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『亜空間通信』869号(2004/09/24)
【テレ朝「911衝撃の真相」視聴率は巨人戦凌駕で急遽27分ヴィデオ製作し量産頒布の戦いを開始】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
3年前の2001年の秋の911事件以来、私は、かなりの数の急遽の決意をして、2002年には木村書店からの出版を開始し、昨年末からは、『外交官惨殺事件の真相』を、2ヶ月で仕上げたり、その直後には、季刊『真相の深層』を創刊、略称「9・11"自作自演"真相の全貌解明!15分ヴィデオ」の製作、頒布、続いて、その原板の911 IN PLANE SITE英語版55分の複写の無料付録提供など、自分でも、これは無茶やなあ、と思うことばかりを、強行してきた。
イラク派兵違憲訴訟に、小泉レイプ事件裁判までが加わった。
単純に言えば、これは戦争であり、今は戦時なのである。いずれも、それなりの手応えがあったので、無駄な弾を撃ったとは思えない。
911事件に関しては、3周年記念日の9月11日の当日、テレビ朝日(系列放送局を含む)が放映した「ビートたけしの!こんなはずでは!!スペシャル、「9・11衝撃の真相-7つの疑惑、ブッシュ謀略説を追う」」が、関東地区の視聴率、(17.6%(全局中トップ)、関西地区では18.3%の高視聴率を記録し、今や急落中の巨人戦の視聴率を凌駕し、同じく、911事件とその後のイラク「戦争」などへの展開に対する疑惑の沸騰と、関心の高まりを、如実に示すに至った。
そこで、これまた、急遽、テレ朝「911衝撃の真相」特番と911 IN PLANE SITE英語版のハイライトからの抜粋を組み合わせ、『動画による911事件の真相解明』と題する27分ヴィデオを、パソコンで編集し、量産頒布の戦いを開始することにした。頒布は、カンパ、2,000円とする。
自動的にメールを送れるようにしてあるので、以下から申し込まれたい。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/hanbai.html
木村書店
テレ朝「911衝撃の真相」特番は、2時間枠の番組で、話の筋は混乱し、肝心のところが、ぼけている。『華氏911度』と似たようなもので、やはり、大手商業メディアの仕事である。
しかし、やはり、プロの仕事だから、そこは、「使える部分」の抜粋、編集の仕方で、結構、役に立つ。それに、音声、別の映像を加えれば、もっと良いのだが、当面は、昔の無声映画並みの「字幕」を入れることで、全体で27分の分かり易い物語に、仕立て直すことができた。
字幕の文字は、以下の1)から、9)まである。
1)動画による911事件の真相解明
その1:テレビ朝日が9月11日放映「たけしのこんなはずでは?」
使える部分の抜粋編集:木村愛二
2)ヒルトン弁護士
米民主党系大物弁護士のガセネタ(遠隔操縦説)は故意か?
3)ボーイング767型機の画像、遠隔操縦説でも突入機は旅客機
4)ところが、昨年秋にはチェコ人のヴィデオのスローモーション解析で南館突入機は特殊な構造?
5)Power Hour、アメリカ・ミシシッピー州プロダクション製作ヴィデオ
6)911 IN PLANE SITE抜粋編集:木村愛二
7)ブッシュの脅し文句:事件の直後、11月10日、国連総会で演説
911に関する難い謀略説を断じて許してはならない。
それは、犯罪者、テロリストから、
非難の矛先をそらすための悪意に満ちた嘘なのだ。
8)突入前の閃光、南館突入機は突入前にミサイルを発射していた
9)アメリカの電網雑誌記事:たけしもヒルトンも、これを知らなかったのか?
そこへまた、以下のようなアメリカの状況、『9.11委員会報告書』のヒット、ベストセラー情報が入ってきた。CIAやFBIに貧乏くじを引かせる「定番」の茶番劇の「幕引き」、蜥蜴の尻尾切りの逃げが、頓挫する可能性が、急速に高まっているのである。
これは非常に面白い状況である。10月16日(土)18:30-21:30からは、「ワールドフォーラム」と季刊『真相の深層』読者会の共催で、911真相研究会を開くことも決まった。会費は、資料代を含み、3000円にして、拙著やヴィデオを進呈することにした。会場が決まれば、改めて案内する。以下のような状況が、日本でも展開するように努力する。
ネットで無料公開の『9.11委員会報告書』、書籍版もベストセラー(HOT WIRED)
http://www.asyura2.com/0406/war60/msg/440.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 24 日 19:37:02:eWn45SEFYZ1R.http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/business/story/20040924104.html
Joanna Glasner
2004年9月20日 8:50am PTベストセラー・ランキングのノンフィクション部門で7週連続1位という事実を目の当たりにしても、出版関係者は今なお、『9.11委員会報告書』のヒットに困惑気味だ。
この本は、米国の同時多発テロに関する国家調査委員会(通称:9.11委員会)の報告書を一字一句そのままで印刷し直した、516ページにもおよぶペーパーバックだ。通常この種の本が米国民の読書リストのトップを維持することはない。しかも、この報告書は他のたいていの政府発表文書と同様に、オンラインで無料で入手可能なのだ。
