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靖国問題【旧】

2005年10月08日Web掲載

〔末尾〕  ← ここをクリック

 この問題に関しては、[靖国問題](高橋哲哉著)を読んでいただいた方がいいと思います。
※この本はよく売れているようで、増刷に次ぐ増刷です。
2005年4月10日 第1刷発行
2005年6月 5日 第7刷発行
2005年6月10日 第8刷発行
2005年6月30日 第10刷発行
まだお読みでない方は、是非お読み下さい。

ついでに、ちょっと先ですが集会案内です。
2005年11月27日 → [AML 4197] 【11・27】PP研シンポジウム「中国と日本 遠くて近い未来の仲間」


 小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関しては計7件の訴訟が起こされ、、この間地裁・高裁でいくつかの判決が下されています。

 毎日新聞2005年09月30日付け「靖国参拝訴訟:首相参拝は個人的行為 憲法判断せず棄却−−東京高裁」には、
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東京高裁は29日、請求を棄却した1審判決を支持、原告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。1審は首相の参拝を「職務行為」と判断したが、浜野惺(しずか)裁判長は「個人的な行為」と認定し、憲法判断も示さなかった。原告側は上告を検討する。
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 と掲載されています。

 また、毎日新聞2005年10月01日付け「靖国参拝訴訟:小泉首相の参拝、違憲 職務行為と認定−−大阪高裁判決」には、
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大阪高裁(大谷正治裁判長)は30日、参拝は首相の職務行為と認定したうえで「憲法の禁止する宗教的活動にあたる」と高裁段階で初の違憲判断を示した。
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 と掲載されています。

 詳しくは、「靖国参拝訴訟:大阪高裁判決(要旨)」をお読みください。

 関連として、以下の記事もあります。
「靖国参拝訴訟:首相参拝は個人的行為 憲法判断せず棄却−−東京高裁」
「靖国参拝訴訟:大阪高裁・違憲判断 政府・与党に慎重論も、外交に加え障壁」
「靖国参拝訴訟:大阪高裁・違憲判断 「違憲」にも語気強め−−原告「更に前進を」」
「靖国参拝問題:年内参拝、小泉首相が強く示唆」
「首相靖国参拝:警告、小泉首相譲らず 大阪高裁違憲判決」
「首相靖国参拝:小泉首相「違憲ではない、理解に苦しむ」」
「クローズアップ2005:「靖国違憲」判決 高裁警告、首相譲らず」
「社説:靖国参拝訴訟 違憲判断は司法府の警告だ


 ◆小泉首相の靖国神社参拝をめぐる動き(肩書は当時)
01. 8.13 小泉首相が就任後、初の参拝
02. 4.21 小泉首相が「春季例大祭」初日に参拝
02.12.24 福田康夫官房長官の「追悼・平和祈念施設の在り方を考える懇談会」が戦没者追悼目的の国立の無宗教施設を提言
03. 1.14 首相が3度目の参拝
04. 1. 1 首相が4度目の参拝
04. 4. 7 福岡地裁が首相参拝に違憲判決
05. 4    中国で反日デモが拡大
05. 6.20 日韓首脳会談で国立追悼施設建設の検討を確認
毎日新聞 2005年10月1日 東京朝刊


【2005/10/15追記】
 毎日新聞2005年10月15日5面13版「靖国神社 例大祭参拝の見方も / 小泉首相、外交日程にらみ」

【2005/10/16追記】
 毎日新聞2005年10月16日2面13版「靖国参拝:支持派勉強会が再開 チルドレンに参加呼びかけ」

【2005/10/17追記】
 毎日新聞2005年10月17日2面13版「発信箱:例大祭便乗論への疑問 山田孝男(編集局)」

【2005/10/18追記】
 毎日新聞2005年10月17日「靖国参拝:影響を最小限に食い止めたい考え 政府」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊「クローズアップ2005:小泉首相靖国参拝(その1) 形式変えて「小泉流」」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊「クローズアップ2005:小泉首相靖国参拝(その2止) 積み木崩し、アジア外交」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊1面13版「靖国参拝:日中外相会談は事実上、困難に 李外相が抗議」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊1面13版「靖国参拝:韓国大統領の年内訪日見送り示唆 報道官」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊「社説:靖国参拝 中韓の反発が国益なのか」」
 毎日新聞2005年10月18日朝刊2面13版「靖国参拝:積み木崩しのアジア外交 外務省の期待は空振り」
 毎日新聞2005年10月18日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:人民日報、非難の論文 韓国各紙も1面で報道」
 毎日新聞2005年10月18日夕刊1面3版「靖国参拝:閣僚から外交への影響を懸念する発言も相次ぐ」
 毎日新聞2005年10月18日夕刊5面3版「靖国参拝:超党派の国会議員101人が集団で」
 毎日新聞2005年10月18日夕刊5面3版「靖国参拝:中韓両国の反応に一定の配慮 米国務省報道官」

【2005/10/19追記】
 毎日新聞2005年10月19日「日中外相会談:中国側が町村外相の受け入れ拒否」
 毎日新聞2005年10月19日「靖国参拝:首相支持の自民党議員が勉強会」
   勉強会には、[靖国問題](高橋哲哉著)も使った方がいいでしょう。
   [未来をひらく歴史](日中韓3国共通歴史教材委員会 編著)は、国会議員の勉強会には不向きかもしれませんが、目次だけでもチェックしたらいかがですか。

 毎日新聞2005年10月19日「小泉首相靖国参拝:各地に影響 中国・広州での日中交流イベント、当面延期」
 毎日新聞2005年10月19日「小泉首相靖国参拝:各地に影響 歌手・谷村新司さんの交流会、中止−−中国・青島」

【2005/10/19追記】
小泉純一郎首相の靖国参拝
  1回目 2001年:8月13日
  2回目 2002年:春季例大祭の初日の4月21日
  3回目 2003年:1月14日
  4回目 2004年:元日
  5回目 2005年:秋季例大祭の初日の10月17日
  6回目 2006年:(8月15日?)

 毎日新聞2005年10月20日朝刊5面13版「靖国参拝:中韓両国との関係改善シナリオ崩れる」
 「11月のAPEC、12月の東アジアサミット」では、中国・韓国はもとより他のアジア諸国と、どんな雰囲気で会談ができるのやら・・・。
 まぁ、「総スカン」だと思いますが、今の政府首脳の方々に、その場の雰囲気が読めるのか心配ではあります。(札びらを切っての外交しかしらないように思えて・・・)

【2005/10/20追記】
 毎日新聞2005年10月20日朝刊5面13版「靖国参拝:中韓との関係改善は長期的に? 小泉首相」
 毎日新聞2005年10月20日「発信箱:日中不和と欧米=小松浩」
 毎日新聞2005年10月20日朝刊1面13版「党首討論:小泉首相、靖国参拝は「良心の自由」 前原・民主代表、外交姿勢を追及」

【2005/10/21追記】
 毎日新聞2005年10月21日朝刊2面13版「発信箱:靖国とゲーム理論 潮田道夫」
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 と言ってはみたが、ゲーム理論でこの問題を解くのは無理だ。ゲーム理論はプレーヤーが合理的なのが前提だが、あの人たちが合理的人間なのかどうか、私は怪しんでいるのだ。(論説室)
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 いいですねぇ、私は、こういうのが好きなんです。 (^^)

【2005/10/22追記】
 毎日新聞2005年10月22日朝刊5面13版「戦没者追悼施設:調査費計上求め首相に「陳情攻勢」」
 「衆院選後、公明党は連立政権内での発言力低下を懸念してきた」ということのようです。

【2005/10/23追記】
 毎日新聞2005年10月23日朝刊2面13版「中国:小泉首相靖国参拝後の週末、反日デモなし 政府、安定を優先−−規制実る」
 毎日新聞2005年10月23日朝刊2面13版「アジア平和議員連帯会議:アジアの議員100人が設立−−日本の右傾化警戒」
 毎日新聞2005年10月23日朝刊7面13版「先月末 経団連会長ら胡主席と会談」
 毎日新聞2005年10月23日朝刊7面13版「中国側「首相の変化」期待か」
 日本経済新聞2005年10月22日Web「(10/22)経団連の奥田会長、9月に中国主席と会談」
 日本経済新聞2005年10月23日朝刊2面13版「経済界への圧力は危険・自民安倍氏、中国をけん制」

【2005/10/24追記】
 毎日新聞2005年10月24日朝刊2面13版「発信箱:意地あって出口なし 山田孝男(編集局)」

【2005/10/26追記】
 毎日新聞2005年10月25日朝刊1面13版「日韓外相会談:韓国外相、「国立追悼施設」要求へ−−来日日程を正式発表」
 毎日新聞2005年10月25日朝刊2面13版「日韓外相会談:「靖国」反発、直接伝える狙い−−韓国」
 毎日新聞2005年10月25日朝刊2面13版「奥田・経団連会長:胡・中国主席と会談、認める−−「特使」は否定」
 毎日新聞2005年10月25日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:「公的」公約せず−−政府が答弁書」
 毎日新聞2005年10月26日朝刊2面13版「追悼施設建設:自民、公明、民主の思惑は三者三様」

【2005/10/29記載】
 毎日新聞2005年10月29日朝刊2面13版「韓国外交通商相:小泉首相と会談 靖国参拝の自粛要請」
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 首相は「軍国主義を美化するものではなく戦争の反省のうえに立っている」と従来見解を繰り返し、理解を求めた。
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 と言って、小泉純一郎首相は「戦争を美化する靖国神社」に参拝する。
 毎日新聞2005年10月29日Web「安倍幹事長代理:靖国参拝理解求める 韓国メディアと懇談」
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小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「韓国側が不快感を持つのは理解できる」と述べた。
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 「理解」した上での行動なのです。
 毎日新聞2005年10月29日朝刊28面13版「自衛隊音楽祭り:中国の音楽隊が不参加表明」
 毎日新聞2005年10月29日「自衛隊殉職者追悼式:小泉首相が哀悼の辞 東京・防衛庁」

【2005/11/03記載】
 毎日新聞2005年11月03日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:中国ナンバー4、「政冷経冷」懸念」

【2005/11/04追記】
 毎日新聞2005年11月04日朝刊1面13版「靖国参拝調査:賛成50% 追悼施設は賛成66%」
 毎日新聞2005年11月04日朝刊5面13版「靖国参拝問題:「首相の参拝自粛」の紳士協定、改めて主張−−唐・中国前外相」

【2005/11/06追記】
 毎日新聞2005年11月06日朝刊1面13版「公明党:官房長官、外相にも「靖国参拝」自粛要請」

【2005/11/08追記】
 毎日新聞2005年11月08日朝刊5面13版「安倍官房長官:靖国参拝の継続姿勢を強調」

【2005/11/10追記】
 毎日新聞2005年11月10日朝刊5面13版「追悼施設議連:福田元官房長官、神崎代表ら設立に80人」

【2005/11/11追記】
 毎日新聞2005年11月11日朝刊2面13版「森前首相:盧・韓国大統領と会談」

【2005/11/12追記】
 日本経済新聞2005年11月11日夕刊3面3版「独シーメンス、中国の新幹線60両受注・胡主席訪独で」
 私の見立てですが、こういうところに影響がでるのではないでしょうか。

【2005/11/14追記】
 毎日新聞2005年11月14日朝刊2面13版「麻生外相:首相の靖国参拝 中韓の反発に不快感」
 毎日新聞2005年11月14日朝刊2面13版「安倍官房長官:「日中関係はとても重要」−−民放の報道番組」
 毎日新聞2005年11月14日夕刊Web版「APEC:中国側、日中首脳会談の可能性を否定」

【2005/11/15追記】
 毎日新聞2005年11月15日朝刊1面13版「日韓外相会談:首相の靖国参拝、改めて批判 韓国側」
 毎日新聞2005年11月15日夕刊5面3版「中韓外相会談:靖国参拝問題で協調」
 毎日新聞2005年11月15日Web19:09版「APEC:日本のアジア外交に懸念 記者会見で集中砲火」

【2005/11/16追記】
 毎日新聞2005年11月16日朝刊2面13版「APEC:日本のアジア外交に懸念 記者会見で集中砲火」
 海外、特にアジアでの反応として、予想された通りではないですか。
 毎日新聞2005年11月16日朝刊2面13版「日米新局面:ブッシュ大統領来日(下)」
   米、靖国の悪影響懸念

【2005/11/17追記】
 毎日新聞2005年11月17日朝刊1面13版「日中外相会談:「日程合わず」と中止 中国側が消極姿勢」
 毎日新聞2005年11月17日朝刊2面13版「安倍官房長官:中国外相発言に反発 靖国参拝」

【2005/11/18追記】
 毎日新聞2005年11月18日Web01:17版「日韓歴史問題:盧大統領が日本批判 米大統領に立場説明」

【2005/11/19追記】
 毎日新聞2005年11月19日朝刊1面13版「日韓首脳会談:靖国など平行線 12月の大統領訪日触れず」
 毎日新聞2005年11月19日朝刊3面13版「クローズアップ2005:孤立、小泉首相アジア外交」
 毎日新聞2005年11月19日Web01:50版「小泉アジア外交:中韓両国は態度硬化 孤立感漂う」
 毎日新聞2005年11月19日朝刊9面13版「日韓首脳会談:「友情年」、尻すぼみ 靖国・歴史・竹島問題、韓国の譲歩なし」
 毎日新聞2005年11月19日夕刊2面13版「「韓国へ挑戦」発言を否定」:韓国通信社報道

【2005/11/20追記】
 毎日新聞2005年11月20日朝刊2面13版「小泉首相:独自の「日中友好論」展開 APEC全体会議」
 毎日新聞2005年11月20日朝刊1面13版「小泉首相:中韓関係改善、「お互い時間たてば理解される」」
 毎日新聞2005年11月20日朝刊2面13版「麻生外相:韓国大統領の年内来日、こだわらず 記者会見で」

【2005/11/21追記】
 毎日新聞2005年11月21日朝刊3面13版「闘論:国立追悼施設の是非」
   日本、自発的に建設を:民主党幹事長・鳩山由紀夫氏
      「靖国」は戦争美化
   「便宜的」、建設に反対:元経済産業相・平沼赳夫氏
      「外交の具」は残念

【2005/11/22追記】
 毎日新聞2005年11月21日Web「韓日交流:冷え切った韓日関係、色あせた「韓日友情の年」」
 毎日新聞2005年11月21日Web「米ニューヨークタイムズ紙:「嫌韓流は韓中への警戒心理と西洋への劣等感のせい」」
 毎日新聞2005年11月22日朝刊2面13版「中国高速鉄道:日本企業連合6社が60編成受注見通し」
 もしかして、「受注が出来ないのでは」とも思ってみたりしていたのですが、日本企業連合6社の皆さん、よかったですね。
 毎日新聞2005年11月22日朝刊3面13版「「日韓関係はとても深刻」韓国外交通商相」

【2005/11/23追記】
 毎日新聞2005年11月23日朝刊3面13版「自民党:「防衛省」昇格法案、政府に提出要求へ−−行革本部」

【2005/11/25追記】
 毎日新聞2005年11月25日朝刊5面13版「国立追悼施設:渡辺恒雄氏から意見聴く 議連会合」

【2005/11/26追記】
 毎日新聞2005年11月26日朝刊5面13版「日中議連:訪中取りやめ 王毅・駐日大使「首脳と会談無理」」
 毎日新聞2005年11月26日朝刊11面13版「北朝鮮・核問題:「信頼関係が最重要」 日米の強硬派けん制−−鄭・韓国統一相に聞く」

【2005/11/30追記】
 毎日新聞2005年11月30日朝刊5面13版「国立追悼施設反対で会合」

【2005/12/01追記】
 毎日新聞2005年12月01日朝刊2面13版「日中首脳会談:来月の開催、困難と指摘−−中国外務省」
 毎日新聞2005年12月01日朝刊2面13版「日韓会談も「検討なし」:ソウル時事」
 毎日新聞2005年12月01日朝刊5面13版「小泉首相:「靖国問題は外交カードにはならない」」
 紙面の見出しは「中韓の靖国参拝批判「分からん」」です。
 政治家は、自分の主張は主張として、相手の主張が理解できないと、対話が出来ないのではないかと思うのですが。
 毎日新聞2005年12月01日朝刊5面13版「アジア外交批判に外務次官が不快感」

【2005/12/03記載】
 毎日新聞2005年12月03日朝刊3面13版「近聞遠見:もはや「ローカル国家」か=岩見隆夫」
---------------------------------------------------------- <選挙中、わが国の周辺では強襲上陸を想定した中ロの大規模な共同軍事演習も行なわれたが、各党ともどこ吹く風であった。日本は国際政治から隔離したローカル国家に成り下がったのではないか、というのが私の率直な思いだった。……>

 と、先の衆院選の直後、外交通の新井弘一元東独大使(国策研究会理事長)が書いている。ローカル国家か、と思わず嘆息した。…(以下省略)…
-------------------------------------------------------------------
 で、「中ロの大規模な共同軍事演習も行なわれたが、各党ともどこ吹く風であった。」という各政党の態度は正常なものではないですか。
 ちょっと言い過ぎかもしれませんが、騒ぎ立てるのは、「軍産複合体」の国家を目指すために、危機感を煽っているだけだと、思っているのですが。

 ところで、
 毎日新聞2005年12月01日朝刊5面13版「アジア外交批判に外務次官が不快感」
 毎日新聞2005年12月03日朝刊3面13版「近聞遠見:もはや「ローカル国家」か=岩見隆夫」
 とか、「週刊金曜日」の「第584号 2005年12月02日」に掲載されている「P18.日ロ首脳会談 ロシアの“シグナル”を解読できなかった外務省(佐藤優) 」を読むと、「外交」以前の問題という気がするのですが。
 ちょっと言い過ぎかもしれませんが、相手の考え方とか反応が推測できないとか、論理的思考が出来ない等々・・・

