2001.2.10「えひめ丸」原潜グリーンビル事件
原潜問題、杉花粉症問題も含めて、ついに、アメリカ大使館前での独自行動を決意!
随時追加「編集長日記風」木村愛二の生活と意見
2001年2月分より原潜問題関連部分のみを抜粋
(2017.6.28.記事を日付順に入替)
◆2.11(日)日本の水産高校実習船を撃沈した米原潜の基本的問題点はゴロツキ奴隷軍
◆2.15(木)ABCポール・ハーヴェイの原潜事故コメントで森は国際的に間抜けコソ泥並評価
◆2.21(水)原潜ともなれば、1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争に遡る想い
◆2001.2.11 日本の水産高校実習船を撃沈した米原潜の基本的問題点はゴロツキ奴隷軍
2001.2.11.建国記念日こと元紀元節を意識しつつ緊急mailの再録、若干増補。
本日早朝、午前7時からの米軍放送傍受、公共放送のNPR定時ニュースの2番目が、このところ連日のハワイ沖、水産高校実習船の撃沈問題であった。
まさか、今を去ること60年未満、1941年12月8日の日本軍の真珠湾攻撃への報復ではないだろうが、真珠湾攻撃は、日米の双方ともに、ハワイと聞けば誰の頭にも、即座に反射的にデータ検索されて出てくる情報のはずだ。特にアメリカ人は、「リメンバー・パールハーバ-」と子供の頃から反復演練を受けているのだから。しかし、誰も、それを口にしない。いや、口にした日本人もアメリカ人もいるとは思うが、新聞には載っていない。下らないジョーク番組が不可欠の米軍放送でも、これはドギツ過ぎるのか、まだ出てこない。
本日のNPRの目玉は、米原潜の側の「目視確認の注意義務違反」問題についてのパウエル国務長官の釈明の要約だった。『日本経済新聞』(2001.2.11)の一面記事では、パウエルが「人命救助と原因究明に全力を挙げる考えを伝えた」としかなっておらず、「目視確認の注意義務違反」問題については、社会面で、日本国内での海上自衛隊や薄っぺらなマスコミ業者の推測で補っていたが、NPRではすでに、それ以上を伝えていた。
ソナー(水中音波探知機)の確認については、船がエンジンを止めていれば聞こえないと言い、水産高校実習船が音を発していなかったと匂わせていた。ああ、ここで私は、米独の駆逐艦と潜水艦の生死を駆けた戦闘の映画、『頭上の敵』を想い出す。お互いにエンジンを止めては、位置関係を探り合うのだった。続く「目視確認」についても、『日本経済新聞』記事と同様に、潜望鏡で360度の確認を行うと言い、どうやら、それが粗雑だったのではないか、と匂わせていた。『日本経済新聞』記事では、それ以外にも「過去の潜水艦と民間船の衝突事故」の実例を、1980年以降で5件あったと、表にまとめ、「捜査権なく詳細なお不明」の一段見出しで解説している。少なくとも、これで6件目。なぜ、これが一面トップに躍り出ないのか!
で、私の目玉は、米軍の粗雑さである。しかも、この、この、本日、続く8時の定時ニュースが、またもや、「技術的困難を経験」して、音声中断、いや、ラディオだから、全部中断、死んだかと思うと、アナウンサーが「経験してます」と気楽にしゃべり、音楽でごまかす。これが、実は、しょっちゅうなのである。番組の切り替えがデタラメで、頭が切れたり、尻尾が食われたり、これも、しょっちゅうなのである。アメリカの放送は、もともと、非常に粗雑なのだが、それにしても酷すぎる。
イラク戦争、ユーゴ戦争、常に米軍の友軍攻撃が続発した。ヴェトナムでも同様だった。ヴェトナム戦争の敗北後、徴兵制を停止せざるを得なくなったアメリカの軍隊は、日本の自衛隊と同様に、失業者の溜まり場と化し、武器だけは日本の技術も組み込んだ最先端の「ハイテク奴隷軍」、または、ヤケノヤンパチ、連日酒浸りの「ゴロツキ奴隷軍」となり果てた。事故が多発しない方が不思議なのである。
当然、ヤンキー・ゴーホームとなるし、アメリカでも、「カムホーム」と叫ぶ人々が増えているのである。その声を、インターネットで増幅すべき好機至れり、本日は晴天なり、とりあえずは太平洋海域からの米軍一掃を期して、総員一層奮励努力せよ! ここで、どうしても、頭の中のナプスター配信で止まらなくなるパチンコ狂騒曲、
ジャン、ジャン、ジャンジャカ、ジャン、ジャン、………
以上。
ところが、以上の緊急発信には、一部早とちりがあった。以下、午後の便。
本日早朝、米軍放送傍受と宅配の日本経済新聞のみを情報源として、表題の問題を追及し始めましたが、午後になって、わが読者が朝日新聞記事の切り抜きを届けてくれたので、比較検討しつつ、一部のわが早とちり間違えを発見しました。
