秘書の小部屋
2008.5

 しっぽにピンクのリボン、額に青筋たててる秘書ネズミ 

秘書ネズミでちゅ。
あれこれ悩みが多いんでちゅ。
大人の水疱瘡日記
突発性難聴

2008年5月30日(金)小雨でし

今朝ベランダの発芽カボチャを数えたら18個ありました。種はまだたくさん埋まっています。何しろカボチャを調理するたびプランタにほっぽったのですから。秘書んちのベランダはカボチャの呪いに埋め尽くされるのでしょうか。2、3日留守ににして帰って来たらベランダの窓が開かなくなっていたとか、侵入しようとしたこそ泥が蔓に絡みつかれて宙づりの干物になってになっていたとか・・・おえ~考えなきゃよかった・・・

さて、昨日唐突に思い出した珍奇物件「歌のお姉さん」ですが、秘書が知らなかっただけで2年も前から話題の人だったのですね。検索したら直ぐ出てきました。

以下余所様のサイトから引用しました。あちこち省略。

NHKの「歌のお姉さん」のぶっとびアートがネットに与えた衝撃
http://japan.cnet.com/blog/0039/2006/06/06/nhk_a2fa/
(略)
本来描かれるべき「スプー」がどんなキャラなのかはNHKのサイトでご確認頂くとして、拝田さんが歌いながら描いた作品は、もはやスプーとは似ても似つかない衝撃的なキャラクターでした。
その後You Tubeに動画が流出。こちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=gmK1dIsXIoI
相方の歌のお兄さんの反応が爆笑モノです。見た瞬間噴き出してマジ笑いしています。
(略)
でもこんな大爆笑番組を放送してくれるなら、受信料も払っていいかな……とちょっと思ってしまいました。

勿論上記リンクをクリックしました。見ないでいられるか。が、

だそうです。簡単に言えば、NHKが文句言ったのでみられないよ~、ということ。これ秘書んところのSaffariだと英語表示なんですけど、WindowsのIEは日本語でした。

NHKダメじゃん。せっかく受信料払おうって気になった人↑がいるっていうのに。

が、こんな面白そうな物件をあきらめてたまるか。調べちゃる。で、あっさり出てきました。

スプー
http://www.youtube.com/watch?v=1hpEK7GRXMY
(音出ます。勤務時間中にクリックした場合の責任は取り兼ねます。)

おほほっ。でも秘書としては次の物件の方が面白いかも。

NHKの歌のお姉さんが草薙画伯を超えた件について
http://www.pochi.cc/~sasaki/chalow/2006-05-22-2.html
の中の
「ドラえもん」もすげー。
http://www.hiroiro.com/entry/164.html
(シュール。秘書、この絵好きかも。)
 注:この絵に関して、ネタかも、とか、コラかも、とのコメントもあり。

あ、そうそう。歌のお姉さんとお兄さんは、今年の4月に新人に交替してました。まさかスプー事件のせいじゃないでしょね。秘書が見た民放出演時は「元」歌のお姉さんだったでした。

2008年5月29日(木)大雨でし

一転して本日土砂降り。雨が降ることに異議はありませんが、各地で大雨による被害が心配されています。程よく降って欲しいと言いたくも、自然は人智の範囲外。

さて、我が社は昨年の夏に移転しました。ぎりぎりまで揉めてたので引っ越しの大変だったこと。思い出すと目がうるうるしてきます。大口内職しながら、「WTCビル崩壊」の徹底究明の組版しながら、片付けと梱包に精出したっけ。編集長は寝てばっかりの役立たずで秘書ぶち切れたっけ。引っ越し済んだら、編集長は夏山にお出かけしてそのまんま遭難して某県警のお世話になって、そうそう後であちこちから請求書がきたっけ・・・(思い出すだけで腹が立つ)

広いベランダががらんとしてたので、秘書はお家から土入り植物付きプランタを運んできました。毎日水をやって手入れして、緑がふさふさ、殺風景な我が社も少しは潤ってきました。カボチャの種を埋めたら葉っぱが生い茂りグリーンカーテンになりかけたのですが、秘書がちょこっと留守をした間に、水やりをサボられて、カラッカラの干物に成り果ててました・・・

秘書は大層立腹いたしまして、手入れし直そうとは考えず、そのままうっちゃりました。で、枯れ果てた葉っぱがベランダでかさこそ。プランタにお住まいだったダンゴムシのコロニーも、水を求めてさまよったのでしょうか、ベランダの隅に集まって全滅。嘆かわしい・・・

だもんで、一昨日に担いでお家に持って帰っちゃいました。土に水をまいても即底から流れ出る程、乾燥して保水力がなくなってましたので、大きなビニール袋にくるんでじゃんじゃん水をかけて1昼夜。

おお、緑の芽がむっくりもっこり。

何かと観察しますに、ゴミを始末するつもりでプランタにほっぽっていたカボチャの種から発芽してました。植物の生命力恐るべし。今朝また見たら、ぼこぼこと発芽してました。しめしめ。今年の夏はベランダカボチャが豊作だい・・・

と、秘書、夢見てうっとり。

そこへ悪魔秘書が囁きます。現実は厳しいんだよん、間引きしなきゃ実のなるほど成長しないんだよん、肥料もやらなきゃならないんだよん、買った方が手っ取り早くて安上がりだよん、と。

近頃この悪魔秘書がよく出てきます。秘書、何かの限界なのでしょうか。ずっと前から秘書の周囲にバカの壁は建ってますけど、ガラスの天井ならぬ電波の天井が覆いかぶさって来たとか・・・いよいよ危なくなったのかしらん。

危ないでいきなり思い出しました。先日テレビを見ていたら、某NHKの超健全カップル歌のお兄さんとお姉さんが民放バラエティ番組に出ていました。普段何気なくやっていることが世間常識に照らせば「変?」を判定する番組です。

お兄さんは、トイレにはパジャマを脱いで入る、なぜならトイレの匂いがついたらお布団が汚れそうで嫌、というものでした。まあ、それほど変でもありません。

で、お姉さん。宝塚出身もろNHKの見るからに清純なお姉さんは、羊のぬいぐるみの匂いをかがないと眠れないというもの。その羊のめーめーちゃんは20年を超える年代物でして、当然ボロくなっては繕ってで見た目は羊のミイラ。汗とよだれのしみ込んだその匂いがないと安心できないそうで・・・旅行にも連れて行くそうです。結婚するならめーめーちゃんと一緒だそうで・・・ そこまではまだいい。