それでも、委員会のウェブサイトにアクセスして報告書をダウンロードする作業よりも、10ドル程度を支払って書籍版を購入することを選んだ人は、60万人以上を数える。書籍版の公式出版元である米W・W・ノートン社にとって、これは予想外の大ヒットとなった。
報告書のオンライン公開日と同じ7月22日(米国時間)に書籍版を売り出したノートン社の広報担当者は、「この本がこれほどまで売れるとは誰も予想していなかった」と言う。同社は8月から、詳細な索引を付けたハードカバー版の販売も開始した。
『9.11委員会報告書』は、国家のきわめて重要な問題を驚くほど読みやすくまとめた文書であり、政府予算による著作物の歴史の中で独自の地位を占めることになった。さらに、オンラインでの無料配布が書籍版の売上におよぼす影響について、明確な特徴を示すケーススタディーとしての役割も果たしている。ここから教訓が1つ得られた――何かをオンラインで無料で読めるからといって、そうしたいと思う人ばかりではない。
「あれをオンラインで読む(日本語版記事)と思っただけで、私は頭がくらくらする……プリントアウトして読もうと思う人もいないだろう。いろいろ考慮すると、書籍版を買った方が安くつく」と語るのは、出版業界の市場調査サービス『イプソス・ブックトレンズ』の主任アナリストを務めるバリー・ラパポート氏。
ノートン社の広報担当者は、同社の歴史の中で、公的な文書が過去にこれほどまでに飛ぶような売れ行きを見せた例は思い当たらないという。
近年もっとも記憶に残っている例としては、1998年に出版された『スター報告書』が一時ベストセラーとなったことが挙げられる。この報告書は、クリントン大統領(当時)の不行跡に関するケネス・スター独立検察官の調査結果を、ポルノまがいの細部に至るまで時系列で記したもので、やはりオンラインで無料で入手可能だった。しかし、インターネットの接続人口が今より少なく、ブロードバンド接続も珍しかった(日本語版記事)ので、ダウンロードという選択肢は今よりも敷居の高いものだった。
今回の『9.11委員会報告書』の堅調な売れ行きは、これまで自分の著作を書籍版とオンライン版の両方の形式で発表したいと出版社に働きかけてきた作家らにとって、主張の新たな拠り所となっている。多くの出版社は、本の抜粋を無料で公開しているが、今のところ作品全体を積極的にオンラインで無償提供している出版社はほとんどない。
「従来の定説はもちろん、無料で配布すると誰も買おうとしなくなる、というものだった」と語るのは、生物学者で作家でもあるピーター・ワッツ氏。同氏は自著の版元である『トー・ブックス』に、自分の小説をオンラインで無料で公開させてくれるよう要請してきたが、受け入れられなかった。
ワッツ氏はそれでも自身のウェブサイトで短編を無料で公開しており、これまでの定説には異議を唱える。ある小説に無料でアクセスできれば、読んでみようとする人が増える。ひとたび読み始めて興味をそそられた人は、おそらく書籍版を買ってくれるだろう。
「本を丸ごと提供しても、その小説をオンラインで読みたいと思うのは、生まれつきマゾ気質の人だけだろう。ほんの数分で目が充血してくるはずだ」とワッツ氏は語る。
とはいえ、電子書籍とその閲覧用端末の業界はまだ立ち上がったばかりだ。ラパポート氏は、電子出版社がやがて、眼精疲労を大幅に和らげる技術を開発できると考えているが、現状では、本格的なミステリーをPDAやノートパソコンの画面でちまちまと送りながら読みたいと思う人は多くないと話す。だが、辞書や事典など参照のための文献やノンフィクション分野では、電子書籍への需要が高まっていくと、ラパポート氏は予測している。
誰も小説をオンラインでは読みたがらない、というフィクション分野の定説にも多少の例外が存在する。SF小説『ダウン・アンド・アウト・イン・ザ・マジック・キングダム』の著者であるコリー・ドクトロー氏によると、この作品はオンラインで無料提供を開始した2003年1月から40万回以上ダウンロードされている(日本語版記事)という。
この小説にはハードカバー版もあり、こちらも、少なくともSF作家一般の控えめな期待を上回る勢いで売れ続けているとドクトロー氏は語る。同氏の推計では、ハードカバー版で1万部近くがすでに売れており、さらにペーパーバック版で1万部以上が販売店向けに出荷されているという。
ドクトロー氏は、自著の購入者のうち何割が、事前にこの小説をインターネットでつまみ食いしたのかは明確でないとしながらも、オンラインでの無料提供が売上に貢献したと確信している。もし本の売上が散々だったとしても、同氏はなお、自分の小説をオンラインに掲載して、読者に入手しやすくすることには意味があると考えている。
「私の考えでは、これは後世に何を残すかについての、また芸術的欲求の充足についての問題になるはずだ。SFの世界に金目当てで入ってくる人は、あまり努力をしていない」とドクトロー氏は語る。
『9.11委員会報告書』に話を戻せば、ベストセラー・ランキングのノンフィクション部門でのトップの地位はそろそろ危うくなりそうだ。読者は、超党派の委員会の見解よりも、明白に特定の党派に偏った政治的主張のほうを選び始めている。『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラー・ランキングのペーパーバック・ノンフィクション部門では、『9.11委員会報告書』は9月第3週まで1位を維持しているが、『USAトゥデイ』紙のベストセラー・データベースでは、いくつかの小説と、ジョン・ケリー大統領候補の軍歴を攻撃する『アンフィット・フォー・コマンド』(司令に不適格)に水をあけられている。
[日本語版:江藤千夏/高森郁哉]
以上。