「『日本経済新聞』記事では、それ以外にも『過去の潜水艦と民間船の衝突事故』の実例を、1980年以降で5件あったと、表にまとめ、『捜査権なく詳細なお不明』の一段見出しで解説している。少なくとも、これで6件目」としたのは、表の方の細部を見ていなかったための短絡の誤りで、表では5件の内、原潜は1件だけでした。
この早合点の原因は、詳しく引用し直すと、「海上保安庁によると、過去の原子力潜水艦と民間船の衝突事故、沈没事故は過去にも何度か発生」とあったのを、「何度か」だから当然、表のたった5件は全部が原潜の事故だろうと早合点したことでした。
そこで、「何度か」とは何ぞや、と火元の海上保安庁、03-3591-6361に電話をしてみると、あれっ、お休みの電話録音でした。でも、緊急の際の番号、最後が6363が吹き込まれていたので、掛けると電話中、2度まで試して、昼間は混んで駄目らしいと判断し、午後8時に電話すると、やっと出て、名乗ると、広報の直通電話、最後が9811,9780を教えてくれました。
あとの方の番号で出てきた広報担当者は、どうやら、今度の事故で休みなしの状況のようでした。私の質問は、「何度か」の根拠でしたが、広報としては、表の5件を紙の記録から集めて発表しただけで、過去の全部の海難事故のデータベースは作っていない、「何度か」については、新聞社に聞いて下さい、と弁解ぎみの返事でした。独自取材か記者クラブ得意の常習、秘密会合で、「高官」の記憶による「何度か」発言を聞き、漠然と報じた可能性もありますが、メディアに聞いても、あれは情報源独占組織ですから、真相は教えてはくれないでしょう。
先の朝霞入間基地の空軍機墜落事故の際には、防衛庁の記者クラブの談合で、人家の密集地帯を避けたかのような美談がでっち上げられました。私のホーム頁で追及しています。今度も、インターネットの総決起に檄!
◆2001.2.15 ABCポール・ハーヴェイの原潜事故コメントで森は国際的に間抜けコソ泥並評価
2001.2.15.mail-1.再録、若干増補。
わがホーム頁の読者の皆様への、お知らせ、お願い
記事本文の前に割り込みます。このところ、緊急事態の発生が相次ぎ、総計で約千に及ぶ各種メーリングリストの会員、個人、組織宛の私見送信を優先せざるを得ず、ホーム頁への掲載が遅れる場合が増えました。時事問題に関する私見については、特に下記のメーリングリストに参加して頂ければ、準備原稿の段階の時もありますが、一番早く御覧になれます。つぎが、民衆のメディア連絡会のメーリングリスト状況です。個人名を消した情報連絡サンプルです。
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差出人 : YUTAKA TSUCHIYA
返信先 : pmn@jca.apc.org
送信日時 : 2001年 2月 15日 木曜日 1:27 AM
件名 : [pmn 13356] 02.15/info.
管理人の土屋です。 AさんとBさんが入会しました。
以下、Aさんの自己紹介文です。
***********************************************メディアをどのように活用すればいいのか、またどのようなメディアを新しく作り出すことができるか、このメーリングリストでもヒントを得ることができれば、と思います。どうぞよろしくお願いします。
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現在メンバーは417名です。
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【pmnでの手続き】(1)入退会 owner-pmn@jca.apc.org まで連絡。
(2)一時中止 off pmn xxx@yy.co.jp[←あなたの登録アドレス] と本文に書いて、majordomo-j@jca.apc.org まで。
(3)再開 on pmn xxx@yy.co.jp[←あなたの登録アドレス] と本文に書いて、majordomo-j@jca.apc.org まで。
(4)その他質問等なんでも owner-pmn@jca.apc.org まで。---------------------------------------------
緊急かつ重大な国際情報を、お伝えします。