問題は、お姉さんの痴漢撃退法。夜道で怪しい人だと思ったら、自分の方が変な人のフリをするそうです。そこまではまだいい。

その実演をテレビでやるか。にっと笑ってイィイィイィーとネジのとんだゼンマイ人形みたいにぎっくんがっくん横に飛び跳ねていくか。それを全国放送するか。

この番組見たNHKのプロデューサーだかディレクターだか、頭抱えてませんか。あと、宝塚も。

2008年5月28日(水)晴。暑い

暑いです。5月から真夏日続きでは本当の夏はどうなるのでしょう、と今から心配しても仕方ありません。なるようになります(←こういう態度がしばしば悲劇の事態を招くのじゃ)。

あまりに暑いせいか、お仕事用のXPパソコンで内職していたらあぼーんされました。InDesignでPDFに書き出していただけなのに、あっという間のアプリ終了。再度立ち上げたら、「ファイルが壊れているかもしれません。それでも開きますか?」ですと。他にどんな方法があるというのですか。開かないで丸干し、開かないで姿揚げ、開かないで筒切り、とか魚料理じゃあるまいし、開かなきゃラチがあきません。開けっ。

およっ、ファイルサイズがでかくなっています。何が起きたのでしょう。こわごわ・・・ 何がなんだかわかりません。PDFにして直ぐメール添付しますとお客様に連絡済みだったのを、慌てて取り消しました。パソコン不調につき明朝までお待ち下さいと。昨日夕方のことでした。それからそれから・・・

(大幅略)

多分大丈夫でしょう、と本日朝、PDFをメールで送りました。願わくば恐らく多分大丈夫でしょう。けど、ここのところちょんぼ続きだったから少々怖いです。無事にデータ完全復活してますように。神様仏様閻魔様稲荷様道祖神様海神に風神雷神に山の神様・・・

IT万能時代に神頼みはなかろうとおっしゃいますか。人類が営々と維持して来た神頼み体制はそう簡単には崩れません。インテリジェンスビルの竣工前にはお祓いをいたしますでしょ。羽田空港の穴守稲荷の鳥居なんぞは壊そうとすると関係者が変死するとかの噂で、戦後50年以上そのまま放置されておりましたぞ。

秘書は確固たる無神論者ではなく単なる罰当たりでありますので、都合の悪い時には都合良く即席信者になります。神仏は人の内面の問題であります。信ずるものは救われる、と昔から申します。信じる気になった時にはお救い下さい。各地の神社仏閣の賽銭箱に5円玉を投じているのは掛け金なんですから・・・

秘書本体も暑さのせいか壊れ気味です。水疱瘡以来、免疫暴走体制にはいったのか発疹があちこちぶちぶち、痒いったらありません。ネットで調べましたら、発疹対策にステロイド絶対派とステロイド絶対反対派とがありました。ステロイド絶対派には積極派慎重派他いろいろ分派がありますが省略。

これだけ分かれるのは、人間の体質が一様でなく薬への反応も様々であるためでしょう。食べ物でさえ、大多数の人には美味しい蕎麦が残念なことに命取りの劇毒になる人もいるのは良く知られた事実。

で、秘書はふと考えました。この前、お医者さんで貰ったステロイド剤が大量に残っている。あれ使ったれ・・・

ステロイド使用派にこんな記述がありました。とにかく強いステロイドで叩いて、それから弱くし、使用量も減らしていく。

ステロイド剤の強度は5段階です。薬局で処方して貰った時に効きましたら「4」でした。成績通知表と同じで5が最強です。水疱瘡を蕁麻疹と間違えられた時処方されたステロイド剤は顔用が「2」体用が「3」でした。「3」でも結構効きました。「4」は効くぞ~

と言う訳で人体実験中。

ついでにその後の「大人の水疱瘡」ネタを少々。

2ヶ月以上経過して大分薄くはなりましたが豹柄プリントがまだ残っております。腕の瘡蓋を剥いじゃったところは後悔しても遅い、くっきり跡が残っちゃった。ほとんどは色が濃いだけなので、3年後くらいには目立たないかな~。けど少々へこんでるのが2箇所。直んねえだろな~。

これから水疱瘡をやる大人のみなさん、堪え難く痒くても顔は絶対に掻きむしっちゃ駄目。半袖からはみだす腕も掻きむしっちゃ駄目。スカートからはみ出す脚も掻きむしっちゃ駄目。ステロイド剤が効くよ~(ステロイド絶対反対派は、精神統一して頑張るか、痒い痒いとわめき散らすか、今のところ対策を思いつきません。服の上から爪を横使いに動かすと少しは気が済むかも。)

2008年5月26日(月)晴。暑い

週末はあいにくの雨降りでして、秘書の大好きなフリマも中止になりました。仕方ないのでお家のお片づけ・玄関脇恐怖の収納棚編を始めましたら、いらないものが一杯しまい込んでありました。

数年前にもらったアイスケーキの発泡スチロールの入れもの。お出かけするときにお弁当を冷やして入れていこう、とか思ったのでしょうが、そんな大掛かりな外出は今時流行りません。捨ててしまえ。

お風呂とトイレが1部屋だった時に使った厚手のシャワーカーテン。シート代わりに使えるとか思ったのでしょうが、カビが生えてます。捨ててしまえ。

荷物が届いた時のプチプチパッキンも無印の大きな紙袋に3個分。ちょこっとあればいいんです。捨ててしまえ。紙袋そのものも大小100枚はあります。綺麗なのだけあればいいです。捨ててしまえ。ビニール袋にいたっては、なんでこんなにあるのさっ。プラスチックゴミを捨てる時に使えるけど、一生使う分を今持ってる必要はありません。プラスチックゴミ(包装容器)として捨ててしまえ。

あ、卑弥呼のブーツが出て来た。買った時は高かったけど、底が剥がれかけてて直さなければ履けませんが、直した所で既にデザインがダサ化していて履けましぇーん。捨ててしまお・・・

人間て、なんでこんなに無駄が多いんでしょう。捨ててしまうものなら初めから買わなきゃいいものを。でもさ、買わなきゃ買わないで、買っとけば良かったと後でぐちぐち後悔するんですね。

だいたい、生きてるって事自体が膨大な無駄だったりして・・・無駄だと知りつつ最後まで生きるのが人生なんですけどね・・・生きる意味はあるのか、なんて考え始めたら底なし沼にはまります。悩み続けたって答えが出る訳じゃ無し、悩んでばかりで一生終わっちまったらもったいない。とにかく生きましょう、って何言ってるんでしょうね。

さて、雨降りは嫌なことばかりではありません。しばらく前の雨が降り続いた日、秘書は傘をさして手袋はめてシャベル持ってお庭の土をほじくりかえしました。新聞屋さんに貰った花の種を蒔くためです。わざわざ雨の日に蒔かなくとも、とお思いでしょうが、お天気の日に蒔いたら水やりで高層階のお部屋からバケツ下げて降りてこなければなりません。そんな重労働イヤ。ざんざか雨が降ればしばらく水やりしなくて済む・・・

