※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『亜空間通信』475号(2003/01/14)
【アメリカ2重基準マハティール批判エネルギー北支援イラク攻撃ずれ込み藪睨み】
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
ああ、忙しい。目が回るか、いや、ちっとも回らない。ただ、地元の武蔵野市の市長選挙まで控えているから、本日は、過去のわが記事の抜粋紹介は避ける。
マハティールが北朝鮮とイラクの「核」問題に関するアメリカの2重基準を批判していたことだけは、論評しなかったから、指摘だけして置く。
本日は、目が回る前に、突然、「藪睨み」という言葉が、脳裏に閃いた。「複眼」とか、「眼光紙背に徹す」とか、「行間を読む」とか、「心ここにあらざれば、見えども見えず、聞けども聞こえず」とか、予備知識の蓄積がないと事態の真相が理解できないという意味の表現は、古来から沢山ある。
要するに、わが「藪睨み」予言が。次々と的中しつつあると言いたいのである。
本日、
。「破落戸の因縁」の真の狙いの一つ、 が出てきたのである。 のに、1本足の案山子、なのである。夕刻には、以下の投稿が、阿修羅戦争22掲示板に出現した。----- 引用ここから ------------------------------
http://www.asyura.com/2003/war21/msg/353.html
イラク攻撃の時期、数カ月ずれ込む可能性 [ロイター]
投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 14 日 16:42:06:[ワシントン 13日 ロイター] 新年入りしてから湾岸地域に米軍兵士数千人が増派されたものの、国際政治情勢と兵力展開の問題で米軍によるイラク攻撃の時期が数カ月ずれ込む可能性が出てきた。
米当局者と軍事専門家が明らかにした。
ある当局者はロイター通信に、戦闘可能な状態にないとしたうえで、「2月は無理だろうし、3月初めもないかもしれない。政治情勢がその頃にどうなっているかが問題だ」と語った。
複数の当局者が匿名を条件に明らかにしたところによると、イラク攻撃を延期するよう求める国際社会の圧力が日増しに強まっているうえ、戦闘が高温や砂嵐が過酷な夏期に及ぶ可能性がでてくることも問題を複雑にしている。米軍は、軍事行動が夏期に及ぶことを避けたい姿勢にある。
また、軍事アナリストは、イラク攻撃が直ちに実施されるとは予想していないとし、ブッシュ政権が新たな部隊の展開で困難に直面していると指摘する。
同アナリストによると、夏を避けて5月までに軍を引き揚げる必要があるならば、決着を付けることは出来ず、11月か12月に再びイラクに派兵することになるという。
----- 引用ここまで ------------------------------
なお、「藪睨み」を名乗る論者は非常に多い。簡単に言うと、おおむね、大手メディアの報道を疑う姿勢の言論である。
しかし、この言葉そのものの由来は、どこでも、定かには語られていない。私は、前から興味を抱いていたので、自称名探偵の余技として、今回、非常に簡略な探索を試みた。
一般に、「藪睨み」は「斜視」と同一視されているが、なぜ、藪を睨むのであろうか。藪蚊とか「藪蛇」とか、「藪から棒」とかが恐いから、斜めに見るのであろうか。どうも、おかしい。解せない。
わが「拾い物の頂き物」『広辞苑』によると、「藪医者」の「藪」は、「野巫」(やぶ)の意で当て字、医術のつたない医者」とある。「野巫」は、「いなかの巫医(ふい)、寡聞で学行の劣った禅僧のたとえ」などとある。「巫医」は、「巫(みこ)と医(くすし)、祈祷で治療する人」、となっている。
つまり、これだけから推測すると、世界中に今も沢山いる「呪術師」の類の古代から伝わる民間療法師を排斥するために、新参の偉っそうに振る舞う漢方医や西洋医学の商売人が、「意識的に嘲った」表現の可能性が、非常に高いのである。
わが「藪睨み」は、「サツ回り修行」ぐらいで鼻血ブー、「民間人」を侮る阿呆な大手メディアのサラリーマンなんぞに、まったく負けはせんのよ。素直に頭下げて教えを乞いにくれば、茶髪を撫で撫でして上げるのによ。呵々。
以上。