こともあろうにアメリカの原子力潜水艦が、日本の十代の若者の命を奪ったという史上空前、決定的、憤激の事態にも関わらず、ついに、森は、間抜けなコソ泥並の国際的評価を受け、アメリカ好みのジョークの対象となってしまったのであります。日本の危機管理を論ずるのなら、まず、首相の管理です。
本日早朝、7時からの米軍放送定時ニュースに引き続いて、「ハロー、アメリカンズ!」で始まる習慣の定例ABCニューズ・コメンテーター、ポール・ハーヴェイの時間となりました。ありとあらゆる問題について、アメリカ人好みの面白い言い回しをするハーヴェイも、このところ、連日のように、事件にふれて、真面目に語っていました。しかし、「水産高校の実習船」ではなくて、「漁船」(fishing boat)としか表現しないので、十代の若者の命を奪ったという衝撃が伝わらず、残念至極、私の動く映像による「サイトデヴュー」とやらでの「国際的勝負」の出遅れを恨んでいたのでした。アメリカの放送の中でも、CNNでは、2月10日ごろに、「子供」(children)と言っていました。何かと言うと、「弱い者の正義の味方」を気取るアメリカ人の気質を考えると、この表現の問題は重要です。
ところが、本日は、ポール・ハーヴェイのコメンタリーでも、民間人が司令室に入っていた問題点と同時に、やっとのことで、「生徒」(student)の単語が出てきました。よし、よし、まずは恨みの念力が通じたか、と思いました。しかし、しかし、なのです。その後が、まるで、いけません。大音響、ガクッ、なのです。この時間の最後には必ず、これまた、アメリカ人向きに、犯行直後に逮捕された「間抜けなコソ泥」の話とか、クスリと笑える滑稽談が配置されているのですが、上記の深刻な話の次に、ドーン、ときました。
「日本のメディアと国会議員は、しかしながら、現在、一番落ち込んでいるように見えます。なぜかというと、あの船が沈没した時、日本の首相、森は、日本の生徒が乗った船が沈没したと報告を受けながら、……その時、彼は、ゴルフをしていたのですが、……彼は、プレイを続けたのでした」
(Japan's media and lawmakers, however, appear most distressed today, that at the time of that ship sinking, Japan's prime minister , Mori, learned of the sinking of the ship, loaded Japanese students, he learned about while he was playing golf, and he continued playing)
◆2001.2.21 原潜ともなれば、1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争に遡る想い
2001.2.17-21.mail.原潜問題をまとめて再録、抜粋、増補。
無断転載、無断転送、大歓迎!
2001年 2月 17日 土曜日 11:03 AM
1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争
私は、もともと、相手がアメリカ帝国主義となると、手が抜けなくなるのですが、pmn(民衆のメディア連絡会のメーリングリスト)では誰も、この問題についても、沖縄の「女々しい奴」暴言についても、応答しないどころか、しきりと、メディア報道への批判とは関係のないトンチンカンな暇潰しの議論ばかりしているので、心配になっていたところでした。
別途、メディアとは直接の関係のないオンブズマン・ジャパンのメーリングリストでは、日本のメディアが森首相の追及ばかりで、基本的な責任者のアメリカへの追及が弱いと言う主旨の意見が出ています。
[中略] 海上保安庁の広報官は、(原潜事故の過去のデータについて)「アメリカに聞いて下さい」と言いました。ふざけた奴ですが、月曜日に、アメリカ大使館に電話する予定です。花粉症でなければ、英語のキャスターの練習の街頭演説に出かけたいところです。
なお、私は、1960年代初頭、横須賀の原潜寄港阻止闘争で、労組代表として冬場の現地のテントに泊まり込みに出掛け、一応は暖房のあるテントに入り切れずに、どこかの学校の宿直室で凍え死に仕損なったものでした。想いは深いのです。
2001年 2月 19日 月曜日 8:52 AM
米原潜はわざとぶつけた!?
ついに出た!「驚愕証言/『あのジャップの船を驚かしてやれ・・・』/パールハーバー/米原潜はわざとぶつけた!?」(『週刊ポスト』2001.3.2)