はたして、しばらくの間雨が降りました。その後ピカ天の日もありましたが、そんな時は意地でも水やりに行きません。人間様の水をアテにしなければ生きていけないなんぞという軟弱な植物は滅びて当然なのさ、ふん。(単に面倒くさいだけでしょうが)

ところで、5/20でちょこっと触れた秘書愛用のAdobe Goliveは4月末で開発・販売が打ち切られていました。DreamWeaverへ特別価格で乗り換えさせて下さるそうですけど、うわあ、3万近くかかります。かねて念願のDesignパッケージCS乗り換えの特別価格も14万程です。はあ。全てこの世は金次第。

この際、年金保険料全額税金化に賭けてなけなしの老後資金を取り崩しましょうか。まてよ、全額税金化した場合は財源確保で消費税が20%近くなるかもしれないから、やっぱり日々の支払い用の現金もってないと駄目か・・・

2008年5月23日(金)晴天

XPパソコンを2台ともSP3にしました。

元MEの方はすんごい調子いいです。さらにアップデートを掛けたら、AMD Processor用の更新プログラムが出てきまして、聞くところによりますと、ヒューレットパッカード社のAMD ProcessorパソコンにSP3を適用すると問題があるらしくて、秘書のはHP社製じゃないけどAMD Processorなので迷わず更新しちゃいました。結果、MEの時より快適です。

快適なんですけど、OCRを使うとたびたび固まります。なんじゃ?としばし考えまして、スキャナのドライバではないかとCanonのサイトに行きましたら大当たりでした。ここのサイトはご親切にも自動インストールをして下さいますようで、はいクリックいっぱーつ!

へ? ActiveXって何じゃ? 説明読むと怖いけど、有効にしないと先に進まないんじゃ仕方ないです。天下のCanon様ですもの阿漕なことはしませんでしょう・・・(中略) 何度もActiveXにおどされつつ、無事ドライバの更新完了。その後は今のところまったくフリーズしません。やれやれ・・・

と思ったら、もう1台のIntel入ってるパソコンが変です。アプリがたびたび操作を受け付けなくなって、とうとう印刷結果がおかしくなり始めました。同じ太さの罫線を使ってるのに、6ページと7ページで全然違う! 今日中に納品しなければならないのに、なんてこってしょ。

で、今、Intelはシステムチェックの真っ最中です。1時間程かかる筈です。終了を待つしかありませんが、ああん、直ってなかったらどうしよう~ バチが当たったかしらん。

さて、バチとは何のバチでしょう。

親不孝のバチでしょう。先日も実家でつい切れまくった秘書です。認知症老人とマジで渡り合ってどうする、とは思うのですが、秘書未熟。お母様に手玉に取られています。思えば昔から秘書はお手玉が苦手でした。(違うな)

で、実家から戻った夜、たまったお洗濯をして、干そうとしたら洗濯物から時ならぬ雪が降る。はらはらはらはらと切なく・・・ ぐっ、ティッシュペーパーを一緒に洗っちゃった。洗濯物にびっちりこびりついて、このまま乾いたら剥がすのが大変になります。へなへなと床に座り込んで、猫の蚤取りオバさんみたく指を動かす秘書。バチの大当たりじゃ。

(で、今、プリンタ不調はドライバ問題かもしれないと気づき(気づくのが遅いっ)、元MEの方でプリンタのドライバをネットで探しだしました。インストールしようとして気がつきました。元MEに入れたってしょうがない、Intel入ってるに入れなくっちゃ。まだシステムチェックがStage 5 of 5の67 percent completed.だよ・・・なんで全部英語表示なんだよ)

2008年5月22日(木)本日も晴天なり

秘書の実家の近くに家電のチェーン店があります。数年前は結構客で一杯品物も一杯でしたが、近頃は競合店が出来たためか店内が広々スッキリしています。大型駐車場を備えた新規店の方が色々あると分かっていても、歩いていける距離というのは魅力です。

先日の実家詣での際に久しぶりに行き、時計を買いました。壁掛け時計です。実家には帰省した秘書が複合する秒針の音に夜中うなされるくらい時計が一杯あります。それなのに何故秘書は時計を買ったのでしょう。しかもお高いやつです。

それはですね、お母様が「今日は何日だ?」「今日は何曜日だ?」とひっきりなしにお尋ねになるからです。いちいち口頭でお答えするのがめんどくさくなったのではありません。秘書がいる時はいいけれど、いない時は誰に聞くのでしょう。

そんなお母様のために、日付表示付きのアナログ時計を買ったのでした。最初は、日付表示のついているデジタル時計を買おうとしたのですが、現物をみて(こりゃダメだ)と思ったのです。

だって、日付表示は時刻表時の下に小さい文字です。お母様は、どれが時刻でどれが日付か、すぐ識別できなくなること請け合い。おあつらえのように普通の時計に日付がついてるのがありました。

が、日付表示のスタイルが問題。安いのは「SAT 5.17」とあります。これを「5月17日、土曜日」と読むためには、1.英語を多少なりと知っている、もしくは、2.今時の人間である、必要があります。

大多数の人には当たり前に読める「SAT 5.17」ですが、前世紀の人間記念物のようなお母様にとっては謎の文字でありましょうぞ。却下。

で、「5月17日 土」というのを買いました。日本語のは英語のより2000円も高かったです。これすなわち円高ドル安(嘘だよん)。

で、お母様が「今日は何日だ?」「今日は何曜日だ?」と聞くたびに、時計を見てと言い続けました。これで悩みが一つ減った筈。

と、ところがどっこい、どこにでもある落とし穴。

翌18日。お母様のご質問に、時計を見てたもれ、とお答えします。すると

「5月1日 8って何だ?」

へ?

「あ5月18日の8か」「あ5月13日の8か」

へ?

