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『亜空間通信』604号(2003/05/25)
【ネオコンと極右ユダヤの責任を問う逆風顕在化し預言的中の好機逸さず攻撃集中】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
一般にも、戦争後の混乱、国際国内の政治構造の激変は付き物だが、今回は特に激しい。
そこで、すでに私は、本通信の602号で、以下の新方式の電網上の研究所を予告した。
giga-i(Global Information General Analysis Insititute)
国際情報総分析研(国際情報総合分析研究所)
この研究所の設立宣言は、この激しい情報洪水を、以下に捌くか、という壮大な実験への旅立ちの宣言でもある。
そこへまた早速、わが行動がいかに時宜に適したものであったかを証明するかのごとく、911事件からイラク「戦争」に掛けての事態の仕掛け人集団としてのネオコンとその背後の極右「偽イスラエル」に関する最新情報が、溢れこんできた。
そこで本号の記述には、国際情報総分析研への資料格納の第1弾として、急ぎ、資料索引の機能を付与し、英文資料の場合でも、その所在の位置のURLと題名を示すに止め、論点を極めて簡略にすることにする。
なお、私は、イラク「戦争」と括弧を付けることで、長い歴史の中での言葉としての「戦争」とは大いに違う「一方的な大量殺戮」への疑問の意味を示している。戦闘そのものは期間も短くとも、残虐性では前世紀の2度の世界大戦を凌駕するものがあり、国際的な動揺も激しかった。
私は、911以後の状況に関して、早くから、簡略に言えば「これはやりすぎ」と判断し、「満つれば欠くる世の習い」の典型であり、結果は、アメリカとその連合、鬼畜米英イスラエルの大失敗に終わるとの可能性を指摘した。
「やりすぎ」を助長する要因は、かつての日本の極右と軍部の例から考えると、非常に分かり易くなる。ある意味では有能で、最も凶暴な集団の傲り高ぶりの果ての暴走である。今回の鬼畜米英イスラエルの暴走の牽引役として、にわかに注目の的になった集団は、「ネオコン」であった。
この集団の今は亡き教祖も、現在の若手の指導者も、いわゆるユダヤ人の主流派だったし、背後の最も凶暴な「国家」は、わが呼称によれば、最悪の極右の「偽イスラエル」であった。
ネオコンを巡る最新の状況に関して私は、すでについ最近にも、未曾有の情報洪水の中で、他の問題の論評に、以下に抜粋再録する分析を付け加えて置いた。この引用も、やはりすでに「索引」である。
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aku601.html
http://asyura.com/0304/war34/msg/355.html
『亜空間通信』601号(2003/05/18)
【サウジ爆発米操作の米発記事あり同国人殺し疑う日本優等生に日本の実例515進呈】
[中略]
ついでに言えば、ネオコンとやらも、捨て駒になる可能性がある。大事なのは「体制」だけなのである。
日本の場合なら、「国体護持」であった。もともとは別の国の琉球だった沖縄が、艦砲射撃で形を変えるほど破壊され、何十万人もの「沖縄人」が死んでも、原爆を落とされて何十万人もが死んでも、「皇居」などと偉そうに言う元江戸城の片隅の「文庫」は厚い鉄板で防御されていたし、「民草」は、放って置いても、また、いくらでも生えてくるのだから、国体が護持されさえすれば、それで「結構毛だらけ猫灰だらけ」だったのである。民草さえ生えれば、軍人も軍隊も、簡単に作り直すことができるのだから、これも捨て駒である。
かつてのアメリカの「従軍記者」、シカゴ・サン紙の特派員、マーク・ゲインは、『ニッポン日記』(日本語訳書、1946年6月23日)に、以下のような皮肉な観察を連ねている。
「(戦争を)日本は抜かりなくそして長期にわたって準備した。軍、政府、「大産業」の三者が一体となって。これは重大な一点である。東条と彼に追随した若干の陰謀者だけが戦争犯罪人として責任を負うべきだとする、現在おこなわれているいろいろな努力に対してはとくに意義深いものである。東条は、神も知ろしめす、もちろん十分罪がある。しかしこの連中が、天皇から吉田以下にいたるこの連中が、正義の怒りに踊り狂って「あいつが一人で、何もかもやったんだ」と叫び廻る光景は醜態である。さらに意義深いことは、多くのアメリカ人が新しい神話を丸呑みすることが有利だということを発見したことである」(拙著『読売グループ新総帥《小林四与三次》研究』、筆名は征矢野仁、鷹書房、1982年、絶版からの再引用)
----- 引用ここまで ------------------------------
911事件以来の状況の中で、最近m急速に「主役」または「悪役」の筆頭に躍り出てきた「ネオコン」に関しては、その暴走振りを反映するように、情報が溢れ出しているが、以下の2つは、リンドン・ラルーシュ運動の電網宝庫の最新情報である。
1)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
ネオコンの教祖レオ・シュトラウスはニューヨークタイムズとルモンドの徹底調査によりペンタゴンの情報業務をしていたことが判明せり。
http://www.asyura.com/0304/war34/msg/439.html
投稿者 木村愛二 日時 2003 年 5 月 19 日 23:24:10:
ネオコンの教祖レオ・シュトラウスを頂く弟子達(シュトラウシアンズ)はニューヨークタイムズとルモンド、ニューヨーカーなどの徹底調査によりペンタゴンの情報業務をしていたことが判明せり。
The Philosopher/Leo Strauss/intelligence work for the Pentagon/5/11/Boston Globe
http://www.boston.com/dailyglobe2/131/focus/The_Philosopher%2B.shtml