朝一番に開いた新聞の広告の一部ですが、困ったことに、この週刊誌、他のいくつかと同様に、私はまるで見たくも無い種類のカラー写真タップリのためか、近所の武蔵野市の中央図書館では備えていないのです。自腹を切る気はさらさらないので、チャリンコを飛ばして、武蔵野市の外れの西部図書館まで行くか、行かぬか、これから迷います。それにしても、発売直後には公開されません。誰かスキャナーで読み込んで広めてくれませんかね。
で、とりあえずの関連情報ですが、米軍放送傍受によるABCポール・ハーヴェイのコメントでは、日本の潜水艦が30人を溺れさせた事故(なだしお)のせいで、この問題について、日本のメディアは「沈黙させられている」(muted)とのこと。事実とは少し違うものの、米軍批判の歯切れの悪さを、彼らの側の願望を込めて評したものかもしれません。もう一つは、公共放送の女性のアナウンサーが、原潜事故が、日本では「孤立した」(isolated)事件として理解され、米軍への抗議は起きていないと、解説していました。
私は、その直前に公になった沖縄での事件の数々と司令官の暴言メールとに、この事件を関係付けて考えます。悪評紛々の最中での糞ヤンキーの居直りです。やはり、ゴーホームの声を高めるしかないでしょう。
2001年 2月 19日 月曜日 11:15 PM
ワシントン記念の休日を呪う真相暴露
先に、海上保安庁の広報官が、原潜事故の1980年以前のデータはアメリカに聞けと、のたまわったことを報告し、月曜日にはアメリカ大使館に電話すると予告しましたが、忘れずに電話しました。しかし、録音テープで、「ワシントン・メモリアル・デー」とデーて、それデー、やっと、朝からの米軍放送にまるでニュースが無かった理由が判明したのでした。
デー、こん畜生なので、ワシントンの悪口、もとい、真相を明らかにします。手許の平凡社『世界百科事典』にも、「伝記(1800年ころ)による桜の木のエピソードが広まり、誠実の士ワシントンというイメージが定着する」とあります。私ら敗戦国の少年が、腹ぺこの敗戦後に破れ校舎で教え込まれた美談は、真っ赤な嘘だったのです。
しかし、この百科事典では、ワシントンの身分を「大農園主」としか記していません。具体的には、当時のアメリカなら当然のことですが、「黒人奴隷制の大農園主」だったのです。だから、アメリカの憲法は、奴隷制を禁止しなかったのです。
つぎには、この事典にはまったく記されていませんが、ワシントンは、独立戦争の聖書の役割を果たした『コモン・センス』の著者、独立戦争の盟友、トマス・ペインが、フランスで議員となって、国王の処刑に反対し、獄中にあった時、救援を求める手紙を無視し、返事すら出しませんでした。
こんな奴が、建国の父なのですから、やはり、碌な国では無いのです。
2001年 2月 19日 月曜日 9:06 PM
わざと説に加えて沈没は捕鯨船の米報道
いやはや、今度こそは、本当に驚きました。アメリカって、本当に、無茶苦茶でござりますがな(故アチャコの決まり文句)。
わが国際スパイ活動、兼、近未来のインターネットTV超辛口の英語キャスター訓練の基本、米軍放送傍受の方法は、朝の体操とか、別のことをしながら、録音をしておいて、何度か自宅で再生し、ながら視聴で耳を慣らし、最後の仕上げにチャリンコ・マンの同発音訓練となるのですが、このところ、忙しくて、本日、自宅で聞き直したのが、6日前の2.13日分でした。
原潜事故の話だなと、飛び飛び、ながら視聴していたら、いきなり、「ジャパニーズ・ホエーラー」と聞こえました。
昨年から、私は、捕鯨禁止運動の怪しさを追及しはじめていたので、エッとなります。巻き戻してみると、APです。間違い無しに、「ホエーラー」(whaler)と、二度も言ってます。それ以前にも、水産高校の実習船で子供が溺れたのに、単に漁船と言うのが多くて、面白くなかったのですが、誰かが捕鯨船と伝えたのでしょうか。
そうだとすると、「わざと説」と合わせて、実に現実性のある物語となります。自称「嘘発見」名探偵としては、一言しないわけにはいかなくなりました。
すでに明らかにされたように、民間人が操舵していたのですが、潜望鏡を上げて360度回転するのは、もっとも潜水艦らしい風景であって、これを手抜きするのは不自然極まりありません。船がいるのが分かったはずです。漢字の名前も見えたでしょう。その時、このところ、ハワイを聖地として展開されてきた捕鯨禁止運動に対して、日本の調査捕鯨船が逆らっている情報が、糞ヤンキーどもの頭を掠めたとすれば、捕鯨船と思い込んで、いっちょ、黄色い猿どもを脅かしてやれ、となっても不思議はありません。