そうです。例のデジタル表示、数字の8と漢字の日が紛らわしい。数字の8は3にも5にも見間違えられます。日付用の漢字は少々字体(?)を変えたり苦労の跡がうかがえますが、やはり見間違え予備軍。月曜日になったら、お母様はどういう読み方をなさいますのでしょう。

英語のgrammerのぱっと思いつく日本語は「文法」です。この文法、語法という意味だけでなく、物事を読み解く方法、という意味もあるようです。絵画や映像などもそのための文法を知っているかいないかで、解釈がかなり違うとか。感動すればいいじゃん、では専門家にはなれないようです。

聞いた話ですが、アフリカで病気撲滅のため、ウイルスを媒介する蚊を退治しようと、ポスターに大きく蚊のイラストを描いたら、「これは蚊じゃないこんな大きいのは蚊じゃない」とかで、ぜんぜん役に立たなかったとか。(真偽のほど不明)

そこにある事実も、解釈の仕方を知らないと意味が分からない。世の中にごろごろしてますねえ。だから教育が必要なんですねえ。これがわかるのは、勉強しろという呪縛から逃れたあとですねえ。学生時代はさんざん授業さぼったけど、ほんとに勉強したい今になったら、授業料が高くて四苦八苦・・・

ところで、5月19日の「ことえりでフリーズ」問題、YouTubeに検証ビデオがありました。後半で空しくクリックしまくる音が聞こえたところで、笑いごとじゃないと思いつつ思わずぷっ。

http://www.youtube.com/watch?v=esB7rw9efXQ&eurl=http://netafull.net/macosx/022696.html
(MacのIEでクリックするとかたまっちゃうよ~。なんてこってしょ。Safariなら大丈夫。)

2008年5月21日(水)本日は晴天なり

真相の深層18号が早々と組み上がっています。月曜には印刷所に入れる筈でしたが、印刷費用を編集長が使い込んでいたことが判明いたしまして本日まだ秘書の手元で眠っております。あのなあ、♯♂★♀@※♭§&‡?仝〓!!!(言うだけ無駄じゃ)

さて、絵に描いたような「It's fine today.」であります。うっかり日焼け防止手袋を忘れてきましたので、外を歩くのが恐怖であります。なぜって、水疱瘡の跡に直射日光が照りつけたら醜く定着してしまいそうなんですもん。

お帽子は絶対に忘れませんが、本日は少々風が強いもので飛ばされそうです。そんな時は縫い付けておいたヒモを首に回して固定します。どうだっ。う、帽子が風にあおられて首が絞まる、苦しい~

子供の頃かぶった帽子にはゴムひもがついていました。使い込んでくると伸びるのが難点でしたが、そんな時には新しいゴムひもに取り替えます。その後いつもの癖でヒモを引っ張って放して顎にばちん、イテテ、というのは幸福な子供時代の思い出の一つです(思い出を捏造してはいけません・・・)

で、マイクテストに使われる「本日は晴天なり」は上掲の「It's fine today.」の直訳だそうであります。中高年にマイクを握らせると必ず「本日は晴天なり」をやります。もちっと気の利いた言葉はないのかね。

と思っていたら別のパターンがありました。中高年が真面目くさってマイクをにぎって「テステステス」と囁きます。初めは飼い犬の名を呼んでいるのかと思いましたが、ある日「test test test」と言っているのだと気がつきました。はあ、紛らわしい。

昔の看護婦養成学校の時間割に異様に英語の時間が多かったそうです。なぜかと原因を探ったら、当時英米の看護学校の方式をそのまま取り入れたもので、時間割もそっくりそのまま翻訳流用し、「English」を「英語」と訳したのでした。英米人にとっての「English」は、日本人なら「国語」とすべきところでありました。

で、何が言いたいのかというと、「テステステス」と囁くのは某社の某編集長であります。欧米従属がなんたらかんたらで、メールを「電子手紙」ホームページを「電網基地」はまだしもその他ことごとく奇天烈な訳語にしたがる御仁が「test test test」ですか。「試験試験試験」あるいは「試し試し試し」とでも言わんかい、やることに一貫性がないぞっ!!!!!(秘書機嫌悪し)

実は秘書、またしても発疹に襲われています。昨日手首が痒いなと思ったらポツンと発疹。指にもポツン。お家に帰ってお風呂に入ろうとしたら、お尻にポツポツポッツン、桃のようなお尻がぼこぼこしてます。

ひえ、お尻に発疹ができる病は何ざましょ。検索して見ましたが丁度いいのがありません。子供がよくかかる手足口病はお尻に発疹ができるそうですが、かなり違う気がします。もしかしてアレルギー体質になったのでしょうか。それにしてもお尻に発疹の出来るアレルギー源て何かしらん。

2008年5月20日(火)雨。社内も大雨

♪きのう髪を切りました~、そんな歌あったかな?、と昨日のあれから秘書の頭蓋骨内コンサートが始まりました。♪きのう髪を切りました 肩まで届く長い髪・・・ 

お家に帰ってから、不意に思い出しました。脳味噌を振動させて頭蓋内に響き渡るあの美声は、因幡晃さんではありませんか。秘書はあの美声に惹かれてカセットテープを買い、何度も聞きました。もう随分と昔のことです。傷心多感な乙女秘書の心に沁みる歌声でした。確か押し入れにしまってある筈。探して見ませう。ごそごそごそ・・・ 無い。

あまりに何度も聞いたのでテープが伸びてしまったような気もします。また、その頃新たな恋が芽生えて失恋歌は用済みになった気もします。相次いだ引っ越しの際に捨ててしまったのでせうか。

が、世の中、あの頃には予想もつかないくらいに進化しまして、分からないことはネット検索すればすぐでてきます。

ええと、「因幡晃」に「髪を切りました」でどうだっ。おおっ一発で出ました。

「夏にありがとう」です。
http://www.geocities.jp/marucyann1/natuniarigatou.html
(クリックするといきなりメロディが流れるよ~。仕事中にクリックしちゃダメだよ~)

昨日髪を切りました
肩まで伸びた髪だったけれど
友達は失恋でもしたんでしょうって  .
私 何も答えなかった
あの夏の想い出も
海の夕陽も砂に書いたネームも
遠くの船を見て泣いたことも
今日からみんな忘れよう

昨日髪を切りました
栗色の長い髪だったけれど
あなたの長い髪に合わせて
あの日から伸ばしたものなの
あの人がくれた白い指輪
テーブルの上に置いて
小さな恋も終わったのです
そうさみんな忘れよう

(以下略)

昭和51年6月の歌です(って、微妙に歳がばれますな)。

さて、話が変わります。秘書はホームページのお手入れをMac OS 10.3のGoliveでやっております。入力もGoliveの画面でです。

それはどういうことかと言うと、Adobeさんに見限られかけているという噂以外は普段は格別に不都合はないのですが、「ことえり」の文字パレットから記号などを入力いたしますと、たちどころにフリーズ強制終了いたします。

以前もさんざんやりましたが、昨日またやらかしました。「♪」を入れようとして、あっとい馬、じゃなくて、あっという間にGolive終了。ぐっ。思うに馬具ですが、じゃなくて、バグですが、AdobeさんとAppleさんとどっちに責任があるのか知りませんけど、Golive 6もOS 10.3も過去の遺物化してますから、今さら修正は致しませぬでしょう。

Appleさんにはディスカッションボードというユーザー交流の場があります。Macの色々をベテランユーザーが教えてくれます。秘書も随分お世話になりました。

ここのMac OS 10.5即ち最新バージョンコーナーに面白いトピックがありました。

「ことえりでフリーズ 」
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?14@15.O75vcF0CjTB.5@.f030434
(番号は出て来た順。途中飛んでます)

