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『亜空間通信』583号(2003/04/28)
【クルド人武装勢力群雄割拠キルクーク占拠し独立権利あり宣言で米計画齟齬増大】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
このところ、情報過多、錯綜の極み、亜空間通信号外にしたり、英文のみの転送とか、英文記事の選択掲載、阿修羅戦争掲示板への直接投稿などで、時代、いや、時々刻々の情勢変化に遅れぬよう、必至の努力中なり。
結局、『亜空間通信』の発行が、一番最後になってしまった。これまた別途、というよりは亜空間通信以前からの主要企画、「日記風」の方は、やっとのことで本日(2003/04/28)、4月号の「憎まれ愚痴」にも間に合うように、まとめ上げた。
週刊「憎まれ愚痴」の発行が、わが電網宝庫の「憎まれ愚痴」への改名の発端だったのだから、すべて逆様になっているのである。
さてさて、そんなことで、亜空間通信には、いわゆる横大見出し、最近の亡国植民地根性片仮名語では「ヘッドライン」に相当する記事を配置することになる。
本日(2003/04/28)は、前号の「シーア派」問題と呼応するかのような「アフガン情勢」を配置する予定だったが、これまた、事態の急展開に合わせて、急遽、「クルド問題」を優先することにした。
というのは、昨日、阿修羅戦争33掲示板に、2つの「クルド問題」の最新記事が出現したからである。以下、URLと主要な見出しだけ紹介する。
1)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
Kirkuk Under Control Of Talabani/Flags in different colors/Turkmen front/Turkmen Islam/PUK/KDP(Barzan)/4/26/turkishpresshttp://www.turkishpress.com/turkishpress/news.asp?ID=10060
Sunday, April 27, 2003Kirkuk Under Control Of Peshmergas Of Talabani
[中略]
Flags in different colors on many buildings decorate the city. Blue flags symbolize Turkmen front, pink flags symbolize Association of Turkmen Islam, green flags symbolize PUK, yellow flags symbolize Iraqi Kurdistan Democratic Party (KDP) under the leadership of Massoud Barzani.
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
2)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
Barzani: Kurds are entitled to have an independent state/no reason for US forces to remain in Iraq/27/04/London (KurdishMedia.com)http://www.kurdishmedia.com/news.asp?id=3775
Barzani: Kurds are entitled to have an independent state
27/04/2003 KurdishMedia.com
London (KurdishMedia.com) The leader of the Kurdistan Democratic Party Massoud Barzani said yesterday that there would be no reason for US forces to remain in Iraq once a government takes over ahead of general elections.
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
両者の意味を極めて簡略に言うと、
1)の方は、タラバニ側の情報だが、これによると、一度は、トルコ軍の出動でアメリカが慌てて、「クルド組織を退去させた」と報じられていたキルクークの街頭に、クルド人の諸派が旗を立てまくっていて、その中にはトルコから来たのもあり、、バルザニの指導下の組織の旗もあるというのである。
2)の方は、もう一方の雄、バルザニ側のロンドンにおける宣言である。
記事の題名は、「クルド人には独立国を持つ権利がある」であり、「総選挙の先立つ政府の樹立以後は、アメリカ軍が留まる理由はなくなる」と主張しているのである。
さあ、さあ、アメリカが味方に予定していたシーア派のイラク人も、クルド人も、アメリカの駐留を望まないのである。
もともと、サダムだかバース党だか、これまでの政権が無くなると、たがが外れると言われていた。その通りの事態なのである。
おい、アメ公、足下の明るい内に、さっさと引き揚げろよ!
日本からもな!
戻る先は、アメリカへ、いやさ、その前のブリテン諸島へ、いやさ、特にノルマン王朝派、元ヴァイキング、海賊どもは、「白皮症」の白人向きの日当たりの悪い北極圏へだ!
「白皮症」の件は、以下の「日記風」に記したので、参照されたい。
日記風:4月28日(月曜日)
[イラク攻撃がアメリカの中東または世界支配の終焉の始まりと確信しつつ侵略の発進基地「北欧海賊」の歴史を振り返る]
出典:
拙著『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』
http://www.jca.apc.org/~altmedka/afric-46.html
(第5章-5)
北ヨーロッパ人
以上。