ともかく、艦長は即刻、更迭され、軍法会議を待つ身です。この手早い動きの背景に、「わざと日本の捕鯨船を脅した」という事実があるとしたら、大変なリメンバー・パールハーバーとなります。
なお、2月22日に、沖縄問題とも合わせて、行動が設定されているとのメール転送もありました。アメリカの方の願望を裏切る盛り上がりとなれば幸いですが、私自身は、これもアメリカのツガの輸入の犠牲となって、売れずに荒れ果てた日本杉の花粉、それもどうやら、昨年分も含めた埃によって、目下、二重の濡れガーゼに二重のマスク、防塵眼鏡なしには、外に出られない熱っぽい症状になってしまって、ますます、アメリカ帝国主義への怒りが、ああ、溜まってしまって、ああ、頭の中まで消化不良になりそうなのです。
皆さん、私の代わりに、などとは言いませんが、それぞれ勝手に、頑張って下さい。
2001年 2月 21日 水曜日 5:43 PM
米放送で民間人関与否定の嘘などなど
あ、あ、あ、やはり、日本人を廃業したい。これは、いかにも醜い。IT(イット)が当たず、経済崩壊中、お先真っ暗の国の馬鹿首相が、これだけは一途(「いっと」の一発変換なれど「いちず」の方が政界、いや、正解)に励んでいたゴルフの裏表プレーの御陰様で、「『欧米メディアは連日のようにゴルフ問題を取り上げ』、『日本人の怒りは米原潜よりも首相に集中』などと報じる」(朝日2001.2.17)有り様です。
いやはや、それにしても、ド馬鹿ばっかり、嘘っばかりの世の中ですが、わが国際的スパイ活動の基本動作、米軍放送傍受情報によると、2001.1.14日分では、男のアナウンサーが生真面目に「民間人は関与していない」と述べていました。これも真っ赤な嘘だったのです。
ドイツの諺に曰く、「一度嘘をついたものは二度と信用してはならない」。
それでもなお、諦めずに、すべての情報を疑いながら調べ直すのが、スパイ活動の基本であります。 大手メディアのゴミ情報でも、比較検討すると、情報の矛盾が見えてきます。米大平洋艦隊司令官は、上院軍事委員会の秘密会で、「船は見えたはずだ。なぜ見逃したのか理解に苦しむ」(朝日2001.2.16)と証言したようです。
さらに、「米国家運輸安全委員会(NTSB)のハマーシュミット調査官は16日、朝日新聞に対し、原潜による緊急浮上訓練前、海上に船舶が数隻いることを原潜側が認識していたとの証言があることを明らかにした。原潜乗組員からの事情聴取で得られたもの」(朝日2001.2.18)だそうです。
この「原潜乗組員からの事情聴取」情報の中に、『週刊ポスト』2001.2.19.「驚愕証言/「あのジャップの船を驚かしてやれ・・・」/パールハーバー/米原潜はわざろぶつけた!?」が入っていた可能性が、非常に高くなりました。「驚愕」の真相解明まで、あと一息です。
2001年 2月 21日 水曜日 6:31 PM
ソナー記録まであった原潜「事故?」
ただ今、『日本経済新聞』(2001.1.21.夕)落手。ワシントン発、「米CNNテレビは20日、複数の国防省高官の話として、原潜の水中音波探知機(ソナー)が、えひめ丸との衝突の約1時間前にえひめ丸の存在をとらえていたと報じた」そうです。
「隠すより顕わる」と言いますが、これだけボロボロとなると、米軍そのもののデタラメ振りを問うべきでしょう。
なお、これも、日本の大手メディアが報じているかどうか、ともかく私には分からないのですが、14日分の米軍放送傍受情報によると、月曜日、つまり、12日には、まさにハワイはオアフ島で、米軍のヘリコプターが2機、衝突して、7人が死んでいます。
30機のヘリコプターに約1,000人の米軍兵士が加わった演習中の事故だそうです。
沖縄の暴言の背後にも、士気が乱れて、どうしようもない米軍兵士の状況がありました。そこへ、原潜「事故?」、ヘリコプター事故、相次ぐ不祥事に、「民間人の関与を否定した真っ赤な嘘」と、これだけ続いて、まだ、日米安保条約とか、それへの「思い遣り予算」とか、馬鹿も、いい加減にせよ!
この馬鹿!
ゴルフ場に穴でも掘って、自分を埋めろ!
馬鹿!
実は、すでに外務省に電話して、原潜担当者に、森は、もう、お終いだから、森抜きでアメリカと戦えと、檄を飛ばしておきました。それでも、まだ、気がおさまりません。
◆2001.2.24 2.22.~24.mail再録・増補:原潜事故でWeb刑事法廷の開廷を宣言!
原潜グリーンビルは酒気帯び操舵!?
もう、いい加減にしてほしい。他のことができなくなる。またまた、広告が出た!