【2005/12/05記載】
 毎日新聞2005年12月05日朝刊1面13版「日中韓首脳会議:中国、靖国参拝で「適当な時期まで延期」」

【2005/12/06記載】
 毎日新聞2005年12月06日朝刊2面13版「小泉首相:靖国参拝「これは心の問題」首脳会議延期に対し」
 毎日新聞2005年12月06日朝刊2面13版「首相の靖国参拝 経団連会長擁護 「最良の選択した」」
 毎日新聞2005年12月06日朝刊2面13版「武部幹事長:「日本は天皇中心の国」パーティーで発言」

【2005/12/08記載】
 毎日新聞2005年12月08日朝刊2面13版「日中韓首脳会談:実現見送りは、小泉首相の靖国参拝が原因」
 毎日新聞2005年12月08日朝刊2面13版「ASEANプラス3:日韓外相会談も困難」
 Webで見つかりませんでした。
 毎日新聞2005年12月08日朝刊2面13版「麻生外相:改めて靖国参拝支持を表明 日本記者クラブで」
 毎日新聞2005年12月08日夕刊5面3版「カンタティ・タイ外相:日中対話の重要性指摘」

【2005/12/09記載】
 毎日新聞2005年12月09日朝刊3面13版「中国:日中韓外相会談も拒否」

【2005/12/10記載】
 毎日新聞2005年12月10日朝刊9面13版「日ASEAN外相会議:マレーシア外相、靖国参拝問題に懸念」

【2005/12/11記載】
 毎日新聞2005年12月11日朝刊1面13版「戦没者追悼施設:調査費の計上見送り 06年度予算」
 毎日新聞2005年12月11日朝刊2面13版「戦没者追悼施設:中韓と改善、首相自ら否定 調査費見送り」
 毎日新聞2005年12月11日朝刊2面13版「ASEANプラス3:日中外相、昼食会で接触」
 毎日新聞2005年12月11日朝刊2面13版「韓国外相:日韓関係悪化を憂慮 麻生外相と会談」
 毎日新聞2005年12月11日朝刊6面13版「ASEANプラス3:中国、「靖国」批判強める 関係悪化、「日本に原因」」
 毎日新聞2005年12月11日朝刊6面13版「韓国:日本の出方見守る」

 毎日新聞2005年12月11日朝刊9面11版「書評・今週の本棚」
 「今週の本棚:御厨貴・評 『青い海をもとめて…』=船橋洋一・著」
 「今週の本箱」は、日曜日の楽しみの一つです。
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…(途中省略)… そして沖縄南端の糸満市、摩文仁(まぶに)の丘。そこには軍人・民間人、敵味方、国籍を分け隔てしない「平和の礎(いしじ)」がある。旅人としての著者は、この地にあって自ら認めるごとく「論理と感情を多少尖らせて」綴る。沖縄はあの戦争とそこから導き出す教訓にとっていずれも礎なのだと考える著者は、「沖縄の海域を平和と記憶の定礎(ていそ)とすべく、その一帯を『礎海』と呼びたい」と主張する。結論は明快だ。「戦後60年、日本は平和を保った。戦死者は1人も出なかった。そのことが靖国神社に立てこもる残存国家神道にとっては、おそらくは最大の脅威なのだ。平和は新しい英霊を生んではくれない。」「日本が国家神道から真に自由になるには、さらにこれから60年、平和を維持するに限る」と。…(以下省略)…
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 「戦後60年、日本は平和を保った。戦死者は1人も出なかった。そのことが靖国神社に立てこもる残存国家神道にとっては、おそらくは最大の脅威なのだ。平和は新しい英霊を生んではくれない。」を読んで、この書籍を読んでみたくなりました。

【2005/12/13記載】
 毎日新聞2005年12月13日朝刊2面13版「ASEAN+3:首脳会談の控え室で「韓流」テーマに」
 まぁ、雑談(? 世間話?)しか話せない、ということですね。雑談でも、「韓国政府当局者の説明によると、小泉首相が首脳会談の会場に先着した。続いて韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領が到着し「自然な形で」両首脳は言葉を交わした。」ということですので、良しとするということでしょう。
 毎日新聞2005年12月13日朝刊5面13版「福田康夫氏:国立追悼施設、現時点での具体化望ましくない」

【2005/12/14記載】
 毎日新聞2005年12月14日朝刊1面13版「小泉首相:靖国問題で首脳会談拒否、中国の対応批判」
 「中国の対応批判」って、何か間違っているのでは?

【2005/12/15記載】
 毎日新聞2005年12月15日朝刊2面13版「小泉首相:「靖国は心の問題」と中韓両国の批判に反論」
 いつまで、このようなことを言いつづけるのでしょうか?
 高くはないので、[靖国問題](高橋哲哉著)を読んで欲しいと思うのですが。
 私など、しかたなく読みたくもない[国防](石破茂著)などという本をよみました。この本ですが、「書いていないこと」も重要と思っています。「劣化ウラン弾」に関する問題意識は見られませんね。どれだけ、アメリカとかイギリスのことを調べたのか、また調べたとして、どのように判断したのか等々。最低限の義務として、派遣した自衛隊員について調査すべきです。何もなければ、「よかった」ということです。(イラクに住む人々にとっては、そうはいかないのですが。)
 毎日新聞2005年12月15日朝刊2面13版「小泉首相:首脳宣言署名で温首相にペン借りる」
 「 この一幕に、会場にいた各国外交団から拍手が起きた。冷え込んだ日中関係を懸念する外交団の拍手には「ペンの貸し借りが両国の関係改善につながってほしい」という期待が込められていたようだ。」ということですが、しかしなぁ、こんなことしか・・・
 毎日新聞2005年12月15日朝刊9面13版「東アジアサミット:中国と韓国の歩み寄り姿勢、鮮明に」
 毎日新聞2005年12月15日朝刊5面13版「戦没者施設:追悼議連、調査費計上要求見送りを決定」
 毎日新聞2005年12月15日夕刊4面2版「早い話が:米中のルーズベルト参拝=金子秀敏」

【2005/12/16記載】
 ちょっと違う気もしますが、まぁ、ここでいかと。
 毎日新聞2005年12月16日朝刊5面13版「社説:視点・竹島の日 日韓友情年が中韓連帯年に」

【2005/12/17記載】
 毎日新聞2005年12月17日朝刊5面13版「宮沢元首相:小泉首相のアジア外交批判−−報道番組で」

【2005/12/20記載】
 毎日新聞2005年12月20日朝刊2面13版「外務省事務次官:日朝政府間対話「年内開催可能性はある」」
 毎日新聞2005年12月20日朝刊2面13版「潘・韓国外相:「日本指導者は言行の一致を」」

【2005/12/21記載】
 毎日新聞2005年12月21日朝刊6面13版「反日デモ:日本総領事館の修復開始 中国上海」

【2005/12/23記載】
 毎日新聞2005年12月23日朝刊1面13版「国立追悼施設:小泉政権では調査費を計上せず 安倍氏」
 毎日新聞2005年12月23日朝刊5面13版「国立追悼施設:調査費先送り 迷走の末、投げ出す」
 毎日新聞2005年12月23日朝刊5面13版「国立追悼施設:「もう少し時間置いたほうがいい」小泉首相」

【2005/12/25記載】
 毎日新聞2005年12月25日朝刊1面13版「外交世論調査:対中感情、過去最悪に 関係「良好と思わない」71%−−内閣府」

【2005/12/27記載】
 毎日新聞2005年12月26日夕刊5面3版「東アジアサミット:米国務省幹部、成功に「米の関与必要」」
 毎日新聞2005年12月27日朝刊3面13版「日中政府間協議:国連安保理改革などで初の意見交換」

【2005/12/28記載】
 毎日新聞2005年12月28日朝刊5面13版「社説:視点・戦没者追悼施設  石原進(論説委員)」
 毎日新聞2005年12月28日朝刊7面13版「みんなの広場:「国立追悼施設の未計上」は残念」

【2005/12/29記載】
 毎日新聞2005年12月29日朝刊2面13版「小泉首相:後継は「改革路線継承してくれる人」」
----------------------------------------------------------…(途中省略)…靖国神社参拝問題などで行き詰まりを見せている中国、韓国との関係に関しては「一つや二つ意見の相違や対立があっても、乗り越えていこうという努力が必要だ」と冷静な対応を呼び掛けた。…(以下省略)…
-------------------------------------------------------------------
 「冷静な対応を呼び掛けた」というのが、わからない。
 たった一つの意見の相違でも、譲れないものがある、と思うのですが。

 毎日新聞2005年12月29日朝刊7面12版「世界の目:小泉首相の近隣外交=トム・プレート(米カルフォルニア大 ロサンゼルス校教授)」
 毎日新聞2005年12月29日朝刊11面13版「東シナ海ガス田開発:日中実務者協議、開催めどなく越年へ−−首相参拝影落とす」

【2005/12/30記載】
 毎日新聞2005年12月30日朝刊2面13版「中国:人民銀総裁、来日見送りへ」

【2005/12/31記載】
 毎日新聞2005年12月31日朝刊2面13版「麻生外相:1月上旬、印パ歴訪へ 中国けん制の狙いも」
 「05年は中韓両国との関係悪化で小泉政権のアジア外交が問われただけに、06年は中国に次ぐアジアの大国インドとの関係強化によって立て直しを図りたい考えだ。インド重視路線をとる米国と足並みをそろえることで、中国をけん制する意味合いもある。」
 要するに、東アジアとかASEAN諸国などで、相手にされなくなってきた(?)、ということでしょう。
 そのうちに、ODAなどの資金も細ってきて、「金の切れ目が、縁(円?)の切れ目」となってしまったりして・・・
 で、
 毎日新聞2005年12月31日朝刊2面13版「韓国:潘外交通商相「今年の日韓、残念だった」」
 ということになりました。

【2006/01/01記載】
 毎日新聞2006年01月01日朝刊1面13版「米政権:「靖国」に懸念 アジア戦略「日本に見直し要求」」
 毎日新聞2006年01月01日朝刊3面13版「米政権:国益重視を反映 「ポスト小泉」に影響も」
 毎日新聞2006年01月01日朝刊1面13版「中国大使:阿南氏の後任、宮本雄二沖縄担当大使を起用へ」
 毎日新聞2006年01月01日朝刊3面13版「山崎前副総裁:1月10日から予定していた訪中を中止」

【2006/01/03記載】
 毎日新聞2006年01月03日朝刊3面13版「小泉首相:元日の靖国参拝は見送り」
 毎日新聞2006年01月03日朝刊3面13版「社説:ポスト小泉 過剰なナショナリズムは危険」

【2006/01/04記載】
 毎日新聞2006年01月04日夕刊1面3版「小泉首相:靖国参拝「外交問題にならない」 年頭会見で」

【2006/01/05記載】
 毎日新聞2006年01月05日朝刊2面13版「首相の靖国発言:韓国は反発 中国は沈黙」
 毎日新聞2006年01月05日朝刊2面13版「小泉首相:新年恒例、伊勢神宮を参拝 猪口担当相らと」
 毎日新聞2006年01月05日朝刊2面13版「日印外相会談:安全保障問題など協議の場設置で合意」

【2006/01/06記載】
 下記の記事ですが、紙面の見出しは「奥田氏、ポスト小泉に注文:アジア外交「変えてほしい」」です。
 毎日新聞2006年01月06日朝刊2面13版「奥田経団連会長:日中関係、今の状態続けば「深刻な問題」」
 毎日新聞2006年01月06日夕刊5面3版「米国務次官補:対北朝鮮「2国間協議応じず」 「靖国」仲介ない」

【2006/01/08記載】
 毎日新聞2006年01月08日朝刊2面13版「日韓首脳:「シャトル外交」暗礁に 韓国が靖国参拝に反発」

【2006/01/09記載】
 毎日新聞2006年01月09日朝刊5面11版「靖国参拝問題:神崎・公明代表、「追悼施設」と一線の考え」

【2006/01/11記載】
 毎日新聞2006年01月10日東京朝刊「自民党総裁選:安倍官房長官「靖国を争点にすべきでない」」
 毎日新聞2006年01月11日朝刊2面13版「山崎氏:靖国は自民党総裁選の争点」
 当然、重要な争点でしょう。

【2006/01/13記載】
 毎日新聞2006年01月13日朝刊1面13版「国立戦没者追悼施設:封印された「北の丸公園」案」
 毎日新聞2006年01月13日朝刊3面13版「靖国参拝:ポスト小泉で争点? 「安倍包囲網」にらむ」
 毎日新聞2006年01月13日夕刊3面3版「自民党総裁選:麻生外相「靖国を争点にすべきでない」」

【2006/01/14記載】
 毎日新聞2006年01月14日朝刊2面13版「日中対話:2月中に外務次官級協議開催で調整」

【2006/01/15記載】
 毎日新聞2006年01月15日朝刊5面13版「社説:靖国参拝問題 争点隠しの総裁選はごめんだ」

【2006/01/17記載】
 毎日新聞2006年01月17日朝刊3面13版「韓国:「日韓首脳会談は困難」外交通商相が日本人記者団に」

【2006/01/18記載】
 毎日新聞2006年01月18日朝刊2面13版「福田康夫氏:靖国参拝問題、解決策努力を」
 毎日新聞2006年01月18日朝刊2面13版「谷垣財務相:靖国参拝、首相とは一線を画す立場示す」

【2006/01/19記載】
 毎日新聞2006年01月19日朝刊2面13版「経団連会長:都内で講演、小泉外交に不満もらす」
 毎日新聞2006年01月19日朝刊7面13版「韓国:駐日大使が靖国参拝批判」
 毎日新聞2006年01月19日Web03時00分「靖国参拝:小泉首相、施政方針演説で中国、韓国批判へ」

【2006/01/21記載】
 毎日新聞2006年01月21日朝刊1面13版「韓国観光客:恒久的にビザ免除 関係改善も狙う」
 毎日新聞2006年01月21日朝刊2面13版「麻生外相:対中国、過去の問題にこだわりすぎるな」

【2006/01/24記載】
 毎日新聞2006年01月24日朝刊2面13版「米国務副長官:日中双方に緊張緩和の努力促す」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊2面13版「ぜーリック副長官:「関係改善に協力したい」」
 毎日新聞2006年01月24日朝刊5面13版「奥田経団連会長:小泉首相のアジア外交に苦言」
 「小泉純一郎首相のアジア外交について「どう控えめに見てもうまくいっているとは言えない」」という記事です。
 毎日新聞2006年01月24日朝刊27面13版「上映禁止:中国で「SAYURI」 反日感情悪化を懸念」

【2006/01/25記載】
 毎日新聞2006年01月25日Web01時20分「靖国参拝:小泉首相、公明党をけん制」
 「公明党が参拝に反対すると、(同党の主張とは)逆効果になる」とけん制した。」って、ひょっとして「脅し」?
 毎日新聞2006年01月25日夕刊1面3版「靖国参拝問題:批判する国は中韓以外ない−−参院代表質問で小泉首相」
 ひょっとして、上記の発言は「小泉純一郎首相に、面と向かって批判した国は中韓以外になかった」という意味?
 毎日新聞2006年01月25日夕刊1面3版「参院代表質問:靖国参拝で中韓の対応に改めて疑念 首相」
 毎日新聞2006年01月25日夕刊5面3版「靖国参拝問題:盧・韓国大統領「棚上げせず」」

【2006/01/26記載】
 毎日新聞2006年01月26日朝刊2面13版「小泉首相:韓国大統領発言に 対話中断良くない」
 自分が種を蒔いておいて、これしか言うことはないのだろうか。
 毎日新聞2006年01月26日朝刊4面11版「みんなの広場:小泉純一郎首相は困った人だ」
 毎日新聞2006年01月26日朝刊4面11版「みんなの広場:矛盾「総裁選で靖国争点とせず」」

【2006/01/27記載】
 毎日新聞2006年01月27日朝刊5面13版「靖国参拝:「追悼施設考える会」が活動再開 今夏にも提言」

【2006/01/28記載】
 毎日新聞2006年01月28日朝刊5面13版「王毅・駐日中国大使:1カ月半ぶり東京へ」
 毎日新聞2006年01月28日朝刊5面13版「中川氏:「ポスト小泉」の条件挙げる」

【2006/01/29記載】
 毎日新聞2006年01月29日朝刊2面13版「麻生外相:首相靖国参拝 喫煙心理に例え中韓の対応批判」
 紙面は、もっと分かりやすい見出しです。
 「麻生外相:「天皇陛下、参拝実現を」 靖国問題 万策模索の考え」
 紙面と同様の見出しでWebに掲載されました。
 毎日新聞2006年01月29日朝刊2面13版「麻生外相:天皇参拝「実現を」 靖国問題、方策模索の考え」

【2006/01/30記載】
 毎日新聞2006年01月30日朝刊1面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/1(その1) 米国、「遊就館」を注視」
 毎日新聞2006年01月30日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/1(その2止) 中国ロビー攻勢、日本は防戦」
 毎日新聞2006年01月30日朝刊2面13版「中国国営新華社通信:麻生外相は「極右の代表」」

【2006/01/31記載】
 毎日新聞2006年01月31日朝刊2面13版「韓国外交通商省:麻生発言の即時撤回要求 天皇の靖国参拝」
 毎日新聞2006年01月30日Web19時15分「共産党:麻生外相の天皇陛下の靖国参拝発言を批判」
 毎日新聞2006年01月31日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/2 総裁選を縛る靖国」

【2006/02/01記載】
 毎日新聞2006年01月31日夕刊3面3版「靖国参拝問題:天皇参拝、実現方法の検討を−−麻生外相」
 毎日新聞2006年02月01日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/3 「同盟」一辺倒の日本」
 毎日新聞2006年02月01日朝刊5面13版「麻生外相:「陛下の参拝が一番」発言が波紋 与党も批判」
 毎日新聞2006年02月01日朝刊5面13版「野田元自治相:北京訪問へ 9日に唐国務委員と会談へ」
 毎日新聞2006年02月01日Web10時56分「靖国参拝問題:ゼーリック副長官も、日中関係の悪化に懸念」

【2006/02/02記載】
 毎日新聞2006年02月01日Web02時00分「麻生外相:自身の靖国参拝、慎重に判断 テレビで考え示す」
 毎日新聞2006年02月02日朝刊1面13版「小泉首相:靖国参拝問題で国内の慎重論を強くけん制」
 毎日新聞2006年02月02日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/4 迷走「アフリカの陣」」
 毎日新聞2006年02月02日朝刊2面13版「米国務副長官:靖国問題で日中関係の悪化に懸念」
 毎日新聞2006年02月02日朝刊2面13版「麻生外相発言 北朝鮮が非難」

