鯨ジャンプ・ショーで日本の子供たちを殺した真珠湾原潜艦長

2001.2.10「えひめ丸」原潜グリーンビル事件(その04)

16人の民間人の所為には出来ない報道されざるもう1つの謎は潜望鏡録画

件名 :報道されざるもう1つの謎は潜望鏡録画

 たったの今、わが超忙しさ故に、日経読者応答室に、小なりと言えども雑誌なのだが特種の材料を教えると言って、気前よく教えてしまいましたが、米海軍が隠匿か隠滅かしているはずの重要かつ決定的かつ核心的な記録の1つが、潜望鏡の逐次録画なのであります。

 手掛かりは、次の米首都名の郵便箱2月26日付け新聞記事、How the U.S. Navy is trying undo the damage from a fatal Hawaiian prectice dive.の末尾であります。

 There was a video recorder aboard the Greeneville that could have taped everything seeen by periscope, before, during and after the accident. But keeping with the Navy's luck last week, the device was not turned on.

 つまり、普段ならば、潜望鏡で見えたものは、「事故」の最中も前後も録画されているべきところが、「この仕掛けを作動させていなかった」というのです。 keeping with the Navy's luck という部分は、微妙なので、念のために、翻訳家の萩谷さんにも見て貰ったところ、直訳すれば、「海軍の運勢と調子をあわせて」となるが、「たぶん、『なんと海軍には都合のよいことに、その装置が作動していなかった』という皮肉でしょうね」との御返事が即座に戻ってきました。萩谷さんの許可を得て、御協力を明記します。「皮肉」といえば、この記事の前の方には、

At U.S.navy haedquarters, senior officers were flabbergasted by the disaster and privately were quick to blame Waddle.

 ともあります。つまり、上司たちは、びっくり仰天して、お定まりの通りに、責任の押し付けに右往左往となったのであります。その際、「びっくり仰天」したのが、真相の解明を放棄してのことなのか、真相が判明していたからこそなのかが、私の最大関心事なのであります。


件名 : 潜望鏡録画設備の存在を知らなかった大手メディア

 先に送った次の記事に関しては、別に、わが特種と力んで隠すほどのことでもないので、日経、日本テレビ、テレビ朝日、週刊ポスト、NHKに教えました。

 と言いながら、実は、いじわるなことには、日本の大手メディアの担当者たちが米原潜の潜望鏡録画設備の存在を知っていたか、を試したのですが、視聴者触れ合いセンターとやらにしか繋がない無礼千万なNHKを除外すると、どこの担当者も気付いていないことが判明しました。

 NHK以外はすべて、私の話を一生懸命に聞いてくれて、丁重に礼を言いましたので、私のホーム頁を木村愛二だけで検索できると教えました。

 こういう現象は、インターネット時代以前にも、何度も体験しているので、まったく驚きません。ほとんどの場合、この種の際どい情報を伝える資料は、見事に、たったの一つだけなのです。

 NHKの窓口は、これも何度も経験したことですが、ワシントン・ポストの記事にはと言った途端に、あちらに派遣している記者が知っているはず、などと横柄で生意気な、視聴者風情の売り込み情報など聞く必要はないと言わんばかりの態度に出ましたので、私がっ教えても湾岸戦争の水鳥の誤報を訂正しなかった実例を出して、結構、結構、折角教えたのに、また同じこととをやったと、インターネットに流すまでのこと、と言って、最後に、一発、怒鳴り付けてやりました。

 本当は、もっと軽快に、結構、毛だらけ、猫、灰だらけ、と言いたかったのですが、原語の意味も分からずにスターバックス(禁煙コーナーのある喫茶店だそうです)の実物だけは知っていても、昔の日本の軽口言葉を知らない無教養な日本人(なのかな)が増えているので、遠慮しました。

 なお、週刊ポストの「わざとぶつけた」説の記事は、先にも電子手紙を送ったように、あの、私は見たくも無い総天然色頁ゆえに、アメリカの禁酒法成立時代の古いニュース映画に写っていたような謹厳実直そのものの顔のおばさまたちの奮闘によって、近くの武蔵野市中央図書館には置いてないので、まだ見ていませんが、テレビ朝日の担当者は、私の推測を話したら、即座に、週刊ポストもそんなことを書いてますね、と言いました。私は「わざとぶつけるのは不可能に近いが、当たらずと言えども遠からず」(ここで、昔の和歌とまでは求めませんが、戦後のナツメロの「濡れてこぬかときにかかる」、「来ぬか」と「糠雨」、「気」と「木」を掛けた歌詞を思い出して下さい)と考えています。

