気がついたらページが重くなってましたので、分割しました。
(秘書の小部屋2008.4からの続きです)
2008年4月7日(月) 曇り
さて、お約束の大人の水疱瘡日記を一発。
身の毛もよだつ恐怖写真もくっつけるよ~(気色悪いよ~)
インターネットで「水疱瘡」を調べるとサイトが一杯あります。個人のブログにやけに専門的な記述があるなと思ったら、要するにどっかからの丸写しだったりします。秘書はアホですから自分の体験のみにしておきます。
で、後で考えたら、事前の兆候みたいなのが一杯ありました。潜伏期間は1~2週間らしいですが、逆算して考えると3/9実家から帰る電車ですぐ近くの席にぐったりした様子のお子様がおりました。密閉車両に2時間弱、感染源はあれじゃ(と推測で断定してはいけません)
で、その後、目の奥がキリキリと痛んだり右後頭部がズキンとしたり(その部分に今回発疹がでました)、鼻と口腔内が異常乾燥したり(一瞬花粉症かと)、だるかったり(多分発熱していた筈)。そのつもりで観察すれば前駆症状らしいです。
2008年3月19日(水) ゲッ虫刺され?
朝7時に起きてみたらお腹が痒い。おへその横にぽつんと赤い点があって(ゲッ虫刺され?)。左腕にもぽつんぽつんぽつんと3箇所。
この時点では深刻度ゼロでして、ハーブの防虫剤をまかなくっちゃ、と思いつつ出勤。
それにしても痒い。トイレでふとみると、げっ、虫が増えてるみたいにお腹がぽつぽつだらけ。午後1時、ふと気づいて太ももをみると、げーっ気持ち悪い、赤い点々だらけ。さては蕁麻疹? 実は昨夜食べたお魚が、それまでは買ったことの ない出来合いのブリ照り焼きでした。安いけど大丈夫かな?とか思っていたので、原因はこいつ!の思い込みで病院へ。
発疹なら皮膚科ですが、本日皮膚科の診療は午前中で終わりました、内科で良ければ診察しますとのことで、良いも悪いもありゃしません、医者なら分かるだろ診察してくれ~(結果的には悪かった)。
ついつい蕁麻疹と口走ったばかりに、診察も蕁麻疹。抗アレルギー剤とステロイド剤がでました。
2008年3月20日(木・祝日) 発熱38℃ 発疹が全身に
運が良いのか悪いのか本日は祝日でお仕事お休み病院もお休み。じっと寝ていたけれどちっとも良くなりません。赤いのが盛り上がって全身に広がって行きます。何気なく熱を計ったら、うぐっ38度もある。眠いわけだ。痒いっ。こら、いかんわ。
2008年3月21日(金) 水疱瘡じゃない、と医者は言う。痒い、口の中が痛い
朝一で病院へ電話。皮膚科やってますか?とお尋ねもうすに、月水土の午前中だけですとのお答え。役にたたんわ。で個人病院の皮膚科へ。朝一で行ったのに、診察は11時頃。着込んでいったのに待合室で寒くってふるえがきちゃったりして。
この時点で顔は全面ぶつぶつでこわばっちゃって口角下がりっぱなし。水ぶくれで唇は垂れ下がるし、己の顔ながら(化け物じゃ)。マスク必需品。
(4/8追加:顔だけはガードせにゃならんと必死にこらえたせいで、水ぶくれはまもなく無事しぼみました。と言いつつ、唇がデロデロと垂れ下がるほどの水ぶくれが3/21だったか3/24の再受診時だったか後からでは記憶が曖昧。経過から考えて上に書いた通り3/21朝の筈)
やっと診察の番がまわって来て先生が言うことには感染症です。で、どんな病気やってる?と聞かれて、はしかと猩紅熱ならやってるんですけどと秘書。はしかでも猩紅熱でもない。水疱瘡みたいだけどやってる? わかりません。家族はやってない? 同居人がかかった時看病しました。じゃやってる筈だ。で水疱瘡却下。
じゃ、どういう病気なんですか?
