インターネット週刊誌 “I.eye.愛” (aiaiai!)

『憎まれ愚痴』

1999.10.29.(金)発行:「原発に死を!」特集・44号

目次


「原発に死を!」特集

今こそ「原発に死を!」のスローガンを!

 実は、通産省の資源エネルギー庁としては、国家財政危機の折からの御忠義に、1992年には「含む」と嘘を付いて、原発の電力コストは9円で「安い」と宣伝していた「関連費用」こと「バックエンド・コスト」とやらを、今度は「算入されておりませんでした」と言い出して、その分を電気料金に上乗せする法案を、年末に提出するべく準備中なのです。
 この矛盾を突いて電話し、1992年のコスト計算の根拠の情報公開を求めると、慌てましたね。オロオロして、こともあろうに、「外国の例を参考にして」などと言い出すので、「コストってのは、日本語では製造原価じゃないの。外国の例で製造原価が決まるなんて、聞いたことないね」などと、これ以上いじめちゃ悪いような気分になってしまいました。⇒全文を読む

欧州線運休。原発はもっと危険なのに?

 東京電力の場合、昨年大みそかのピークは3,145万キロワット。元旦は2,792万キロワット。水力発電のフル操業で766万キロワット。火力は3,178万万キロワット。水力と火力を合わせて3,944万キロワット。
 つまり、ご破算で願いましては、水力と火力の8割稼働で、十分に年を越せます。なのに、なぜ、「原発は止めません!」と絶叫するのでしょうか。⇒全文を読む


特別寄稿:講演記録

冤罪の構造的解明

1999.9.18.あぷゅいえ講演会 浜田寿美男氏 (花園大学教授・発達心理学専攻・甲山事件特別弁護人) ⇒全文を読む


ユーゴ戦争特集

(Playboy6)ユーゴ高官が告発する《NATO空爆》の大嘘

「『週刊プレイボーイ』(1999.10.12) 《迷走のアメリカ》第4部 『ユーゴ空爆』編第6回 《人道的》空爆の正体と再建への遠い道のりを現地取材
アメリカが狙う「コソボの独立」 市街に残る空爆の傷跡 『空爆の真実を世界に知らせたい』 誤爆を仕掛けた!?『冷戦時代の亡霊たち』
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長編連載記事

●連載:仰天!武蔵野市『民主主義』周遊記 (その23) 記者クラブを使わせぬとほざいた広報課長の「功績」

『東京新聞』(1999.10.14) 「事業目的なく実質違法」 武蔵野市の土地開発 バブル期に300億円以上損害 市民が監査請求
 武蔵野市がバブル期に、事業目的もなく市土地開発公社を通じて1件数億円に及ぶ土地取得をしたのは「実質的に違法行為であり、不当な公金支出」として同市民オンブズマン代表の木村愛二さん(62)=西久保1=が13日、土屋正忠市長に弁償を求める監査請求を行った。
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