【2006/02/03記載】
 毎日新聞2006年02月02日夕刊4面2版「早い話が:問題は「ああいうこと」=金子秀敏」
---------------------------------------------------------------------
 麻生太郎外相の発言が波紋を呼んでいる。靖国神社の英霊が求めているのは天皇の参拝だと講演で語った。1月29日付の朝刊各紙が報じた。
 同じ日の読売新聞に中曽根康弘元首相が寄稿している。「英霊は1銭5厘の赤紙1枚で召集された軍人軍属が主であって、天皇陛下のご親拝を待ち望んでいる」と書いた。
 二つの「親拝待望論」が偶然並んだ。形は似ているが別物である。
 昭和天皇は、戦後も3年に1度のペースで計7回、靖国を参拝した。最後が終戦30周年の1975年だ。以後途絶えたのはなぜか、その理解が違っている。
…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

 毎日新聞2006年02月03日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/5 立ちすくむ外務省 対中座標軸 定まらず」

 毎日新聞2006年02月03日朝刊5面13版「小泉首相:「私は日中友好論者」野田元自治相との会談で」

【2006/02/06記載】
 毎日新聞2006年02月06日朝刊2面13版「揺れる日米中:小泉外交・光と影/6 財界「靖国より国益」 通商チャンネル阻害」
 毎日新聞2006年02月06日朝刊3面13版「町村前外相:麻生氏発言を批判「陛下の靖国参拝実現を」に」
 毎日新聞2006年02月06日朝刊5面13版「みんなの広場:「天皇靖国参拝」許せぬ外相発言」
 毎日新聞2006年02月05日Web23時36分「中国外務省:麻生氏発言「侵略の歴史美化」と批判談話発表」
 毎日新聞2006年02月06日東京朝刊「中国:「日本統治で台湾の教育水準高い」 麻生外相の発言に「強烈な憤り」」

【2006/02/07記載】
 毎日新聞2006年02月06日Web23時35分「シンガポール:小泉首相の靖国参拝中止を要請 上級相」

【2006/02/10記載】
 毎日新聞2006年02月09日夕刊5面3版「唐・中国国務委員:日中関係改善は小泉後継首相と」
 毎日新聞2006年02月09日夕刊5面3版「安倍官房長官:唐・中国国務委員の発言は「不適切」」

【2006/02/11記載】
 毎日新聞2006年02月11日朝刊2面13版「日中総合政策対話:青少年交流の拡大で関係改善へ」
 毎日新聞2006年02月11日朝刊2面13版「神崎代表:中国の外務次官と会談」

 毎日新聞2006年02月11日朝刊8面13版「グローバル・アイ:風刺漫画の波紋 非寛容が変える国際秩序=西川恵」
 「グローバル・アイ」の
----------------------------------------------------------…(途中省略)…靖国神社参拝問題などで…(以下省略)… 欧州対イスラムの新構図がもたらすものを一点だけ指摘したい。それは、米国流の民主化の強要、力一点張りのやり方に懸念をもつ欧州諸国の政治家とイスラム穏健派との協力を難しいものにすることだ。これまで中東の穏健派諸国にとって欧州は自分らの理解者であり、米国を説得してくれる相手だった。そうした役割を演じる余地が今の欧州から大きく奪われた。…(以下省略)…
-------------------------------------------------------------------
 は、「そうだろうなぁ」と思って読みました。
 で、上記に続く結語の部分の
----------------------------------------------------------…(途中省略)…靖国神社参拝問題などで誰も反対し得ない「表現の自由」を盾に転載を続ける欧州メディアとこれを許容する世論。
-------------------------------------------------------------------
 は、いいのですが、
----------------------------------------------------------…(途中省略)…靖国神社参拝問題などで非寛容が国際政治の構造を変えるという点で、「心の問題」を掲げた靖国神社参拝で悪化する日中関係と通底するものがある。
-------------------------------------------------------------------
 に関しては、ちょっと違うのではないか、と思ってしまいました。

【2006/02/15記載】
 毎日新聞2006年02月15日「サンデー時評:「遊就館」と「昭和館」、ハシゴのすすめ」

 毎日新聞2006年02月14日夕刊3面3版「ニューヨーク・タイムズ:麻生外相を「扇動的」と批判」
 毎日新聞2006年02月14日夕刊3面3版「麻生外相:ニューヨーク・タイムズ社説に「批判は自由だ」」
 毎日新聞2006年02月15日朝刊2面13版「麻生外相:歴史認識発言に内外で批判広がる」

【2006/02/19記載】
 毎日新聞2006年02月19日朝刊2面13版「麻生外相:日中関係、青少年交流事業など通じ改善を」
----------------------------------------------------------
…(省略)…日中関係について「靖国(神社参拝問題)だけの話か。他にもいろいろ問題はある。日本とつき合った方が国益に資する、利益が双方に出る、という形で話をしなければならない」と述べ…(省略)…
-------------------------------------------------------------------
 などと、自分のことは棚に上げて言われてもなぁ・・・
 で、
---------------------------------------------------------
…(省略)… 在上海総領事館の男性職員が04年に自殺した問題については、中国当局から機密情報の提供を強要されたのが原因との見方を示し、「引っかかりやすい話だが、危ないと思う訓練をしておかなければならない。外務省として真摯(しんし)に反省すべきだ」と語った。
-------------------------------------------------------------------
 ということですが、「引っかかりやすい話だ」などと言葉を濁していますが、何なのでしょうね。
 どうも、ここのところのはぎれがいつも悪いですね。
 おおっぴらに出来ない話なのかな?

 毎日新聞2006年02月19日Web18時39分「麻生外相:靖国参拝、国益を優先して判断」

【2006/02/20記載】
 毎日新聞2006年02月20日朝刊2面13版「与党訪中団:上海に到着 新たな関係構築できるか」

【2006/02/21記載】
 毎日新聞2006年02月21日朝刊5面13版「靖国参拝問題:李・中国常務委員が批判−−与党訪中団と会談」
 毎日新聞2006年02月21日朝刊5面13版「靖国参拝問題:分祀論、改めて強調−−自民・山崎拓氏が見解」
 毎日新聞2006年02月21日夕刊3面3版「二階経産相:温・中国首相と会談へ」
 毎日新聞2006年02月21日夕刊3面3版「朝鮮人強制連行:半島外の死傷、対象 支援策を提示−−韓国政府」

【2006/02/22記載】
 毎日新聞2006年02月22日朝刊5面13版「与党訪中団:靖国参拝、中国側は厳しい姿勢示す」
 毎日新聞2006年02月22日朝刊5面13版「追悼施設:議連、通常国会終了時をめどに中間報告」

【2006/02/23記載】
 毎日新聞2006年02月23日朝刊2面13版「中国首相:首相靖国参拝を改めて批判 二階経産相と会談で」
 毎日新聞2006年02月23日朝刊2面13版「与党訪中団 唐国務委員と会談」

【2006/02/24記載】
 毎日新聞2006年02月24日朝刊5面13版「与党訪中団:中国側、中川氏通しポスト小泉をけん制」

【2006/03/02記載】
 毎日新聞2006年03月02日朝刊2面13版「盧・韓国大統領:小泉批判、強硬姿勢アピール 首脳外交の再開は困難」
 毎日新聞2006年03月02日朝刊2面13版「安倍官房長官:「改憲は内政問題」と不快感 盧・韓国大統領の反対発言で」
 毎日新聞2006年03月01日夕刊1面3版「盧・韓国大統領:小泉首相の靖国参拝批判 改憲の動き、けん制−−3・1独立運動式典」

【2006/03/03記載】
 毎日新聞2006年03月03日朝刊3面13版「韓国:外交通商相、日本側の内政干渉論に反論」

【2006/03/06記載】
 毎日新聞2006年03月06日朝刊2面13版「福田元官房長官:中国、韓国との関係に改めて懸念表明」

【2006/03/07記載】
 毎日新聞2006年03月07日朝刊5面13版「日韓関係改善へ前進なし」

【2006/03/08記載】
 毎日新聞2006年03月08日朝刊2面13版「中国外相:「誠意と勇気を」と、靖国参拝中止を要求」
 毎日新聞2006年03月08日朝刊2面13版「韓国、決定へ 被徴用者救済対策 1人240万円支給」

【2006/03/09記載】
 毎日新聞2006年03月09日朝刊2面13版「小泉首相:韓国代表、靖国参拝中止を暗に要請 首相官邸」
 毎日新聞2006年03月09日朝刊2面13版「中国外相発言に安倍氏強く反発」

【2006/03/10記載】
 毎日新聞2006年03月10日朝刊2面13版「麻生外相:台湾を「国家」「国」とまた明言 参院予算委」
 毎日新聞2006年03月10日朝刊2面13版「麻生外相発言:中国外務省「粗暴で内政干渉の行為」と反発」

【2006/03/13記載】
 毎日新聞2006年03月13日朝刊2面13版「森喜朗氏:安倍首相なら靖国参拝やらない 報道番組で」
----------------------------------------------------------
…(省略)…「『小泉純一郎首相と同じようなことをやる安倍さんは危険だ』ととるからいけない。私は(安倍氏が靖国神社参拝を)やらないと思う」と述べ、安倍氏が首相になった場合、日中関係に配慮して、靖国神社参拝を見送るとの見通しを示した。…(省略)…
-------------------------------------------------------------------
 などと、森喜朗前首相に言われてもなぁ・・・
 安倍晋三官房長官という人は、今まで、靖国神社に参拝してきていて、更には、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を肯定してきている人ですよ。
 で、どこで、「首相が靖国神社を参拝することは好ましくない」などという見解に変わったのですか?
 人間は変わりますので、変わったのなら、それはそれでいいのですが、「今までの私の見解は間違っていました」という一言ぐらいは無ければならないでしょう。

【2006/03/15記載】
 毎日新聞2006年03月15日朝刊2面13版「中国:対日関係改善は「靖国」前提 温首相が会見」
 毎日新聞2006年03月15日朝刊2面13版「中国:温首相、日本の次期首相へ強い警告」
 毎日新聞2006年03月15日朝刊2面13版「靖国参拝:中国側に姿勢転換求める 温首相発言で安倍長官」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…中国の温家宝首相が小泉純一郎首相の靖国神社参拝が日中関係悪化の原因と指摘したことについて「問題がある場合は直接会って話し合うことが重要だ」と中国側に姿勢転換を求める…(省略)…
---------------------------------------------------------------------
 私には、自分のことは棚に上げた ? な論理と思えます。

【2006/03/16記載】
 毎日新聞2006年03月16日朝刊30面13版「首相靖国参拝:賠償請求を棄却 憲法判断はせず 松山地裁」

【2006/03/17記載】
 毎日新聞2006年03月17日朝刊2面13版「韓国:大統領、中曽根元首相らと会談」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)… 盧大統領は「遊就館には戦争を賛美する内容が含まれている」と政府内で報告を受けており、発言は訪日シグナルではなく、首相の靖国神社参拝をけん制したものとみられる。中曽根氏は会談後の会見で「間接的な言い方で靖国問題に関心があると意思表示したのではないか」との見方を示した。…(省略)…
---------------------------------------------------------------------

【2006/03/25記載】
 毎日新聞2006年03月25日朝刊2面13版「阿南大使:日中の国民感情の悪化に懸念 5年間の任期終え」

【2006/03/28記載】
 毎日新聞2006年03月27日夕刊5面3版「小泉首相:「靖国」中国対応、改めて批判」
 小泉純一郎首相って、よく言えば「信念を変えない」というのか、あるいは「頭が固い」というのか「進歩しない」というのか「勉強しない」というのか・・・
 毎日新聞2006年03月28日朝刊2面13版「小泉首相:在任期間中に靖国参拝示唆 首相官邸で記者会見」

【2006/04/01記載】
 毎日新聞2006年04月01日朝刊2面13版「胡錦濤主席:「靖国参拝しないなら首脳会談開く」と表明」
 毎日新聞2006年04月01日朝刊2面13版「胡錦濤主席:「ポスト小泉」候補者もけん制」

 毎日新聞2006年04月01日朝刊10面13版「グローバル・アイ:フランスのデモで思うこと 「国内問題」が印象を左右=西川恵」
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…(省略)…
 フランスの閉塞状況のよってきたるところをたどると、昨年5月、欧州憲法案が否決された国民投票に帰着する。国民議会(下院)で確実に批准ができたのに、しなくていい冒険をして国民投票にかけたシラク大統領の政治的失態である。これで大統領は国民の信頼を失い、レームダックになった。求心力を喪失した政権と社会の不安定化はコインの表裏である。
…(省略)…
 さしずめ靖国神社参拝問題も日本の対外イメージにマイナスに作用している一つだ。日本が「国内問題」「心の問題」と、外交と切り離そうとしても、外国はそう見ない。国内問題と外交の敷居がなくなっている今日、国内での取り組みが直接、対外イメージを作っているからだ。自国がどのようなイメージを持たれるかも国益に織り込んで考えていかねばならない時代なのだ。(専門編集委員)
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【2006/04/03記載】
 毎日新聞2006年04月03日朝刊3面13版「麻生太郎外相:A級戦犯分祀 明確に否定」
 これは「国民」・「マスコミ」が悪い(特に「マスコミ」)のですが、ダブルスタンダードの臭い(匂い)がしているように感じます。

 毎日新聞2006年04月03日朝刊5面12版「社説:中国主席発言 次期首相候補はどう答える」

【2006/04/04記載】
 毎日新聞2006年04月03日東京夕刊「安倍官房長官:胡・中国主席の靖国参拝発言に不快感」
 毎日新聞2006年04月04日朝刊5面13版「中国胡主席:「重要談話」見送り 首相発言受け変更か」

【2006/04/05記載】
 毎日新聞2006年04月04日夕刊6面3版「靖国参拝問題:中国主席の発言、麻生外相が批判」

 毎日新聞2006年04月05日朝刊5面13版「追悼施設議連:建設反対派識者招き意見を聴取」
 「建設反対」にもいろいろあるからなぁ。

【2006/04/06記載】
 毎日新聞2006年04月06日朝刊5面13版「靖国参拝:首相支持の若手国会議員の会、活動再開へ」

【2006/04/07記載】
 毎日新聞2006年04月07日朝刊3面13版「反日デモ1年:日中くすぶる火だね さらに混迷の可能性も」

 毎日新聞2006年04月06日Web20時34分「駐日中国大使:小泉首相の靖国参拝中止を改めて求める」
 毎日新聞2006年04月07日朝刊5面13版「靖国参拝:自民党若手・中堅の支持派議員が半年ぶりに会合」

【2006/04/09記載】
 毎日新聞2006年04月09日朝刊2面13版「時代の風:白村江敗戦の衝撃=五百旗頭真・神戸大教授」
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 外交戦略欠如を超えて

…(省略)… 新羅はついで強敵高句麗を唐と挟撃し、668年ついに滅ぼした。新羅のすごみは、その後唐に反逆し、朝鮮半島の統一と自立を達成したことである。見事な国家戦略の展開という他はない。それに対し、倭の国の外交の矮小(わいしょう)性は悲しい。「中国はけしからん」と関係悪化にのめり込む今日の日本と同じである。
、  ただ誇ってよいことは、白村江の惨敗の後、日本は唐の律令国家制度をはじめとする文明を猛烈な勢いで学習し、改革を遂げたことである。…(省略)…
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 もっと「引用」したいのですが、詳しくは紙面でお読みください。

 私は「「中国はけしからん」と関係悪化にのめり込む今日の日本と同じである。」という箇所に、注目しました。
 小泉純一郎首相、安倍晋三官房長官、麻生太郎外相などは、盛んに「中国に対して不快感」を示しているように感じます。
 自民党次期総裁(=首相)について、盛んに紙面に掲載されていますが、安倍晋三官房長官とか麻生太郎外相が自民党次期総裁(=首相)になった場合には、対中国とだけでなく対アジアという面でも難しくなるように思われます。
 で、
 毎日新聞2006年04月09日朝刊3面13版「日中関係:小泉首相交代を機に関係改善を 英紙主張」
 「東アジアの最も重要な関係を改善する時だ」というのは、衆目の一致したところのようです。

【2006/04/11記載】
 毎日新聞2006年04月10日夕刊1面3版「民主党:小沢代表、A級戦犯合祀を批判 「戦地で死んでない」」
 毎日新聞2006年04月10日夕刊1面3版「小沢民主代表:靖国参拝、A級戦犯合祀問題の解決を」
 毎日新聞2006年04月11日朝刊1面13版「小沢代表:靖国神社へのA級戦犯合祀は「間違いだ」」
 毎日新聞2006年04月11日朝刊3面13版「小沢代表:A級戦犯合祀に批判 自民との対立軸にも」
 毎日新聞2006年04月11日朝刊3面13版「78年に14人合祀 戦死と同じ扱い」

【2006/04/12記載】
 毎日新聞2006年04月12日朝刊4面12版「みんなの広場:首相は「靖国論」の明確提示を」

【2006/04/13記載】
 毎日新聞2006年04月13日朝刊5面13版「中曽根元首相:靖国問題 神社側にA級戦犯の分祀促す」

【2006/04/14記載】
 毎日新聞2006年04月13日夕刊8面3版「米同時多発テロ:犯人と攻防、生々しく 原野墜落機の音声公開」

【2006/04/15記載】
 毎日新聞2006年04月15日朝刊6面11版「土曜解説:米中経済新時代=中国総局・大塚卓也」
 で、気が付いたら「蚊帳の外」・・・

 毎日新聞2006年04月15日朝刊5面13版「麻生外相:小沢民主党代表の分祀論批判」

【2006/04/19記載】
 毎日新聞2006年04月18日夕刊6面3版「米国:日中関係改善「米国にも利益」−−政府高官」
 毎日新聞2006年04月19日朝刊5面13版「小沢代表:靖国神社のA級戦犯合祀、改めて批判」