こういう時医者ははっきりと言わないものなんですね。
抗アレルギー剤は継続、ステロイドは抗生物質入りに変更、他に抗生物質と解熱剤が出ました(やな組み合わせです)。土日がヤマですから、おとなしくしてなさい、ということで本日のお仕事取りやめ。お客さんに電話して泣きつきました。病名がはっきりしないと泣き落としできないので、きっぱり
「水疱瘡になりました。うつります!」
夕方、脚の発疹が大成長して真っ赤っか。痒みが強烈でステロイド剤塗っても焼け石に水、焼き芋に番茶、発疹に気休め。痒い。口の中が痛い。
(左)大根じゃありません。 (右)美女が台無し
2008年3月22日(土) 発疹増殖中。38℃発熱中。
発疹はどんどん広がってゆきます。熱は相変わらず38度。解熱剤を飲まないでおこうとおもったのに、喉が痛くて服用。(解熱剤は風邪薬で効能書き喉の痛み、とあったもので)。口の中がカミソリを食して切れまくったように痛くて、水を飲んでも滲みる。唯一口にできるのがプレーンヨーグルト。眠い。こういう時に限って田舎のお母様がひっきりなしに電話してきます。
「なんという病気だ?」「もう直ったか?」
あのね、お母様、10分やそこいらで直る訳がありませんでしょ。お願いだから寝かせておいておくれ。うるさいっ。
2008年3月23日(日) 発疹増殖中・水疱化始まり。38℃発熱継続。手足がじんじんと
土日がヤマと聞きましたが、発疹の勢いが止まりません。手足にも出始めました。痒い、そして痛い。熱は相変わらず38度くらい。ヨーグルト以外食べる気がしません。同居人がプリンを買って来てくれて大感激。
この時になって腕などの発疹が水泡らしい水泡に変化。口の中があまりに痛いので鏡でみたら、げーっ、腫れ上がって真ん中を深い亀裂が走ってぱっくり割れてて、しかもカビがはえたように真っ白。こりゃ抗生剤の仕業だわ(カンジダ菌の大暴走)。
ぱんぱんに腫れ上がった鼻の両脇が寝ている間に潰されて割れたようで、変なお汁がたらたら。両耳も寝ている間に水泡が押しつぶされたようでじくじく。おへその穴からもじくじく。ゾンビみたいで嫌だよ~。
目が痒くてたまらないのもこの頃。インターネットで見た、目に発疹ができた写真が超不気味だったので、ああはなりたくないと必死に目に触らないようにしました。どうしてもという時は、専用タオルを枕元に置いておいてごしごし。目やには出まくるし(見にくいなと思ったら、目玉にヤニがびっちりとか)、目薬をせっせとさしました。目に入ると、失明することもあるそうです。
この頃から、手の平、手指、足の裏、足指にじんじんと軽いしびれが来て不気味。
2008年3月24日(月) やっと水疱瘡と判明。「抗ウイルス剤はもう遅い」
金曜日に延期して貰った仕事のケリをつけにゃならんです。大急ぎで片付けて、また個人病院へ。水疱瘡の発疹が出ていると予告してから行ったおかげで別室に隔離されて即みてもらえました。
水疱瘡ではないと断言されたのに水疱瘡だと言って受診したせいで、先生にちょっとご不満な様子が見えました(秘書の主観)。別の患者の診察途中でもあり、さっさと切り上げたい様子なのですが、先生、先生にとっては秘書は数ある患者の一人に過ぎませんが、秘書にとって先生は唯一の救いなのです。で、しつこく質問。
「足の発疹がまだ水泡にならないのですが」と言って発疹の跡が真っ黒になった膝下をみせますと、「もう死んでる」。死んでるって、秘書本体じゃなくてウイルスがですよね。
手を見せて「まだ新しい発疹が出てくるんですが」。
この時点で先生、「抗ウイルス剤はもう遅い」そうです。やっぱ水疱瘡だったんですね。はっきりとはおっしゃいませんが。先生、訴えませんから安心して下さい。医者も人間です。こんなんで一々裁判沙汰にしてたら医者が安心して営業できなくなって、それはすなわち患者が自分の首を締めることになるんですわ(と小市民は思考します)。
従順な子羊患者の秘書は、舌が痛いと言ってさらに診てもらいます。先生も安心したのか、これは痛い筈、といたく同情してくださいまして、よく効くお薬をいただきました。アフタゾロンという口の中に直接塗るお薬です。で、他のお薬は出ませんでした。安静にしてるしかないようで。
この時点で、手足がじんじんするんですが、とまで言い出せませんでした。