『週刊文春』(2001.3.1)「吐き気をもよおす米国ヤフー掲示板『原潜事故』の書き込み」「日本政府よ米軍発表を鵜呑みにするな/原潜「グリーンビル」は酒気帯び操舵だった!/スクープ!」
『週刊新潮』(2001.3.1)「『鯨ジャンプは訓練ではない』/米メディアが報じた『原潜衝突』の真相」
さあ、いよいよ、鯨、鯨、捕鯨禁止問題に接近中。目くじら立てて、怒り狂おう。
いわゆる右に分類されることの多い『週刊文春』の記事ですから、「吐き気をもよおす」米国ヤフーの掲示板書き込みなるものは、黄色い猿こと、鯨を食う野蛮人のジャップへの罵りでも、ございましょうか。別途、沖縄で馬鹿将軍が放った「吐き気をもよおす」罵詈雑言について、オックスフォード大辞典などによるwimpの衒学的研究を準備中ですので、私の方からも、糞ヤンキーが「吐き気をもよおす」ような侮辱を投げ付け返してやります。
また、別途、カンプチアPKO出兵反対運動などで行動をともにした仲間から、来週末、アメリカ大使館に抗議に行かないかと誘いが掛かっています。昨年に引き続き、またもや、インターネットTV超辛口キャスターを目指す英語の演説の練習をしたいところですが、わが杉花粉症の状況を見て判断するしかないでしょう。ともかく、抗議行動の日程が決まったら、お知らせします。特に酒は悪いので、それでは寂しいので、本日の民衆のメディア連絡会の例会も、症状悪化を恐れて、さぼります。
なお、昨年のパレスチナ問題に関するアメリカ大使館前英語演説の真骨頂は、アメリカにも友人が沢山いるとして、それ以外のアメリカ人と国家への批判だと限定し、お前らは対等の条件で地上では戦えない卑怯者、武器の優越はアメリカ大陸の強奪とアフリカ人の奴隷化によって得た資金によるもので、何の自慢にもならないのだ、という点でした。私が使った英語は、cowardsです。
その後もcowardsは、 新大統領の下で、またもや、イラクを爆撃しました。米軍放送に入っているジョーク番組では、イラク爆撃が「ブッシュ家の伝統」(family tradition)になったと言って、その後に爆笑となりました。ふざけた連中です。
2001年 2月 22日 木曜日 9:40 PM
謝罪しないのが米国のデモクラシーなのだ
原潜問題、米軍放送傍受情報によっても、あの図々しいアメリカ人が、ついに、困り果ててきた状況が明らかです。「わざと」とか、「酒気帯び」とか、「鯨ジャンプ」とか、週刊誌「驚愕証言」が事実なのでしょう。追撃あるのみです。
ところが、いまだに、艦長は謝罪をせず、「米大平洋艦隊のトーマス・ファーゴ司令官」は、「『だれでも自分自身を守る権利が認められており、謝罪するかしないかは元艦長の選択次第。それが米国のデモクラシーだ』と語ったという」(『日本経済新聞』2001.2.22.夕)のです。「米国防総省は一貫して『民間人の行動は、事故には一切関係ない』としてきた」(同2001.2.22)のも、真っ赤な嘘と判明した今、米軍主脳、あのド馬鹿イラク爆撃魔、ブッシュ二世、頭を丸めて、愛媛まで謝罪に来い!
なお、上記の「米国のデモクラシー」なるものに関しては、その言葉の欺瞞の根源に迫る実情の解明が不可欠です。以下、昨年夏の私のmailの再録、増補によって、私の考え方を披瀝します。
下記のメイリングリストの主催者は、狂信的なアメリカ信者で、「哲学者」と自称する今本さんとか記憶しますが、私に個人宛mailを寄越して、参加を求めてきたにも関わらず、以下の主旨の私の意見に激怒、混乱の極に達していたようなので、長居は無用と、即刻、退出しました。Web空間には、困った悪餓鬼が巣食っているものです。触らぬ神に祟りなし、と存在を無視するに限るのですが、その当時は、mailを開かずにまとめて削除する方法を覚えていなかったので、時間の無駄で困りました。最近は、受信中に発信者の名前を見て、どんどん削除できるようになりましたから、とても楽です。
2000年 8月 6日 日曜日 10:43 AM
アメリカ民主主義とは何か?
いわゆるアメリカ民主主義についての空理空論のほとんどは、キリスト教圏ならば「神は細部に宿り給う」、中国文明圏ならば「大鍋のスープの味はスプーン一杯で分かる」という「部分」の実情を無視した言葉の遊びです。
部分(part)に発するparticularを「特殊」と訳し、あたかもそれが中心的な語義であるかのように思い込んでいる日本の欧米崇拝エセ学者には、民主主義の神髄は理解できません。全体は部分の総合なのです。全体の氷山の水面上の一角しか見ない議論は、物見遊山の暇つぶしでしかありません。「近代」民主主義を考える上での基本的な細部については、明治時代の福沢諭吉でさえもが、『自由原論』と題する訳書で知っていたフランスのトックヴィユ(1805-1859)の著書、『アメリカの民主主義』、アメリカの労働力事情を論じた『資本論』1巻の最終章「近代植民論」、それを深めた『資本主義と奴隷制』などを合わせ読むと、おぼろげながら、真相が見えてきます。
トックヴィユは、1830年代にアメリカの現地を見聞しています。現地では、共和主義と言ったり、民主主義と言ったりしているなどと、実態と表現の食い違いを指摘しています。『資本主義と奴隷制』(中山毅訳、理論社、1968)の著者は、イギリスで学び、トリニダッド・トバコの首相となったウィリアムズで、黒人奴隷の子孫です。
アメリカ民主主義なるものは、原住民を騙し、殺し、駆逐して、ではありますが、「自由に土地を入手できる」条件の上に、黒人奴隷制を経済の基本として、初めて成り立っていたものです。トックヴィユは、その実態を、基本的には個人主義なのであると、見抜きました。歴史的に見れば、人口の10分の1の支配層の制度の一つであったギリシャ民主主義と共通する欺瞞に満ちた差別支配、軍事貴族支配の一種でしかないことが明確になります。
ギリシャのデモスクラトスは、デモス(身体が原義)とクラトス(権力)の合成語です。自らも奴隷主の一般兵士の合議制権力と解すべきであって、発生的には「奴隷」状態を象形した「民」を主権者である思わせるような訳語は、間違いなのです。すでに、「軍事民主主義」と呼んでいる人もいます。それを、いかにも立派な政治理論であるかのように崇めたり、日本のような事実上の農奴制社会の全員向けの制度に当て嵌めようとするのは、二重の欺瞞と言うべきでしょう。
2001年 2月 24日 土曜日 8:54 PM
原潜事故でWeb刑事法廷の開廷を宣言!