【2006/04/21記載】
 毎日新聞2006年04月20日夕刊2面2版「早い話が:自民に先手の小沢流=金子秀敏」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊3面13版「靖国・春季例大祭:首相の参拝時期をめぐり憶測」
 毎日新聞2006年04月21日夕刊1面3版「靖国参拝:国会議員96人、春季例大祭で参拝」

【2006/04/22記載】
 毎日新聞2006年04月22日朝刊1面13版「安倍官房長官:靖国参拝、公約にせず 自民総裁選、立候補に積極姿勢−−インタビュー」
 毎日新聞2006年04月22日朝刊5面13版「靖国参拝問題:小泉首相の参拝、「退陣後」を促す−−自民・山崎氏」

【2006/04/23記載】
 見逃していたらしい・・・
 毎日新聞2006年04月21日Web11時59分「靖国参拝:「国会議員の会」96人、春季例大祭に」

【2006/04/27記載】
 毎日新聞2006年04月26日Web18時53分「渡部恒三氏:小泉首相発言を「頭がどうかしている」と批判」
 毎日新聞2006年04月27日Web01時10分「小泉首相:後継の靖国参拝 自身が判断すべき」
 毎日新聞2006年04月27日朝刊5面13版「山崎前副総裁:呉邦国・全人代常務委員長と会談」

【2006/04/29記載】
 毎日新聞2006年04月28日夕刊12面3版「自民83会:21人が靖国神社を参拝 「伝統と創造の会」」
 毎日新聞2006年04月29日朝刊1面13版「戦後60年の原点:「天皇参拝」配慮、合祀避ける−−靖国神社、故・筑波藤麿」
 下記の「近聞遠見」は、中っていると思うだけに、ちょっと日本の先行きが怖い。
 毎日新聞2006年04月29日朝刊2面13版「近聞遠見:「終」でなく「有終」でないと=岩見隆夫」
 ところで、上記「近聞遠見」は、まだ、Webには掲載されていませんでした。

 毎日新聞2006年04月29日朝刊5面13版「中川自民政調会長:靖国神社に分祀促す考え示す」

【2006/05/01記載】
 毎日新聞2006年05月01日朝刊1面13版「福田元長官:後継首相は靖国参拝自粛を TV番組で語る」

【2006/05/02記載】
 毎日新聞2006年05月02日朝刊5面13版「山崎・自民前副総裁:訪韓、「靖国」で意見交換」

【2006/05/03記載】
 毎日新聞2006年05月03日朝刊2面13版「山崎前自民副総裁:韓国の外交通商相と会談 靖国など論議」
 毎日新聞2006年05月03日朝刊5面13版「靖国参拝問題:A級戦犯分祀論、麻生外相が批判」

【2006/05/04記載】
 毎日新聞2006年05月04日朝刊5面13版「鳩山民主党幹事長:韓国首相と会談、信頼関係再構築が重要」

【2006/05/05記載】
 毎日新聞2006年05月05日朝刊5面13版「小泉時代と改革された私:/8 靖国神社参拝 「祈りの場」変質」

【2006/05/10記載】
 毎日新聞2006年05月10日朝刊2面13版「同友会:靖国提言発表…首相の参拝自粛と追悼碑建設を」
 毎日新聞2006年05月10日朝刊2面13版「小泉首相:経済同友会の提言に「商売と政治は別だ」」
 毎日新聞2006年05月09日Web11時02分「日中対話:外相会談実施に向け日程調整で一致」
 毎日新聞2006年05月09日Web(サーチナ)「日中対話:貴州省へ移動、専門家評価「雰囲気作り」」
 毎日新聞2006年05月10日朝刊2面13版「駐日中国大使が関係改善へ提起」
 毎日新聞2006年05月10日朝刊2面13版「日中外相会談へ アジア外交再生なるか」
 毎日新聞2006年05月10日朝刊2面13版「ハンナラ党代表 盧武鉉政権の対日姿勢批判」

【2006/05/12記載】
 毎日新聞2006年05月12日朝刊2面13版「山口日商会頭:首相の靖国参拝自粛求める同友会提言評価」

【2006/05/13記載】
 毎日新聞2006年05月13日朝刊4面12版「土曜解説:日中、日韓、米はどう見る=ワシントン・及川正也」

【2006/05/14記載】
 毎日新聞2006年05月14日朝刊2面13版「靖国神社:「分祀も検討の対象」古賀誠・遺族会会長提唱へ」

【2006/05/16記載】
 毎日新聞2006年05月15日朝刊1面13版「拉致問題:アナン事務総長、北朝鮮に真相説明訴える」
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…(省略)…
 終了後の記者会見で、アナン事務総長は小泉純一郎首相の靖国神社参拝などをめぐる日中韓の摩擦について質問を受け、まず対話継続の重要性を強調。3国に、戦火の歴史を経て統合へと進む欧州の歩みを見習うよう提言した。また、北朝鮮による拉致問題では被害者家族の怒りと苦痛に共感を示し、速やかに真相を説明すべきだと訴えた。…(省略)…
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【2006/05/17記載】
 毎日新聞2006年05月16日夕刊6面3版「小泉首相訪米:首相演説に向け「靖国参拝」懸念−−下院外交委長」
 毎日新聞Web 2006年05月16日「(朝鮮日報)社説:小泉首相の靖国参拝に待ったをかけた米国」

 毎日新聞2006年05月17日朝刊1面13版「麻生外相:靖国神社、非宗教法人化を視野に検討を」

【2006/05/18記載】
 毎日新聞2006年05月17日Web21時02分「アナン氏:日韓関係の改善求める 小泉首相との会談で」

 毎日新聞2006年05月18日朝刊5面13版「総裁選:古賀氏、靖国を争点化 政策提言で国民的議論訴え」

【2006/05/19記載】
 毎日新聞2006年05月19日朝刊5面13版「古賀元幹事長:靖国合祀のA級戦犯「分祀も検討」と提言」
 毎日新聞2006年05月19日朝刊7面13版「アナン事務総長:靖国産廃問題「話し合いを」」

【2006/05/21記載】
 毎日新聞2006年05月21日朝刊3面13版「戦没者追悼施設:建設論議は無駄と批判 麻生外相」
 毎日新聞2006年05月19日Web18時37分「鳩山幹事長:安倍氏の「総裁選で靖国議論せず」発言を批判」

【2006/05/23記載】
 毎日新聞2006年05月23日朝刊4面11版「記者の目:論理矛盾、小泉首相の靖国参拝=大西督人(地方部)」
 毎日新聞2006年05月23日朝刊5面13版「森前首相:次期首相は靖国参拝自粛を…総裁選争点化は否定」

【2006/05/24記載】
 毎日新聞2006年05月24日朝刊5面13版「経済同友会代表幹事:首相の靖国参拝、改めて自粛求める」

【2006/05/25記載】
 毎日新聞2006年05月24日夕刊1面3版「日中外相会談:1年ぶり会談、関係悪化回避探る」
 毎日新聞2006年05月25日朝刊3面13版「日中・日韓外相会談:緊急避難色濃く 首相抜きの対話継続」

 毎日新聞2006年05月25日朝刊11面13版「経団連:靖国問題、政治の世界で−−御手洗新会長に聞く」

【2006/05/26記載】
 毎日新聞2006年05月25日夕刊1面3版「靖国合祀中止訴訟:韓国人遺族の請求棄却 東京地裁」
 毎日新聞2006年05月25日夕刊13面3版「靖国合祀中止訴訟:請求棄却 父を解放して−−願い届かず」

 毎日新聞2006年05月26日朝刊5面13版「靖国問題:神社が自主的にA級戦犯分祀を 高村元外相」

【2006/05/28記載】
 毎日新聞2006年05月28日朝刊1面13版「福田元官房長官:小泉首相の靖国参拝を強く批判」
 毎日新聞2006年05月28日朝刊2面13版「福田元官房長官:アジア外交と財政再建が対立軸、鮮明に」
 毎日新聞2006年05月28日朝刊2面13版「発信箱:「有情外交」=松田喬和(論説室)」

【2006/05/29記載】
 毎日新聞2006年05月29日朝刊13面11版「ティーンズに開くNewsの窓:/8 靖国問題 問われる首相の参拝」

【2006/05/30記載】
 毎日新聞2006年05月29日東京夕刊「拝礼式:東京・千鳥ケ淵戦没者墓苑で」

【2006/05/31記載】
 毎日新聞2006年05月30日夕刊1面3版「靖国参拝問題:A級戦犯分祀「議論を」 遺族会に古賀会長が提案」
 毎日新聞2006年05月31日朝刊5面13版「日本遺族会:A級戦犯の分祀問題 対応協議、賛否分かれる」

【2006/06/01記載】
 毎日新聞2006年06月01日朝刊2面13版「与謝野担当相:「靖国神社の判断に期待」と分祀論に言及」

【2006/06/02記載】
 毎日新聞2006年06月02日朝刊2面13版「経団連会長:靖国神社参拝「首相は適切」」

【2006/06/04記載】
 毎日新聞2006年06月03日夕刊6面3版「安倍官房長官:靖国問題の争点化、改めて否定」

【2006/06/07記載】
 毎日新聞2006年06月07日朝刊2面13版「’06総裁選:増幅する靖国分祀論 反小泉派は「包囲網」 安倍氏側にも思惑」
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…(省略)…
 「今の段階で行く、行かないと申し上げるつもりはない。総裁選に絡んでそういうことを言うべきではない」。安倍氏は3日、靖国参拝を総裁選の公約としない考えを改めて示した。昨年5月、安倍氏は訪米中の講演で「小泉さんの次の首相も参拝すべきだと思う」と言い切っていた。
…(省略)…
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【2006/06/08記載】
 毎日新聞2006年06月08日朝刊5面13版「自民靖国議員の会:靖国神社の資料館「遊就館」を見学」

【2006/06/09記載】
 毎日新聞2006年06月09日Web00時11分「小泉首相:「遊就館見た方がいい」」

【2006/06/13記載】
 毎日新聞2006年06月13日朝刊2面13版「靖国問題:「ポスト小泉」候補、衆院委員会で見解述べる」
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…(省略)…
 菅氏は、安倍氏が昨年5月の米国講演で「小泉首相の後の首相も参拝すべきだ」と述べたことを指摘し、「(その当時と見解は)変わったのか」と追及。安倍氏は「国のために倒れた方々の冥福を祈り、感謝と尊崇の念を表する気持ちを持ち続けていたい」とした上で「現在、中国が外交(問題)化している。外交問題化、政治問題化していく。本来はそういう問題にすべきではない」と述べ、靖国問題を総裁選の争点にしたり、政治問題にすべきでないとの考えを強調した。
…(省略)…
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 「国のために倒れた方々の冥福を祈り、感謝と尊崇の念を表する気持ちを持ち続けていたい
 このごろ思うのですが、この「」というのは、現在の「主権在民の日本国」ではなくて、「立憲君主の大日本帝国」のことではないのか、ということです。
 で、よく言われる「国のために命をささげた方々」という場合の「命をささげた方々」というのは、言わば「勝ち組」というのか、「国を治める側」の人々で、「貧困層」の場合には「赤紙で兵隊に捕られた」ということではなかったのか、と思ってみたりもするのですが・・・

 で、もう一つ気になっているのですが、今現在は違うと思うのですが、戦前の「靖国神社」は、「皇室ゆかり(?)の神社」だったのでは・・・
 その神社に「「立憲君主の大日本帝国」にために「命をささげた人」を祀る」のは、まぁ、当時としては、あったのかなぁと・・・
 ですが、今現在の「靖国神社」は「一宗教法人」では?

 毎日新聞2006年06月13日朝刊5面13版「社説:小泉首相 国会で花道飾るべきなのに」

【2006/06/14記載】
 毎日新聞2006年06月14日朝刊5面13版「自民党:丹羽・古賀派、総裁選に向け政策提言の概要固める」
 紙面の見出しは「分祀論、盛り込まず  丹羽・古賀派 政策提言まとめる」でした。
 毎日新聞2006年06月14日朝刊29面13版「靖国参拝訴訟:原告側の敗訴確定へ 23日に初の最高裁判決」

【2006/06/16記載】
 毎日新聞2006年06月16日朝刊2面13版「靖国参拝問題:超党派議連、「違憲の疑い」指摘 無宗教施設求める」
 毎日新聞2006年06月16日朝刊5面13版「靖国参拝問題:「国立追悼施設を考える会」提言要旨」

【2006/06/19記載】
 毎日新聞2006年06月17日Web00時38分「靖国参拝問題:非宗教法人化が解決の前提 麻生外相が見解」

【2006/06/20記載】
 毎日新聞2006年06月20日朝刊5面13版「自民党総裁選:8月15日に小泉首相靖国参拝なら「影響」−−山崎拓氏」

【2006/06/22記載】
 毎日新聞2006年06月22日朝刊5面13版「靖国参拝問題:古賀・元自民幹事長、国家護持の旗「もう一度」」

【2006/06/23記載】
 毎日新聞2006年06月23日朝刊5面13版「靖国参拝問題:非宗教法人化、政府関与求める−−麻生外相」

【2006/06/24記載】
 毎日新聞2006年06月23日夕刊1面3版「靖国参拝訴訟:最高裁、憲法判断示さず 上告棄却「権利侵害ない」」
 毎日新聞2006年06月23日夕刊13面3版「解説:靖国参拝訴訟・最高裁判決 「お墨付き」判断は早計」

 毎日新聞2006年06月24日朝刊2面13版「千鳥ケ淵墓苑:自民、拡充を検討」

 毎日新聞2006年06月24日朝刊5面13版「社説:首相靖国参拝 やはり総裁選の大争点だ」
 毎日新聞2006年06月24日朝刊5面13版「小沢・民主代表:初外遊、「靖国」争点化狙いも−−来月上旬、訪中」
 毎日新聞2006年06月24日朝刊5面13版「靖国参拝訴訟:小泉首相「妥当な判決」 政治課題は未解決」
 毎日新聞2006年06月24日朝刊30面13版「靖国参拝訴訟:逃げる最高裁に怒り、憲法判断を回避」
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…(省略)…
 自分と同じ僧侶で、徴兵されて南方の島で亡くなった父が、なぜ靖国神社に祭られているのか。「土足で心の中に踏み込んできたと思わずにいられない」。10回にわたって合祀(ごうし)取り下げを求めたが神社側は応じなかった。

 提訴は01年11月。「世の中、おかしい人がいるもんだ」。小泉首相のコメントに屈辱を覚えた。戦没者をどのように祭るのか、一人一人が自由に決められる権利が憲法で認められているはずだ。そう訴え続けてきたが、判決は聞き入れなかった。「無念な思いです」と苦渋の色をにじませた。
…(省略)…
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 「靖国神社」というのは、「天皇のために闘って死んだ人しか祀らない神社」なのでしょう?

 「お国(=天皇)のために「命をささげた人」を祀る」というのは、「支配者階層からの視点」ではないでしょうか。
 「お国のために「命を捕られた」」とか「侵略戦争の手先に使われた」という視点で捉える人もいるのでは・・・

 で、8月15日に多くの議員の方が、靖国神社に参拝されますが、あれは「これで、私も支配者階級の一員になったのだ」という意思表示ではなかったのですか?
 違います?
 そういう捉え方もあるように思うのですが・・・
 これって「無理筋」ですかねぇ。

【2006/06/25記載】
 毎日新聞2006年06月25日朝刊2面13版「憲法裁判所:設置の是非、争点に 民主、対立軸狙う−−靖国参拝訴訟・最高裁判決受け」
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 小泉純一郎首相の靖国神社参拝について憲法判断をしなかった23日の最高裁判決を受け、憲法判断に専念する「憲法裁判所」の設置の是非が改憲論議の新たな争点に浮上しそうだ。民主党は「現行では国会が関与しない首相の行動に違憲性があっても止められない」と設置に否定的な与党を批判、憲法9条と並ぶ対立軸にしていく構えだ。
…(省略)…
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【2006/06/26記載】
 こんなに燃え上がっている(?)のに、水をかけようと?・・・
 何か困ることでもあるんでしょうか?
 毎日新聞2006年06月26日朝刊3面13版「自民総裁選:片山参院幹事長「靖国問題棚上げを」」

【2006/06/27記載】
 毎日新聞2006年06月27日朝刊2面13版「千鳥ケ淵墓苑拡充:小泉首相が検討指示」
 毎日新聞2006年06月27日朝刊5面13版「自民党:5派の会長らが会合 首相は靖国参拝すべきでない」

【2006/06/28記載】
 毎日新聞2006年06月28日朝刊30面13版「靖国参拝訴訟:2件の訴訟、実質判断示さず−−最高裁が上告棄却」

【2006/06/29記載】
 毎日新聞2006年06月28日夕刊1面3版「小泉首相:退陣前に靖国参拝、否定せず 「総裁選は9月20日」」
 毎日新聞2006年06月28日夕刊9面3版「小泉首相:発言要旨」
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 <靖国神社参拝問題>
 <自民党総裁選>
 <自民党派閥>
 <日銀総裁問題>
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 毎日新聞2006年06月29日朝刊2面13版「小泉首相:「8・15参拝」に現実味 党内に見方広がる」
 毎日新聞2006年06月29日Web21時02分「自民党:靖国若手国会議員の会、結論まとまらず」
 毎日新聞2006年06月29日朝刊30面13版「靖国参拝訴訟:控訴審も棄却−−東京高裁」

【2006/06/30記載】
 毎日新聞2006年06月30日朝刊2面13版「靖国参拝:小泉首相の可能性発言で党内に波紋」
 毎日新聞2006年06月30日朝刊5面13版「千鳥ケ淵墓苑拡充:「首相の安倍氏支援」 自民党内、警戒広がる」

【2006/07/03記載】
 毎日新聞2006年07月03日朝刊2面13版「国立追悼施設:中川氏の構想を歓迎 山崎氏がテレビ番組で」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊2面13版「小沢代表:「霊じ簿」から「A級戦犯を削除すべきだ」」

【2006/07/04記載】
 毎日新聞2006年07月04日朝刊5面13版「千鳥ケ淵墓苑拡充:神崎・公明代表、構想に一定評価」

【2006/07/05記載】
 毎日新聞2006年07月05日朝刊1面13版「小沢民主党代表:胡主席と会談 問題克服に両国の努力必要」
 毎日新聞2006年07月05日朝刊3面13版「クローズアップ2006:小沢・民主代表−胡・中国主席会談 「重視」「厚遇」を演出」

 毎日新聞2006年07月05日朝刊3面13版「一般閣僚らの靖国参拝容認 中国外務次官」【北京・時事】
 毎日新聞2006年07月05日朝刊3面13版「靖国参拝問題:小泉首相が不快感「だれでも自由」−−中国外務次官の発言受け」
 毎日新聞2006年07月05日朝刊3面13版「靖国神社総代を古賀誠氏が辞任」
 ふ〜ん、「総代」だったのだ。
 で、「氏子」は?

