送信日時 :2001年 10月 8日 月曜日 4:18 PM
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『亜空間通信』35号(2001/10/08)
【NYタイムズ10.3.日号トップ記事の日本国内における情報隠蔽工作疑惑浮上】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
本通信の既報:
『亜空間通信』31号(2001/10/04)
【米国務長官パウエルがNYタイムズにテロ兆候知ってたと認め不快感示す】
akuukan-01-10-31.html
に関して追跡調査の結果、極めて重大な日本国内における情報隠蔽工作が進行中の疑惑が浮上した。
以下、まずは昨日、武蔵野市中央図書館に入荷したばかりの『ニューヨーク・タイムズ』(2001.10.3) 一面トップ記事の複写からスキャナー読み込みし、校正し、PCトランサー・プラチナで自動機械訳を施し、必要最小限の用語訂正だけしたものを紹介する。
なお、この記事は、1頁からB3頁に続く全文が300行を超える長大記事であって、以下に抜き出した部分だけでも108行ある。
緊急事態に付き日本語訳は自動機械訳に必要最小限の用語訂正だけを加えたもの。
以下、[ ] 内は木村愛二の註。
The NewYork Times
『ニューヨーク・タイムズ』
WEDNESDAY, OCTOBER 3, 2001
2001.10.3.(水曜日)
[一面の上段中央にパウエルの顔写真。横 9.2センチ、 縦 12.4 センチ。眉間に皺を 寄せた苦渋の滲む顔で右手を広げて振って記者団を説得中の感じ]
[撮影者:Stephen Drowley/The NewYork Times]
[写真説明:]
Colin L. Powell said that despite long efforts, intelligence agencies had been unable to identify targets.
コリンL.パウエルは、長い努力にもかかわらず、情報部は標的を確認することができなかったと語った
[横 2 段分の見出し]
Colin L. Powell says U.S. Had Signs, But Not Clear Ones, of Plot
アメリカ政府は計画の徴候を得ていたが鮮明なものではなかったとパウエルは語る
By JANE PERLEZ and DAVID E. SANGER
ジェーン・パーレッツとデイヴィッド・E・サンガーによる
WASHlNGTON, Oct. 2 - Secretary of State Colin L.Powell said today that the Bush administration had a "a lot of signs" that terrorists were planning attacks against the United States but extensive efforts by intelligence agencies failed to pick up enough information to stop the Sept. Il attacks on NewYork and Washington.
ワシントン10月2日に。コリンL国務長官、パウエルが語った今日そのブッシュ政府当局「サインのたくさん」を受けたそのテロリストは、9月11日を止めるのに十分な情報を拾うために失敗される情報部によって、アメリカ合衆国、しかし、大きな力への攻撃を予定していた。ニューヨークとワシントンによって攻撃。
Early this summer "there were a lot of signs that there was something going on," Secretary Powell said.
早くこの夏、「続いている何かがあったという多くの徴候が、あった」と、パウエル 長官が語った。
But we never got the fidelity and the information that we would have liked to, some warning of what did actually happen."
「しかし、我々は決して我々にはある信頼度 と情報を好んで着かなかった、実際に 発足したことの警告。」
In looking back today in an interview in his State Department suite, Secretary Powell expressed frustration that, despite a summer of warnings of possible terrorist actions against American civilian and military sites around the world, the information was not sufficient to identify the specific targets that were struck last month.
彼の国務省組合せでインタビューにおいて今日期待することでの、パウエル長官が フラストレーションを表明したことその、アメリカの一般人と世界中で据え付ける軍 事施設に対する可能なテロリストの行動の予告の夏にもかかわらず。そして、情報は 先月打たれた特定の標的を確認するのに十分でなかった。
"The intelligence agencies were trying," he said. "We were watchful throughout all of our embassy systems."
「機関が努力していた情報機関 」と、彼が語った。「我々は、我々の大使館システ ムの全てを通して注意深かった。」
Mr. Powell praised George Tenet, the director of central intelligence, a holdover from the Clinton administration.
パウエル氏は、クリントン政権から継続して在任中のジョージ・テネット、中心情報 機関の理事を賞賛した。
The House Permanent Select Committee on Intelligence is urging far-reaching changes in intelligence operations and an independent investigation into why the government did not foresee or prevent the Sept. 11 attacks.
情報機関に関する下院の常任特別委員会は、勧めている広範囲の情報機関活動と政府が9月11日の攻撃を予知しなくてあるいは、防がなかった理由の独立した調査での変化する。
[中略]
"That enemy's name is terror-Continued on Page B3
「その敵の名前は恐怖である」はページB3に続く
[中略]
The intelligence warnings about terrorist attacks that Secretary Powell discussed today were received during the spring and summer, particularly before the Fourth of July and the summit meeting of industrialized nations in Genoa, Italy, that month.
