2007.11.03(2019.9.11分離)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/071028.html
2007年10月28日(日) 午後9時~9時49分
総合テレビ新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集)
第6集 “希望”の門
トルコとクルド・2つの思いシルクロードのなかで、東西文明の交差点として栄えてきたトルコは、いま、さまよえる民族・クルドの動きに大きく揺り動かされている。
これまで祖国をもつことができなかったクルド人にとって、隣国のイラクに誕生したクルド自治政府の存在は民族の悲願であった。それに刺激されたトルコに暮らすクルドの若者たちがトルコからの独立をめざしはじめたのである。
若者たちは、つぎつぎとイラクへと続く国境の門をめざしていく。その同じ道を、トルコの兵士たちは、国を守るために国境へと向かう。
クルドの人々が自由と豊かさを求めて「希望の門」と呼ぶ国境のゲート、はたしてその向こう側にあるのは、希望なのか、それともさらなる過酷な運命なのか、イスタンブールからイラクとの国境・ハブル門までつつくシルクロード1800キロの現在を旅する。
(↑2019.9.11改行追加)
(2019.9.10野次馬的追記)
またしても、タイトルを入力した以外は、番組案内の丸投げ… 野次馬的には落ち着かない。
そこで、クルド人関連記事抜粋を少々。
●在独イスラエル公館での4人のクルド人死者に想う(1999.2.25)
2000万人もいながら、近年流行の国民国家を持てずにいるクルド人と、強引にアラブ人を押し退けて400万人の領土を確保し、戦い続けているイスラエル人、または「ユダヤ人」(ユダヤ教徒の流れを汲む人々という方がより正確だが)の一派とが、殺し合う関係になったことは、また新しい歴史の悲劇の展開なのであろうか。
●コソボ撤退受託:騙し討ちを許すな!(1999.6.11)
湾岸戦争でも、CIAが、謀略報道で、クルド人の独立を呼び掛け、同時に、イラク軍がクルド人の皆殺しを図っているというデマを流し、大量のクルド人が、クルド人弾圧の首魁、トルコ国境に押し寄せるという事態が発生しました。
●日本人外交官惨殺事件の背後に潜むクルド地帯で進行中の油井・飛行場・兵舎建設イスラエル謀略(2004.1.6)
(引用)トルコ情報:イスラエルが、モスルの油田地域を購入 <Al-Ahram>
トルコにとって最大の憂慮は、クルドが独立を求めるイラク北部のクルド自治区と、イスラエルが結びつくことだ。
●ファッルージャでイスラエル方式家屋破壊住民追い出し情報がトルコ発の恐怖に拙訳該当箇所(2005.1.3)
トルコはクルド人の問題を抱えており、イラクにもクルド地帯があるから、クルド人とユダヤ人の関係を非常に意識している。クルド人の中にはユダヤ人(ユダヤ教徒)が相当数いるのである。
この他に、
●イラク軍が「自国民のクルド人を毒ガスで大量虐殺した」謀略宣伝に関するリンク(2003.5.2)もある。