[B] 「人権」と「思いやり」は別物?藤田早苗さんが語る「国際人権」

1 week 4 days ago
国際人権法の専門家である英国・エセックス大学人権センターフェローの藤田早苗さんは昨年11月、日本へ一時帰国し、約4ヶ月間、日本の人権状況の問題を伝える講演会を全国各地で開催した。筆者は今回、全国行脚中の藤田さんを取材し、2月下旬に東京都内で開かれた講演会にも同行した。(藤ヶ谷魁)
日刊ベリタ

[B] 「長生炭鉱遺骨調査・返還事業」 日韓共同の潜水調査始まる

1 week 4 days ago
戦時下に起きた「長生炭鉱水没事故」犠牲者の遺骨調査(※)をめぐり、明日から4日間の日程(4月1日から4日)で炭鉱跡地内部の潜水調査が開始される。同調査を主導する市民団体の「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(以下、「刻む会」)は、昨年10月及び今年1月から2月にかけてダイバーの伊佐治佳孝氏の協力のもと、潜水調査を実施した。今回行われる潜水調査はそれに続くものであり、伊佐治氏に加えて調査1日目と2日目には韓国からキム・キョンス氏及びキム・スウン氏の2人のダイバーが調査に加わる。(小栗俊也)
日刊ベリタ

【お知らせ】インボイス制度での取引や価格転嫁の実態調査に協力を 1万件の回答が目標=橋詰雅博

1 week 4 days ago
 インボイス制度を考える会は、制度による取引の実態を明らかにするためアンケート調査を3月29日から実施している。告知から2日間で4000件超の回答があった。同会は制度への危機感のあらわれとみている。目標回答は1万件。締切は4月11日(金)の予定。↓アンケートはこちらから↓https://forms.gle/5eJksFfHBdDuSnWY6また、アンケートのQRコードを記載したチラシも用意知り合いなどにぜひ案内を。https://drive.google.com/drive/..
JCJ

[B] ミャンマー大地震 「3・11」被災地支援のミャンマー人の心の灯をどう受け継ぐか

1 week 5 days ago
ミャンマーの大地震は、2011年の「3・11」東日本大震災で被災地支援に立ち上がった在日ミャンマー人たちの活動を思い出させてくれた。民主化運動の指導者アウンサンスーチーは「日本のみなさまへ」と題する励ましの一文を毎日新聞に寄せた。そのこころ優しい人びとの母国が今、逆の立場に置かれている。しかも全土で軍政打倒をめざす民主派・少数民族組織と国軍の内戦が激化している。私たちにどのような恩返しができるだろうか。(永井浩)
日刊ベリタ

[B] 「異国に生きる ミャンマーのこどもたち」<6>ユニークな学習発表会 押手敬夫

1 week 5 days ago
2021年2月1日の国軍クーデター以降、ミャンマーに暮らす人々は我々日本人には想像できない恐怖と困難に直面している。戦闘の激化で命の保証がないミャンマーを余儀なく離れ、いま日本に渡るミャンマー人が次々と増え、2年半前には37,000人だった在日ミャンマー人数は現在11万人に激増し在日外国人の多い国の第8位となった。
日刊ベリタ

【月刊マスコミ評・新聞】予算全体像の評価が分からない社説=白垣 詔男

1 week 5 days ago
 政府の25年度予算案が3月4日、自民、公明、維新3党の賛成で衆議院を通過した。新聞各紙は5日(朝日、読売、産経)、6日(毎日、西日本)の両日、朝刊社説で「予算案通過」を論評した。しかし、「国会外での政党間の駆け引きが目に付き」(朝日)、その点に対する経過説明が主な内容で、どこの社説も、予算全体像の評価をしないで素通りしている。 予算案は、政府が国会に提出した日に各紙とも詳しい内容を載せているので、予算案が衆院を通過した日に、その中身を知らせなかったのか。もちろん、予算案の詳..
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終わらない、終わるはずない「令和の米騒動」日本人は飢餓の時代の入口に立った

1 week 6 days ago
昨年秋、全国の食卓を揺るがした「令和の米騒動」に収束の気配が見えない。「新米の集荷時期が来れば価格は元に戻る」と繰り返してきた農林水産省の説明も虚しく、今も米の価格は高値に張り付いたままだ。今、私の地元のスーパーでも、5kg入りの米が1袋3,500円程度で売られているが、昨年の今ごろはこの価格で10kg1袋が買えていた。体感的には米価格は2倍に上昇したことになる。この騒動にはいつ終わりが来るのか。それ以前に終わりが来ること自体、あるのか。長年、農業界の片隅に身を置き、その変化を追ってきた私の目には、もうこの騒動が終わることはないように思われる。それどころか、十数年後に振り返ったとき「今思えば、あれが飽食の時代から飢餓の時代への転換点だった」と言われる歴史的転機かもしれないのだ。