行動報告
3月28日にのじれんが正式に結成されてから、すぐに対渋谷区春期要求行動を
開始し、4月、5月は行動、行動、また行動の連続であった。のじれんはこんな
に飛ばしてこの先もつのか、ヒローコンパイでヘロヘロではないのか…。ご心
配するなかれ、行動の度に野宿の仲間はますます元気になり、ますます盛り上
がり、ますますむすびついている。まさに行動こそが仲間を作る!報酬などな
い。一杯のお茶と仲間の笑顔だけ。
- ★3月30日(月)
- 初めてのじれんの名で、「渋谷区路上生活者問題連絡会」(福祉事務所、土木
部、保健所など渋谷区の野宿者問題関係部局が構成する連絡協議機関)に対し
て申入書を提出。
4月中に団体交渉を設定したかったが、その回答と話し合い
を5月11日まで引き延ばされる。詳細は 「5.11対渋谷区団体交渉」をお読みください!
- ★4月11日(土)
- 寄り合い、パトロール(「日常活動紹介」の項を参照)5・1メーデーの際、都
庁に提出する要望書の署名活動開始。
- ★4月15日(水)
- 池袋パトに参加。新宿(新宿連絡会)、山谷(山谷争議団/反失実)、渋谷
(のじれん)の三団体からなるメーデ−実行委の合同パト。東京駅周辺パトと
合わせてメーデーまで毎週続けられる。
- ★4月17日(金)
- 代々木パト後、20日に行われる一斉清掃(毎月1回、公園管理事務所が見回り
に来てテントをたたみ、片付けなければならない。職員が目の前を通りすぎた
らどうせまた元に戻すのだから、全く無駄な手間だけが大変な「行事」)前に、
この問題や生活の問題などについて野宿の仲間同士話し合おうと初めて寄り合
いをもつ。参加者1名。ウーム…。
- ★4月29日(水)
- のじれん結成集会。(「結成集会報告」の項参照)
- ★5月1日(金)
- 第4回全都野宿労働者統一メーデーに出陣。
- ★5月6ロ(水)
- 「連絡会」の各部局に対し、団体交渉に関係部局が顔を揃えるよう事前折衝。
- ★5月7日(木)
- 渋谷、代々木のみならず、周辺地域の野宿の仲間とむすびつきを求めて広域パ
ト開始。
- ★5月11日(月)
- 対「連絡会」団体交渉。結局、福祉(保護課)
だけしか受け答えせず、午後各関係部局をまわり交渉。
- ★5月23日(土)
- 銀扇閣の改善について経営者に直接申し入れ。
- ★5月25日(月)
- 区議会福祉保健委員会委員長に面談。渋谷区の野宿者問題に対する真剣な取り
組みを要請。その後各部局に5・11団交の「宿題」の答えを聞きにまわる。企
画課に、今後「連絡会」との交渉の際、各部局の責任者の出席を約束させる。
保健所には銀扇閣問題でとどめの一発。改善に向けて確実に動き出しているこ
とを確認。
- ★5月26日(火)
- 全渋谷区議員(39名)に対し、渋谷区の野宿者問題に対する認識と有効な対策
を求めた公開質問状送付。
- ★5月28日(木)
- 福祉保健委員会とはどんなものかと初傍聴。
- ★6月2日(火)
- メーデー実の3団体、再結集し「全都野宿労働者統一行動実行委員会」(全都
実)を結成。「6・19自立支援センターの早期設置を求める全都集会」の準備
を開始。
- ★6月8日(月)
- 2週間前の福祉行動の際に発した福祉の相談員の野宿者差別発言に対し追及。
糾弾闘争に発展! 午後、議会に野宿者問題の解決に向けた
陳情書, 陳情書補足を提出。対
区議会行動へ!
銀扇閣改善要求行勤、対区議会行動、6・19全都集会、野宿者差別糾弾闘争の
詳細は次号にて。乞うご期待。
こうして行動は続くのであった。何のために?
未来を「かちとる」ために。
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