日 時 | 訴 訟 関 係 | 支援する会の学習会など | |
1999.7.14 | 提 訴 | 原告団婦援会・原告9人中5人来日 訴状 |
7・12:来日、歓迎会、7.13本岡・田中・大脇国会議員訪問、夜:提訴前夜集会。7.14 裁判所へ提訴・記者会見。7.15夜原告黄阿桃・盧満妹アジアフォーラム主催の集会で証言。16日:名古屋「旧日本軍による性的被害女性を支える会」の集会へ(17日2人は名古屋から帰国) |
1999.11.2 | 第1回口頭弁論 | 原告イアン・アパイ(林沈中)、鄭陳桃 意見陳述 ・国の答弁書 |
夜:報告集会 |
1999.12.3〜7 | アジアフォーラム集会で黄阿桃・盧満妹証言(3日:東京、6日:八王子、7日:川崎) | ||
2000.1.25 | 第 2回口頭弁論 | ・弁護団 準備書面(1) | |
2000.4.11 | 第 3回口頭弁論 | 原告黄阿桃、盧満妹 意見陳述 | 夜:報告集会 |
2000.7.4 | 第4回口頭弁論 | 原告イワル・タナハ(蔡芳美) 意見陳述 弁護団 準備書面(2) |
夜:報告集会。クリスチャンのイワルさんは教会で証言(5日:横浜長老教会、7日:宇都宮松原教会、9日:東京告白教会、10日帰国) |
2000.9.26 | 第 5回口頭弁論 | ||
2000.12.8〜12女性国際戦犯法廷参加。 12名の被害者を含む59人が来日 |
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2000.12.19 | 第 6回口頭弁論 | ||
2001.3.6 | 第 7回口頭弁論 | ||
2001,5.8 | 第 8回口頭弁論 | 被告国の準備書面(3) | |
2001..6.19 | 第 9回口頭弁論 | 弁護団準備書面(5)/ (6) | |
2001.9.25 | 第10回口頭弁論 | 原告イアン・アパイ、イワル・タナハ 証人尋問 本人調書(イアンアパイ / イワル・タナハ) |
夜:報告集会 |
2001.10.23 | 第11回口頭弁論 | 原告盧満妹、黄阿桃 証人尋問 本人調書(盧満妹 / 黄阿桃) |
夜:報告集会 |
2001.12.25 | 第12回口頭弁論 | ||
2002.2.19 | 学習会「台湾人日本軍兵士たちの歩んできた道」中村ふじゑ | ||
2002.3.26 | 第13回口頭弁論 | 原告弁護団 最終準備書面 | |
2002.5.28 | 学習会「沖縄女性と台湾植民地支配」又吉盛清 | ||
2002.7.2 | 第14回口頭弁論 | 結審。 被告国 最終準備書面 | |
2002.4.25 | 4・5緊急集会「実現させよう!!謝罪と賠償〜日本軍性奴隷問題はまだ終わっていない〜」ー「国民基金」問題ー | ||
2002.8.5 | 学習会「海南島で起こったこと」坂口禎彦 | ||
2002.10.15 | 判 決 ・判決文 / 判決要旨 |
@原告らの公式謝罪請求に係る訴えを却下する。 A原告らのその余の請求をいずれも却下する。 |
記者会見。夜報告集会 |
★判決の内容
国際法に基づいて賠償を請求する権利については
@原告側の主張どおり、国際法は国と国の間のとりきめであるから、個人が他国の政府に対して賠償を請 求する権利はない。
被害の事実とそれに対する謝罪、賠償の要求については
被害の事実については何も言及もなく、つぎの理由をあげて要求を退けている。
A国家無答責=当時、台湾は日本の植民地であったが、その当時の日本では、政府の行為に対して賠償 をする法律上の規定はなかった。
B除斥期間=すでに50年が過ぎ、訴訟を提起する期間を過ぎている。
★私たちと原告はこう考えています
@近年の国際法は、個人が国家を相手に請求する権利を認める方向に進んでいる。
A重大な犯罪行為には国家無答責は成立しない。
B原告は期間内に訴訟を提起することが不可能であった。人道上の重大な犯罪については、時効は成立しない〜正義は時を超える。
台湾の元「慰安婦」賠償・謝罪請求訴訟等の歩み
第一審 東京地方裁判所
第二審 東京高等裁判所
2003.3.21 | 第1回口頭弁論 | ・控訴理由書(3/12付) | |
2003.5.19 | 第2回口頭弁論 | 被告 国準備書面 | |
2003.7.25 | 学習会 「養女慣習からみた近代台湾社会」 洪郁如 | ||
2003.7. 28 | 第3回口頭弁論 | 弁護団 準備書面 | |
2003.8.6〜8 | 6日:韓国・台湾被害者来日。7日:参議院議長・副議長と面談。8日外務省交渉・夜:集会「反省なき日本政府に渾身の抗議」参加 | ||
2003. 10.8 |
第4回口頭弁論 | 結 審 | |
2004.3.17 | 第600回韓国水曜デモ 世界連帯行動参加 | ||
2004..2.9 | 判 決 ・判決文 | 本件控訴をいずれも棄却する。 | 夜:高裁判決報告集会 被害者イアンアパイ・盧満妹・鄭陳桃・高秀ジュ・) |
2004.2.10 | 午前中阿媽・婦援会のみんなと会議、夜:懇親会 | ||
2004.12.3 | 学習会「正義は時を超えないのか?〜戦後補償における除斥・時効について〜」 松本克美 |
2005.2.25 | 決定 ・決定書 |
却下・申立て不受理 |
*証人採用を求めて地裁前でチラシ配り、署名集め、葉書を裁判長あてにだすなどをした。大勢の人の協力を得て原告本人尋問はすることができた。
〒157-0061 東京都世田谷区北烏山 1-51-12
日本キリスト教会 東京告白教会気付