【2006/07/07記載】
 毎日新聞2006年07月07日朝刊31面13版「安倍官房長官:「靖国参拝するな」と脅迫状」
 毎日新聞2006年07月07日朝刊5面13版「靖国参拝問題:遺族会で議論へ、会長の古賀氏が表明」
 『検討内容については「(A級戦犯の)分祀(ぶんし)ありきでなく、宗教法人を外す中で、国家護持まで持っていくことができるか議論したい」と語った。』ということだが、この「国家護持」って、な〜ぁに?
 毎日新聞2006年07月07日Web22時26分「古賀誠元幹事長:「英霊に対する申し訳なさでいっぱいだ」」

【2006/07/08記載】
 毎日新聞2006年07月08日朝刊5面13版「千鳥ケ淵墓苑拡充:自民が検討に着手 今年度中に結論−−初会合」

【2006/07/12記載】
 毎日新聞2006年07月11日朝刊30面13版「靖国参拝問題:安倍官房長官の事務所にも脅迫状」
 『脅迫状には「靖国参拝するな。参拝すれば天罰が下る」という内容の文が日本語で書かれ、カッターナイフの刃が同封されていた。』とは、なんと古めかしい・・・

 毎日新聞2006年07月12日朝刊5面13版「靖国参拝問題:台湾・国民党主席、小泉首相の参拝に注文−−東京で講演」

【2006/07/14記載】
 毎日新聞2006年07月14日朝刊31面13版「靖国参拝問題:安倍官房長官脅迫 容疑の男逮捕」
 『脅迫状には男の住所や実名とともに「靖国参拝するな」などと書かれており』ということですので、「匿名のいやがらせ」と思っていたのは、私の思い込みだったのですね。
 文面はどうかと思うのですが、ちゃんとした要望のように思われます。

 毎日新聞2006年07月14日朝刊5面13版「仕掛ける:06総裁選/3 「靖国」争点化 古賀誠・元幹事長」
 毎日新聞2006年07月14日東京朝刊「みたままつり:靖国神社にちょうちん、小泉首相が奉納」

【2006/07/16記載】
 毎日新聞2006年07月16日朝刊2面13版「自民総裁選:二階派、政策提言に靖国問題盛り込まず」

 後日談、ということで・・・
 毎日新聞2006年07月16日東京朝刊「靖国参拝問題:安倍官房長官脅迫 逮捕の男、送った脅迫状9通」
 ちょっと思ったのですが、政治家宛ての脅迫状は、結構あるのではないでしょうか。
 で、そんななかで、今回の脅迫状が紙面に掲載されたのは、???・・・
 それとも、政治家宛ての脅迫状は、めずらしい?

【2006/07/17記載】
 毎日新聞2006年07月17日朝刊2面13版「ひと:池谷薫さん=映画「蟻の兵隊」を監督した映像作家」
 毎日新聞2006年07月17日朝刊2面13版「発信箱:国防と挑発の区別を=山田孝男」
 毎日新聞2006年07月17日朝刊4面11版「ティーンズに開くNewsの窓:/12 語り継ぐ原爆 想像力、時空超えて」

【2006/07/18記載】
 毎日新聞2006年07月18日朝刊3面13版「サミット:日中首脳会談、開かれず 胡主席米露仏とは会談」

【2006/07/19記載】
 毎日新聞2006年07月19日朝刊5面13版「自民党総裁選:山崎派が政策提言、「靖国」争点に」

【2006/07/20記載】
 毎日新聞2006年07月20日朝刊2面13版「靖国参拝問題:A級戦犯分祀論、中国が評価 共産党幹部「一つのいい方向」」
 私自身は、評価なんぞしませんがね。(※分祀・合祀以前の問題)
 まぁ、中国としては、評価するかも知れません。

【2006/07/21記載】
 すごくタイミングがいいというのか・・・(立場によっては、悪いのか・・・)
 毎日新聞2006年07月20日夕刊1面3版「昭和天皇:靖国A級戦犯合祀に不快感「だから参拝していない」」
 毎日新聞2006年07月20日夕刊11面3版「昭和天皇:靖国合祀不快感に波紋…遺族に戸惑いも」
 毎日新聞2006年07月21日朝刊1面13版「昭和天皇:富田メモ 小泉首相、靖国参拝への影響否定「心の問題だから」」
 毎日新聞2006年07月21日朝刊3面13版「クローズアップ2006:A級戦犯合祀・昭和天皇が不快感 「合祀」問われる靖国」
 毎日新聞2006年07月21日朝刊1面13版「余録:昭和天皇のお歌に… (余録:昭和天皇と靖国参拝)」
 毎日新聞2006年07月21日朝刊5面13版「社説:昭和天皇メモ A級戦犯合祀は不適切だった」
 何が一番大事か。
 憲法に従うこと。
 この場合は、「政教分離」では?
 で、「首相の参拝」
 毎日新聞2006年07月21日朝刊5面13版「靖国参拝問題:首相の参拝「違憲ではない」 自民・支持する会が見解」
 は?

 毎日新聞2006年07月21日朝刊5面13版「千鳥ケ淵墓苑拡充:自民チームが視察」
 この「千鳥ケ淵墓苑」も、「軍人の戦死者だけ」なのでしょう?

【2006/07/22記載】
 毎日新聞2006年07月21日東京朝刊「昭和天皇:富田メモ 直接の論評は避ける−−中国」
 毎日新聞2006年07月21日東京朝刊「昭和天皇:富田メモ 聯合ニュースが速報−−韓国」
 毎日新聞2006年07月21日夕刊11面3版「火炎瓶:日経新聞東京本社に投げつけ」
 「日経新聞は20日朝刊で、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示す発言をしていたとされる記事を特報した。」

 毎日新聞2006年07月22日朝刊5面13版「昭和天皇:富田メモ 閣僚、期待と懸念 分祀・参拝問題、総裁選争点化も」
 毎日新聞2006年07月22日朝刊5面13版「昭和天皇メモ:合祀問題で民主党内に温度差 争点化厳しく」
 毎日新聞2006年07月22日朝刊5面13版「「追悼施設は不要」 自民若手が見解書」
 毎日新聞2006年07月22日朝刊28面13版「昭和天皇:富田メモ 「私もA級戦犯に祈らない」 石原都知事、昭和天皇の気持ち理解」

【2006/07/24記載】
 毎日新聞2006年07月24日朝刊5面13版「社説:首相の靖国参拝 世論も反対が増えている」
 毎日新聞2006年07月24日朝刊2面13版「発信箱:靖国に揺れ続ける総裁選 山田孝男(編集局)」

 毎日新聞2006年07月24日朝刊1面13版「靖国参拝問題:次期首相の参拝、賛成は14ポイント減の33%−−毎日新聞世論調査」
 毎日新聞2006年07月24日朝刊2面13版「靖国参拝問題:安倍氏「反対はトンチンカン」/谷垣氏「合祀、ノドに刺さったトゲ」」

【2006/07/25記載】
 毎日新聞2006年07月25日朝刊2面13版「’06総裁選:福田氏、不出馬表明したが 靖国議論なお盛ん」
 毎日新聞2006年07月25日朝刊2面13版「小泉首相:靖国世論調査、「判断に影響せず」と発言」
 毎日新聞2006年07月25日朝刊5面13版「「靖国」私の考え:/1 A級戦犯分祀論 金融・経済財政担当相、与謝野馨氏」
-------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 ◆この問題で靖国神社は「宗教法人であり(神社としてのあり方に)誰の干渉も受けない」ということと、「国の唯一の追悼施設」と二つの主張をしている。
…(省略)…
-------------------------------------------------------------------
 「宗教法人であり(神社としてのあり方に)誰の干渉も受けない」というのは、まっとうな言い分ではないですか。
 しかし、「国の唯一の追悼施設」との主張に関しては、・・・
 「一民間の宗教法人」が、どのように「主張」しようと、まぁ、自由なわけです。
 で、「どうして皆さん、一民間の宗教法人の主張につきあうのですか?」と思ってみたりもするわけですが・・・

 ところで、
-------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 ◆毎年終戦記念日に全国戦没者追悼式があり、天皇や、首相など三権の長が出席することで国としての追悼は完結している。コンサートも開かれる「日本武道館」では少し寂しいので、きちんとした恒久施設があっていい。ただ、靖国に代わる新たな追悼施設を造る考えには賛成できない。…(省略)…
…(省略)…
-------------------------------------------------------------------
 には、賛同しますが、『「靖国にまつられる」と信じた死者との約束は守らなければならない。』は?

 毎日新聞2006年07月25日朝刊5面13版「自民党総裁選:市田・共産書記局長「靖国論戦必要」」

【2006/07/26記載】
 毎日新聞2006年07月26日朝刊5面13版「「靖国」私の考え:/2 国立追悼施設 自民党前副総裁・山崎拓氏」
-------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 ◆東京裁判とサンフランシスコ講和条約を受け入れたところから日本の戦後史は始まった。それを否定すれば日本人の魂が浮遊し、分解する。再び国を誤ることになる。太平洋戦争が「誤った戦争じゃなかった」となれば、植民地支配や侵略まで肯定し、史実の否定につながる。
…(省略)…
-------------------------------------------------------------------
 無茶苦茶なことを言って、これを否定している自民党総裁候補がいるやに・・・

 毎日新聞2006年07月26日朝刊5面13版「昭和天皇:富田メモ 古賀遺族会長「最も重い」 分祀の必要性強調」
 毎日新聞2006年07月26日朝刊5面13版「昭和天皇:富田メモ 民主・小沢氏、小泉首相発言を批判「本質理解せず」」
 ん、小泉純一郎首相の発言は、「靖国神社も氷川神社・諏訪神社等々と同じ一民間の宗教法人だ」ということでしょ。
 違うんですか?

【2006/07/27記載】
 毎日新聞2006年07月27日朝刊2面13版「靖国神社:「戦死誤認され合祀」 韓国人生存者ら、名簿抹消申請へ」
 『同委員会は本人や遺族の意思を確認後、靖国神社に祭神名簿(合祀名簿)からの削除を順次求めていく。生存が確認された韓国人元軍属2人が02年4月、名簿の削除を申請した例はあるが、十数人規模の「誤った合祀」が確認されたのは初めて。』
 「分祀」・「合祀」というのと、「祭神名簿(合祀名簿)からの削除」・「祭神名簿(合祀名簿)に記載」は同じ?
 確か、靖国神社は「分祀」はできないと言っていたように思うのだが・・・

 毎日新聞2006年07月27日朝刊5面13版「靖国参拝問題:自民支持層「8・15参拝」賛成55%−−毎日新聞世論調査」

【2006/07/28記載】
 毎日新聞2006年07月27日夕刊2面2版「早い話が:尊皇を欠いた攘夷=金子秀敏」
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…(省略)…
 靖国神社にだれを顕彰するかは、天皇が決めるべきことがらなのに、神社が独断専行したと昭和天皇は考えたのではないか。「尊皇」は消え、旧敵国に対する怨念(おんねん)に満ちた「攘夷(じょうい)」に特化した。昭和天皇はそれに背を向けた。「不快感」というより「怒り」だろう。
-------------------------------------------------------------------
 分かりやすい話だ。
 ただ、「戦後の靖国神社」は、「戦前の靖国神社」と違うのでは・・・
 「戦後の靖国神社」は、皇室から離脱(?)した「民間の一宗教法人」なわけで、その教義も、戦前とは異なると・・・
 で、「民間の宗教法人」の「教義」について、「合祀だ、分祀だ」と騒ぐのは、どういうわけ・・・???

 毎日新聞2006年07月28日朝刊1面13版「自民党総裁選:安倍氏が全国行脚 靖国問題で谷垣氏、小泉首相を批判」

 毎日新聞2006年07月28日朝刊5面13版「「靖国」私の考え:/3 首相参拝継続 元経済産業相・平沼赳夫氏」
-------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 ◆分祀というのは、(中国などから)加えられた圧力を外すための政治的な姑息(こそく)な配慮に過ぎない。そもそも神道に分祀というのはなく、不可能だ。靖国神社も認めないでしょう。日本の精神的支柱として神道があり、靖国神社はその延長線上にある。
…(省略)…
 −−「ポスト小泉」の有力候補の安倍晋三官房長官についてはどうみていますか。
 ◆彼の主義主張から見れば、首相になったら当然お参りすべきだし、やると思いますよ。
-------------------------------------------------------------------
 「論理矛盾」・「ダブルスタンダード」に陥らないよう、気をつけましょう。
 さしあたり、『そもそも神道に分祀というのはなく、不可能だ。』あたりでしょうか。
 当然、下記も考慮に入っていることでしょう。
 毎日新聞2006年07月27日朝刊2面13版「靖国神社:「戦死誤認され合祀」 韓国人生存者ら、名簿抹消申請へ」

 次に、安倍晋三官房長官の問題ですが、『彼(安倍晋三官房長官)の主義主張から見れば、首相になったら当然お参りすべきだし、やると思いますよ。』あたりが気になります。

 毎日新聞2006年07月28日朝刊5面13版「日韓・日中外相会談:靖国参拝、中韓が改めて批判 対北朝鮮では連携」

 毎日新聞2006年07月28日朝刊11面11版「論点:「昭和天皇発言メモ」を考える」
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 宮司の歴史観に怒り:保阪正康(ほさか・まさやす)作家
   健康に不安をもった天皇の「公式」発言
   A級戦犯合祀への不満を追認するもの

 総合的な検証が必要:所功(ところ・いさお)京都産業大教授(日本法制文化史)
   意図的な報道、政治利用は慎むべきだ
   東条らと松岡らの区別が天皇の内意か

 合祀の手順の説明を:秦郁彦(はた・いくひこ)日本大講師(近現代史)
   従来の推定裏付ける第一級の歴史資料
   靖国神社は天皇参拝の中断覚悟で決断
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【2006/07/29記載】
 毎日新聞2006年07月28日東京朝刊「’06総裁選:小泉首相、谷垣氏に反論−−靖国参拝批判で」
 毎日新聞2006年07月29日朝刊5面13版「「靖国」私の考え:/4止 千鳥ヶ淵墓苑拡充 自民党政調副会長・武見敬三氏」

【2006/07/31記載】
 毎日新聞2006年07月31日朝刊2面13版「靖国参拝問題:8・15首相参拝、反対53人 賛成は41人−−自民県連三役アンケ」
 毎日新聞2006年07月31日朝刊2面13版「靖国参拝問題:追悼施設構想に谷垣氏が否定見解」
 毎日新聞2006年07月31日朝刊2面13版「靖国参拝問題:A級戦犯分祀、遺族会で議論−−古賀会長が方針」

【2006/08/01記載】
 毎日新聞2006年08月01日朝刊4面11版「新聞時評:靖国問題、ずれを相対化する報道を=奈良大学教授・上野誠」

 毎日新聞2006年08月01日朝刊27面13版「靖国神社:台湾人遺族ら、合祀取り消し求め初提訴へ」
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…(省略)… 東京地裁は5月、「合祀は靖国神社が判断したもので、国と神社が一体となったものではない」と原告の訴えを退けていた。…(省略)…
…(省略)…
…(省略)… 「遺族が望まない合祀は人格権の侵害であり、民法上の不法行為に当たる」として、靖国神社に対し合祀取り消しと損害賠償を求める。

 合祀にあたり、靖国神社に戦没者の氏名などを通知した国に対しても損害賠償を請求する。
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【2006/08/03記載】
 毎日新聞2006年08月02日東京夕刊「日本遺族会:靖国のA級戦犯、分祀検討へ」
 あら、まぁ、「日本遺族会」が「靖国のA級戦犯の分祀・合祀」を「検討する」のですか。
 てっきり、宗教法人である「靖国神社」の「ご神体」(教義)は決まっていて、変更できないもの、と思っていたのですが・・・
 「名前を書いた紙を奉納」して「ご神体」に加えるのですか・・・
 名前を書き間違えたときは、どうなるのでしょうね。
 同姓同名の心配をしなくてもいいのでしょうか。

 毎日新聞2006年08月03日朝刊1面13版「靖国神社:A級戦犯分祀の検討、自民総裁選後に−−日本遺族会」
 毎日新聞2006年08月03日朝刊2面13版「靖国神社:遺族会・A級戦犯分祀検討 問題収拾を模索 反対根強く、消極論も」
 毎日新聞2006年08月03日朝刊2面13版「発信箱:北京が迎える8月15日=飯田和郎」
 毎日新聞2006年08月03日朝刊2面13版「小泉首相:メールマガジンに戦没者慰霊の思いつづる 」
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…(省略)…
 靖国神社参拝についてはあくまで「私の思い」で毎年行っているとし、A級戦犯問題には触れずに「戦没者に対して、敬意と感謝の気持ちを表すことはよいことなのか、悪いことなのか」と問題を投げかける。
…(省略)…
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【2006/08/04記載】
 昨日、たまたま読んだのですが、  朝日新聞2006年08月03日朝刊10面12版「私の視点:靖国参拝 歴史の暗部見据えて議論を=神奈川県児童医療福祉財団理事長・飯田進」
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…(省略)…
 遺族にとって、最愛の肉親が野たれ死にしたとは思いたくない。それは人情なのである。誰も非難できない。しかし野たれ死にした兵士を「英霊」と呼び、「御遺徳を顕彰する」との靖国神社の社是には見逃すことのできない、戦争美化の作為と欺瞞がある。…(省略)…
…(省略)…
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 上記の朝日新聞2006年08月03日朝刊10面12版「私の視点」に記載されている「ジャングルの中で飢え死にをした兵士」は、戦争をどのように思っていたのでしょう。