 私は、こんな推測は、これまでに公開された情報で、誰でも考え付く程度のことではないか、と考えているのですが、皆さんは、どう考えているのでしょうか。それとも、考えないことにしているのでしょうか。


件名 : 駐日米大使の嘘の最後っ屁と一部注釈

 またまた、朝っぱらから、怒り心頭!

 本日、2001.3.7.早朝、7時の米軍放送傍受、APの定時ニュースで、アナウンサーは、フェリー前大使が離日の最後の挨拶で、(殺し屋)原潜艦長が謝罪しなかったのは「文化の違い」と語ったと、報じました。これはもはや、稚拙極まる矛盾だらけの嘘の上塗りとしか、言い様がありません。

 文化ッカ、文化ッカ、文化、ブカブカ、文化ッカ!

 すでに、艦長が自ら、事件の2日後に謝罪をしたいと言ったら、上司から止められたと語っており、それが報道されているのです。しかも、昨日、間抜けの集まりながらも巨大組織で総合放送とか偉そうに自称する波のNHK「ニュース10」で見て録画した艦長の査問会出席状況では、マフィア風の太目の弁護士と献身的風の妻とが両側から抱え込み、余計なことをしゃべるなと言わんばかりの「軟禁」状態でした。

 日経の朝刊の記事も、「ナゾ(1)」から「ナゾ(3)」など、査問会を契機として、再び真相追及の世論の高まりを反映する方向へと、再度浮上している様です。

 で、最後は、昨日私が送った「特種」風の2.26.「ワシントン・ポスト」記事の「潜望鏡録画」問題なのですが、もしかすると、別のメディアだったのかもしれないのです。記事は間違い無しに手許にあるのですが、冒頭には掲載メディアの記載がありません。めたらやったら、greenevillで検索し、探し続けた時のものなので、念のために、取り込んだ情報を点検し直してみると、頁が出た時に、「すべてを選択」「コピー」「Jeditへのペースト」という一番簡単な手続きで取り込んだものでした。

 冒頭には、

BY MARK THONMPSON WASHINGTON,

 最後には、

With reporting by McCabe/Honolulu and Hiroko Tashiro/Uwajima

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 とありました。雑誌のタイムへの寄稿の転載なのでしょうか。その時のかすかな記憶では、Japantimesの文字もいらついていたような気がします。

 仕方が無いので、これからまた、野風亜米利加を訪ね歩き、身元確認に努めます。しかし、そうまでしなくとも、大手メディアなら、「潜望鏡録画」の鍵言葉だけで、米軍に迫れるでしょう。やっとくんなはれ!


送信日時 : 2001年 3月 7日 水曜日 1:34 PM

件名 : 潜水艦訓練教本やーい!

 昼飯を食いながら、原潜記事の切り抜きをめくっていたら、突如、閃きました。潜水艦の訓練教本が、どこかにあるに違い無いのです。

 午後1時になるのを待ちかねて、防衛庁03-5366-3111に電話し、「海上の広報」とだけ言うと、すぐにつなぎます。名乗ると、もう4度目ですから、先方は私のことを知っています。潜水艦の訓練教本などと言うと、狂奔ですかなんて聞き返されると時間の無駄なので、対米従属亡国語でマニュアルと言うと、やはり、

「あるけど外には出せない」。

 でしょう、でしょう、で、週刊ポストに電話をして、江畑健介(字が違うかな)とか、軍事オタクに聞いてみたらとか、英語の方が出回っているかもしれないよとか、チクっておきました。これがあれば、あの「信じられない」と言われることが多いが、実は単純明快な「軍事興業」の真相について、実感溢れる記事になることでしょう。

以上で(その04)終わり。(その05)に続く。


(その05)「潜水艦教本やーい!」からNスペ原潜CGの犯罪的映像詐欺告発まで
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