特にジェノバ、イタリア、その月の先進工業国の7月4日と首脳会談の前に、パウエ ル長官が今日議論したテロリスト攻撃についての情報機関警告は、春と夏の間に受け 取られた。
Vice president Dick Cheney referred to these reports in an hour-long interview on "Meet the Press" on Sept. 16 when he said that the government had information that a "big operation" was planned.
言及される大統領ディック・チェイニーの代わりに、彼が政府が「大きい活動」が計 画されたという情報を持つと語った9月16日によって、動いている一時間のインタビューでのこれらのレポートは、「言論界に会う」。
But, like Secretary Powell today, Mr Cheney said there was "no specific threat involving really a domestic operation."
今日パウエル長官の様に、チェイニー氏が、「本当に一定の国内の事業を含んでいる 特定の脅威でないであるとそこで語った。」
Today Secretary Powell suggested that the State Department and the intelligence agencies had been on high alert against terrorism, and had been trying, though its embassies abroad, to hone in on Mr. bin Laden's plans.
今日、パウエル長官は、その、ビン・ラディン氏の計画によってでの研ぎ澄ます関す る、海外の大使館国務省と情報部がテロリズムに対する臨戦体制によってあってと努 力していたことを示唆した。
But twice he said that the American intelligence gathering effort never came up with enough "fidelity" - - a word that seemed to suggest that they either misunderstood the signals they were receiving, or simply did not have enough specific data.
二度以外は、彼は語ったそのアメリカの情報機関 集会努力決して、彼らも彼らが受 けていた信号を誤解してあるいは、単に十分な特定の情報を持たなかったことを示唆 するようだった語対十分な「信頼度」を追いついた。
"There were a number of reports that we were worried about but that never crystallized," he said.
「決して結晶しなかった、ただし、のまわりに、我々が心配したという多くのレポート が、あった」と、彼が語った。
"There were a lot of signs that there was something going on nobody could ever get the fidelity in those reports."
「信頼度が、続いている無名の人がこれまでに着くことができた何かがあったという 徴候の、たいへん人々報告の中にあった。」
In June and early July, United States intelligence officials warned that Mr. bin Laden and al Qaeda appeared to be planning terrorist attacks against American interests.
ビン・ラディン氏とアルケイダがアメリカ人へのテロリスト攻撃を計画しているよう に見えたと警告される公務員が関心を持つ6月と最初の7月の、米国情報部で。
These warnings prompted public alerts by the administration of possible terrorist attacks timed for the Fourth of July holidays.
これらの警告は、7月4日休みに設定される可能なテロリストの攻撃の政府当局によって、公共の警報を促した。
When no attacks occurred around July 4, American intelligence officials began to assume that the immediate threat had passed.
攻撃が7月4日ごろ起こらなかったとき、アメリカの情報当局者は即時の脅威が去った と仮定し始めた。
In retrospect, some American officials say that their focus on that holiday may have been a misreading of the information they had received.
顧みれば、アメリカの当局は、その休日によって彼らの関心の対象が彼らが受けた情 報の読み違いであったかもしれないと語る。
All through June and July, the State Department released reports warning Americans that terrorist attacks were imminent in locations from the Mideast to East Asia.
6月と7月中、国務省はアメリカ人にそのテロリストの攻撃が中東から東アジアまで場 所で差し迫っていたと警告しているレポートを公表した。
In July, for example, the department warned about possible attacks against: installations in Japan and South Korea, as well as against American interests in the Arabian Peninsula.
たとえば、7月に部門が可能な攻撃について警告したことに対して:日本と、アラブ半島に対するアメリカの関心に比較して同様に、韓国での施設。
以上で引用終わり。
さて、詳しくは次回に論ずるが、以上の記者会見でのパウエルの回答は、次回に紹介する『ロサンゼルス・タイムズ』『ニューズ・ウィーク』の記事と共通しており、さらには、以下のカナダのサイト記事の裏返しの事実確認につながるものである。
glo-73.html
( に掲載の『イスラエル関与情報漏れ以後のニュース禁制 スターン・インテル(カナダ)。』)
パウエルは、もとより、上記のごとく「ビン・ラディン氏とアルケイダ」に的を絞るが、その論証については、まったく希薄な「ネットワーク」の存在を誇張するのみである。アラブ・イスラムの世界は元々商業民族が築いたものであって、「ネットワーク」の存在は当然のことである。この手法だと私もアルケイダの一員となるであろう。
さらに日本国内の問題として重要なのは、先に本通信31号で紹介した「産経」情報が、当の産経新聞に載っていないという摩訶不思議な現象である。もっとも、これは実のところ不思議でも何でもないのかもしれず、消えた理由は推測するしかない。活字だけの時代にも、初版で掲載された政治的に重要な記事が消えることは、しょっちゅうあったのである。