 毎日新聞2006年08月03日夕刊8面3版「安倍官房長官:日中首脳会談の開催呼びかけ−−東京でシンポ」
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…(省略)…小泉純一郎首相の靖国神社参拝を理由に中国側が首脳会談に応じていないことについて「正面から向き合って摩擦を恐れずに対話を重ねる関係へと歯車を動かしていこう」と述べ、首脳会談の開催を呼びかけた。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年08月04日朝刊2面13版「小泉首相:靖国参拝、改めて意欲示す」
 毎日新聞2006年08月04日Web01時32分「安倍官房長官:今年4月に靖国神社参拝」

【2006/08/05記載】
 毎日新聞2006年08月04日夕刊1面3版「安倍官房長官靖国参拝:長官名で記帳、昇殿 総裁選論議に影響」
 毎日新聞2006年08月04日夕刊1面3版「安倍官房長官靖国参拝:谷垣禎一氏が批判」
 毎日新聞2006年08月04日夕刊8面3版「安倍官房長官靖国参拝:参拝支持派に配慮 8・15は回避の方向」
 毎日新聞2006年08月04日夕刊8面3版「安倍官房長官靖国参拝:「非安倍」勢力は反発」
 毎日新聞2006年08月04日夕刊8面3版「安倍官房長官靖国参拝:「中韓との衝突繰り返す憂慮」 韓国で報道」
 毎日新聞2006年08月04日夕刊1面3版「安倍官房長官靖国参拝:「大変遺憾」 韓国外交通商省が表明」
 毎日新聞2006年08月04日東京夕刊「安倍官房長官靖国参拝:安倍長官の靖国関連発言(要旨)」

 毎日新聞2006年08月05日朝刊1面13版「靖国問題:麻生外相が解決私案 まずは「宗教法人」解散を」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊1面13版「安倍官房長官靖国参拝:小泉首相「個人の自由だ」」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊3面13版「クローズアップ2006:安倍氏4・15靖国参拝 首相就任後の布石か」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊5面13版「社説:安倍氏靖国参拝 「この先」は明確な言葉で」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊5面13版「安倍官房長官靖国参拝:「隠れて行くことない」 民主・小沢氏、非公表の姿勢批判」

【2006/08/06記載】
 毎日新聞2006年08月06日朝刊1面13版「靖国:「戦後」からどこへ/1(その1) 「メモ」衝撃、緊急総代会」
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 昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示した側近メモが明らかになってから、靖国神社は表向き沈黙を守っている。だが、メモ報道の8日後、南部利昭宮司は神社の最高意思決定機関である崇敬者総代会を緊急招集し、ひそかに対応を協議していた。
…(省略)…
 通常総代会は年2回開かれ、予算(3月)と決算(6月)を承認する。祭事をつかさどるのは神職だが、運営方針や宮司人事、新たに判明した戦死者の合祀などは信徒代表の総代会が承認する。
…(省略)…
 定数10のうち、出席したのは、愛媛玉ぐし料訴訟で「公費による玉ぐし料奉納は合憲」という少数意見を述べた元最高裁長官、A級戦犯合祀の手続きを担当した元厚生事務次官、旧陸軍大臣の子息ら7人。2人は欠席。分祀検討を提案し、総代を退いた古賀誠日本遺族会会長(元自民党幹事長)の後任は未定だ。
…(省略)…
 所功・京都産業大教授は「例大祭で天皇の勅使はご祭文(天皇のお言葉を書いた紙)を持って来られるか」と尋ねた。参拝が途絶えた後も、祭祀形式は変わっていないかという確認だ。「来られます」と神社。…(省略)…
…(省略)…
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◇A級戦犯遺族、8人「分祀受け入れ」−−18人中、反対は3人
…(省略)…
 広田弘毅元首相の孫弘太郎さん(68)は「合祀について要望も同意もしていない。祖父がまつられていると考えていないので、分祀と言われても『ご自由にして下さい』としか言えない」と話した。東条英機元首相の二男輝雄さん(91)は「神社が分祀を決めたら異論を出す立場にない」と靖国の判断に従う考えを示した。
…(省略)…
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 私自身は広田弘太郎氏の立場にはいませんが、広田弘太郎氏の考え方に同感できます。
 なかなか、こうはいかないように思われます。
 この一語を知っただけで、広田弘太郎氏のお人柄がわかったような気になります。

 ところで、「最高意思決定機関である崇敬者総代会」なのですが、紙面から定数10名で、
   愛媛玉ぐし料訴訟で「公費による玉ぐし料奉納は合憲」という少数意見を述べた元最高裁長官、
   A級戦犯合祀の手続きを担当した元厚生事務次官、
   旧陸軍大臣の子息ら7人。2人は欠席。
   分祀検討を提案し、総代を退いた古賀誠日本遺族会会長(元自民党幹事長)の後任は未定
 ということですね。
 で、
   三好達・元最高裁長官
 は、「愛媛玉ぐし料訴訟で…(省略)…元最高裁長官」と判別できるのですが、
   小田村四郎・前拓殖大総長
   所功・京都産業大教授
 は、どこに収まるのかな?

 また、『所功・京都産業大教授は「例大祭で天皇の勅使はご祭文(天皇のお言葉を書いた紙)を持って来られるか」と尋ねた。参拝が途絶えた後も、祭祀形式は変わっていないかという確認だ。「来られます」と神社。』ということで、まだ、皇室とのつながりはあるのかな?

 毎日新聞2006年08月06日朝刊3面13版「靖国:「戦後」からどこへ/1(その2止) 元華族、電通出身−−異色の宮司」
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…(省略)…
 経団連のほか日本商工会議所、経済同友会の経済3団体トップは、靖国神社の後援組織「崇敬奉賛会」の常務理事を務め、財政支援している。…
…(省略)…
 しかし、総代会で宮司就任が内定したのは04年5月14日。東京・霞が関ビルの霞会館であった午餐会は翌月5日だった。天皇のお言葉を実際に受けたのは内定後だったことになる。旧華族や宮内庁関係者も「天皇が説得することはありえない」と一様に否定した。

 南部宮司の家族は「個別の取材にはお答えできません」と取材に応じないが、神道学者は「皇室関係者でない人が靖国の宮司になるにはストーリーが必要」と推測する。
…(省略)…
 A級戦犯合祀を巡る天皇とのすれ違いは、軍国主義の国家施設だった戦前の性格を、民間の一宗教法人となった戦後も引きずってきた「靖国的矛盾」の象徴だ。「戦後」が終わり、こうしたねじれから、靖国神社はどう抜け出すのか。
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 毎日新聞2006年08月06日朝刊29面13版「昭和天皇:発言メモ 揺れ動く、戦犯遺族」
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…(省略)…
 「歴史の中にフェードアウトできたかもしれないのに、首相参拝、天皇発言メモなど、その度に祖父が歴史から引きずり出される。もう静かにさせて下さい」と切実な願いを口にした。
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 別人格なので、その通りなのでしょう。
 そのためには、広田弘太郎氏の境地にたつ必要があるように思われるのですが・・・
 まぁ、信心の世界なので、どのようにするのが、自分の心が一番落ち着くか、ということかと思うのですが・・・

 毎日新聞2006年08月06日朝刊2面13版「麻生外相:自身の靖国参拝、判断明確にせず」
 毎日新聞2006年08月06日朝刊2面13版「自民党総裁選:「靖国争点に」 谷垣氏が明言」
 毎日新聞2006年08月06日朝刊3面13版「安倍官房長官靖国参拝:香港の活動家が領事館前で抗議」
 毎日新聞2006年08月06日東京朝刊「安倍官房長官靖国参拝:平和遺族会が抗議」

 毎日新聞2006年08月06日Web18時37分「小沢民主代表:安倍氏は首相就任後も靖国参拝継続との見方」

【2006/08/07記載】
 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「発信箱:蘇峰日記と平和観の動揺 山田孝男(編集局)」
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…(省略)…
…(省略)…根強い誤報説は根拠に乏しいが、もはや本物なら決着がつくという状況ではない。昭和天皇の真情がどうであろうと、過去の戦争を否定し、国防を軽んじ、平和主義に安住することは許されない−−という確信を深める人々に「それが私の心だ」という天皇発言を突きつけたところで、芝居の幕は一向に下りないわけである。
…(省略)…
 時代の歯車を回したものは国際環境の変化である。国防の要請に応じて戦後的な価値観を捨てるのか、修正するのか。首相(次期首相)の靖国参拝問題はこの課題と深くかかわる。
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 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/2 揺れる分祀否定論 教学の主柱「語れぬ」」
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…(省略)…
 5日夜、毎日新聞の取材に応じた阪本氏は「靖国神社の議論をすること自体うんざりしている」と訴えたが、A級戦犯合祀の翌年(79年)に書かれたある論文を見せられると、途端に顔色を変え、黙読した後に「この時代にきちんとした議論をしていれば状況は違った」とつぶやいた。

 そして「これについて私は語れない。語ったら、いろんなものが壊れていくだけです。私は単なる神社本庁のプロパガンダをやっている男に過ぎない。間違っていようが正しかろうが、お祭りしてしまった。合祀の過程は国がやったんだ」と言い出した。教学の主柱をうろたえさせた論文とは何だったのか。(つづく)
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 ん、もう、(つづく)とは、思わせぶりな!
 「A級戦犯合祀の翌年(79年)に書かれたある論文」とは、知る人ぞ知る論文、ということなのでしょう。
 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「小泉首相:靖国参拝、任期中にしても問題ない…記者団に」
 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「韓国:潘外交通商相、安倍官房長官に靖国参拝自制要請へ」
 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「自民・中川政調会長:A級戦犯分祀、党としても対応すべき」
 毎日新聞2006年08月07日朝刊2面13版「麻生外相:靖国問題、自民総裁選の争点にすべきでない」

【2006/08/08記載】
 毎日新聞2006年08月08日朝刊5面13版「社説:視点小泉時代考 自己中心の世界で靖国と叫び続けた」
 毎日新聞2006年08月08日朝刊2面13版「発信箱:昭和天皇びいきの映画 冠木雅夫(編集局)」

 毎日新聞2006年08月08日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/3 神道史大御所の論文 「A級合祀」に疑義」
 毎日新聞2006年08月08日朝刊2面13版「靖国神社:反靖国行動に韓国から150人−−11日から都内で」
 毎日新聞2006年08月08日朝刊2面13版「靖国参拝問題:中国外務省報道局長、「ポスト小泉」の参拝けん制」
 毎日新聞2006年08月08日朝刊2面13版「韓国:潘外相が来日、安倍氏と会談へ」

【2006/08/09記載】
 朝日新聞2006年08月08日朝刊8面12版「私の視点:外相・麻生太郎 ◆靖国問題 非宗教法人化こそ解決の道」
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 靖国神社に遺骨や遺灰はない。あるのは近代の明暗を生きた日本人の集合意識だけである。だが、これを失うと、日本は日本でなくなる。
…(以下、省略)…
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 「朝日新聞社 サイトマップ」を探したのですが、上記「私の視点」を見つけることができませんでした。
 詳しくは、朝日新聞の紙面をお読みください。
 上記「私の視点」の冒頭の部分を読んで、何となく「違和感」を感じてしまいました。私だけかなぁ・・・

 毎日新聞2006年08月08日夕刊1面3版「靖国神社:特殊法人「靖国社」に 麻生氏が非宗教法人化私案−−慰霊対象、法に明記」
 毎日新聞2006年08月08日夕刊6面3版「解説:麻生氏靖国私案 「国営化」ハードル高く−−あり方論議に一石」
 毎日新聞2006年08月08日夕刊6面3版「靖国神社:麻生氏の改編私案(要旨)」
 毎日新聞2006年08月08日夕刊1面3版「靖国神社:8・15参拝、11閣僚「しない」」
 毎日新聞2006年08月09日朝刊1面13版「小泉首相:靖国参拝、15日に意欲 「公約は生きている」」
 毎日新聞2006年08月09日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/4 改革めぐる路線対立 忘れられた平和の社」
 毎日新聞2006年08月09日朝刊2面13版「’06総裁選:靖国・麻生私案 「非宗教法人化」に谷垣氏共感、安倍氏挟撃」
 毎日新聞2006年08月09日朝刊2面13版「靖国神社:麻生氏私案、民主・小沢氏ら批判 「うやむやだ」」
 毎日新聞2006年08月09日朝刊2面13版「靖国参拝問題:小泉首相の参拝自粛、麻生外相に要求−−韓国外交通商相」

【2006/08/10記載】
 毎日新聞2006年08月09日夕刊1面3版「安倍官房長官:韓国外相、靖国参拝の自粛要請」
 毎日新聞2006年08月09日夕刊1面3版「近事片々:8・15靖国参拝の「公約は生きている」と小泉さん… (近事片々:公約とは)」

 毎日新聞2006年08月10日朝刊1面13版「小泉首相:8・15靖国参拝意向 「公約は守るべきだ」」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊2面13版「小泉首相:8・15靖国参拝意向 影響、限定的と判断?」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/5 遊就館バブル 首相参拝と「共鳴」」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊2面13版「発信箱:中国で生き続ける鬼=飯田和郎」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊5面13版「靖国参拝問題:小泉首相の姿勢を批判−−中曽根元首相」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊5面13版「靖国参拝:「国会議員の会」が提言書 小泉首相を後押しへ」

【2006/08/11記載】
 毎日新聞2006年08月10日夕刊1面3版「小泉首相:15日参拝、重ねて示唆「いつ行っても批判ある」」

 毎日新聞2006年08月11日朝刊1面13版「靖国神社:名称・施設・儀式を維持 非宗教法人化、3原則を確認」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/6 忘れられた天皇不在」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊2面13版「昭和天皇:富田メモ 宮内庁長官、公表に不快感」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊2面13版「解説:宗教色巡り、自民と溝−−靖国神社・基本方針」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊5面13版「’06総裁選:靖国参拝問題の争点化「回避を」−−津島派」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊5面13版「政界:小泉首相の参拝「国益にならず」−−河野副法相」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊5面13版「政界:戦没者墓苑拡充へ委員会−−社民」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊5面13版「小泉首相:参拝と外交両立ならず いら立ったり開き直ったり」
 毎日新聞2006年08月11日朝刊7面13版「中国:江沢民前主席、歴史問題「常に強調を」 対日戦略、98年の訪日前に指示」

【2006/08/12記載】
 毎日新聞2006年08月12日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/7 日中経済と首脳会談」
 毎日新聞2006年08月12日朝刊5面13版「自民党:「靖国若手の会」が首相参拝で提言」
 毎日新聞2006年08月12日朝刊5面13版「韓国議員:首相の靖国参拝中止求める…東京・参院議員会館」

 毎日新聞2006年08月12日朝刊22面13版「提訴:靖国神社に初、合祀解消求め 遺族ら「人格権侵害」−−大阪地裁」

【2006/08/13記載】
 毎日新聞2006年08月13日朝刊3面13版「ひと:中ハシ克シゲさん=「ゼロプロジェクト」を続ける現代美術家」
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…(省略)…
 「戦後27年の72年、グアム島の密林で発見され、帰還した元日本兵を映すテレビを見ながら、母が『何がお国よ』と叫んだ姿が忘れられません。…(省略)…
…(省略)…
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 毎日新聞2006年08月13日朝刊1面13版「靖国参拝問題:小泉首相「私は親中派」 奥田前経団連会長に、参拝直前「伝言」託す」

 下記の記事を見逃していたようです。
 毎日新聞2006年08月10日Web22時26分「江沢民前中国主席:歴史問題を対日外交カードにと指示」

 毎日新聞2006年08月13日朝刊1面13版「靖国:「戦後」からどこへ/8 「政冷」補えぬ「経熱」」
 毎日新聞2006年08月13日朝刊26面13版「靖国参拝問題:韓国議員、靖国神社に質疑書」
 毎日新聞2006年08月13日朝刊26面13版「靖国参拝問題:キャンドル手に「参拝中止」訴え−−東京・銀座、日比谷」
 毎日新聞2006年08月13日Web17時10分「韓国政府:小泉首相が15日に靖国参拝なら強硬対応」

【2006/08/15記載】
 毎日新聞2006年08月14日夕刊10面3版「靖国参拝問題:英霊、耐えられない−−前広島市立大学長・藤本黎時さん」

 毎日新聞2006年08月15日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/9 日中韓ネット戦争」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊5面13版「社説:終戦記念日 ナショナリズムの制御を」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊1面13版「余録:「戦ひに果てしわが子も聴けよかし… (余録:落ち着かない終戦の日)」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊2面13版「発信箱:A級戦犯の孫の靖国論=冠木雅夫」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊10面11版「特集:靖国問題を考える(その1) 追悼のかたち、模索 打開策にもハードル」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊11面11版「特集:靖国問題を考える(その2) 対象、各国でも論議−−米英独伊では」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊12面11版「特集:靖国参拝問題を考える(その3止) 座談会 終わらない戦争、象徴」

 毎日新聞2006年08月15日朝刊1面13版「靖国参拝問題:小泉首相、きょう決断」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊2面13版「靖国神社:麻生氏、地元遺族会に私案を説明」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊2面13版「靖国参拝問題:首相の参拝、韓国首相けん制」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊2面13版「靖国参拝問題:「強硬対応を」−−韓国与党」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊5面13版「靖国参拝問題:与野党注視「首相最後の8・15」 自公に不協和音も」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊24面13版「靖国参拝問題:小泉首相の愛読書「収容所から来た遺書」、主人公の長男「参拝望まぬ」」

 毎日新聞2006年08月15日朝刊1面13版「終戦記念日:きょう61回」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊6面13版「終戦記念日:61回目を前に コーエン前米国防長官に聞く」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊24面13版「にっぽんに思う:/14止 墨塗りの通信簿 軍国教師から民主主義者へ」
 毎日新聞2006年08月15日朝刊24面13版「靖国参拝問題:小泉首相に「NO」、1000人が人文字−−遺族ら」