1.「ことえりで「はたけ」と入力し、その他の候補を選ぶとフリーズします。」

2.「本当かよとか言いながら試した馬鹿は私です。
  ほ、本当だ。強制修了も効きません。
  どうにもならずボタン長押し。
  皆様、修正されるまで試さない方が良いですよ
  って、どうやってそれを確かめんのさ!」

4.「>皆様、修正されるまで試さない方が良いですよ
  つい、試したくなってやってしまいましたが、やっぱりフリーズでした!」

5.「僕も試してみた一人です・・・
  確かにフリーズして何もきかなくなりますね。」

6.「私も地雷を踏みました(^^;」

X.「このトピックを今日発見したのですが,まだそのままなんでしょうか.
  やってみたいのをじっと我慢してますが,うー,やってみたい.」

世の中、秘書みたいな反応する人が一杯いるんですわ。って言うか、昔から馬鹿だ馬鹿だと言われ続けていた「ことえり」ですが、相変わらずすっとぼけたことをしてるんですね。

2008年5月19日(月)晴れ

♪きのう髪を切りました 肩まで届く長い髪でした・・・

という歌があった筈だとネット検索しましたが、みつかりません。メロディまで浮かんできますが、記憶違いだったんかしらん。お定まりの失恋の歌だったような気がします。

秘書、きのう髪を切りました。夜中にふと(ああもういやっ全部いやっうわあ~)と発作を起こしたのでした。無くしたのは恋ではありません。両親です。違った、良心です。秘書のお父様は無くなりましたがお母様は存命です。(ブラックユーモアかよ。笑えんぞ)

土日を実家で過ごして、我慢我慢と思いつつついお母様相手にぶち切れて、ぶち切れた後に自己嫌悪。世に認知症のお年寄りへの対処法の本はたくさんありまして、秘書も多少は読みました。怒っちゃいけない否定しちゃいけない、と高徳な方々がお書きですが、秘書は凡俗の身ゆえ、お説に従いかねるのあります。

なぜと申せば、秘書のお母様の場合ですと、認知症で何も分からなくなってるとは到底思えず、結構こ狡い駆け引きテクニックをお持ちのように思えてなりません。相手の反応をみつつゴネたり泣いたり脅したり・・・ お母様、その顔は嘘泣きでございませぬか。うえ~ん、と幼稚園児のような声を出したすぐ後で「このスイカはうまいな」とかぶりつき、飲み込んではうえ~ん、それから「昼飯は何にする?」(中略)そうですかそうですかお母様が何も分からないから(中略)全て秘書が悪いんですか(あと全部略)

ごねれば何でも言うことをきく、ということを学習させてはならない、と秘書は優しい声をだしませんでした。それは対処法としては悪いことのようです。

でもね、「死んじまった方がいい」と言うお年寄りに「死なないでくれ」と対応していると、いつまでも「死んじまった方がいい」と言い続けるそうです。

門野晴子さんの場合だと「どうぞどうぞ。どんな方法にする。ガスは近所迷惑だからやめて。火事も。刃物は痛いわよ。首吊るなら足引っ張ってあげるわ・・・」(うろ覚えにて不正確。正確に知りたい方は門野晴子さんの『老親を棄てられますか』を読んで下さい)。で、その後ぷっつり言わなくなったそうです。

秘書もつい言っちゃいました。死んじまった方がいい、と言うお母様に「どうやって死ぬの?」 飯を食わない、と言うのがお母様のお返事でした。無理無理それは無理、と妙な所で秘書一安心。だってお母様、何を食べさせても「うまいな」ですもの。

5月初頭の連休の際は、秘書ぶち切れて後味の悪いたまま戻ってきました。そう言う時には親不孝のバチが当たります。ローカル駅に着いてみれば春のダイヤ改正で大幅に運行が減ってました。1時間に2本あったのが1本・・・ することもないまま無人駅で45分待ちました。乗り継ぐ筈の始発特急には勿論間に合わず、その次の始発特急まで1時間以上待ち。貧乏性秘書がそんなに待てましょうか。10分後のぎゅう詰め特急に無理矢理乗り込みました。

1時間超の立ちっぱの果て、心身共にへろへろになってお家に帰りましたら、クレジット会社の請求書が届いてました。ふむ、と開封しますと、あれえ、ADSLコースを切り替えたのは2月なのに、まだ旧料金で請求が来てるよ。開通時もモデム不調で揉めたけど、今度は徴収ミスかい。うわあ、また余計な手続きをえんえんとさせられるのかい。泣きっ面に蜂と虻と薮蚊、弱り目に祟り目にものもらい、恥の上塗りエンボス仕上げ外断熱鉄筋補強・・・ その日は顔も洗わず寝てしまいました。(ADSLの請求はカード決済ゆえ数ヶ月遅れになっていたのでした。電話して文句言わなくて良かった)

で、髪を切った話でした。美容院に行くには遅い時間でしたので(時間があったって高くて行きません)、近所のスーパーに走り、レザーカッターを買って来て、お部屋に新聞紙を敷き詰め、まず鋏でじょきっ、カッターでジョリジョリ、後悔したってもう遅い(中略)それなりに可愛くし上がりました。

本日、外を歩いていたらお店のガラスに自分の姿が写りました。ぐっ・・・

ショートヘアの可愛い女の子の筈が、短く刈り上げてから数ヶ月たち中途半端に伸びた髪が鬱陶しいオジさん、みたいな髪型のオバさんが・・・

2008年5月16日(金)晴れ

秘書はお仕事で2台のWindowsパソコンを愛用しています。貧乏会社なのになんと贅沢な!、というのは経済学的に正しい反応ですが、1台目のは今を去る6年前に木村書店準備のため大急ぎで買ったモノでして、その頃は秘書も純情でしたので某編集長が天然記念物級のメカ音痴とも知らず編集長行きつけの店で編集長のポリシー「一番安いのをくれ」に従い、でもちびっとばかし希望も聞いてもらい、当時それなりの性能ではあるが型落ちしたブツ、つまりOSがXPに切り替わっている時にME搭載のパソコンを買ったのでした。

そのパソコンは酷使にもめげずよく働いてくれましたが、IT業界の陰謀のような開発競争の荒波は所詮乗り切れず、目一杯頑張ってもメモリは512MB以上には増やせず、CPUは850MHzゆえ、ちょいとした弾みでフリーズを繰り返すようになりました。これでは木村書店が立ち行きません。

で、かわりに登場したのはXP搭載、メモリは2GB増設可(資金不足で1GBのまんま)、CPUは3GHz超え(どうだ参ったか貧乏会社だってやる時はやるんだい)という、人によっては宝の持ち腐れと形容するよなすごいやつ。

で、それがどうしたかと言うと、ご存知のようにOSはVistaが出ました。秘書はきちんとユーザー登録してますから、特別お安くVistaにアップしてあげます、などとマイクロソフトさんからお知らせが来たりしました。