先日いただいた抗生物質が少し残っていたのですが、薬剤師の方に、止める時にも最低3日間は飲んで下さいね、と言われた3日間は飲んだので、自主的に中止。それにしても喉が痛い。手持ちのポピドンヨードをシュッシュ。なんとかなるべ。
(抗ウイルス剤について後から:医者によっては、抗ウイルス剤を使うとウイルスが残って帯状疱疹になるからと処方しない人もいるそうです(ブログの受け売り)。その情報を信じるなら、今回抗ウイルス剤がでなかったのは怪我の功名? けどここまでブツブツだらけになると、後のことは後で考えるから今をなんとかしてくれ、と言いたくなりますがな。あっ、抗ウイルス剤って結構お高いらしいです。)
2008年3月25日(火) 夜中に強烈に痒くて眠れない
貧乏人はつらいよ。水泡がふえつつある中でもお仕事しなくっちゃ。せっせと入力したけど校正に自信がないよ~。ふえ~ん、お家に帰って寝たい。夜中に強烈に痒くてほとんど眠れなくて辛いよ~。
手足が相変わらずじんじんします。不気味だよ~。
(この時点では感染力大の筈です。我が社の編集長にはしつこく水疱瘡を確かにやっていることを確認しました。お客さんにも確認して「不明」との返事を貰ったので「抗体検査」を受けて下さい、抗体がなければ「予防接種して下さい」。後で気がつきましたが、抗体検査も予防接種も結構高価なものでした。請求書を回さないで下さいまし。)
2008年3月26日(水) 夜中、やっぱり強烈に痒い
午後一でお仕事納品。本日の部はこれでおしまい、とお客さんに告げて帰宅。眠い。舌の痛いのが直ってしぼんできた。赤黒くて、まるで鮮度の落ちたタン塩みたい。夜中、やっぱり強烈に痒いよ~。
手足が相変わらずじんじんします。なんなんだよ~。
2008年3月27日(木) 瘡蓋大明神に変身
お仕事がつらい。眠い痒いお家に帰って寝たい。夜寝られなくて昼も寝られないのは辛いよ~。夜中に脚が強烈につれて痛いのなんの。なんの前兆?
手足が相変わらずじんじんします。両手をすりあわせると、芥子粒を挟んでいるようなじゃりじゃりした感触。(単純ヘルペスが便乗出現しているくさい。秘書、疲れると手に良く出ます。)
瘡蓋大明神に変身したのはこの頃でしょうか。何気なく痒い耳の穴を小指で触ったら大きな耳垢に似て耳垢ではない物質がごそっずるりと出て来てぎょっ。その直後に耳の奥が痛いこと。耳鼻科に行くべきか、このぼろぼろ状態でそれはマズい、と自問自答して、耳の奥と喉とが繋がっている感触を頼りに、ひたすらポピドンヨードを喉に吹き付けました(結果的には数日後に耳の痛みが治まりました)。
瘡蓋大明神が困ったのは、鼻の処置。鼻の穴にごっそり異物が詰まった感じがありまして、鏡に写してみれば、巨大華九層だか瘡蓋だががぎっしり。掻き出したい。けど鼻の中は黄色ブドウ球菌が一杯。こいつは感染しちゃならない雑菌の親玉です。うーうー。
で、窮極の策が、ピンセットでつまみ出すこと。がさっごそっ、うわ~、気持ちいい。究極の快感じゃ。(ピンセットは消毒しましょう)
色が薄いのは照明のせいです。仕事中に撮ったもので。右端は腕
2008年3月28日(金) 家中に細かい鱗粉のようなものが落ちる
痒いのは冷やせば治まると言いますが、秘書の場合は冷えると具合が悪くなります。というか、全身に発疹ができているせいで、体温調整に難があるようで着込んでも寒くてしょうがありません。事務所なんぞ、しまい込んだストーブを持ち出してコート着て毛布にくるまって仕事してますが、背筋がぞくぞく。
だもんで、頻繁にお風呂に入ります。つっぱらかった皮膚が潤って気持ちいい。で、乳液をたっぷりぬって・・・痛いっ、滲みるよっ。
という訳で、何を塗りましょう。おおそうだ、食用のエキストラバージンオリーブオイルが・・・ぺたぺたぺた。
で、お風呂の件ですが、全部瘡蓋になるまでは入っちゃいけないとか。雑菌感染するかららしいですが、昨今のお風呂事情、昔と違います。秘書んちの風呂は清潔だい、と積極的に入浴しましたが、入るたびに瘡蓋が落ちて湯船の表面を覆い尽くして、柚子湯ならぬ瘡蓋湯・・・(気色悪い)。勿論、入浴後は即湯を抜いてごしごし洗いました。