 毎日新聞2006年08月15日Web08時07分「首相靖国参拝:終戦記念日の15日、閣議前に参拝へ」
 毎日新聞2006年08月15日Web08時38分「首相靖国参拝:小泉首相、靖国神社に参拝」
 毎日新聞2006年08月15日Web09時33分「首相靖国参拝:中韓メディアが速報」

【2006/08/16記載】
 毎日新聞2006年08月15日夕刊8面3版「小泉首相靖国参拝:権力のための道具か=専門編集委員・牧太郎」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:8・15参拝 本殿上がり記帳−−中曽根氏以来21年ぶり」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:韓国「失望と憤り」」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:中国政府、非難声明」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊1面3版「小泉首相靖国参拝:「15日避けても同じ」 首相、公約実現を優先」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊1面3版「終戦記念日:恒久平和誓う 遺族「子供の世代」6割超す−−戦没者追悼式」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊3面3版「小泉首相靖国参拝:劇場政治、仕上げ演出 過去の説明と矛盾も」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊9面3版「小泉首相靖国参拝:61年目、騒然の朝 祈りの日、境内に賛否」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊8面3版「小泉首相靖国参拝:朝日新聞の取材、靖国神社が拒否」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「小泉首相靖国参拝:アジア外交、傷口広げ 対中韓再構築、次期政権に重圧」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「小泉首相靖国参拝:谷垣氏が苦言、安倍氏は理解示す」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「小泉首相靖国参拝:「新首相は公約すべきでない」−−中曽根氏が批判」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「靖国参拝:「国会議員の会」56人が集団参拝」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「小泉首相靖国参拝:与党から厳しい反応も」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊2面3版「小泉首相靖国参拝:財界首脳 評価明言せず」

 毎日新聞2006年08月15日夕刊3面3版「終戦記念日:戦没者追悼式 天皇陛下おことば(全文)」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊3面3版「終戦記念日:戦没者追悼式 小泉首相式辞(全文)」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊3面3版「終戦記念日:小泉首相、千鳥ケ淵墓苑に献花」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊8面3版「終戦記念日:戦没者追悼式 61年間、母の戦後 101歳「今」をかみしめ」
 毎日新聞2006年08月15日夕刊8面3版「靖国参拝問題:台湾人の犠牲者、合祀は権利侵害−−大阪訴訟原告団長」

 毎日新聞2006年08月15日夕刊9面3版「憂楽帳:学徒援農」

 毎日新聞2006年08月16日朝刊1面13版「首相靖国参拝:次期政権へ置き土産 中韓関係の重要課題に」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊1面13版「小泉首相靖国参拝:「不屈」演じた扇動家=編集局総務・山田孝男」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊1面13版「余録:かたくなに我意を押し通すことを… (余録:首相の「いこじ」)」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊2面13版「戦没者追悼式:「指導者の戦争責任」に言及 河野衆院議長」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊2面13版「靖国参拝:2閣僚が参拝」(中川昭一農相と沓掛哲男国家公安委員長)

 毎日新聞2006年08月16日朝刊3面13版「クローズアップ2006:小泉首相靖国参拝(その1) 正面突破、論理ひずみ」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊2面13版「クローズアップ2006:小泉首相靖国参拝(その2止) 中韓、後継の対応注視」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊3面13版「小泉首相靖国参拝:「外交的に説明困難」−−谷垣禎一氏が批判見解」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「社説:8・15首相参拝 こんな騒ぎはもうたくさん」
 「こんな騒ぎ」が「どんな騒ぎ」かわかりませんが、「靖国問題」は続くのでは・・・
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:自民党内、批判まばら 関心、次期政権の対応へ」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:中韓大使らが抗議 外務省、邦人安全確保を要請」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:森前首相「何という執念」」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:野党、ポスト小泉けん制 民共「参拝引き継ぐな」」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:「8・15」ドキュメント」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:首相発言詳報 哀悼は日本文化/どの国とも対立はある」

 毎日新聞2006年08月16日朝刊6面13版「小泉首相靖国参拝:「反発」「沈黙」対応分かれ−−各国の反応」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊24面13版「小泉首相靖国参拝:良かったと思う人、思えない人−−問い続ける遺族」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊24面13版「小泉首相靖国参拝:各団体が抗議」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊24面13版「小泉首相靖国参拝:各団体が抗議」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊25面13版「終戦の日:終われない戦争 残留元兵士描いた「蟻の兵隊」上映継続」

 毎日新聞2006年08月16日朝刊25面13版「小泉首相靖国参拝:靖国に25万8000人−−00年以降最多」
 毎日新聞2006年08月16日朝刊2面13版「発信箱:場所の記憶=元村有希子」
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…(省略)…
 ここは浅草か?
 本殿を背に記念撮影する団体客。かき氷とまんじゅうの出店。所在なげにたたずむ報道陣。「遊就館」では、零戦の前で韓国の若者たちがポーズを作っていた。
 厚く警護された宗教テーマパークとも言える。多様な参拝客が来るのは悪いことではないが、大切な思い出と向き合いたい人々にとって、今の靖国は騒々しすぎる。そのプロデューサーは小泉純一郎首相である。
…(省略)…
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【2006/08/17記載】
 毎日新聞2006年08月16日夕刊1面3版「靖国参拝問題:安倍氏首相でも、靖国対応変えず−−韓国青瓦台」

 毎日新聞2006年08月17日朝刊1面13版「小泉首相靖国参拝:評価50%、批判46% 「後継」には厳しく−−毎日新聞世論調査」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:毎日新聞世論調査 小泉ファン、評価下支え 20歳代は54%」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「毎日新聞世論調査:内閣支持率、45%」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:批判展開も、終始抑制トーン−−中国・人民日報」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:北朝鮮、1日遅れで批判」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:尖閣諸島上陸へ活動家出港−−台湾」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:英タイムズ紙「参拝凍結を」」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「小泉首相靖国参拝:首相メルマガ、反響2倍・支持7割 15日参拝、後押しか」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「発信箱:機知ある言葉を聞きたい=飯田和郎」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/10 21世紀の「戦死者」」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊2面13版「自民党総裁選:谷垣氏、閣僚辞任を一時検討 「小泉改革修正」を強調」
 毎日新聞2006年08月17日朝刊5面13版「靖国参拝問題:追悼施設調査費、概算要求見送り 判断、次期政権に」

【2006/08/18記載】
 毎日新聞2006年08月17日夕刊2面3版「早い話が:お言葉の政治効果=金子秀敏」
 『終戦記念日に靖国神社を参拝した小泉純一郎首相は、中国、韓国にけんかを売ったも同然だ。』
 はい、そのとおり、「同然」どころか、そのものと・・・
 政治効果があるのは、なにも皇室の「お言葉」だけではなかろうかとも・・・
 ところで、「お」がないとダメ?
 見出しとしては、「お」がないとダメか。文字数も節約でき、わかりやすからなぁ。
 しかしなぁ・・・

 毎日新聞2006年08月17日夕刊8面3版「尖閣諸島:台湾船、引き返す」
 毎日新聞2006年08月17日夕刊8面3版「尖閣諸島:台湾船の所有者「上陸予定なし」」
 毎日新聞2006年08月18日朝刊2面13版「尖閣諸島:台湾の活動家グループが帰港 「危険感じ断念」」

 毎日新聞2006年08月18日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/11 千鳥ケ淵の墓守役」
 毎日新聞2006年08月18日朝刊2面13版「靖国参拝問題:「次期首相、参拝中止を」 米教授が提言発表」

 毎日新聞2006年08月18日朝刊5面13版「社説:加藤議員宅放火 言論封じる風潮を憂う」
 毎日新聞2006年08月18日朝刊5面13版「政界:自民・逢沢氏が放火事件批判」

【2006/08/19記載】
 下記記事は、是非、お読みいただければと思います。
 毎日新聞2006年08月19日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ/12止 A級戦犯合祀の源流」
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…(省略)…
 師の平泉氏も合祀の10年以上前、その必要性を説いていた。田村元・元衆院議長が父親の旧制高校時代の親友だった平泉氏を白山神社に訪ねた時のこと。平泉氏は「戦犯というものは存在しない。国に尽くした人たちの戦死に準じる絞首刑だ。靖国神社に合祀すべきだ」と主張。「東京裁判は認められないが、戦犯といわれる人たちは無謀な戦争をやった」と反発する田村氏に、「日本の国体をもっと勉強しなさい」と答えたという。
…(省略)…
 平泉氏は戦時中、皇族や政治家、軍人らと交わり、東条英機、近衛文麿両元首相の相談に乗るなど戦争政策に深くかかわった。農民史を卒論に書こうとした学生に「豚に歴史はありますか」と反問し、学徒出陣前の最終講義では短刀を抜いて和歌を詠み「永久にお別れです」と宣言したという。
…(省略)…
 東大を去った平泉門下生の何人かは、文部省で教科書検定や学習指導要領の作成を担当。80年代に始まった歴史教科書問題と靖国問題は、表裏の関係にある。その間、経済はバブル景気と「失われた15年」で激動し、国民的な歴史認識の熟成はなおざりにされた。

 岸氏の孫で次期首相最有力の安倍晋三官房長官は、靖国問題や東京裁判で詳細な持論を展開し、憲法や教育基本法の改正に意欲を燃やす。直接のつながりはないが、その論理は平泉史観と驚くほど似ている。
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 まぁ、自分がどんな人間を担ごうとしているのか、よくよく考えることですね
 何が一番大切なのか。

 毎日新聞2006年08月19日朝刊5面13版「小泉首相靖国参拝:民主・小沢氏「筋道通らぬ」」

【2006/08/20記載】
 毎日新聞2006年08月20日朝刊1面13版「余録:山形県鶴岡にある加藤紘一・自民党元幹事長の… (余録:胡耀邦氏)」
 毎日新聞2006年08月20日朝刊2面13版「時代の風:川柳は世につれ=浜矩子・同志社大教授」
 「重苦しき06年夏の思い」

 毎日新聞2006年08月20日朝刊2面13版「鳩山・民主幹事長:自民の加藤・山崎氏に政界再編提起」
 毎日新聞2006年08月20日朝刊2面13版「靖国参拝問題:谷垣氏、参拝改めて批判」
 毎日新聞2006年08月20日朝刊2面13版「発信箱:「心」の問題=青野由利」

 下記の論文、お勧めします。
 毎日新聞2006年08月20日朝刊4面11版「21世紀を読む:昭和天皇と小泉首相=原武史(はら・たけし)明治学院大教授
 『靖国参拝めぐる差異』という見出しがついています。
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…(省略)…
 しかし、敗戦は、天皇をして自らの祈りに反省の機会をもたらした。侍従次長だっ た木下道雄の46年1月13日の日記には、「(伊勢)神宮は軍の神にはあらず平 和の神なり。しかるに戦勝祈願をしたり何かしたので御怒りになったのではないか」 という天皇の言葉が収められている。科学者でもあった天皇は、これを「非科学的 の考え方」(木下日記)であることを認めるものの、「伊勢神宮の御援(おたす)け」 (同)がなかったという思いは、やはり戦後も長く、深く心に沈殿せざるを得なかっ た。
…(省略)…
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 上記の論文は、私にとって非常に参考になりましたので、Webで「 原武史(はら・たけし)明治学院大教授 」を検索してみました。
 昭和天皇の『(伊勢)神宮は軍の神にはあらず平和の神なり。しかるに戦勝祈願をしたり何かしたので御怒りになったのではないか』という言葉に注目しました。
 やはり、靖国神社は「軍の神」なのでは・・・
 この神社に「平和を祈る」というのは矛盾しているように思いますが・・・

 ところで、「昭和天皇と靖国神社」との関係と、「現天皇と靖国神社」との関係は違うと思いますし、違っていいのでは・・・

 何度も言うようですが、
 朝日新聞2006年08月08日朝刊8面12版「私の視点:外相・麻生太郎 ◆靖国問題 非宗教法人化こそ解決の道」
 の『靖国神社に遺骨や遺灰はない。あるのは近代の明暗を生きた日本人の集合意識だけである。だが、これを失うと、日本は日本でなくなる。』という宗教観にはついていけないと記載しましたが、上記「21世紀を読む:昭和天皇と小泉首相=原武史(はら・たけし)明治学院大教授」を読むと、小泉純一郎首相と麻生太郎外相の祈りについても、その違いを感じますね。
 「靖国神社の祭神に対する祈り」という意味合いでは、麻生太郎外相の祈りの方が本物ではないかと・・・

 毎日新聞2006年08月20日朝刊6面13版「中国:反日デモ情報なし」

【2006/08/21記載】
 毎日新聞2006年08月21日朝刊7面13版「小泉首相靖国参拝:唐・中国国務委員、改めて批判」
 毎日新聞2006年08月21日朝刊7面13版「小泉首相靖国参拝:中国当局、封じ込め策が成功 反日デモ、発生せず」

【2006/08/22記載】
 毎日新聞2006年08月22日朝刊4面11版「新聞時評:紛争の根底にある被害者意識に焦点を=早稲田大学教授・深川由起子」

【2006/08/26記載】
 毎日新聞2006年08月26日朝刊2面13版「日中首脳会談:11月にも、ベトナム・APECで−−安倍氏検討」

【2006/08/27記載】
 毎日新聞2006年08月27日朝刊5面11版「みんなの広場:政治家は靖国より「平和の礎」に」
 毎日新聞2006年08月27日朝刊5面11版「みんなの広場:靖国の妻の私は こう思う」
 毎日新聞2006年08月27日朝刊5面11版「みんなの広場:辛苦した遠い日を見る米寿の母」
 毎日新聞2006年08月27日朝刊5面11版「みんなの広場:戦場だった南の島々 銘記しよう」
 毎日新聞2006年08月27日朝刊5面11版「みんなの広場:靖国はどんな神社か、教えよう」

【2006/08/28記載】
 毎日新聞2006年08月28日朝刊2面13版「靖国:「戦後」からどこへ 番外編 A級合祀「わだかまり」−−阪本・国学院大教授」
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…(省略)…
 −−恩師である思想家、葦津珍彦(あしづうずひこ)氏(92年死去)は、在野で戦後の神道界を導いた人ですが、78年のA級戦犯合祀に「一定の限界(基準)を立てることは極めて大切」と疑義を示していました。

 「当時の葦津先生と現在の私が一見対照的に見られることは否定しません。ただ、私たちは当時、靖国の国家護持実現を何より優先していた。しかし、すでに民間の宗教法人として60年の歳月を重ね、その立場からの論に食い違いがあるとは思いません。先日、門弟そろって神奈川県鎌倉市の墓前を訪れ、先生のご遺志を次代につなごうと確認したばかりです」

 −−国家護持と合祀の是非との関係は。

 「合祀に踏み切った松平永芳元宮司は、後に国家護持を否定し『国民総氏子』を唱えたが、当時ははっきりしなかった。葦津先生の指摘は、宗教法人で行くならA級戦犯合祀も憲法上の信教の自由だが、国家護持を目指すなら、戦前からの基準に照らしてA級戦犯がふさわしいか賛否両論ある。一宗教法人が決めるのでなく、国家の意思が定まるのを待つのが穏当だったという論です」
…(省略)…
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 私は、上記あたりに関心がありますね。

 で、「靖国神社」としては、「A級戦犯合祀」を行った時点で、「国家護持を否定し『国民総氏子』」という方向に舵を切ったのではないかと・・・
 要するに、戦後61年経過した現在では、「靖国神社」は「民間の一宗教法人」ということで、小泉純一郎首相も「内心の自由」として多くの反対があるにも関わらず参拝をしたと思うのですが・・・

【2006/08/30記載】
 毎日新聞2006年08月30日朝刊6面11版「記者の目:首相8・15参拝と「時間支配」=伊藤智永(政治部)」

【2006/09/01記載】
 毎日新聞2006年08月31日夕刊2面3版「早い話が:二択だから凍りつく=金子秀敏」

 毎日新聞2006年09月01日朝刊2面13版「’06総裁選:A級戦犯合祀、安倍氏「問題なし」 きょう政権公約発表」
 以下は、「国家による慰霊・追悼を許してはならない」という「井上澄夫 市民の意見30の会・東京」の意見書です。
 「[AML 9000] 反戦の視点 その31」

【2006/09/02記載】
 毎日新聞2006年09月02日朝刊8面11版「グローバル・アイ:ポストモダンと日中韓 時代思想のずれ、対立生む=西川恵」

【2006/09/04記載】
 「靖国神社参拝」のこともあるので・・・
 毎日新聞2006年09月04日朝刊2面13版「新・宰相考:06総裁選を問う/1 評論家・松本健一氏」

 毎日新聞2006年09月04日朝刊2面13版「日中経済協会:御手洗・経団連会長ら、経済協力協議へ−−北京に到着」

 毎日新聞2006年09月04日朝刊26面13版「靖国神社:朝鮮戦争で殉職の海保職員、「基準外」と合祀拒否」

【2006/09/05記載】
 毎日新聞2006年09月05日朝刊2面13版「靖国参拝問題:安倍氏とイラン大統領、似ている−−ドイツ誌指摘、「歴史修正志向で」」

 毎日新聞2006年09月05日朝刊7面13版「揺らぐ米社会:同時テロから5年/1(その1) イスラム戦々恐々」
 毎日新聞2006年09月05日朝刊6面13版「揺らぐ米社会:同時テロから5年/1(その2止) ゼロから歩むNY」
 毎日新聞2006年09月05日朝刊7面13版「米国:対テロ戦の継続、「10年以上」7割−−タイム誌世論調査」

【2006/09/10記載】
 毎日新聞2006年09月10日朝刊5面11版「社説:靖国参拝 あいまいな解決法はない」

【2006/09/13記載】
 ぉぃ、ぉい、おい、こういう人を首相にしようとしているのかよ!
 毎日新聞2006年09月13日朝刊2面13版「安倍官房長官:日中正常化の中国側論理を否定」
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 安倍晋三官房長官は12日の記者会見で、72年の日中国交正常化に際し、中国が日本の戦争指導者と一般国民の責任を分け自国民を説得した経緯について「私はその会談の場にはいないから、どういうやりとりがされたかは知らない。私が知りうる情報は(公の)文書がすべてだ」と述べ、戦争責任に関する中国側の論理を容認しない考えを改めて示した。

 戦争指導者と一般国民の分離論は、日本の首相がA級戦犯を祭る靖国神社に参拝することへの、中国側の批判の論拠となっている。谷垣禎一財務相は安倍氏の認識に対し、12日の会見で「日中関係はいろいろなレベルでの議論の積み重ねがある。全部無視して紙に書いていないから(知らない)というのは、信頼関係を作る上で疑問だ」と批判。これを聞いた安倍氏は同日の会見で「私はそうは思わない」と反論した。【犬飼直幸】
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 この考えで、中国と会談したいのね。
 ビックリしたなぁ、もう・・・

【2006/09/14記載】
 朝日新聞2006年09月14日朝刊3面14版「歴史認識 政治家が語れぬとは」
 「恩を仇で返す」ように思える言動で、美しくないなぁ。
 で、こういう人が唱える「美しい国」って、なぁ〜に?