「お安く」の文字には無条件で反応する秘書。つい軽い財布を逆さにして振りつつ、買っちゃおうかな、と思いかけたのですが、待てよ、と腹の貧乏虫が知らせます。

で、Vistaの評判を調べてみますと、これがどうも芳しくない。XPあるいは2000にしとけ、という声しきりです。メンテナンスの予定を調べると、これまたXP(Pro)の方がVistaの一部バージョンより長かったり。

で、迷走して(中略)、XPをVistaにする代わりにMEパソコンを苦労と出費の末XP Pro SP2にアップグレードしたのはつい最近のこと。その元MEに昨日Windowsアップデートを掛けましたら、なんとSP3が引っかかりました。ひえ。SP3が出るなんて知らなんだ。これでXPは寿命が延びてしばらく安泰という訳ですか。さっさとインストールするべ。

(また中略)途中でお呼出しがかかって内職の納品に行ってきました。その間にインストール終わってるだろ、と思いましたのに、帰ってみれば、インストールウィザードが立ち上がっていてクリック待ち。さっさとするべ、とクリックしました。

さあ、大変。

「しばらくお待ちください」の長いこと。

あまりに待たされるので、心配になってネットでSP3の評判を調べてみましたら、「速やかにインストールできる」ですと。「パソコンによっては不具合が生じる」ですと。ぎえ。

途中で止める訳にも行きません。なるようになる、と覚悟を決めましたが、それにしても待たせます。結局1時間以上かかりました。インストール終わったけど、無事再起動するか。さあ、どうだっ。

ジャーン!

おお、おめでとうございます。さくさく動くでし。

で、本日、もう1台もSP3をインストールしてます。こっちもまた、ウィザードをクリックしてから30分以上「お待ちください」です。さっさと終わらせろなどと贅沢はいいません、とにかく無事終わって下さいまし。

(パソコンに不具合が生じたら、本日徹夜で対応しなければならなくなります。それは大層困ります。秘書は明日はまた実家詣でをいたすのです。行きたくない、という深層意識が邪魔をしませんように・・・)

PS 2台目のパソコンのインストールは45分で無事ケリがつきました。

2008年5月15日(木)晴れ

何年も前の夏のある日、秘書は避暑も兼ねて図書館に行きました。真夏の公共施設は冷房が効いていて、炎熱地獄の秘書んちとは別天地なのです。ああ涼し、と一息ついた途端、図書館のカウンターからどでかい怒鳴り声が聞こえてきました。

(さてはウチの編集長?)

前に編集長がカウンターのところで切れ上がっているのを見たことがありました。げっ、と思った秘書は即座に逃げました。営々と善良な一市民を演じて来たのに、こんなところで罵声軍団の一員と思われてはたまりません。秘書のモットーは保身第一であります。

が、その時の罵声の主は(オジさんとの境目の)兄ちゃんでした。貸し出しカードの確認とやらで、職員と揉めたようです。昨今の図書館は近隣自治体と相互貸し出し体制になっていて、隣の市の人でも借りられます。この兄ちゃんは、近くの市に引っ越して、何かの理由で住所確認が必要になったらしいです。

住所証明は自宅まで取りに行かねばならないが、「オレは今仕事の途中で忙しいんだそんなヒマあるか云々」。ちなみにお仕事は自営業のようです。職員はあくまで規則を貫こうとしているようでした・・・(中略)

さて、約1時間程して秘書は避暑も終わり本を借りて帰ろうとカウンターに行きました。げっ。

さっきのお兄ちゃんが、職員とその上司らしい人を2人並べてお説教してました。

「だいたいお前ら生意気なんだよなんたらかんたら・・・」

職員はひたすら頭を下げていました。あれから何があったのでせう。そもそも何があったのでせう。「忙しい」お兄ちゃん、1時間も説教してて大丈夫ですか。職員の方、頭下げてるのは、説教が頭上を通り過ぎるようにですか。世の中大変だ・・・

で、つい先日ですが、秘書は借りた本を担いで返しに行きました。いつも目一杯の10冊を借りて、ある程度読んだら返すことにしてますので、その日は8冊返却。で、しばらく図書館内であちこちほじくりかえして遊んで、そうして選んだ8冊を新しく借りませう。るんるんとカウンターに行きましたら「1冊余計です」の宣告。えっ? 

そんな筈は、と何を返していないか見せていただきますと、あれ、それはまとめて返した本の1冊ではありませぬか。当然、返しました、と申し上げます。職員の方は、「それでは」と棚を確認しにゆき「ありませぬ」とのこと。

秘書はちゃんと返しましたよお~。お家出る時に数えて8冊、返却カウンターで数えて8冊。

でも、お家に残っていないか確認して下さい、で新たに借りようとした本の1冊は断念です。そんな。でも、秘書は勘違いの人でもありますから、素直にお家に帰りました。でも、ないものはやっぱりない。すぐさま引き返して、さっきの人を捕まえて「ないんです返したんです」と食い下がりました。

噛み付きそうな秘書の表情が怖かったのか、あっさりと返したことにして下さいましたが、これでいいのかあ、これでいいのだ天才バカボンボン(違うぞ)。

実はこういう事故は初めてではありません。以前にも返していないと言われて棚を確認してもらったら「ありました」とかが数回。人間のやることですから、ミスが無い方がおかしい。職員も利用者もどっちも困っちゃうのだから、対策を考えてくださいまし。

で、後日談。気になって仕方ないので、次に図書館に行った時に自分で棚を探しましたら、ちゃんと並んでました。が、パソコンで検索すると行方不明扱いになっているのか表示されません。棚にありますよ、と教えてあげたいけど、こっそり持込んで返したと疑われるかもしれません。

ちゃんとあるよお、でも言えないよお、で秘書いじいじイライラ。因果な話であります。

2008年5月13日(火)曇り

アジア大陸の端っこの島国のまた端っこの都市のまた外れの市部の古いマンションの日の当たらないうら寂しい小部屋でキーボード叩いて真相の深層の組版に励んでああやんなっちゃうとついついネットサーフィンに繰り出したら真っ先に飛び込んできたのは「中国で大地震」のニュースでした。北京でも地震だと昨日の時点では混乱した情報が伝わっておりましてさては中国同時多発大災害?かとびっくりしましたが一晩あけて本日は北京はついでに揺れただけらしくて即ち北京からは情報が伝わりやすいから北京が揺れたということになっちゃったらしいです。

はあ。

マグニチュード7.8というのは大地震です。阪神大震災の時は、最初は情報が伝わらなくて亡くなった方は数人とのニュースが流れていました。が、事態が判明するにつれてどんどん死者が増えていきました。秘書は当事者ではありませんでしたが、この世の終わりかのような衝撃を受けたことを覚えています。