The Philosopher
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
次のは、ネオコンの教祖レオ・シュトラウスの思想の源流を、ファシストとし、弟子を「悪魔の子供たち」とするものである。
2)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
Straussian 'Children of Satan'/Draws Blood/fascist "philosopher" /Leo Strauss/Leo-Cons -- A Classicist's Legacy: New Empire Buildershttp://www.larouchepub.com/other/2003/3019lar_expose_strauss.html
This article appears in the May 16, 2003 issue of Executive Intelligence Review.
----- 引用ここまで ------------------------------
この次は、早くも顕在化したネオコン集団に対するアメリカの伝統的な保守本流の動きの論評である。題して、「ネオコンに対する反乱」。
これまでは、イスラエル支持のネオコンを批判すると、「反ユダヤ主義」のレッテル貼りによる攻撃が常套化していたのだが、そこへの総反撃が始まったのである。
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.antiwar.com/justin/justincol.html
May 21, 2003REVOLT AGAINST THE NEOCONS
Backlash on the right: mainstream conservatives reject Frum purge, oppose neo-imperialism
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
さて、ここからが、驚くなかれ、6年前に形成されたばかりのネオコンの本家に当たる「偽イスラエル」の建国にまつわる1946年の「巨大醜聞」、当時のパレスチナを委任統治していたイギリスの首脳への「暗殺の脅迫」の記録の暴露である。イギリスの秘密情報機関が所持していたに違いない機密情報が、優に半世紀を超える57年後の今になって、なぜ公開されるのか。当然、イギリスの「体制」の意志を反映した動きと解釈すべきである。同主旨の2つの記事がある。
1)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
Foreign Secretary was target for assassination by Zionist groups/By July1946/independent.co.uk/MI5 papers released today show/22 May 2003http://news.independent.co.uk/uk/politics/story.jsp?story=408352
Foreign Secretary was target for assassination by Zionist groups
Files reveal terrorist plot to help achieve Jewish state and tell of struggle to unmask spy who betrayed atomic secrets
By Cahal Milmo
22 May 2003
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
2)・・・・・・・・・・
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.portal.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2003/05/22/narch122.xml&sSheet=/news/2003/05/22/ixhome.htmlThursday 22 May 2003
Jewish groups plotted to drop
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
この2つめの記事には、以下の関連情報のリンクがある。
External links
The National Archives - Public Record Office
Stern gang - Wikipedia
Irgun - Wikipedia,
Zionist 'Israeli' terrorism 1939 to 1947 - Mid East Facts
Zionist terrorism: a strategy for State-making - Muslimedia.com
Statement on Palestine by British Foreign Secretary Bevin - Jewish Virtual Library
以上の関連情報、ユダヤ人主流の極右の問題に関しては、わが電網宝庫で無料公開中の以下の拙著と拙訳書にも詳しい記述がある。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
『アウシュヴィッツの争点』
ユダヤ民族3000年の悲劇の歴史を真に解決させるために
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html
『偽イスラエル政治神話』
ナチス〈ホロコースト〉をめぐる真実とは?
イスラエル建国・パレスチナ占領の根拠は?
ただし、紙印刷の上製本を手元に持っていないと、資料索引を有効に活用して研究し、議論を深めるのは難しい。わが電網宝庫の木村書店にて販売中!
以上。