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『亜空間通信』498号(2003/03/02)
【パレスチナ国民評議会議員ライラ・ハリド来るイラク問題と中東の現代史研究会】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
現代史研究会とは何か。
昨年、2002年11月9日に、私が10月25日に発売したばかりの新編著現代史研究会が、わが「連続集中講座」の提案を受けて、中東問題に取り組み、以下の例会を開くのである。私も開始前から会場に行く。
を踏まえて、「グローバリズムとアメリカの世界戦略」の講演をしたこりゃあ、かなり危ない雰囲気じゃぞ!
しかし、虎穴に入らずんば虎児を得ず。覚悟して来られよ。
第142回現代史研究会
テーマ:イラク戦争と中東情勢
日 時: 2003年3月22日(土)
13:00~18:00
場 所: 明治大学・駿河台校舎 リバティタワー16階1166教室
JR御茶ノ水駅下車・徒歩3分
会場案内 http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html
会場費: 500円
論 者: ライラ・ハリド(パレスチナ国民評議会議員)
足立正生(通訳・映画監督)
講演:イラク問題と中東 藤田進(外語大教授)
顧 問 塩川喜信・岩田昌征・田中正司・内田 弘・生方 卓・岩田 弘・(廣松渉)
主 催: 現代史研究会
連絡先 (1) 042-384-9007
(2) 03-5368-4309(情況出版)
以下は、論者、通訳、講演者の電網情報による紹介である。
http://plaza4.mbn.or.jp/~hannichi/ekita/kousin3.html
『ゆうき凛々』第6号に掲載されたものです。浴田由紀子さんの5月13日公判での更新意見陳述より
[中略]
パレスチナ革命家であるライラ・ハリド同志の場合彼女は1970年にイスラエル、エルアル航空機をハイジャックし、ロンドンで英国警察とイスラエル保安員との奪い合いの末、英国に身柄拘束されました。彼女はその前の米国TWA航空機ハイジャックで米国からも狙われていました。しかし、その後の英国BOAC航空機ハイジャックにより解放されました。彼女はその時、起訴前の「容疑者」でした。英国政府はその後、彼女の逮捕状を出してはいません。イスラエルのみが手配しました。イスラエルが国際会議参加中の彼女の身柄を、デンマーク当局に要求した事がありますが、デンマークは「国連の会議参加者である」と引き渡しを拒否し、逆に身辺警護を行ってイスラエルの暴挙から彼女を防衛しました。現在ライラ・ハリド同志は、イスラエル政府の承認の下にパレスチナ自治区に出入りし、パレスチナ建国の要職を担っています。
http://www.loft-prj.co.jp/interview/0109/07.html
『犯された白衣』『エンドレス・ワルツ』など多くの傑作で有名な映画監督の若松孝二は、1960年代後半の政治の季節に、新宿の飲み屋にカンパに来た重信房子と偶然出会った。そして1971年、足立正生と共にカンヌ映画祭に行った後、パレスチナに渡り、当時まだ結成されたばかりの日本赤軍と合流して、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)をフィルムに収めることに成功する。その後このフィルムは『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』という映画として、若松監督、足立監督らの手により全国各地で自主上映された(その際に用いられたバスは通称「赤バス」と呼ばれた)。この自主上映は、当時、公安に徹底的にマークされると同時に、多くの若者に支持されることになった。岡本公三がこの映画に触発されたというのは有名な話であるし、映画を撮った足立正生自身も後に日本赤軍に合流したのだった。
上京後、ヤクザから映画監督になり、60年代以降のアンダーグラウンドシーンを席巻した若松監督は、なぜこの映画を撮るに至ったのか? 先月の2/20にプラスワンで行われた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』上映会で、後半に行われた鈴木邦男、平野悠らとのトークの模様を一部掲載してみたい。(文責:加藤梅造)http://www.fitweb.or.jp/~peace/history.htm
01年12月14日、師走の中、9・11事件の背景を考える講演会を開催しました。
講師は東京外語大教授の藤田進さん。専門は中東政治史です。http://www.hanmoto.com/bd/idx_d3skan4.html
第三書館
カッザーフィ●著
藤田 進●訳
以上。