地震にばかりは打つ手がありません。人間にできるのはせいぜい倒壊しにくい建物を造ることくらいです。今秘書にできるのは救援募金に応じるくらいです。祈りは気休めでしかありませんが、これ以上ひどい災害が起きませんように・・・

さて、真相の深層の表紙を作ろうと、前回号のイラストレーターファイルを開いて別名保存しようとしたら「イラストレーションが保存できません」とイラストレーターがきっぱりメッセージを出しやがりました。さてはファイルが壊れているのかと別ファイルを開きましたが、またしてもきっぱり「保存できません」と断定して下さいます。

秘書は何も壊してないよ、おいっ。

こういう時はネットでお聞きします。「イラストレーションが保存できません」とそのまま検索欄に打ち込んで、えーとなになに「フォントが壊れてる」からですって。ぎえ。Windows MEまでは壊れたフォントキャッシュを捨てるのは簡単だったのですが、XPになってからは捨て方が分かりません。

以前検索したらものすごいややこしい方法が出て来たもので(しらばっくれちゃお)という何の問題解決にもならない態度を取っていたら、いつの間にかどうにかなっちゃいました。

が、今回はそうはいきません。とっとと保存しなくては次の作業ができません。お勧めの方法は「別名保存する時にフォントを埋め込まない」だそうです。「フォントを埋め込まない」と、製版所に渡す時にとても困ったりするのですが、とりあえず今は自家消費ですのでフォントは間に合ってます。それっ。

が、どっちにしろXPパソコンの動きが少々悪いです。システムチェックしとこ・・・ 

と、チェックを開始してから気づきました。1時間はかかるざます。その間仕事ができません。あれ~

仕方ないので、昨日お刺身にしたイナダのアラをとっといたのを大根と煮ることにしました。なんて勤務ざましょ、なんて事務所ざましょ。お客様から掛かって来た電話に「お世話様です~」とか言いながら鍋に味醂を足してたりするなんて。あっ生姜も入れなくっちゃと思いつつ、「3ページ目のタイトルの1に1を足して項番を1.1にするんですね」とか確認したりして。間違って「醤油も足しときますか」なんて言っちゃだめです。

イナダのアラ煮は某編集長の給食メニューです。昨日豪勢に刺身にしてやったんだから本日のメニューに文句はつけさせません(文句あるなら自分でやりなさいまし)。

ふわ~、脳味噌が緩んじゃいそ・・・

と大あくびした途端に思い出しました。秘書は本が好きです。読むのはもちろん眺めるのも。眺める本とは何ぞや。アイドルの水着写真・・・という趣味をお持ちの方は多いようですが、秘書には無縁です。

秘書が眺めてむふふ、とニンマリするのは古い本です。古いと言っても和綴じの書籍とかじゃなくて、今から30年前~位の本です。今の目で見れば、雰囲気がレトロなだけじゃなく作りが丁寧で、それを作った人間が上等に感じられたりします。

(昔から、人間は年とると「近頃は何もかも品が無くなって・・・」と嘆いていたようですが。)

で、もう古本を集めるのは止めようと思いつつ、つい昨日も覗いてしまった某BOOK OFF。昭和53年婦人之友社発行の「せんたくの本」。もちろん実用という意味ではあまり参考になりません。けど、そんなことどうでもいいです。どうせ全自動洗濯機に洗剤と一緒に放り込んで後は知らね~、で日々を過ごしている秘書ですもの、懇切丁寧に教えて下さったって右の耳穴から左へ吹き流しですよ~。

と、バカを自慢していてどうする。

ぱらぱらめくっていると、懐かしい言葉があちこちに出てきます。ハイドロサルファイト(月星ハイドロ)とかハイアライとか。そういえば昔ありましたよね。今もあるのかしらん。絹ブラウスはポリ袋に入れてベンジン2カップで洗うとか、ふんふん。洗濯機の種類は「二槽式洗たく機」に「半自動洗たく機」に「全自動洗たく機」。

半自動洗たく機? そんなのありましたか。秘書は知りませんぞ。すんげー中途半端そう。

二槽式洗たく機は今も生き残っておりますして、年寄りが愛用するようです。秘書のお母様も去年新しい二槽式洗たく機を買っていました。全自動にせい、と思いましたが、新しいものが使いこなせる年齢ではなくなっていたのですね。お母様、気づかなくてごめんなさいまし・・・(いかん、また気分がずんずん沈んでいく)。

2008年5月12日(月)曇り

お寒うございます。5月の真夏日連休の後のこの冷え込みはなんざましょ。また冬物ジャケットを引っ張りだしちゃいました。ぶえーっくしょん、ずずず・・・(懐具合が悲しいと体調まで落ち込むざます。)

先週は忙しかったです。目が回りそうに忙しい時に、しばらく前に内職した印刷物が出来上ってきました。目の前の仕事に追われて、出来上がったものを見ても達成感無し。それどころか、ちょうど水疱瘡騒ぎで熱出したり寝不足だったりの絶不良時に手がけた仕事でありましたので、ウイルスの記憶がよみがえり悪寒がします。

おそるおそる、パラパラめくってみると、ひぃーっ・・・ちょんぼしてます。こっちのとあっちのと。

気を付けていた筈なのに、最終段階で余計な改行を入れちゃいました。最後尾の1行をはみ出させちゃいました。うわあ、落ち込むでし・・・

(笑って笑って。落ち込みっぱなしだと疫病神に取り付かれるよお)

唐突ですが、「やくびょうがみ」と入力したら「疫病神」と変換されました。「厄病神」ではないのでしょうか。調べませう。以下広辞苑の受け売り。

「やくびょうがみ」(疫病神)1疫病を流行させるという神(中略)2転じて、人々に忌み嫌われる人のたとえ。
「疫病」=猛烈な伝染性の熱病(中略)

ほお、猛烈な伝染性の熱病ですか。例えば水疱瘡ですか。少なくとも秘書のは猛烈でしたもん。とっくに取り付かれちゃってたんですね。道理で・・・(以下全略。ずんずん落ち込むもので)

さて、近頃お家に帰ると留守電に一杯電話が入ってます。留守電と分かった途端に用件言わずに切っちゃう、むかつく類いの電話です。実家のお母様もよくやります。それも1時間に8~10回くらい。何の用じゃ、とこちらから電話すると、「何だったかな」とか「電話なんかしてない」とか、まあ、仕方ないかな・・・ 

じゃなくて、近頃よく入っている電話はお母様からではありません。日曜日の昨日も掛かってきました。あまり頻繁に掛かってくるので、もしかしたら?大事な電話? と気になります。出ようか、ええい大事な用ならメッセージ残せやい。

秘書んちの電話は、常時留守電+ナンバーディスプレイです。掛かって来た電話番号はしっかり記録に残ります。着信記録をさかのぼると、留守電に切り替わる直前に切ったと思われる記録も分かります。即ち、ある日の留守電2件に対し着信記録7回とか。何度も掛けるうちに学習したんでしょうね。ここんちの電話は10回鳴らすと留守電になるから9回コールでやめとこ、とか。

で、何の用じゃい。

出ていい電話か無視すべき電話か、ネットで調べちゃる。えーと、0353255505ですか。035-325-5505・・・無い。うぐっ、東京都内の局番が3桁だったのは遥かに昔のことじゃった、やあねえ、昔のことをいつまでも覚えてるなんて。

えーと、03-5325-5505ですか。どれどれ。へっ?「株式会社ブライダル 東京本社」ほ?「誠実に結婚を考えているのなら会員制のブライダル」ですと。は?