原潜問題、外務省の緊急班と海上自衛隊広報に直接、Web編集長を名乗って電話取材して確かめたところ、やはり、何らの独自調査をしておらず、ましてやロシアのようなスパイ活動など、恐ろしくて尻込みするような状況であることが判明しました。こんな連中には、機密費など、まさに豚に真珠です。
ところが、それでも、アメリカの方は、反米感情の高まりが心配で仕方がないようです。困ったことには、私が杉花粉症で外出自粛、喉の調子も悪い時期に、謝罪の為の政府特使とやらが来るらしいのです。
本日の『日本経済新聞』(以下、すべて同紙)夕刊によれば、「海軍制服組ナンバーツウのウィリアム・ファロン作戦副部長」とやらが「24日にも出発し、ハワイに立ち寄ってから日本入りする」とのことです。
すでに22日の夕刊でも、「特使検討を言明」と報道されていました。本日の朝刊には、日本記者クラブで、駐日大使が「謝罪と遺憾の意を表した」とありました。
でもでも、「御免で済むなら警察は要らない」のです。日本側が刑事告訴すべき事件です。特使は当然、私が昨年、英語演説の練習を兼ねて、パレスチナ問題で単独抗議行動を敢行したアメリカ大使館に泊まるでしょう。国際行動センターならぬ単独行動野人としては、ムズムズしてきます。一緒に行こうと誘う人もいますが、単独行動の方が、発言内容も長さも遠慮しなくて済むので、やはり、自称、昔の乞食坊主の辻説法に負けてたまるか戦法あるのみ、です。
そこでやはり、濡れガーゼの二重マスクして、古い日曜大工道具の防塵眼鏡してでも、ドラム缶の愛称の巨大ラジカセに単1電池10本仕込んで、出掛けるかと思い立ち、とりあえず、本日の午後から、荒れ果てた喉の調子をシャンソンで試していたところですが、「24日」が日本時間ならば、今日のことではありませんか。イタリアのオペラ歌手は、生姜を喉の薬に使うとの情報を得たので、これも試したことがあります。水筒に生姜ジュースを入れて行きましょうか。
で、ともかく、演説の草稿作りを始めますが、ますます、この問題に食い付いたわが感の鋭さを自画自賛したくなります。駐日大使は、「この説明できないような事故がどうして起きたのかを解明し、適切な償いや賠償をしていく意図がある」などとクダクダ語ったそうですが、最早、「説明」などは簡単至極です。
米軍放送傍受情報では、「5分前」と言っていましたが、ワシントン発共同によれば、ソナーが「衝突の数分前に実習船を探知していたことが海軍の調査結果で分かった」(23)ようです。しかも、前を進んでいたのに、「上昇段階でほぼ180度方向を変えた」となれば、真反対の方向、つまりは、わざとぶつかる方向へ急旋回したことになります。
しかも、しかも、呆れたことに、犯人の元艦長自身が、2週間前に民間テレビ、トラベル・チャンネルで、浮上時の難しさを得意げに語っていたことまでが、NBCテレビで再放送された(24夕)とあっては、最早、確信犯以外の何者でもありません。
ただし、海上自衛隊広報の係官、出身は航空機乗りによれば、自分も動いている潜水艦が浮上して、やはり動いている船に衝突するのは、狙って出来ることではない、とのことです。そうかもしれません。すぐそばで「鯨ジャンプ」をやって見せて、驚かそうと思ったのが、当たってしまったのかもしれません。いくらかの誤差が生ずるのは当然でしょう。それなら、なおさらのことで、十分に余裕を見て、絶対に衝突しないような浮上をしなければならないはずです。
アメリカ側は、「査問委を再延期」(23)しており、日本政府側は、赤ん坊のように指を銜えて待っているだけのようですが、私は、ここに、厳かに、Web刑事法廷の開廷を宣言します。全員、起立!