【2006/09/15記載】
 毎日新聞2006年09月15日朝刊5面13版「政界:安倍氏の歴史認識は「問題」−−谷垣財務相」

【2006/09/16記載】
 毎日新聞2006年09月15日夕刊10面3版「米下院:遊就館展示「修正を」 靖国問題、公聴会で議論」

【2006/09/30記載】
 毎日新聞2006年09月30日朝刊1面13版「安倍首相:中国にも訪問打診 訪韓とセットで−−靖国参拝問題で難航」
 毎日新聞2006年09月30日朝刊3面13版「安倍首相:中韓に訪問打診 「靖国」対応がカギ 対立深まる恐れも」
 『◇韓国側「日本の行動次第」

 毎日新聞2006年09月30日朝刊8面12版「グローバル・アイ:日本外交と民主主義の価値 「靖国」解決で信頼性増せ=西川恵」
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…(省略)…
 ただこの外交戦術の足かせはやはり靖国神社参拝問題である。英エコノミスト誌が論説(8月19日)で「(小泉前首相の靖国神社参拝によって)共産党独裁政権は平和的民主国家(日本)から優越的地歩を奪った」と指摘するように、国際社会はこの問題では中国の言説に耳を傾け、民主国家・日本の健全性に曇りがかかっていると見る。
…(省略)…
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【2006/10/02記載】
 毎日新聞2006年10月02日朝刊1面13版「日中首脳会談:安倍首相歴訪、8日に開催へ 日韓会談は9日で調整」
 毎日新聞2006年10月02日朝刊3面13版「クローズアップ2006:安倍首相、中韓訪問へ 「改善」へ思惑一致」

 お薦めします。
 毎日新聞2006年10月02日朝刊5面13版「社説:歴史認識 あいまいさに逃げ込むな」
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…(省略)…
 自民党総裁選では村山談話や侵略戦争の認識が焦点になった。安倍首相は「(歴史認識は)後世の歴史家に委ねる」と言い、正面から答えなかった。
 この言い方はいささかピントが外れている。歴史家に委ねるのは、政治家の歴史認識が正しかったかどうかの判断であって、政治家は歴史認識を他人に委ねることなどできない。
 歴史認識とは、歴史の講釈をすることではない。首相は、国の命運を背負い、最終決断を下さねばならない立場にいる。「神に祈る気持ちだ」とつぶやいた首相もいた。常に人間観、世界観、歴史観が問われる職なのだ。
…(省略)…
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 私が、安倍晋三首相について「問題だなぁ」と思うのは、
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…(省略)…
 安倍首相は訪中、訪韓を急いでいる。両国との信頼関係を築くことが重要だ。首相は、中国が対日戦争賠償を放棄したさいに「一握りの軍国主義者」と「戦争に動員された国民」を区別した問題について、「そんな文書はない」と突き放したことがある。文書がなければ約束はないのなら、中国は「参拝しない」という文書を求めるだろう。外交は柔軟であるべきだ。
…(省略)…
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 とも記載されている箇所の
 『そんな文書はない
 という言動です。

【2006/10/06記載】
 毎日新聞2006年10月06日朝刊1面13版「靖国神社:遊就館の記述修正 米国の批判に配慮−−アジア関連変更せず」

【2006/10/07記載】
 毎日新聞2006年10月07日朝刊1面13版「日中首脳会談:靖国参拝、中国は争点化せず 関係改善を優先」
 毎日新聞2006年10月07日朝刊11面13版「安倍首相:中韓訪問 経済界に高まる期待 「靖国」めぐり慎重な見方も」

【2006/10/08記載】
 毎日新聞2006年10月08日朝刊5面13版「発言席:身元判明戦没遺骨は故郷へ=戦没者追悼を正す全国連絡会副会長・秋山格之助」

【2006/10/12記載】
 毎日新聞2006年10月12日朝刊2面13版「靖国参拝:首相の明言回避、北城経済同友会代表幹事が評価」

 毎日新聞2006年10月12日朝刊28面13版「靖国神社:鎮霊社、32年ぶり垣根撤去−−きょうから一般公開」

【2006/10/18記載】
 毎日新聞2006年10月18日朝刊2面13版「発信箱:家族愛という正義=元村有希子」
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…(省略)…
 自己犠牲を尊いと思う感性が日本人には強いと言われる。代理出産も生体移植も一見、美談だが、誰の犠牲も強いない医療こそ、本当の医療だと私は思う。
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【2006/10/19記載】
 毎日新聞2006年10月18日夕刊6面3版「靖国神社:「靖国議連」84人、みんなで参拝」

【2006/11/05記載】
 毎日新聞2006年11月05日朝刊5面11版「みんなの広場:夜…裏山から子を呼ぶ母…瀬音」
 ついでといっては、失礼ですが・・・
 毎日新聞2006年11月05日朝刊5面11版「みんなの広場:世襲政治家に未来託せるのか」

【2006/11/15(水)記載】
 毎日新聞2006年11月15日朝刊5面13版「靖国神社:古賀氏の後任総代、分祀反対の森田氏−−3人に辞令」
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…(省略)…
 南部利昭宮司は「靖国神社は政治問題化されているが、そうではなく国に尽くした方々を敬いお祭りする」とあいさつ。一時、政界から提唱されたA級戦犯分祀論や非宗教法人化論などには同調しない姿勢をさらに強めていくとみられる。
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 総代会は10人で構成する神社の最高意思決定機関で、新しい総代は
     古賀誠自民党元幹事長(日本遺族会会長)の後任の森田次夫前参院議員(同副会長)
     石野清治元厚生事務次官の後任の矢田部正巳神社本庁総長、
     井上実・三菱東京UFJ銀行特別顧問の後任の古河潤之助・古河電気工業相談役
 ということです。
 で、残りの7名は留任ということでしょう。

【2006/11/16(木)記載】
 毎日新聞2006年11月16日朝刊2面13版「日本遺族会:A級戦犯分祀の是非など勉強会を設置」
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 日本遺族会(会長・古賀誠自民党元幹事長)は15日、東京・九段の九段会館で常務理事会を開き、靖国神社に祭られているA級戦犯分祀(ぶんし)の是非や同会の活動の歴史などに関する勉強会を正式に設置した。分祀論議を提唱した古賀会長も「必ずしも分祀という結論ありきではない」との立場だが、非宗教法人化など変革を求める政界からの声をかたくなに拒む同神社に対し、最大支援団体として揺さぶりを掛けるのが狙いと見られる。
…(省略)…
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 上記の記事は、紙面より詳しいです。

【2006/11/17(金)記載】
 毎日新聞2006年11月17日朝刊5面13版「靖国神社:自民・古賀派も「分祀」勉強会」

【2006/11/23(木)記載】
 毎日新聞2006年11月23日東京朝刊「靖国参拝訴訟:「利益侵害ない」 原告の控訴棄却−−高松高裁」

【2006/12/04(月)記載】
 毎日新聞2006年12月04日朝刊2面13版「発信箱:「追悼」という宿題=与良正男」

【2006/12/07(木)記載】
 毎日新聞2006年12月06日夕刊8面3版「靖国訴訟で上告」 (四国の戦没者遺族らが…)

【2006/12/13(水)記載】
 毎日新聞2006年12月13日朝刊5面13版「政界:古賀・元自民幹事長、靖国の非宗教法人化を批判」

【2006/12/16(土)記載】
 毎日新聞2006年12月16日朝刊5面13版「靖国参拝問題:「首相参拝ない」 中曽根康弘氏が見解」

【2006/12/19(火)記載】
 毎日新聞2006年12月19日朝刊2面13版「靖国神社:遺族会、あす初の勉強会 分祀の是非を議論」
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…(省略)…
 参加者は正副会長と常務理事の約10人。同会は地方議員200人以上を抱え、2月に全国の地方代表100人以上が集まる理事・評議員会が開かれる。この場で方向性が説明される見通しだ。ただ、分祀論の賛否で会が割れるのを防ぐため、結論は参院選後になるとの見方がある。
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【2006/12/20(水)記載】
 毎日新聞2006年12月20日朝刊2面13版「靖国神社:遊就館パネル、中国関連も展示変更 「柔らかい表現に」」

【2006/12/21(木)記載】
 毎日新聞2006年12月20日夕刊2面3版「靖国神社:日本遺族会、A級戦犯分祀の勉強会を延期」

【2006/12/22(金)記載】
 毎日新聞2006年12月22日朝刊5面13版「社説:靖国神社 議論の冷めぬよう小泉参拝もう一度」

【2006/12/29(金)記載】
 毎日新聞2006年12月29日朝刊2面13版「安倍首相:失礼だ!! 「靖国にこっそり行けなくなる」と記者団から指摘され」
 『「官房長官時代のように国民にみられないようにこっそり行くことはできなくなる」と記者団から指摘され、「こっそりという質問は少し失礼ではないですか」とムッとする場面があった。
 「こっそり」以外に、何か、他にいい表現があります?・・・
 で、さっそく
 毎日新聞2006年12月29日朝刊2面13版「韓国:外相「日本は反省に見合う行動を」」
 『日本は過去の行為に対する反省と謝罪に見合った行動を取ることが重要だと述べ、首相が靖国神社参拝などをしないよう求めた。
 と、釘を刺されている。

【2007/01/01(月)記載】
 毎日新聞2007年01月01日朝刊1面13版「日中首脳:「靖国」春秋例大祭前の相互訪問で調整」
 Webだけで、紙面には
 『中国側はこうした交流が順調に進めば「胡主席の年内訪日もありうる」(日中関係筋)とするが、安倍内閣の支持率が下落するなか、政権浮揚のため首相の靖国参拝を求める声も安倍政権内には根強く、状況が大きく変化する可能性もある。【
 の記載はありません。
 ふっふっふ・・・
 「政権浮揚のため首相の靖国参拝を求める声も安倍政権内には根強く」ですって・・・
 私の見込みが正しいか、安倍政権の見込みが正しいか、(冗談ですが→)実際に参拝して確かめてみますか?
 同好の士の集まりで、「そうだ! そうだ!」ですか・・・
 これだから、「仲良しクラブの政権」は困るのですよ。
※もっとも、参拝された場合には、小泉純一郎前首相、安倍晋三首相と続くので、「日中関係は修復不可能に近い状態になる」のでは、と思いますが・・・
※その場合は、中国の首脳も「安倍晋三首相の次の首相に期待して・・・」などということにはならないと・・・

 毎日新聞2007年01月01日朝刊2面13版「安倍首相:憲法改正の必要性を強調 年頭所感」

【2007/01/06(土)記載】
 「[AML 11237] あんにょん・サヨナラDVD販売開始」

 毎日新聞2007年01月06日朝刊5面13版「安倍首相:きょう、明治神宮参拝」

【2007/01/07(日)記載】
 毎日新聞2007年01月07日朝刊2面13版「安倍首相:明治神宮を参拝」

【2007/01/10(水)記載】
 毎日新聞2007年01月10日朝刊2面13版「国民投票法案:「早期成立」掲げる 自民が運動方針案」
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…(省略)…
 党員の靖国神社参拝については「参拝を受け継ぎ、哀悼の誠をささげる」などとして、従来の表現を踏襲しつつ、意義を強調した。
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【2007/01/17(水)記載】
 ほかに、適当なところもないので・・・
 毎日新聞2007年01月16日夕刊6面3版「ドイツ:戦後初、国立追悼碑 平和維持活動で「戦没」兵士対象に−−国防次官」
 確か、ドイツは徴兵制だと思うのですが・・・
 職業軍人ではなかったのでは・・・

【2007/01/18(木)記載】
 毎日新聞2007年01月18日朝刊5面13版「安倍首相:靖国参拝、明言せず」

【2007/01/22(月)記載】
 毎日新聞2007年01月22日朝刊2面13版「闘論:靖国・遊就館の展示 永江太郎氏/保阪正康氏」
 毎日新聞2007年01月22日朝刊2面13版「靖国神社:遊就館が記述変更 「自衛戦争」の史観は変えず」

 [AML 11494] 関東あんにょん&映画祭

【2007/02/02(金)記載】
 毎日新聞2007年02月02日朝刊5面13版「王毅・駐日中国大使:「安倍首相の靖国参拝ない」と見通し」

【2007/02/27(火)記載】
 毎日新聞2007年02月27日朝刊28面13版「靖国合祀中止訴訟:元韓国軍属らが提訴」

【2007/03/01(木)記載】
 毎日新聞2007年02月28日夕刊6面3版「日本遺族会:「分祀」勉強会、設置を承認」

 毎日新聞2007年03月01日朝刊2面13版「下村官房副長官:首相の靖国参拝「秋に可能性も」」

【2007/03/23(金)記載】
 毎日新聞2007年03月23日朝刊30面13版「靖国参拝訴訟:原告敗訴確定」

【2007/03/29(木)記載】
 「[AML 12924] 『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版」 「靖国問題」講演抄録:高橋哲哉・東京大学教授
 毎日新聞2007年03月29日朝刊1面13版「靖国神社:A級戦犯合祀、内密の交渉判明 国会図書館が資料集を公表」
 毎日新聞2007年03月29日朝刊28面13版「靖国神社:国会図書館資料公表 「A級」合祀、対応揺れ 旧厚生省と頻繁やり取り」

【2007/03/30(金)記載】
 毎日新聞2007年03月30日朝刊5面13版「社説:A級戦犯合祀 政府も積極的だったとは」

 毎日新聞2007年03月29日夕刊1面3版「近事片々:「先(ま)づ、目立たない範囲で」と…」
 『東京新聞によると合祀されたBC級戦犯の中には従軍慰安所の経営者も含まれていたという。ああ英霊たちよ。
 は、
 「[AML 12948] 1.慰安所経営の一般人も合祀 (東京新聞 2007.3.29)  2.奴隷貿易にブレア首相「謝罪」 (東京新聞 2007.3.26)  」
 を参照してください。

 毎日新聞2007年03月29日東京夕刊版「靖国神社:旧厚生省の合祀関与、首相「問題ない」」
 毎日新聞2007年03月30日朝刊2面13版「靖国神社:国会図書館資料公表 A級戦犯分祀論議、活発化 政府側、鎮静化に努める」
 毎日新聞2007年03月30日朝刊2面13版「靖国神社:国会図書館資料公表 中国、コメント避ける」
 毎日新聞2007年03月30日朝刊2面13版「靖国神社:国会図書館資料公表 韓国、声明で不快感」

【2007/04/06(金)記載】
 毎日新聞2007年04月06日朝刊26面13版「靖国参拝訴訟:敗訴が確定」
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 小泉純一郎前首相の靖国神社参拝を巡り、政教分離を定めた憲法に反する参拝で精神的苦痛を受けたとして、沖縄戦の体験者ら78人が前首相と国に1人10万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は5日、原告側の上告を棄却する決定を出した。憲法判断を示さずに「原告の法的権利や利益が侵害されたとはいえない」として請求を棄却した1、2審判決が確定した。
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【2007/04/08(日)記載】
 毎日新聞2007年04月08日朝刊12面11版「今週の本棚・新刊:藤森照信・評 『儀礼のオントロギー…』=今村仁司、今村真介・著」

【2007/04/13(金)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年04月13日朝刊7面12版「記者の目:A級戦犯合祀と、靖国内部資料公開=野口武則(政治部)」
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 国会図書館が今回の同神社資料を初めて見せられたのは昨年末。7月に昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示したとされる富田朝彦元宮内庁長官のメモが発見された半年後だ。神社幹部は「靖国が勝手に合祀したのではないとはっきりする資料だ」と漏らす。結局、合祀は国が主導し、神社側は受け身だったことをこれまで以上に印象付け、「国の事務手続きに従ったまで」という従来の主張を補強するのに都合のいい資料だけを公開したのではないかと疑われる。
 とすると、これはなかなか皮肉な資料集でもある。もともと協力して合祀作業を進めた靖国神社、旧厚生省の双方が、今になってA級戦犯合祀を主導した責任を、互いに押し付け合うような資料が合わさった構成になっているからだ。何もやましいことがないなら、なぜそうなるのだろう。
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 「隠されている資料は何か!」・・・と

 毎日新聞2007年04月13日朝刊26面13版「靖国参拝訴訟:四国の原告も敗訴が確定−−終結」

【2007/04/19(木)記載】
 毎日新聞2007年04月18日朝刊28面13版「日経火炎瓶事件:「靖国報道に警告」右翼の男を逮捕−−警視庁」
 毎日新聞2007年04月19日東京朝刊「日経火炎瓶事件:逮捕の右翼、宮内庁に抗議文 皇室典範改正反対訴え」

【2007/04/21(土)記載】
 毎日新聞2007年04月21日朝刊2面13版「靖国神社:「旧厚生省は関与せず」 政府、戦犯合祀で答弁書」

【2007/04/24(火)記載】
 毎日新聞2007年04月24日朝刊5面13版「靖国神社:国会議員39人が参拝−−春の例大祭」
 参拝した「国会議員39人」の名簿はあるのかな?

【2007/04/27(金)記載】
 毎日新聞2007年04月26日夕刊1面3版「靖国神社:A級戦犯合祀「御意に召さず」 昭和天皇が不快感−−卜部元侍従日記に記述」