誠実でも不実でも結婚なんか考えてねえよっ!

ばーろー。どっから秘書の個人情報が漏れてんだい。言っとくけど、電話帳には載せてないからね。ああ、むかつく。電話機に機能があるなら、着信拒否にしてやるわい。

ととと、つい失礼いたしました。お上品が売り物の秘書になんてセリフを口走らせるんでしょ。嫌な電話ざますね。

過剰な個人情報対策は願い下げですけど、あるアドレスを非公開のメーリングリストにしか使わなかったのに、そのアドレスだけにいかがわしいメールが来るのは、腹立ちますわな。そのメーリングリストの管理がいい加減か、民主的な筈のメンバーに悪質なのが混じっているからか、と秘書は元々が小人物なもので猜疑心の塊になりますわな。で、とっとと退会しちまいましたがな。でも、まだ来るんです。

で、これがまたいかがわしさ具合がネジくれてます。逆援助交際だとか地元のオバちゃんはどう?とかぴちぴちギャルが待ってますとか、要するにメールのターゲットを中高年男性と断定しております。

秘書に地元のオバちゃんなんか紹介するなっ。金呉れたって得体のしれない交際組織になんか入らないぞっ・・・

で、ふと気がつきました。某メーリングリストは某編集長に無理矢理加入させられたものでした。某編集長はそこで言いたい放題暴走してましたもので、「民主的」という看板だけでは大同団結できないメンバーがいた筈・・・ もしかして秘書のアドレスは、再スタート時に揉めて加入を断られた某編集長の偽装アドレスと思われたのか知らん・・・(憶測でモノを言うのは危険です)

2008年5月7日(水)晴れ

黄金週間が過ぎ去りました。世の人々は勤労を再開いたしました。

秘書も深層のお仕事を始めます。少々原稿が足りないのですが、某編集長は発行責任者なのに、一行たりとも書く気配がありません。多量の白ページの片隅に「memo」とでも入れて発行しましょうかね、ああん?

と、あんぐり口を開けてペン回しの練習をしていたら、内職の声が掛かりました。急ぎだというので早速とりに行きましたら、大元のお客様からデータファイルがまだ届いていませんでした。

プリントアウトを見ながら入力しちゃおうかな、などと考えてはいけません。後で「データを渡したのに、なんで入力するんだ(だから間違えるんだ)」というお叱りをいただきます。

ならプリントアウトを渡す時にデータもくっつけろよ、と言いたくなりますが、お客様に楯突いては下々の民草は生きていけません。お客様は神様ではありませんが、王様のごときお偉いさんでありまして、しばしばネロやカリギュラのごとき暴君でもあります。

雑草秘書は暴風雨になぎ倒されては立ち上がり、踏みつけられては立ち上がり、たくましく生きるのです・・・(何が言いたい)

さて、連休は実家でお母様のトンデモ行動にふりまわされて受難の日々を過ごしました。その間なんど沸騰しかけたことか。いちいちを書き始めると、せっかく立ち直った気分がずんずん沈んでいくので止めときます。

そもそも5月1日に発熱したのも、(行きたくない)という洗剤意識のなせる発症かも。違う、潜在意識がなしたものかも(洗濯は好きじゃ)。

あちこちに発疹が出て来た時には一応悩みました。こんなんで実家に行って、お母様にうつしては一大事。涙を飲んで田舎行きを中止しようかと。けど、2日には平熱に戻っちゃいました。発疹も手に出来たのは強烈にかゆかったのですが、他のはしょぼん。行けない理由がなくなって、嬉しいような嬉しくないような。

今回お医者様から処方された解熱剤も下痢止めも結局全然服用しませんでした。ステロイドも4本のうち1本のみ使用。使わなくても症状が治まったということが一番の理由ですが、お医者さんによって措置が違うというのも理由です。

前に住んでいた所でお世話になっていたお医者さんは、なかなか薬を出しませんでした。熱も下痢も嘔吐も、病気になった時の正常な反応でありとめてはいけない。解熱剤はどうしてもつらい時だけにすべし、下痢や嘔吐は水分補給に気をつけるべし、抗生物質はむやみに使ってはいけない・・・ 今でもしっかり秘書の頭にしみ込んでいるのです。

薬に限らず、いろんな場面で専門家の意見がかなり違うことはしばしばありまして、一般庶民はそのたびに混乱します。曰く、野菜や果物の皮は農薬が付いているから厚く剥くべし、野菜や果物の皮は栄養豊富だからそのまま食すべし。お風呂の水は災害に備えていつも満たしておくべし、お風呂の水は小さい子が溺れることがあるので必ず抜くべし(昔育児雑誌のある号に同時掲載されていた)・・・

愛すべき一般庶民はこの連休にガソリンの値上げ騒ぎにも一喜一憂させられました。秘書は車を持っていませんのでこの騒ぎは関係ありませんでしたが、笑っちゃいたいような笑えないような。

民主主義って、こんなもんでしたっけ。もちっと高尚なような気がしてたのは錯覚でしたっけ。福田総理って、誰が選んだったんでしたっけ。

(何が言いたいんだかわからなくなりました)

2008年5月1日(木)曇り?

爽やかな5月のしょっぱなからげしょっ。

朝起きたらお腹が痛いです。吐き気もあります。冷えたかな、と熱を計ったら、ぐえっ、37.8度ありました。おまけに両手首に発疹が現れてたちまち急成長。お仕事を片付けてお医者さんに行く頃には背中も太ももも発疹だらけになりました。やっと水疱瘡が終わったと思ったのに・・・

感染性腸炎と診断されました。発疹はそのウイルスの仕業らしいです。痒いでしょう、とステロイド剤をたくさん処方されました。他に解熱剤と下痢止めも・・・

なんのバチが当たったのでしょうか・・・(続きはまた)


額に青筋たててる秘書ネズミ  額に青筋たててる秘書ネズミ  額に青筋たててる秘書ネズミ