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時事論説:「1寸の虫の5分の毒針」
●神戸小学生殺害事件の疑惑
投稿:萩谷良(翻訳家)
少年Aをモンスターにして、今どきの子どもはおかしい、というふうに話をもっていき、とどのつまりは少年法改正につなげようとするマスコミには最初から一貫して反発を感じました。
学校攻撃の風潮も、名古屋の中学生が遺書をのこして自殺したときと同様、親の自己防衛を感じさせました。事件発生の直後から、校長が事実を生徒に語らないなどという攻撃がなされました。教育者に自分の教え子を、有罪も確定しないうちから、全校生徒の前で糾弾しろというのですから、恐れ入った話です。
学校を擁護する埼玉県プロ教師の会などは、逆に、このチャンスに学校の管理主義を正当化しようという底意が見え透いて、これも不愉快でした。⇒全文を読む
●tactical mediaとは?
オランダのアムステルダムで開かれた集会の報告が行われ、そのテーマでもあるNext-5-Minutesの市民運動家たちが使っているtactical-mediaという新しい概念についての議論がありました。
土屋さんの報告、彼らには「主権者意識あり」などの内容を合わせて考えると、これまでのalternative(私の強引な訳は「取って替わる」)よりもさらに前向きな意味を持たせていると思われます。
日本語で「タクトを振るう」などと言えば、「指揮をする」ことなのです。この意味も含まれているとすれば、アステルダムならではのこと、さすがはオランダ人、痩せても枯れても、昔は日本の江戸時代に、長崎に拠点を確保していた世界帝国の末裔なのか。⇒全文を読む
●さくら銀行臨時株主総会で日本経済再生を提言(その2)
さくら銀行は、明治維新からの日本最大の政商、三井の末裔だ。日本の政治スキャンダルの歴史をひもとくと、西郷隆盛が大久保利通と決別する時に、酒を注がれて、三井の番頭さん、ごっつぁんでごわす、と言ったということが書いてある。そういう銀行が、今日のように、下手くそな総会屋を雇って、株主にまともな議論をさせないようなやり方をしているのでは、日本経済は再生しない。どういう調査、議論をしているのか⇒全文を読む
長篇連載記事
●連載:シオニスト『ガス室』謀略周辺事態 (その14)「ガス室」判決全文目次(その1)
「ガス室」判決全文目次(その1)
●連載:本多勝一"噂の真相"同時進行版 (その14)「言論人」としての本多勝一の評価:2 例
彼が果たして「言論人」と言えるものかどうか、ここらで、本多勝一らの朝日新聞ゴロツキ記者たちから激しいバッシングを受けた先輩の意見をも紹介して置きたい。この2 例を掲載した『人民新聞』は・・・ともかく、時折、面白い記事が載るのである。
加藤晴康が、そのコメントで「本書は……カンボジア革命とは何であったのかという問いに正面から取り組む意図をもって編集されている」と述べているように、私たちが目指したのは、センセーショナルな議論に隠されて見えにくいカンボジア革命を知るための基本研究文献を提示することであった。
ところが、本多勝一とその同僚井川一久は、私たちに「虐殺の擁護者」「連合赤軍張り」というレッテルを貼り、当時の大阪朝日担当記者や私たちに陰湿・姑息・執拗な激しい恫喝を加えてきた。⇒全文を読む
●連載:仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記 (その14) 最新:全国土地開発公社実績91-97
●連載:元日本共産党『二重秘密党員』の遺言 (その14) ルーマニア特派員「いわなやすのり」告発の原文1.
この「ルーマニア問題」の発端となった記事を直接読んでもらいたい。人物評価は別として、この問題を一番詳しく知る「はず」の立場にいたのが、すでに「中央区の地区委員時代の渾名はクレムリン」など、一部情報を紹介済みのルーマニア特派員「いわなやすのり」であることは、間違いのない事実なのである。⇒全文を読む