『亜空間通信』774号(2004/05/23) 阿修羅投稿を再録

イラク拷問惨劇にユダヤ人関与の疑い濃厚で原因にホロコースト神話の怪物的被虐・加虐深層心理

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『亜空間通信』774号(2004/05/23)
【イラク拷問惨劇にユダヤ人関与の疑い濃厚で原因にホロコースト神話の怪物的被虐・加虐深層心理】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 今の今、世界中を陰惨な気分、自称人類の一員であることを、この上もなく惨めに感じさせる事態が、次々に暴露され続けている。言わずもがな、アブグレイブ収容所の惨劇である。

 歴史を辿れば、アメリカはヴェトナム戦争のソンミ村虐殺事件、日本は軍部も事実と認める南京事件(言論詐欺師の本蛇蝎一らの百人斬り競争は別問題の嘘)、フランスはアルジェリア戦争、数限りない

 そして今、アブグレイブの惨劇に、情報機関の関与、さらにはユダヤ人の関与説が、非常に濃厚になってきた。同じことは、今、パレスチナでも起き続けているから、例証に暇がない。

 これらの残虐事件の深層には、常に、自称人類、正確には「裸の猿」だけではなく、すべての生き物の何億年もの間の恐怖の秘密、自己中心の遺伝子の支配による本能的な衝動が潜んでいる。

 自己防衛、報復こそが、最も強烈な攻撃力を生みだす。孫子の兵法の中で最も恐ろしい法則的な真理は、分かり易く言うと、「優れた将軍は兵を死地に置く」である。

 孫子曰く:亡地(ぼうち)に投じて然(しか)る後に存し、之を死地(しち)に陥(おとしい)れて然る後に生く。 夫(そ)れ衆は害に陥(おちい)りて然る後に 能(よ)く勝敗を為す。

解説例※ 絶対絶命の窮地に立ち、死地に追い込まれることでそこに活路が生じる。人間というものは 危難に陥ったとき、はじめて真剣に勝負する気持ちになるものである。

 日本の格言には「火事場の馬鹿力」がある。死に物狂いの奮闘のことである。

 日本の大陸侵略の場合の「死地」の心理教育は、日露戦争後の「三国干渉」であった。日本人のほとんどが、いわゆる国際社会からの孤立感、それに対抗する敵対感を植え付けられ、侵略を正当化する攻撃的な精神教育を受けたのである。

「天に代わりて、不義を討つ、忠勇無双のわが兵は・・・」と、私自身は、6歳から8歳の国民学校(当時は小学校とは呼ばなかった)1年生から3年生まで、毎日、学校に通う道で、最上級生の点呼、気を付け、前へならえ、番号、小隊長以下、何名、軍歌行進!

 右手の拳を振り振り、意味も分からない内から、歌って歩いていたのである。「不義」は鬼畜米英であり、命を賭けても、その「不義」を討つべきであり、「東洋平和のためならば、何で命が惜しかろか」と信じ込まされて、今の年齢の数え方なら16歳からの日本の「壮丁」たちは、「生き神様」の天皇陛下の命令に従い、「突撃!」していったのである。

 ユダヤ人のほとんどにとって、「死地」の心理の教育は、実は大嘘のホロコーストであり、その具体的な形は、これも大嘘のガス室なのである。だからこそ、私は、10年前から、いかなる攻撃を受けようとも、少しも恐れずに、この大嘘を暴く言論活動を続けているのである。

 特に、以下の拙訳『偽イスラエル政治神話』の部分が、最も恐ろしいユダヤ人の「死地」教育の深層心理の分析である。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-22.html
『偽イスラエル政治神話』(その22)
2章:20世紀の諸神話(その10)
3節:"六百万人"の神話/ホロコースト(その2)
[火による絶滅の教義を確立するための“ガス室”]

 なぜ、万難を排してでも、“ホロコースト”(火による犠牲的な絶滅)の特別な性格を維持するために、“ガス室”という怪物で煽る必要が生ずるのだろうか?

 一九八〇年になって初めて、著名なジャーナリストのボアズ・エヴロンが、ユダヤ人の虐殺における独特の性格に、疑問を投げ掛けた。

《……重要な客人たちは、当然のこととして、……義務的に、ヤド・ヴァシェム博物館に連れて行かれる。……そこで同情し、自分自身にも罪があるのだという意識を抱き、理解を深めるように期待されている》

《世間が自分たちを憎んでおり、迫害していることが分かると、世間に対しての自分の行動への責任を免れた気持ちになる》。世間と、その法秩序との関係について、妄想的な孤独感を抱くようになると、ある種のユダヤ人は、非ユダヤ人を劣等な人間として取り扱うようになり、結果として、ナチの人種主義と良い勝負になる。エヴロンは、アラブ人の敵意をナチの反ユダヤ主義と混同する傾向に、警告を発している。《国家の指導的階級を、政治的プロパガンダから切り離して理解することはできない。なぜなら、それが、彼らの実体の一部として目の前にあるからだ》とエヴロンは指摘している。《その結果、政府の活動は、自分たち自身が作り出した神話と怪物が、我が物顔に徘徊する社会の真っ直中で行われることになるのだ》(ボアズ・エヴロン『ジェノサイド/民族の危機』80)

 今、ホロコーストの大嘘を知ろうとしないどころか、ホロコースト見直し論者を攻撃する連中は、極右シオニストの手先になり、アブグレイブ収容所の惨劇の共犯者にさえなっているのである。

 以上。


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