学 習 会 第 2 回
笠原十九司著『南京難民区の百日』
―虐殺を見た外国人―
福田広幸・田崎敏孝
目次
プロローグ
1.南京空襲の日々
2.南京途上の日本軍
3.南京難民区の成立
4.南京大虐殺の始まり
5.南京陥落
6.南京城内外の大殺戮
7.陸の孤島・南京でつづく残虐行為
8.難民区の終わり
エピローグ
プロローグ
ミニー・ヴォートリン女史について
金陵女子文理学院の教授、宣教師、51歳。
南京国際委員会委員。
日本軍の南京占領時、金陵女子文理学院に婦女子だけの難民キャンプを開設、
その責任者になる。1940年5月アメリカに帰国、翌年5月自殺。
彼女の死を知った中国政府は外国の女性では初めて
翡翠の玉にきれいな銀細工がほどこされた高貴な勲章を贈り、
1941年6月10日付けで「国民政府令」を発布して、その死を悼む。
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