っていた任務もレバノン軍の展開支援や戦闘停止の監視などに拡充する。 (10:53)


 国連レバノン暫定軍は、実質的に、イスラエル防衛の傀儡軍になる恐れがある。レバノン南部のリタニ川の水源を確保することが、イスラエルの主要な目的なのである。

 しかし、国際世論も、アメリカ国内のイスラエル支持への批判も、さらには、イスラエル国内の反戦機運も、以下のごとく、厳しくなっている


米追随・中東政策を批判/英議員150人が国会招集要求/政務次官は辞任(しんぶん赤旗)【政府有力者の辞任が続く可能性も】
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/590.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 11 日 12:22:18: KbIx4LOvH6Ccw

2006年8月11日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-08-11/2006081107_02_0.html

【ロンドン=岡崎衆史】レバノン問題で米国追随、イスラエル寄りの政策をとる英政府に対して、与野党の国会議員からの反発が強まっています。九日には、超党派の下院議員約百五十人が夏休みで休会中の国会を緊急招集し、レバノン情勢を討議するよう要求。国防省のジム・シェリダン政務次官(労働党下院議員)も同日、政府の中東政策を批判し辞任を表明しました。

 ブレア首相は八日、レバノン情勢に解決のめどがつかないどころか悪化しているなか、夏季休暇入りしました。国会招集の要求は、これを批判する形で労働党左派が中心となって取りまとめ、九日にストロー下院院内総務に書簡を提出しました。書簡は、レバノン情勢について「強い懸念」を表明するとともに、停戦の働きかけを早期にしなかったことが多数の民間人死亡につながったと指摘し、停戦を妨害した米英両国を間接的に批判しています。六百四十六人いる全下院議員の四分の一にせまる書簡の賛同議員には、ショート元国際開発相(労働党)やキャンベル自由民主党党首など有力議員が含まれます。

 オックスファムやアムネスティ・インターナショナルなど十七の有力非政府組織(NGO)も、レバノン問題での国会討議を求めています。

 一方、シェリダン政務次官は辞表で「政府の米国との密接な関係と中東での目的をこれ以上支持することはできない」と述べ、英政府の対米追随と中東政策を批判しました。

 同氏の辞任を受け、労働党のジョン・グラガン議員はBBC放送で、シェリダン氏以外にも政府有力者の辞任が続く可能性を示唆しました。


オルメルトは紛争終結の方途に確信もてぬ/イスラエルの英字紙・ハーレツも政府内の亀裂・ひび割れを報道。
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/573.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 11 日 00:15:25: KbIx4LOvH6Ccw
(回答先: イスラエル軍の苦戦の責任をとらされて司令官が解任された(低気温のエクスタシーbyはなゆー)【軍と政府(文官)との亀裂も】 投稿者 gataro 日時 2006 年 8 月 10 日 22:56:19)

イスラエルが閣議でいったん決定した、レバノンへの攻撃拡大を停止、と報じられるなか、その後も依然としてイスラエルのレバノン侵攻は続けられている。

イスラエル、レバノンへの攻撃拡大を停止=地元紙(ロイター通信)
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/551.html
投稿者 田中大也 日時 2006 年 8 月 10 日 13:48:49

イスラエル、レバノンへの攻撃拡大を停止=地元紙(ロイター)//停戦決議合意(毎日新聞)・・??
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/550.html
投稿者 rand 日時 2006 年 8 月 10 日 13:47:41

しかし英紙「ガーディアン」が伝えるように、イスラエル政府内では閣僚間の亀裂・ひび割れが目立つようである。イスラエルの英字紙「ハーレツ」(8月10日付)は「オルメルトは紛争終結の方途に確信もてぬ」として、イスラエル政府内部の意見対立を次のように報じている。

イスラエル国防軍のレバノンでの作戦を拡大するという国防軍側の提案は、水曜日大多数の閣僚に賛成された。9人の大臣が支持したのに対し、3人が棄権した。だが閣議出席者によれば、投票結果は閣僚たちの本心を反映していない。「もしみんなが発言どおりに投票すれば、提案反対が多数となっているだろう」ある閣僚はそう言った。では、なぜ誰も提案に反対しなかったのか。政府内に亀裂があり、国防軍の支持層にひび割れが入っているのを、国民とヒズボラに、明らかになるのを我々は恐れたのだとその閣僚は説明した。

問題は、そのようなひび割れがあるのに、もはや誰も本当に隠そうと務めないことだ。エフード・オルメルト首相とアミル・ペレツ国防相との亀裂。ツィーピ・リブニ外相とダン・ハルツ国防軍参謀長との亀裂。そしてメイル・ダガン、モサド長官とアモス・ヤドリン情報部長との亀裂。そしてペレツとその先任者シャウル・モファズとの亀裂、そしてモファズとアヴィ・デヒテルとの亀裂。出席者の1人が状況をまとめてこう言った「みんなが少なくとも一回は口論に巻き込まれた」

首相は、今週かかって首相のためにペレツとハルツが用意した基本計画が気に入らない。南部レバノンという敵領に数個師団を1ヶ月、ことによると2ヶ月の間作戦のために送ることが、多数の犠牲や引き続く占領を伴い、イスラエルへのすでに先細りしている国際的支援をそれでなくともかじりとってしまうのではないかと、首相は恐れたのだ。そのような作戦の後でも、北部イスラエルの町へのカチューシャ砲弾を止められるかどうかは疑わしい。いつもすすんで、しかも平然とガリラヤへロケット弾を打ち上げるヒズボラ兵が誰かいる。丁度カッサムロケット発射台がガザでもそうしているのと同じように。
 [後略]


ハアレツ紙世論調査【イスラエル】戦闘勝利に悲観的な見方 「勝利する」約20%、「負ける」約30%
http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/620.html
投稿者 SHN 日時 2006 年 8 月 11 日 22:14:56: /QzHRvGZq/q7Q

【イスラエル】戦闘勝利に悲観的な見方 「勝利する」約20%、「負ける」約30% 【08/11】

イスラエルの有力紙ハアレツが11日付で報じた世論調査によると、レバノンで続くイスラム教シーア派武装組織ヒズボラとの戦闘でイスラエル軍が勝利するとの回答が約20%しかなく、悲観的な見方が広がっていることがわかった。10日には、テルアビブで停戦を求めるデモも行われた。戦闘の長期化と120人を超すイスラエル側の死者の増加により、イスラエル国民の間に厭戦(えんせん)機運が芽生え始めているようだ。

調査は570人を対象に、政府がレバノンでの地上戦拡大を決めた9日と翌10日に行われた。

「戦争が今日終わったとしたら、イスラエルが勝利宣言できるか」との質問に対し、肯定したのは約20%で、「イスラエルが負けている」と答えたのは約30%、「どちらも勝っていない」が44%だった。

オルメルト首相の支持率は48%、ペレツ国防相は37%だった。ハアレツ紙は戦闘初期に同様の調査をしていないため、単純な比較はできないが、他の大手紙の戦闘初期の調査では首相が75%、国防相が65%という高い支持率だった。
地上戦拡大の決定については、39%が支持し、26%が「現状の戦闘を維持する一方、外交努力を強化する」と回答。「即時停戦と外交的解決」を求めたのは28%だった。

ソース asahi.com:http://www.asahi.com/international/update/0811/020.html


 いまこそ、イスラエル問題、実は、偽ユダヤ人カザール問題の抜本的な解決の好機である。