また、瘡蓋ができた頃から、ベッドだけでなく家中に、細かい鱗粉が落ちて、掃除するたびにおがくずのようなものがちり取りにごっそり取れました。本人だから冷静でいられるもの、他人にとっては拷問のような住環境です。
手足が相変わらずじんじんします。
2008年3月29日(土) 強烈に痒くてたまりません 油塗りました
脚が強烈に痒くてたまりません。お風呂へどぼん。がさがさに荒れきった肌に皆さんは何を塗っているのでしょう、とインターネットで調べたら、オーガニックのセサミオイルですと。ふーん。
で、お風呂に入っている間に気がつきました。秘書んちのごま油は生協で買った昔ながらの圧搾法の油。これぞ究極のオーガニックセサミオイル。使ったれ。
難点は胡麻の香りが豊かなこと。でも効く気がします。ぺたぺたぺた。同居人がやって来て開口一番「胡麻臭い」。かくかくしかじかと話すに「アホか」の一言。
同居人はブツブツだらけの秘書を捕まえてお花見に行こうと言います。近所だから良いだろうと。もう感染しないだろうし、と(ホントかな?)。秘書、マスクに帽子にサングラス、手には白手袋コートの襟を立てて、と思いっきり怪しい格好でふらふらとさまよい出ました。
で、ついつい隣町の吉祥寺までバスにのってまともなオイルを買いに行こうと。バスに乗るのだけはちょっとマズいです。一種の密室ゆえ、感染力がまだ残ってるとしたら一発です。で、とことこ歩いて行きました(これがまずかった。後で地獄の苦しみに)。
オイル買いましたよ~。ナチュラルハウスのお高いやつですよ~。手袋も予備を買いましたよ~。ついで無印で欲しかった鞄も買いましたよ~。秘書はひたすら人ごみから離れて、同居人に財布ごと預けて遠隔操作しました。通りかかった人に「あ、天ぷらの匂いがする」とか言われちゃったりして。
大満足して帰ってきましたが、長時間歩いてこすれたせいか、脚が半端じゃなく痒くってう~う~。悶え苦しむ様子を同居人に思いっきり笑われました。人非人め。
で、同居人が気づきました。「脚むくんでるんじゃない?」。そう言われてしげしげとみますと、横座りしていた右足の膝下ふくらはぎに左足のかかとの跡がくっきりと陥没していました。深さ約3センチのあり地獄形状。ぎえ~。
この頃、体のあちこちのリンパ節が少々痛いことに気づきました。医者に行くべきか?行かざるべきか? どっちにしろ本日の診療時間は過ぎています。
2008年3月30日(日) 各段階の発疹混在
ごま油は体内消費に回すことにしました。体には昨日買ったお高いオイルを塗りたくって。でも、ごま油の方が効く気がするような・・・
目が痒いな、と鏡をみると、げっまぶたに水泡発見。今頃出てくるな。両手首にも細かい水泡が出現。(これは単純ヘルペスくさく、あっという間に消滅)
発疹→拡大→水泡→瘡蓋、というのが正しい水疱瘡のあり方のようですが、秘書の場合、いろんなパターンが混在しました。点から丘疹になったもののほとんど水ぶくれにならずしぼんでしまったもの(真ん中に小さいポチが残る)、いきなり水ぶくれが出現したもの、丘疹のあと巨大な水ぶくれになったもの、最初から芥子粒のような小さな水ぶくれのもの(単純ヘルペスの便乗出現ではないかと推測?)。
手足の先がじんじんと妙にしびれる感じはまだ継続してて不気味。
2008年3月31日(月) おできだよ…
じんじんとしびれた手足に細かいポチが出現。両手をすりあわせると、相変わらず芥子粒を挟んでいるようなじゃりじゃりした感触。(ほんとに単純ヘルペスくさい。疲れると手に良く出るけど、こんなに大量発生は初めて。)
で、右太もも裏に違和感があるので触ってみたら、ぐりっと巨大ぐりぐり。げっ、もしかして、おでき。そう、おでき。もう一度さわったら、ぎゃ、ぐにゅっと中身が出て、ぎえ、スプラッタ。おできよおでき、子供の頃はよくできたけど、現在の清潔抗菌社会日本にも存在したのですね。感激したいようなしたくないような。
ともかくお仕事だっちゃ。
2008年4月/1日(火) 全身が痒い。発疹の後が剥け始めてぼろぼろ
馬鹿になるほどの元気もないです。とにかく全身が痒い。この頃から手の平と手指の発疹の後が剥け始めて手がぼろぼろ。
昨日のおできは跡形もなく消滅。
2008年4月2日(水) 瘡蓋を剥いじゃった
