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6月の C's festa では、四春屋は「紋紙」を生かしたものづくりをしてみました。 「え?紋紙ってなに??」と思われた方、まずはこちらをご覧ください。 |
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[32cm × 5cm] 程度のサイズのダンボールような素材が紐によって何枚も連ねられています。そして、その素材には、不規則とも規則的ともとれる穴がいくつもあいています。 一見、なにかわからないようなものですが、これは、京都を代表する伝統産業である「西陣織」には、欠かせいものなのです。 実は、ここには、西陣織の帯の図案がデータ化されて記録されているのです。 |
紋紙は、西陣織を織る機械、織機(しょっき)というものにかけられ、織機の頭脳部ともいえるジャガードというところで読み取られます。 紋紙にあけられた穴は、織機がどの糸を通すかということを示しています。ジャガードはその模様のデータを一枚一枚の紋紙から読み取り、織機を制御します。 これら紋紙の一枚一枚のデータが何枚もつらなって、ひとつの帯の模様をつくりあげます。 |
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フロッピーになってしまったらいらないものなのですが、この妙な幾何学的な模様のような、趣のあるようなおもしろい素材、なにかに生かせそうですよね。四春屋は、こうした伝統産業で廃材となったものを生かすことができないかを考えます。 あの町屋倶楽部では、ブラインドに使っていますね。四春屋でも、出店のときにこのような使い方をしてみました。 他にいいアイデアがあれば、ぜひみなさん教えてください。 アイデアを下さった方には、紋紙を差し上げます。そのかわり、つくったものを見せてくださいね。 |
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ペン立てをつくってみました |
2000年7月の茂展でも飾りました |
百水屋ワカ展でも活躍 |
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