◆2001.2.25 原潜問題、杉花粉症問題も含めて、ついに、アメリカ大使館前での独自行動を決意!
無断転載、無断転送、大歓迎!
2001年 2月 25日 日曜日 7:04 AM.mail再録、増補。
アメリカ大使館前での独自行動を決意!
杉花粉を防ぐ「透明ビニール仮面」の新案特許
まず、準備作業です。『鉄仮面』と題する小説がありました。最近にも、我が家の近所の団体役員の某氏に、この渾名が付いていることが判明しました。無表情で、無礼で、傲慢で、破廉恥で、官僚的な、つまり、悪口です。杉花粉症に関しても昨年からアメリカ帝国主義批判 私は、どんな意味の渾名になるか、気にもせず、現在、「透明ビニール仮面」を作っています。杉花粉を防ぎながら、アメリカ大使館前で演説するための新案特許です。昨年、アメリカ大使館前でも使用した携帯用の立て看板こと、古い映写幕利用、雨除けにビニール張り。そのビニールの余りがあるので、これを丸く筒状にして、マスクと防塵眼鏡の代用とし、上に白いシーツを2枚重ね、通気を確保するのです。
杉花粉症に関しても、昨年からアメリカ帝国主義批判を、わがホーム頁で展開していますが、これを最初にしゃべります。杉の花粉が激増したのは、アメリカの原始林の高さが70メートルにもなる米ツガの輸入が優先されるので、日本の植林の杉が放置され、林業が崩壊し、杉が荒れ果て、花粉を付ける枝が茂りっぱなしになっているからです。アメリカでは、環境派の市民運動が、原始林の伐採に反対しているのに、一方では捕鯨禁止に血の道をあげるアメリカが、生産コストがゼロの大木、もとはといえば銃で奪った大陸の自然の恵みを、貿易摩擦と称する押し売りの商品にしているのであって、実に許しがたい野蛮極まりない暴虐行為なのであります。
今、寝ても覚めても、これらの英語演説の台詞が、submarine,wimpmarine,.....杉はjapanese cederで間に合いそうですが、米ツガは今のところ、長い学名しか分からないので、大使館の阿呆どもに通じるかどうか、心配です。
ツアーの「民間人」と招待者の正体が判明
さて、原潜問題そのものも、情報が溢れて、困っています。私が決定的に重要と評価する新情報のみを、指摘します。
元艦長が、軍規もあらばこそ、安全確認もあらばこそ、いそいそと身を粉にしてまでの歓待の過剰サービスに、あいこれ勤めましたる御相手のツアーの「民間人」御一行の正体は、『朝日新聞』(2001.2.22)によると、「退役した海軍高官の招待客だったとされる」のでしたが、これまた、ボロボロと、真相が漏れ出しました。
操舵をしたホール(52)は、『しんぶん赤旗』(2001.2.20)ワシントン発記事によると、「ニューヨーク・タイムズ17日付けのインタビューで、原潜への体験乗船に先立ちホノルルの『戦艦ミズーリ保存会』(名誉会長・ブッシュ元大統領)に7,500ドル(約87万円)寄付したことを明らかに」していたのでした。
「退役した海軍高官」については、これまた、驚愕の新事実であります。『しんぶん赤旗』(2001.2.21)ワシントン発記事が紹介する「ロサンゼルス・タイムズ19日付け論評」の中で、「チャルズマン・ジョンソン日本政策研究所所長」が、「今回の事故で原潜に民間人を試乗させる手配をしたのが、1995年の少女暴行事件で暴言を吐いて更迭されたリチャード・マッキー元米海軍大平洋艦隊司令官であることは『日本人の怒りをさらにかきたてた』と指摘」しているそうです。
「戦艦ミズーリ」は、日本が降伏調印した戦艦で、ブッシュ元大統領を最高司令官とする湾岸戦争に使われてから「退役」しました。ブッシュ元大統領は、日本軍に撃ち落とされた飛行機乗りの元軍人でした。沖縄での暴言野郎ともなれば、直前に暴露されたwimp(女々しい奴)暴言野郎の大先輩です。そいつが招待した成り金の下品な連中が、一緒に酒を飲んでから真珠湾で試乗したとなれば、まさに、「ジャップ奴!」の気分満々、そこへ捕鯨船と間違えたとなれば、鯨ジャンプで脅かしてやれ、となるのは当然の帰結となります。
以上で(その01)終わり。(その02)に続く。
(その02)米原潜「事故」か「故意」かの既存全情報に基づく仮説による捜査方針へ
鯨ジャンプ・ショーで日本の子供たちを殺した真珠湾原潜艦長の目次へ