(木村愛二の尻切れトンボ言動録・別名カストリ沈没スレッド)
わが仮住まいから100メートルの公園出発デモ行進に参加
[以下を再録]
随時追加「編集長日記風」(2000.10)
木村愛二の生活と意見
[以下を再録]
随時追加「編集長日記風」(2000.10)
木村愛二の生活と意見
2000.10.1.(日)
またもや10.11.ロフトプラスワン「大揉め国鉄闘争」激論を企画・司会
毎日が忙しく過ぎて行く。最近のわが愚痴は、「インターネット通信が電子空間でいかに早く伝わろうとも、調査して文章を綴る時間の方は同じで、短くならない」である。その上に、街頭演説まで始めてしまったので、ますます時間の余裕がなくなる。それなのに、またもや、なのだ。
すでに12日前の9.19には日程が確定していた下記企画を、わが日記風に綴るのが遅れた。この件に関しても、出演者などの手配の方を優先せざるを得なかった。
以下は、昨日、9.29.不破執行部に批判的な日本共産党員の一団が運営しているらしい「さざなみ通信」に送ったメールである。文中の「貴通信の国鉄闘争問題」は、別途、わがホームページ「元日本共産党『二重秘密党員』の遺言」シリーズ(その20)に全文掲載してある。
21世紀を展望する不死鳥の蘇りへの激論を提起
木村愛二です。
貴通信の国鉄闘争問題を関係者に流し、その後、7.1.臨時大会ヴィデオなどを材料にして、下記の場を企画しましたので、匿名でも結構ですから、御参加、発言下さい。
事前に当方に連絡下されば幸いです。会場で、貴通信とそれに答えたかのような赤旗論文のコピーをも配付します。
下記ロフトの企画は、10.10.発売の『噂の真相』『創』11月号に1頁広告が載ります。そこに地図も載っています。参加者の多くは、当日の新たな判決でも負ける可能性が非常に高い国労闘争団や関係者になるでしょう。21世紀を展望する不死鳥の激論を意図しています。
記:日時:10.11.(水)19:30~23:00
場所:新宿歌舞伎町コマ劇場横・林ビル地下2階ロフトプラスワン
題名:今世紀最後の闘争・どうする大揉め国鉄闘争
「7.1国労臨時大会」ヴィデオ&激論
出演:松原明(ヴィデオ上映)、国労闘争団、設楽清嗣、宮崎学、東京争議団(元議長・渡辺清次郎)、他
司会:木村愛二
(63歳。元民放労連日本テレビ労組、千代田争議団議長、東京争議団副議長など歴任)
以上。[署名略]
この10.11.ロフトプラスワン激論の企画については、上記のメール発信以前の9月27日にも、わが家から100メートルほどの「ふじ公園」で開かれた「白木屋分会」支援の集会に向けて、つぎのような書き出しのチラシを作り、百数十枚を配った。その場で、必ず参加しますと約束してくれた未知の若い男性もいた。
やあ、やあ、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ。我こそは武蔵野市西久保の住人、木村愛二なるぞ。この度、下記の酒河原にて決戦の場を企画・司会する故、21世紀に不死鳥の蘇りを期す武者修行者は、孫子曰く「正を以て合し、奇を以て勝つ」、オリンピックならぬ実戦なれば規則なし、いかなる得物にても、いかなる形相にても結構、客席参加あり、どこからでも掛かって参れ!
ついでの折り込みで地元激辛情報、これも別途、わがホームページ連載中の「武蔵野市不祥事隠し事件独自捜査」のハイライト、小金井市での同種税金横領事件の処理と武蔵野市のそれを比較し、土屋武蔵野市長を政治犯罪者、かつ詐欺共犯者と決め付けた『武蔵野市・野人1号』改題創刊号外を配布した。その都合上、「野人1号」の主旨を説明するために、上記のチラシでは、前出メールの自己宣伝の文句の「63歳」と「元民放労連日本テレビ労組」の中間に、「自他ともに独立人宣言を徹底するため本年の広島原爆投下記念日を期して『野人1号』に改号」、と入れた。この改号宣言については、「野人」の定義を含めて、多くの知人友人から質問を受けた。これは受けるぞ!
モンテローザの経営分析を引き受けてしまった
「白木屋分会」とは、今や世界で5,000店舗を目指す和風酒場、「白木屋」「魚民」チェーンを経営する成り上がり企業、「モンテローザ」の従業員の内、女性だけで結成した労働組合である。
なぜ女性だけだったのか、などの詳しい事情は知らないが、私も、これまでに何度か、三鷹駅北口で共同の支援ビラ撒きに参加したことがある。最近見たビラには「西部一般白木屋分会」とあったので、商業サービス関係を中心に組織してきた全国一般の系統かと思っていたが、それにしては不思議なことに、顔見知りの元全国金属の争議団の仲間が一生懸命に動いている。何と、全国金属の日本共産党系を中心とする「JMIU」が、従来の縄張りをはみだし、「JMIU東京西部一般支部」を結成していたのだった。
これもまた、左ギッチョンチョンの「JMIU」結成や、その上部団体の全労連結成などの事情を棚に上げれば、結構なことである。昔、イギリスでは、あらゆる職種を組織対象とするグランド・ユニオン、ワーカーズ・ユニオン、ジェネラル・ユニオンなどが、爆発的な成長を遂げたことがある。日本の全国一般はジェネラル・ユニオンの流れである。
「白木屋分会」支援組織の事務局長、松尾洋は、私が不当解雇され、1975年頃、東京地方争議団共闘会議の副議長になった当時、その東京地方争議団共闘会議でも、事務局長を務めていた。いかにも事務局長向きの気配りの良い男である。上記集会後、三鷹駅北口のモンテローザ本店の横を通るデモ行進、お定まりの二次会となった。二次会があるよの一言で私が誘った地元住民の仲間もきた。そこで、松尾は私の隣に座ったが、昔話になると、「俺の方が9日前に生まれている。兄貴なんだ」と胸を張った。25年も前に覚えた互いの生年月日を忘れずにいたのだった。松尾は理科系なのである。機械的な記憶力にも優れている。
松尾は、確か、何とか電子ソフトウェアというような社名の当時の先端産業で解雇され。その後、闘争に勝利して復帰したのだった。電算機関係の技術者だったのに、聞くと、案の定、インターネットしていない。労働組合は遅れているのだ。古いのだ。「JMIU」だなどと気取って、「金属」の狭さを広げて見せたからって、中身が変わらなければ駄目である。私は「お前は文盲だ」と言ってやった。
かなり酒が入ったところで、松尾は、昔の仲間の習慣で私を「愛ちゃん」と呼んだ。この親しげな呼び方には、やはり、魂胆が潜んでいた。「あんたは調べ屋だろ。モンテローザの経営分析やってくれないか」と言う。私は、日本テレビで調査課員だったこともがある。だから、「調べ屋」なのだ。当然、酔った勢いで、気軽に引き受けてしまった。争議団の当時にも、三菱重工など、いくつかの大企業の経営分析を、関連争議団から頼まれて引き受けたことがあるのだ。
ああ、また忙しくなるが、これも人生である。
以上で(その1)終わり。(その2)に続く。