2007.11.12(2019.9.11分離)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yokos.html
ラダイトからボルサまで
~労働組合運動の地域的&産業的組織の国際的経験と原理を探る~
執筆:1976年 木村愛二
「原本序文:シリーズの発刊にあたって」より
「東京争議団共闘会議の副議長であり、かつて千代田区労協の事務局長として活躍された木村愛二氏(日本テレビ労組)の論文を掲載させていただきました」。
インターネット無料公開への序文
詳細目次
はじめに
第1章:タテとヨコの組織関係の国際的相違
第2章:労働組合運動の発祥地……イギリスの場合
●1.史上初の団結禁止法との対決
●2.遠い親戚より近所の他人、3.ヨコ組織と一般組合の発達史
●4.トレイズ・ユニオンの複数形、5.ワン・ビッグ・ユニオンの理想
●6.労働組合評議会、7.ワーカーズ・ユニオン、8.TUCからの排除
第3章:地方的ヨコ組織からの出発……アメリカの場合
第4章:革命の落とし子・ブールスは生き残った
第5章:商工会議所vs労働会議所……イタリアの場合
第6章:現代をリードするヨコ組織……CGILとカメラを典型に
第7章:意外史の分岐点……ロシア革命と社会主義国の労働組織
むすび
(2019.9.11野次馬追記)
2007年7月の日誌『カール・マルクスの大罪』(体験的共産主義黒書)単行本発行準備中に付け加えた「2019.9.6野次馬追記」記載の如く、この「ライフワーク」は、2010.3発行の『カール・マルクスの大罪』の第2部「ラダイトからボルサまで(社会変革の道は労働組合が開く)」となった。2部といいながら、こちらの比重の方が大きい。
本来なら単独で、その後の考察も加えて出版するはずだった。
実を申せば、古希を機に編集長こと木村愛二の健康状態は一気に悪化した。あれもこれも多くの企画が本人の頭の中にしまいこまれたまま、アウトプットできないでいる。生身の人間には限界がある。