瘡蓋を剥いてはいけません。そんなこと分かってます。けど、手はついつい。で腕の瘡蓋をはいじゃいました。片方だけにして置こうと思いつつ、気がつけば両腕とも。すんごい、すっきりしました。けど、剥いた後が痒い。しわしわだし。
2008年4月3日(木) 痒いっ
お風呂の後で一部に強烈な痒みがきて、うわあ、と残っていた最初の蕁麻疹用のステロイドを塗ったら一発で効きました。ステロイドって効く薬なんですね。感心。
近所のスーパーで「匂いのしない食用ごま油」を発見。精製してあるようで色も薄いです。早速購入して、体にぺたぺたぺた。ナチュラルハウスのオイルより格段に安くて効く気がします。初めからこれにすればよかった、と思いつつ、思わぬ落とし穴がありそうな気も。
2008年4月4日(金) 全体の赤みが薄らいで白っぽくなりつつ…
なんとなく全体の赤みが薄らいで白っぽくなり、なおりつつあるのだな、と実感。けど、両手ともパンパンに腫れ上がった後の後遺症であかぎれみたくこまかな傷が入ってガサガサで痛くて、手袋無しではいられません。
2008年4月5~6日(土日) 夜中に強烈な痒みが
かなり良くなった気がするものの、夜中に強烈な痒みが来て、やはり安眠できません。何時になったら完治するのやら。顔だって、発疹の後がまだ赤くて人前にだせないし~。手のひらも皮が剥けまくってぼろぼろ。はやくスッピンで(マスクと帽子無しで)歩きたいよ~
2008年で本日4/7日(月) うあっ痒い
うわっ手のひらが猛烈に痒い。痒みの波がきたっ。
2008年4月8日(火) 腕が異様にだるい
昨夜、夜中に右腕が異様にだるくてたまりませんでした。原因不明。リンパ節が腫れている訳でなし。朝も少々違和感あり。医者に行くべきか?
2008年4月9日(水) 発疹のあとの皮剥け無惨
4/2の写真では、膝下が比較的に綺麗ですが、実際は両足ともふくらはぎの下2分の1が真っ赤に腫れ上がり、細かくひび割れて悲惨な状態になりました。
思うに、寒い寒いと布団乾燥機をごうごうかけながら寝ていたせいで低温火傷したのではないかと。我ながらアホと反省。しかし寒い。
また、発疹の跡を早く消さなくっちゃ、とビタミンCの積極的摂取に努めまして、その成果はまだ不明ですが、副作用はばっちり現れて即ちお腹が超特急。1日1~3錠のところを5~6錠ちゅぱちゅぱぽりぽりやってました。反省。
で、本日来ました、足の裏側の皮剥け。今の所親指の裏だけですが、足裏全体にも妙な兆候があります。手みたいにぼろぼろになっちゃうのかしらん。
また、手の指の先にも細かい皮剥けがびっしり。写真では分かりにくいのですが、ぼこぼこしているのは全てミクロクレーターです。指なんぞ無事な皮膚がないくらいギッチギチにミクロなぶつぶつが出ましたもんね・・・
で、昨夜のことですが、鏡でまじまじ自分の顔を見て、鼻がブラックジャックみたくつぎはぎになっているのに気づきました。劇症中は腫れ上がったところが炭疽かと思う程真っ黒になりかなり焦りましたが、時の経過とともにはがれ落ちて元の皮膚に。の筈がはがれ落ちた後が脱色して白くなってます。げっ。
さわっちゃいけない、と思いつつ気になって気になって指をあてるとざらざらして、鼻の頭の毛穴に刺みたいなものが大量に刺さっている雰囲気。角栓とかいうもの? そう言えば鼻専用のピールとか流行ったっけ・・・塗り塗りして乾いたらぴっと剥がすと、角栓がいっぱい取れるとか・・・ セロテープでやってみよ、理屈は同じだ・・・ うわっ取れる取れる(中略)セロテープのキレッ端が10枚くらいになったところで鼻の頭が赤くなっているのに気づきました。ヤバいです(アホ)。
2008年4月24日(水) もうよそうと思いつつ・・・
一月以上経ちました。まだこんなんです。我ながら趣味の悪い・・・
2008年5月28日日(水) 豹柄プリント残ってます
2ヶ月以上経過して大分薄くはなりましたが豹柄プリントがまだ残っております。腕の瘡蓋を剥いじゃったところは後悔しても遅い、くっきり跡が残っちゃった。ほとんどは色が濃いだけなので、3年後くらいには目立たないかな~。けど少々へこんでるのが2箇所。直んねえだろな~。
