3 months 1 week ago
「テレビは報道機関としての役割を果たしていない」「テレビは、政府広報か」と、放送の現状を多くの人達が怒り憂いています。 一方で、視聴者・市民の手で「テレビを市民の手に取り戻す」運動もここ数年多彩に展開されてきました。 市民・メディア関係者・研究者による研究プロジェクトでは、放送行政に独立行政委員会制度を導入する提言もまとめられています。 シンポジウムでは、市民運動のリーダーたちから多様な視聴者運動の現状を聞き、新しい政権の下での放送制度改革の可能性や展望を語り合います。■民..
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3 months 1 week ago
「パッと見には緑のスギ林に覆われている。が、何か変だ。スギ木立のその後ろに茶色の地肌が透けて見える。斜面の一部も崩れていた」。本書は、宮崎県中部の盗伐現場の生々しい現場ルポから始まる。 先進国や発展途上国など地球規模で拡大の一途をたどる「違法伐採」。森林破壊が進む「森林王国」日本でも、違法伐採の輸入材が多く流入している。その一方、宮崎県はじめ全国各地で、重機を使った大規模で組織的な盗伐が頻発。東京五輪のメイン会場となった、新国立競技場の建設に使われた合板型枠も、違法伐採され..
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3 months 1 week ago
「日米共同作戦の拠点化許すな!」をテーマに沖縄・琉球弧の声を届ける会が7月の20日から2日間開いたシンポジウムとフィールドワーク=写真=に参加した。 那覇市から車で約1時間半、うるま市の小高い丘にある陸上自衛隊勝連分屯地。ここに地元を始め多くの県民が反対する中、今年3月、第7地対艦ミサイル連隊が配備され、90人の隊員は、3倍超の290人に増員された。配備された12式地対艦ミサイルの射程は200キロ。台湾有事をにらんでだが、万が一の場合、むしろ標的になり住民が巻き込まれる恐..
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3 months 1 week ago
ノンフィクション・ジャンルからチョイスした気になる本の紹介です(刊行順・販価は税別)。◆武塙麻衣子『酒場の君』書肆侃侃房 9/2刊 1500円 『群像』2024年6月号より小説「西高東低マンション」を連載中の作家である著者が、「私には私だけの酒場白地図が頭の中にあり、好きなお店や何度も行きたいお店、行ってみたいお店などを、日々その地図に少しずつ書き込んでいく」─こうして仕上がった酒場放浪記から浮かび上がる、ホロ酔い観察のすばらしさが、何とも言えない爽快さを呼び起こす..
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3 months 1 week ago
JCJ北海道支部は7月26日、鹿児島県警の一連の不祥事で、告発文書が郵送された札幌のライター小笠原淳さん=写真=を迎え緊急集会「『事件隠ぺい』内部告発が問うもの」を札幌市内で開いた。 小笠原さんは「県警は『重要な証拠品なので文書を押収したい』と電話で持ち掛けてきた」と、前生活安全部長逮捕の4日後、初めての接触があったことを暴露。「情報源の秘匿」を理由に拒否し、「電話してきた若い捜査員に『押収』とは?と、令状も出さずに文書提出を求める理由を質すと、電話はぷつりと途絶えた」と話..
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3 months 2 weeks ago
映画「山里は持続可能な世界だった」製作委員会 高度経済成長以前の農山村の暮らしから現代に生きる私たちが学ぶべきことを提示してくれる。タイトルが「世界だった」と過去形になっているが、決して当時を懐かしむのではなく、これからの社会の構築に必要な価値観を描き出そうと、伝統的林業、炭焼きや養蚕、原木椎茸栽培や鍛冶屋など、かつての生業を受け継いでいる人々を取材し、効率重視の現代的価値観に抗う新たなライフスタイルを模索する。 原村政樹監..
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3 months 2 weeks ago
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3 months 2 weeks ago
書店が激減するなか、書店員が書いた本や書店について書いた本の刊行が相次ぐ。本書の特徴は地方の小さな書店に焦点を当てたところ、そして現地の人びとの声を聞いたところにある。 小さな書店の悩みは販売低迷や顧客の減少などいろいろあるが、なかでも大きいのはベストセラーや話題の本など売れ筋の本が入荷しないことだという。都会の大型書店やネット書店には大量の在庫があるのに、なんとも不条理。著者の故郷、秋田県の書店は、顧客の注文に応えるためにネット書店で購入し、利益ゼロで渡すことも珍しくない..
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3 months 2 weeks ago
8月ジャーナリズムと嘲笑されても、戦争の惨禍を記録し、記憶し続ける本は書かれるべきだし、率先して読むべきであろう。 『世界』9月号(岩波書店)の特集「癒えない傷、終わらない戦争」は、「社会の荒廃と人間の破壊」である「戦争がもたらす長期的な影響」を直視するよう呼びかけている。 同誌の中村江里氏(上智大学准教授)「戦争のトラウマを可視化する」は、隠されてきた日本軍兵士の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の研究を紹介している。中村氏が指摘するように、「かつての戦争を正当化する『英..
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3 months 2 weeks ago
記者志望の学生の就職活動を支援する「就活支援ゼミ」が、今期の活動を終えつつある。JCJとしては2年目の取り組みで、今期からは「報道実務家フォーラム」との共催となった。 昨年9月からゼミ生の募集を始め、11月から約30人の学生を3班に分けて作文やエントリーシートの書き方、模擬面接などを毎月指導。その合間に、学生同士のオンラインによる自主ゼミも、毎週のように開かれた。 昨年まで講師は私だけだったが、今期は「報道実務家フォーラム」から毎..
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3 months 2 weeks ago
■開催趣旨 元朝日新聞記者の中東情勢に詳しいジャーナリスト・川上泰徳氏は『ハマスの実像』(集英社新書)を8月に出版した。多くの日本人は、昨年10月にイスラエルを奇襲攻撃したことで、イスラム組織ハマスを初めて知ったのではないか。ガザ地区を実行支配するこのハマスは残忍なテロ集団と思われがちだが、それは誤解だとこの本で解き明かす。そして川上氏はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸とイスラエルを7月初旬から約1カ月間、取材した。ガザ住民の多くはなぜ支持するのか、何を目指すのかなどハマスの..
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3 months 2 weeks ago
前号で触れた安和桟橋(辺野古への埋立土砂の搬出港)でのダンプによる死傷事故(6月28日)からひと月半。重傷を負った市民女性が奇跡的な回復を見せつつあるのが救いだが、時を経るにつれ、この事故を巡る状況の異様さが露わになってきた。 まずは警察の動きが見えないこと。死傷事故を起こしたダンプの運転手は逮捕されず、事故現場にいた人の誰も(怪我をした本人も含め)事情聴取を受けていない。現場検証についても、市民団体が辺野古弁護団の弁護士とともに現場検証したという報道の翌日、ようやく警察が..
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2 hours 30 minutes ago
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