政治関係
[国防]
(石破茂著)
【国防】
書籍名:国防
発 行:二〇〇五年一月二十五日 発行
著 者:石破茂(いしば しげる)
発行者:佐藤隆信
発行所:株式会社新潮社
〒162-8711 東京都新宿区矢来町七一
電話 編集部(03)3266-5611
読者係(03)3266-5111
http://wwwshinchosha.co.jp/
印刷所:株式会社光邦
製本所:大口製本印刷株式会社
ISBN 4-10-473701-1 COO31
【表紙裏扉裏より】
石破茂(いしば・しげる)
一九五七(昭和三十二)年生まれ。
鳥取県八頭郡郡家町出身。
慶應義塾大学卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)に入行。
八六年、二十九歳で衆議院議員初当選、以来六選。
衆議院運輸常任委員長、農林水産総括政務次官、
防衛庁副長官などを歴任し、
二〇〇二〜〇四年、防衛庁長官を務める。
現在、自民党国防部会・防衛政策検討小委員会委員長。
妻と娘二人の四人家族。
【目 次】
はじめに 9
第一章 いまそこにある危機 11
世界はミサイルで満ちている/
クーデターの行末
金正日は何を考えているか/
子供のための防衛論
「9・11」の衝撃/
試合に出ないための訓練
日本は民主主義か/
国防はギャンブルではない
第二章 イラク戦争とは何だったのか
アルジャジーラヘの回答/
この戦争に大義はあったか
派遣は世界の少数派か/
日米同盟は紙だけでは成り立たない
どこで相手を撃つのか/
「戦闘地域」と「非戦闘地域」
人質事件再考/
救出のシナリオ
民主党の欺瞞/
戦後混迷の理由
第三章 「軍事オタク」の履歴書 73
角栄さんに呼びつけられて/
消費税大賛成でトップ当選
イランと北朝鮮で見たもの/
自民党を離党するまで
野党時代の蓄え/
防衛は票にならない
第四章 防衛庁長官の日常 91
四時四十分、起床/
突然増えた電話
小泉総理との関係/
特異なお役所
長官室に地図がない/
法律を作らない役人
トレンディ・ドラマと『諸君!』/
『亡国のイージス』
酒と外交/
ラムズフエルドという人
国防大臣たちの素顔
第五章 テポドンは防げるか 121
「ミサイル発射」情報を巡って/
情報は集まっているが……
ラーメンよりミサイル/
唯一の防御手段とは
MDは当たるのか/
ミサイルは狂犬か
「核武装論」について/
自衛隊のリストラ/
平和主義者の夢想
第六章 貴方も国を守ってください 153
徴兵は憲法違反か/
イスラエルの思想/
民間防衛とは何か
有事法制の意義/
テロリストの狙い
テロ対策特別部隊/
生物・化学テロを防ぐには
第七章 自衛隊のユーザーは国民である 177
日本の危機「9・23」/
参事官制度とは何か
機能していない文民統制/
無関心な政治家たち
何のための戦車か/
陸・海・空の連携
第八章 自衛隊の緊急出動 191
鳥インフルエンザ秘話/
自衛隊が出動するとき
マスコミの偏向/
知らせない権利
PKO別組織論/
「国際貢献」が嫌いな理由
第九章 対米追随とならないために 209
ブッシュ大統領再選の背景/
「対米追随」というレッテル
米軍の再編/
米軍はなぜ韓国を敬遠するか
基地問題の解決策/
対等であるために
第十章 また会う日まで 237
隊員からのメール/
五年後の自衛官へ/
予定調和をやめろ
命をかける意味/
自衛隊は軍なのか
十年かけてもやりたいこと
限界を悟った日/
確信犯でありたい
おわりに 252
(Web管理者記)