これから水疱瘡をやる大人のみなさん、堪え難く痒くても顔は絶対に掻きむしっちゃ駄目。半袖からはみだす腕も掻きむしっちゃ駄目。スカートからはみ出す脚も掻きむしっちゃ駄目。ステロイド剤が効くよ~(ステロイド絶対反対派は、精神統一して頑張るか、痒い痒いとわめき散らすか、今のところ対策を思いつきません。服の上から爪を横使いに動かすと少しは気が済むかも。)(2009年4月21日追記:ステロイド剤に関して、下の方、11月19日追記と2009年4月21日追記もご覧ください)。
2008年6月19日日(木) 豹柄プリント、薄くなりました
発症から3ヶ月経過しまして、豹柄プリントが少々残っています。上の写真と同じ箇所でうっすら分かるのが3個くらい。忘れてしまいましょう。そろそろスカートはきましょう。
それより、手の爪にくっきり痕跡が残っております。大病すると、生命維持に全集中するので、枝葉末節にまでは養分が回らなくなる、というアレです。
両手の親指の爪の成長が止まって、真ん中よりやや付け根に近い所が緩やかなV字に凹んでいます。両手とも付け根に大きな発疹ができていたからな~、と思っていましたが、しげしげつくづく観察しますと、他の指爪も全部凹んでいました。
親指程ひどくはないのですが、明らかに2段腹みたいになってます。親指に近い程深くて、また左より右の方が深いのはどういう理由でしょうか。利き手は右です。
あれ以来体調不良で、あちこち発疹だらけ、というのも不可解な事実。
水疱瘡やった覚えのない中高年は、さっさと予防接種した方がよろしいようです。
2008年11月19日追記: 検診赤信号
8月末に健診を受けましたところ、ここ5年ほど「ほめてあげたいくらいにどこも悪くありません。」とお医者様に言われ続けていた結果が赤信号になりました。
LDL(悪玉)コレステロール値が基準をオーバーしました。HDL(善玉)は基準値内ですが、結果総コレステロール値がオーバー。中性脂肪値は正常です。
原因は何かとしばし悩みまして、ネットその他で調べたところ、「ステロイド剤はLDLコレステロールを増加させる」との記述を発見。しかも「知らない医者もいる」との記述も。
医学知識のない素人ゆえ断定いたしかねますが、思い返せばあれ以来体質が変わったのか8月まで発疹続きで、処方された残りのステロイド剤を結構つかっていました。
少々ひどい風邪を引きまして一週間ほどたった昨日くらいから、また発疹がぼちりぼちりと出ていますが、じっと我慢しています。
ご参考までに・・・
2009.4.16追記:
2009年4月3日の朝日新聞朝刊28面「医療」の記事「はしか抗体 大人も検査を」に次の表がありました。神戸大学の08年度新入生の抗体を検査したものです。
新聞記事の解説:(単位は%。「流行が阻止できる割合」は抗体が十分な人が全体のうちこれだけ占めれば流行が起きないとされる数値で、国立感染症研究所感染症情報センターによる)
「水疱瘡(水痘)」について本文中での言及はありませんでした。「水痘」の「流行が阻止できる割合」の欄が「?」なのは、データがないということでしょうか。まさか、1人でも患者がいたら阻止できませんよ、という意味ではないと思いますが・・・ いずれにせよ、抗体の無さではダントツ、80%台をすっとばしての94.8%です。(2009.6.25お詫びの追記:「抗体が十分な」を「抗体が不十分な」と読み違えていたことに今頃気づきました。思い込み(思い入れ?)による勘違いを反省。)どなたさまもご用心を。
2009.4.21追記:ステロイド剤に関して
なんの因果か、突発性難聴になりました。(4月21日の日記に書いてあります)
処方されたプレドニンというステロイド剤をインターネットで調べていて、気になる記述がありました。
一般的注意に
(5)水痘・麻疹……本剤を服用中に水痘(水ぼうそう),麻疹(はしか)に感染すると,致命的な経過をたどることがあるので,十分な注意が必要です。
とありました。「ステロイド」と「水疱瘡」をキーワードに検索すると様々な記事が出てきます。インターネット記事によると、お医者さんによっても処方がかなり違うようです。塗布と内服とを同レベルで論じるわけにはいかないとは思いますが、いずれにせよ、ステロイド剤の使用に関しては厳密な注意が必要なようです。自己判断での使用(および使用中止)は極めて危険だと思われます。